2011 10月


 
田端満2011沖縄ツアー
 
国内よりも海外で圧倒的な評価を得ているACID MOTHERS TEMPLEやZENI GEVA, AMAZON SALIVA, 20 GUILDERSなど数々のバンドやユニットで活躍中のモンスターギタリスト、田畑 満さんが沖縄に来てライブします。

 
去年、ACID MOTHERS TEMPLE & THE COSMIC INFERNOで来沖した田畑さん、今回はソロで来沖。そしてあちこちに出没して、沖縄のミュージシャンと対バン、セッションする予定です。繊細で浮遊感のある音色から芯の太いロックサウンドや歌ものまでその幅広いサウンドが魅力です。未体験の人はぜひおいで下さい。

 
各日程の沖縄の出演者も皆個性的ですてきな人たちばかりです。お楽しみに。
 
【Liveスケジュール】 田畑 満 2011沖縄ツアー
2011/11/4 @ LiveHouse Groove 浦添市勢理客 http://www.cosmos.ne.jp/~groove
      with/ NObLUE,石原岳
2011/11/5 @ cafe cello 那覇市泉崎
      with/ moritsugumi,ラキタ,石原岳
2011//11/6 @ コザ 音洞
      with/ ヨシハマショウ,DJ Shinkichi,石原岳
 
詳細は http://hakko319.tumblr.com/#11416317174
 

2011 10月


 
ワンピースも、ただ着るだけだとなんとなく寂しいお年頃。
大人なら、自分らしさを出せるアイテムをプラスしたいところ。
 

 
紺色のワンピに、
 
 
 
小物類からはヒョウ柄ストールと籠バッグをプラス。
 

Day2 
ローヒールのレースアップブーツでカジュアルダウン。
バッグ、ストール、ブーツのテイストが共通してるから、
個性的なアイテム同士でもケンカせず、仲良くまとまる。
 
 

 
少し肌寒くなったらストールからカーディガンに。
ガーリーな雰囲気に合わせてバッグもころんとした籠バッグにチェンジ。
 

Day3 
脇役アイテムを変えるだけで、ぐっとフェミニンに。
 
黒いフリンジがついているので、
夏だけでなく秋・冬も持てるかごバッグは、
サイズ感も持ち安さも抜群。
 
どこまでも歩けそうなローヒールブーツで、
過ごしやすくなった秋の沖縄散策を楽しもう。
 
 
 
お利口さんすぎて面白みにかけたコーデになりがちなワンピスタイルも、
個性的で有能な脇役アイテムがいれば、
その日の気分でカジュアルにもしっとり大人風にもアレンジできる。
 
ベースになるワンピはもちろん、質感がよくラインの綺麗なものを選んで。
主役アイテムとして、きっと長い間第一線で活躍してくれる。
 

写真・文 中井 雅代

 

2011 10月


 
repetto fair 2011.10.8.sat – 30.sun at be

 
バレエシューズのように自然と足に馴染むレペットのタウンシューズ。
ブリジッド・バルドーを夢中にしたフラットでしなやかなデザインは、女性らしさを引き立てます。新作のシューズを含めた魅力あふれるレペットアイテムをご紹介します。

 
期間中、レペット商品を¥10,000以上お買い上げごとに、¥1,000以上のbe商品をプレゼント!ぜひこの機会にご利用下さい。

 
※素材やデザインによって履き心地やサイズ感が異なります。店頭でのご試着をおすすめいたします。各種・各サイズ在庫数に限りがございます。完売の際はご了承ください。
 
HP:http://www.mixlifestyle.com/
 

2011 10月


 
「フルール・クルール」上地先生による
プリザーブドフラワークリスマスリースレッスンin コザの創作キッチン IPPEI

 
沖縄市越来に新しくOPENした隠れ家レストラン「コザの創作キッチン」でのプリザーブドフラワー
クリスマスリースレッスンを開催いたします。講師はフルール・クルール主宰上地先生です。
クリスマスにむけてのリースドア用にはもちろん、テーブルのアクセントにもなります。
初心者の方も経験者の方も楽しんで頂けるデザインになっております。
レッスンの後はコザの創作キッチンIPPEI特製コースランチでゆんたくタイムです。
イタリアンテイストを取りいれた斬新なお料理をお楽しみいただけます。
 
場所:沖縄市越来2-25-3 コザの創作キッチンIPPEI(沖縄市南インターより5分)
電話:090-4536-6492 新崎亜子
時間:10時~13時
参加費:7000円(指導料・材料費・コースランチ付き)
定員:10名様(先着順)
駐車場:15台完備
ブログ:http://heartyparty.ti-da.net/
 


 

2011 10月


 
第4回定例写真展「写真日和~色づく瞬間~」
 
30代を中心とする写真サークル:首里カメラ散歩、4回目の定例写真展です。
 
開催日:11/22(火)~11/27(日)
時間:10:00-19:00(最終日は17:00迄)
場所:那覇市民ギャラリー第三展示室(パレット久茂地6階)
ブログ:http://suikamerasanpo.ti-da.net/
 

2011 10月


 
面白かった!!
 
ステイ・フレンズって、いう甘っちょろい邦題はなんだこりゃ、なんだけど、この映画の焦点は”FRIENDS WITH BENEFITS”ま、利益のある友人関係と直訳しますが、いわゆる日本語でいうと、セックスフレンズ。セフレということ。
 
FRIENDS WITH BENEFITSって言葉、とにかく私は嫌い!!
 
全くもって意味不明!!!!!どっちなんだ?って感じじゃない?
お互いにとっての BENEFITSならOK. 
私はパスって感じだけどね。
 
と、つい興奮してしまったが映画は面白かった。
 
まず、主演の二人が美しい、そしてロケーションはLAとNY。二人とも最先端の仕事をしてサクセスフル。
これだけで条件は十分だよね。
 

 

 

 
そして、やっぱり ミラ・クニスが断然美しいし、可愛い!!!!
このひと、きてますね~。
美しさが半端でない。そして今回、この映画ではかわいらしさも爆発。もう無敵。
ジャスティン・ティンバーレイクでさえ、なぜかおっさんに見える。
 

 

 
私は、大好きなんだけどね、ジャスティン。
 
ミラ・クニスといえば、マコーレー・カルキン君の長年のGFで有名ですが、どうもすでに昨年別れているようですね。
なんかそんな予感はしてたけど(笑)
 
ジャスティン・ティンバーレイク演じるディランは、私の愛読書GQマガジンのディレクターに就任。
GQなんて、素敵すぎます。
 

 
ヘッドハンターはミラ・クニス演じるジェイミー。
こんなに魅力的で、性格もいい、仕事もできるのに、なぜか、情緒不安定といわれて、男には振られる日々。
これだけで、ありえない。
こんな彼女がふられるんだったら、振られない女に会ってみたい。
 
とりあえず二人は意気投合、FRIENDS WITH BENEFITSという形を選ぶんだけど、そんなに気があって、SEXの相性もよく、お互いシングル。
これが、このまま終わるわけないよね~。
 
まあ、とにかくすべてがお洒落です。普通の人たちじゃないセレブ感がまたいいわけよ。
やっぱりNYは楽しそうだなあ。
 
脇を固める役者もいいですよ~。
パトリシア・クラークソン、リチャード・ジェンキンス、ウディ・ハレルソン。
素晴らしい。
 

 

 

 
ちょっとSEXシーンがやたらめったら多いのが、段々、うざくなってくるんですが(笑)
 
ジャスティン・ティンバーレイクが懐かしのクリス・クロスの「JUMP」を歌うシーンは必見。私も映画館で一緒に歌ってしまった。
 

 
女子必見の映画ですよ!!
”what about friends with benefits?”(friends with benefitsなんて、どう?)
とか聞くふざけた男子にも是非観ていただきたい。
 

  

KEE


 

 
<ストーリー>
ジェイミー(ミラ・クニス)は、ニューヨークを拠点に有能な人材のヘッドハンティングを仕事にしていた。彼女は、ロサンゼルスで活躍する敏腕アート・ディレクターのディラン(ジャスティン・ティンバーレイク)をニューヨークに招待する。その目的は、彼のヘッドハンティングだったが、会話を重ねるうちに自分たちの恋愛観が似ていることに気づく。2人ともあまりに多くの恋愛で失敗を重ねてきたため、諦めることに慣れ、恋愛そのものを楽しむことができなくなっていたのだ。ジェイミーの説得で転職を決めたディランは、ニューヨークで暮らすようになる。たちまち仲の良い友達関係になる2人。お互いにまったく恋愛感情を持たずに。しかし、ある時ジェイミーがもらした“セックスしたいわ”という一言がきっかけで、2人の関係に変化が訪れる。ジェイミーとディランは、恋愛なし、感情なし、甘い言葉厳禁を条件に、セックス・フレンドとして付き合うことにしたのだ。お互いの気持ちいい部分を言い合い、余計な感情を持ち込まず、純粋にセックスを楽しむ。しかし、関係を重ねるうちに、やがて2人の間に微妙な変化が生じてくる……。

 
<キャスト>
ジャスティン・ティンバーレイク
ミラ・クニス
パトリシア・クラークソン
ジェナ・エルフマン
ブライアン・グリーンバーグ
リチャード・ジェンキンス
ウディ・ハレルソン
エマ・ストーン
ノーラン・グールド
アンディ・サムバーグ
マシ・オカ
ジェイソン・シーゲル
ショーン・ホワイト
ラシダ・ジョーンズ
 
<沖縄での上映劇場>
MIHAMA 7 PLEX+ONE(10/22〜)
098-936-7600
中頭郡北谷町美浜8-7
HP:http://www.startheaters.jp/mihama7plex
 
 

2011 10月


 
盛り上がってますね〜、NAHA ART WALK!
私も、こんな可愛い器に一目惚れしてついついやっちまいました。。
 
本当はまだまだ買いたいのがあったの・・・
それをぐっと我慢してこの二つ。
お値段なんと1つ600円!2つ合わせて1200円也!
そりゃ買っちゃうでしょ〜☆
 

 
カフェプラヌラの「昭和の食器蚤の市」、やばすぎます。
私、初日に行ってなくて良かったかも。。
こんな可愛いのがずらり勢揃いしてたら、物欲にあらがう自信ありません。
 

 
あ〜、これもいまだにあきらめきれない。。
まだ残ってないかな〜〜。。
 

 
お茶碗もそろいで欲しかったのに。。うう。。
 
長崎県の波佐見市の白山陶器、
最近はこういう花柄模様はほとんど作られていないそう。
そんな話きくと全種類買い占めたくなる〜!
 

 
量販店ではまずお目にかかれない食器の数々。
 

 
「これ、おばあちゃんちにあった〜!」
というお客さんが多いんだとか。
確かに見覚えアリ!
 

 
沖縄ではガラス物が人気らしく、
 
「出すそばから売れるという感じ。
好きな人にお嫁にもらわれて、私も嬉しい。」
 
なんて言いながらも、オーナーのちかえさん、
大好きな食器達が売れて行くの寂しいんじゃないですか〜?!
 
「好きでずっと集めていた食器だからね。
集めすぎてスゴイ量になっちゃって、今は保管も大変だし。
やっぱり使ってなんぼでしょう?
大事に使ってもらえるほうが食器も嬉しいと思うから。」
 

 
ひとしきり買物が済んだら、
濃厚ベリージュースで一息いれつつ、
ちかえさんの「器への愛」を聞くのも楽しい☆
 
器展は18日(火)まで!
お急ぎください♪
 
関連記事:Cafe プラヌラ どっしりロールケーキと新鮮な紅茶に皆トリコ。漫画喫茶のような「日常からの逃げ場」的カフェ。
 
NAHA ART WALK をもっと詳しく!
 
 

2011 10月


 
楽園民族衣装店 kitta exhibition

 
期間:2011年10月27日〜10月30日
時間:10:30〜19:00(30日のみ17:00まで)

 
衣食音の夕べ
日にち:30日(日)19:00より
音・山原楽園楽団、SAWA
食・根元きこ
※要予約 
場所:水円 http://suienmoon.exblog.jp
虹色草木染・kitta http://www.kitta-sawa.com
 

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2011 10月


 

 
ココロとカラダが温まる『Hatha Yoga × Casbah’s soup』
 
アーティストであり、ハタヨガプラクティショナーとしても活躍しているMaikoさんとCASBAH Deli&Dining(カスバ デリ&ダイニング)がコラボレーション。
ヨガと体にいいご飯をテーマにクラスを展開していきます。

 
※初心者〜中級者向け、全5回のヨガレッスンとなります。一回のみの参加も可。お気軽にご参加ください。
 
日時:2011年10月17日(月)スタート(全5回レッスン)
   第1回:10月17日 10:00 –
   第2回:10月24日 10:00 –
   第3回:10月31日 10:00 –
   第4回:11月 7日 10:00 –
   第5回:11月14日 10:00 –
所要時間:約2時間
     ヨガレッスン後にCASBAHのスープをご用意いたします
会場 : KOZY CENTRAL 2F http://foodream.ti-da.net
レッスン料 : ¥2,000 カスバのスープ+2時間無料駐車券付き
定員:20名

 
お申込み:インターネット予約フォーム https://ssl.form-mailer.jp/fms/91d4a2f1165038
     お電話 098-989-7786 (KOZY CENTRAL&CASBAH)
     各店舗店頭 CASBAH、KOZY CENTRAL、MIX life-style 

 
ヨガレッスンへご参加のお客様へ

 
・レッスン前日までにご予約ください
・ヨガマット、汗ふきタオル持参。動きやすい格好でお越し下さい
・なるべく空腹でお越し下さい
 食事を取る場合はクラスの2時間前までには食べ終えて下さい
・クラスの始まる15分前にはお越し下さい。クラス中の参加はできませんのでご了承ください
 

2011 10月


 
自分自身が産後働くことを考えたとき、
実際採用されるのは難しいだろうなと感じました。
それまで人事担当や面接官の仕事に携わった事もあったので、採用する側の気持ちもわかるんです。
 
だったら、子育て中の女性をサポートできて、
なおかつ自分が働ける場所を作ろうと思ってNPOを立ちあげました。
さらに、
産後のお母さんたちの就職先がない、それなら雇用の場を作ろう
ということでお弁当屋を作ることにしたんです。
 
弁当屋「Egg Deli(エッグデリ)」はジョブトレーニングの場なので、
長くても半年サイクルでスタッフが入れ替わります。
本格的に就職する前の「ならし就労」の職場です。
 

 

 
– – – 家に籠って家事と育児だけの日々、重度の鬱病に
 
私自身が苦労した経験が、今の仕事に繋がっています。
 
結婚を機に沖縄から神奈川に移住しました。
産後すぐにでも働きたかったけれど、それが許されない状況で。
沖縄には認可外保育園も沢山あるけれど、関東はそんなにないし金額も高かったんです。
ハローワークに相談に行くと「保育園を決めてからじゃないと就職できません」。
それで認可外保育園を探して行くと「就職先を決めてからじゃないと申し込みできないんですよ」と。
 
最初からフルタイムで働くのは厳しいから、
「パートで働いて認可外保育園に預けよう」
と考えていたのですが、
パートで頂くお給料より保育園代の方が高くなってしまう、
じゃあ一体何のために働くの?って。
 
そういうわけで神奈川にいる間は働けませんでした。
もともと働くことが大好きだったので、ストレスがたまってしまって。
家に籠って育児だけしていると、
人に求められていないというか、社会から孤立している感覚がすごくあって
漠然とした不安感に常時おそわれていて。
 
人との接触もない、結婚してから引っ越したので友達もいない、
毎日、公園と家とスーパーしか行く所がない。
公園デビューも苦労しましたし、話せる友達もいなくて、会話の相手は子供だけ。
主人も毎日帰宅が遅く、土日もいなかったり。
あとはネットの掲示板に書き込むしかない、という感じで、
結局、重度の鬱病を煩ってしまったんです。
 
自分の精神的な問題は、社会に出ることで解決できると私はわかっていたけれど、
私が外で働くことについての理解も得られなかったし、
実際、働かなくても経済的には問題なかったので「家にいたら良いじゃないか」と言われ。
それに加えて保育園の問題や他にも諸事情があり、離婚を決意しました。
二人の子供を連れて沖縄に帰り、仕事につくことにしたんです。
 

 
– – – 仕事が面白くてワーク・ライフバランスがめちゃくちゃに
 
専業主婦になる前は働いていたんですが、
ブランクが長かったので最初はすごく不安でした。
離婚当時、子供は3歳と5歳。
でも、働いていくうちに昔の感覚を取り戻してきて、
どんどん楽しくなってきたんですね。
そうやって働き続け、転職を重ね、管理職につくことができたんです。
 
役職をもらい、責任ある仕事をさせてもらうようになって、
ますます男性みたいに働き始めました。
 
当時のワーク・ライフバランスはめちゃくちゃ。
朝7時には家を出て、帰宅は日付を越えてから。
子ども達は前夫の両親に保育園へ迎えに行ってもらって、
寝てるところを私が迎えに行って。
 

 
– – – 難病にかかったことが働き方を見直すきっかけに
 
管理職になって3ヶ月経った頃、
働きすぎがたたって病気になり、入院してしまったんです。
 
これが「人食いバクテリア症」というすごく珍しい難病で、
筋肉を短時間で壊死させてしまう病気。
その病に左脚を冒されてしまったのですが、
短時間で病気が進行するものだから
気づいたら2回手術が終わってた、という感じでした。
 
1ヶ月間ICUにいたんですけど、病気のことでは一切悩みませんでした。
「どうしてこんな病気になっちゃったんだろう」とか
「自分が可哀想」とかは全く思わなかったんですけど、
とにかく、これまでのことを後悔しました。
 
仕事に没頭しすぎて何ヶ月も子供と遊んであげてなくて。
ぎゅっと抱きしめてあげることもなく、ただただ仕事だけをやっていた。
もう、後悔だらけで死ぬに死にきれないという気持ちでした。
鬱病になった時は自殺願望があって、毎日「死にたい、死にたい」と思ってたけど、
いざ病気になって死にかけたら、「絶対死にたくない!」って思いましたね。
また、仕事も途中で投げ出していたので、それも心配の種の1つでした。
 
珍しい病気だし、死に至るケースも多いのですが、
運良くこうして今も普通に生活できています。
脚を切断する話も出たし、「命は助からないだろう」とも言われていたのですが、
傷だらけですけど脚も残っています。
 
この入院が、働き方を見直すきっかけになりました。
 

 
– – – NPO法人で働き、自分も立ち上げることに
 
当時は介護関係の仕事に就いていて、
スタッフにケア方法を指導する立場だったのに、私がケアされる側になってしまって。
退院して二日後には職場復帰したんですけど、
車椅子とか松葉杖がないと歩けない状況だったんです。
すごく稀な病気で、病院の先生方にとっても初めてのケースなので予後もわからない。
そういうわけで介護関係の仕事を退職し、「難病支援センター」というNPO法人で働き始めました。
 
難病者の方の就職をサポートする仕事で、
仕事がなかなか見つからない、見つかっても継続できない、という状況が多かったのですが、
それまで携わった人事の仕事の経験も活かせるし、
自分も難病を患ったので支援される側の視点もわかる、
どうサポートしたら就職まで導けるかなという就労支援の醍醐味や面白さも体験しました。
就職につなげたときの達成感は本当に素晴らしいものでした。
 
でも、支援の結果いくらうまく履歴書がかけたり面接のコツをつかんでも、
採用するところがないと就職に繋げられないという課題が見えた時点で、その仕事の任期が終了しました。

その後、再婚して末っ子を妊娠、出産を経て再就職しようとしたときに私も同じ壁にぶつかったので、
私のような子育て中の女性をサポートする場所、
また、雇用する事業所も必要だなと思ったんです。
それを当時は見つけることができなかったので、自分で立ち上げることにしました。
 

 

 
– – – 働きたいのに働けない…そんな負のスパイラルを断ち切りたい
 
積極的に働かなくても旦那さんの給料だけで生活できる家庭も多いと思うんですが、
保育園に預けた方がこどもも集団生活に慣れるし、
いずれ子供が手を離れ、自分が一人の女性としてまた働くということを考えたら、子供が小さいうちから働きたいという女性も多い。
でも、みんな「働く場所がない」と悩んでいるんですね。
 
また、ブランクが長くて再就職する勇気が出ない方も多いです。
妊娠・出産を機に退職したケースだけでなく、
保育園に預けている間はフルタイムの仕事ができるけど、
沖縄の場合、幼稚園が小学校入学前のプレスクールみたいな感じなので、
その時に一旦仕事を辞める方も多い。
 
今は学童保育に預ける方が増えてきたけど、学童も定員がありますから。
 
キャリアを積み重ねることが難しいんです、一度中断しないといけないケースが多くて。
 
そうして一旦仕事を辞めたあとも、
小学校低学年の間は子供をみてあげたいという方もいますし、
そうなると、ブランクが10年以上空いてしまったり。
 
今はパソコンを使う職場が多いけれど、
「自分が働いていた時はパソコンが普及していなかった」
ということがネックになる方もいます。
看護師さんの場合は手書きだったカルテが電子カルテになっていたり、
採血や注射など、技術面でのブランクが心配だったり。
 
家にこもっている間に、自分自身への自信を失ってしまうケースが多いようです。
 
再就職したくて、面接をお願いしようと電話すると、
「小さいお子さんはいますか?」
と言われ、面接自体してもらえなかったりとか。
そうなると電話すること自体が怖くなってしまう。トラウマになっちゃうんですね。
 
面接までいけたとしても、
「子供が病気のときどうしますか?」
と訊かれてうまく答えられずに採用されなかったとか、
採用されたけど子供が保育園を休みがちで結局仕事を辞めざるをえなかったり。
というのも、仕事を始めたばかりでお母さんが緊張しているとそれが子供にも伝わるし、
初めての集団生活で感染症ももらいやすい。
お母さんと離れていると精神的にも不安定だし、
そういう諸々の状況が重なって熱発しやすくなるんです。
 
子供の熱発に合わせて休みがちになるのは最初はしょうがないこと。
でも、職場にはいづらくなってしまうし、
せっかく採用されたのにすぐに辞めざるを得ない場合が多いんですよね。
 
そういうことが重なると、悪循環で自信もなくなっていく。

そんな負のスパイラルを断ち切りたいという想いがありました。
子供に「ならし保育」があるように、お母さん達も「ならし仕事」が必要なんじゃないかな?って。
育児と仕事を両立するためには、最初はどうしても準備段階が必要。
それまで以上に早く起きないといけなかったり、
子供も新しい状況に慣れてないから、何をするにも予想以上に時間かかったりするので。
そこで、「エッグデリ」を立ち上げたんです。
 
半年間「ならし仕事」に携わるうちに、「働く感覚」を思い出すことができます。
その間に子供も保育園の生活に慣れ、お母さんも子供と離れて仕事をすることに慣れていく、いわゆるジョブトレーニングです。
子供が発熱したら遠慮なく休んで良い。
それでスタッフ全員が休むことになったら、お店自体をお休みにします。
頑張った分お給料をもらえるし、お金が貰えると自信に繋がるじゃないですか?
 
今、「産後弁当」というメニューもあって。
 
産後の始めのうちは、実家に帰って上げ膳据え膳で全部やってもらえるけれど、
自分の家に戻ると、初めての出産だと自分のご飯つくる時間がとれなかったり
上にお子さんがいるとさらに上の子の面倒もみないといけなかったりしますよね。
だから、お弁当を届けることでお母さん達にちょっと手抜きしてもらって自分の時間を作ったり、もっと育児に専念してもらいたいなって。
 
メニューは全部手づくり。
煮物を必ず入れたり添加物を使わないようにしたり、
お子さんと一緒に食べてもらえるための工夫もしています。
 
最近は、お母さん同士の集まりやサークルにまとめて届けることもあります。
 

 
– – – 良いことしてるひとがかっこいい車に乗ってもいいじゃないですか(笑)?
 
「相談」とか「カウンセリング」って敷居が高いと感じる方が多いみたい。
「私、悩んでます」って打ち明けにくいじゃないですか。
でも、エッグデリはお弁当を買いに来るふりをして相談に来れるんです。
「弁当屋」という看板があると敷居が低くなるでしょう?
買うついでに、働いている人もその活動も実際に見ることができるし。
「NPO」だけだとちょっと行きにくいですもんね(笑)。
 
NPOって実は沢山あって、沖縄県内の法人格のNPOだけでも480くらいある。
でも、どこにあって何をしているのかよくわからないところも多いし、
事務所も看板も出てなかったりするから、活動に興味があっても入って行きづらい。
 
だからもっと開かれた、体感できるNPOが必要なんじゃないかなって。
 
NPOって「何やってるかわからない」「怪しい」ってイメージがありますよね(笑)?
「非営利組織」なんて訳されますけど、別にお金儲けても良いんです。
株式会社みたいに分配をせず、余剰金を次の年の事業に回せば大丈夫なの。
非営利というと「お金もらっちゃいけない」とか「儲けちゃいけない」って思われちゃうんだけど、そうじゃないんです。
分配方法が違うだけで、株式会社や普通の会社と変わらない。
 
最近は「ソーシャルビジネス」という言葉も出てきて、
「良いことをする+事業を行う」という視点を持ったNPOも出て来ています。
だって、良いことしてるひとがかっこいい車に乗ってもいいじゃないですか(笑)?
 

 
– – – 育児には必ず終わりがある。一人の女性として輝いて欲しい。
 
よく、「子育て支援をしているところですか?」ってきかれるんですけどそうじゃなく、お母さん達の支援。
お母さん達が自立すると、結果として子ども達にもプラスになるという想いでやってます。
 
エッグデリで働く女性のご主人たち、共通の反応が出てるんですよ。
「働く前は化粧もせず、おしゃれもしなかったのに、
エッグデリで働くようになってから、急に奥さんが輝き始めた」って。
そういう変化を見て、また奥さんへの愛情が増したりすることもあるみたい。
 
専業主婦してるとつい自分を後回しにしがちですよね。
化粧品や洋服を買うのは最後になっちゃう。
でも、自分が頑張って働いてると、
自分へのご褒美でおしゃれしたり洋服買ったりできるようになるし、
そうするとお母さん達が綺麗になるし、表情もいきいきしてくる。
 
それを見た子供さんが
「お母さん頑張ってるの、カッコイイ」
って言ってくれたり、
子供との間にもだんだん程よい距離感ができてくるんですよね。
旦那さんとの間にも、新たな感謝の気持ちが生まれたり、
助け合いができてくるのですごく良いと思うんです。
 
色々な価値観があると思いますが、私はお母さん達はどんどん外に出て働いた方が良いと思っています。
一緒にいる時間の長さが愛情の深さじゃありません。
大事なのは濃さ。
働きに出て子供と過ごす時間が短くなっても、
その間にたっぷり愛情を注ぐことができたら問題無し。
 
「3歳児神話」とか言う人もいるでしょうし、
「子供が小さいうちに預けて働きに出るのは可哀想」というような、周りの意見に左右されることもあると思います。
 
でもね、育児って必ず終わりが来るんです。
終わってからやっと社会に出るよりも、一人の女性として働きながら育児をしてキャリアを積んで行ける人が増えたら良いなって。
そうすれば、子供が手を離れた時、お母さんが子離れに苦労せず、すぐに自分の世界を作る事ができるんじゃないかなって。
 
 
相談にいらっしゃる方と話していると、過去の私みたいな想いをしている方が多くて、重なる部分もあるんです。
上から目線で「支援をしますよ」じゃなく、
「一緒に頑張りましょうね!」という気持ちなので、
気負わずいらっしゃってください。
自分のペースでゆっくりで良いですから。
 

 
おきなわ共育(ともいく)ファンド
HP:http://www.tomoiku.eek.jp
ブログ:http://mamacafe.ti-da.net
 
Egg Deli(エッグ デリ)
那覇市首里汀良町2-21-102
080-3222-5405
open 10:30~売切れまで。
ブログ:http://eggdeli.ti-da.net
 
那覇市NPO活動支援センター
那覇市牧志3-2-10ぶんかテンブス館3F
電話 098-861-5024 
FAX 098-861-5029
開館日 月~日
open 9:00~22:00
(毎月第4水曜日は17:00まで)
HP:http://naha-npo.jp

 

2011 10月

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「てぃーがんまる展」
 
てぃーがんまるが高じてもの作りとなった4人の作品展を開催します。
やんばるの自然のなかのてぃーがんまるを存分に表現します。

 
日程:10月20日(木)~25日(火)
時間:9:00~18:00
会場:南風原文化センター(TEL098-889-7399)

 
「てぃーがんまる」とは、いじくりまわす、いたずらなどを意味する、名実共に空前の灯火となってしまったうちなーぐち。

 
以前の記事でもご紹介した、大宜味に工芸を根付かせることを目標とする私達「てぃーがんまる」は、
理由も何もない、ただ好奇心が沸いたから、ただ素材にそこにあるから、時間を忘れて無心にてぃーがんまるする、という子どもの特権を復活させたいと願い活動する工芸家のグループです。

 
小学生の親として子供たちを見ていると、子どもがする創作活動は、だれかに評価されることが前提になっていて、幅がとても狭いように感じます。好きなように、本能の赴くままに、つくったり表現したいと思っても、場所も、機会も、時間もない。(教育機関がこういうことを企画すると、「ふりかえり」をさせられちゃったりしてお勉強みたいになっちゃうしね)

 
てぃーがんまるでは、手を動かして無心に素材と格闘することがその人の浄化となるような場作りをしたい、と思い、現在思案中です。

 
まずは、グループ結成を記念して、私達らしい、大宜味らしい展示会を開催し、同じようなことを感じている人とたくさん出会えたらいいな~と思っています。

 
参加作家
照屋政行~手すき和紙ランプ

山・川・海ですごした若年期の経験と、
… 調理、農業などさまざまな職歴をランプ作りに集約し、てぃーがんまるを体現

 
山川均~やんばる材の木工作品

山・川・海で遊びつくしたのち、東京で運命の木製椅子と出会う。
山で培った勘とアイデアを生かした作品作りをする燃える男。

 
涌井~壺屋焼

海外青年協力隊、西表生活を経て、壺屋にてやちむんを修業。歴史文化担当。
てぃーがんまるを生業にできることはこの上なく幸せだが、生業であるがゆえにてぃーがんまる心を忘れてしまうことがある。

 
山上學~オリジナル陶器 

少年期に近くの空き地でてぃーがんまるして縄文土器を掘り当てる。縄文人の、合理性や効率と無縁のがんまるーごころを學びたい。
 
◆螢窯ウェブサイト:http://www.ne.jp/asahi/hotaru/ym/
◆jinjin沖縄日記: http://jinjinyo.seesaa.net/
◆おひさまスタイル「沖縄発、じんじん窯のWWOOFなくらし」: http://ohisamastyle.jp/jinjin/
 

2011 10月

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テーブルコーディネート&フラワーアレンジメント コラボレッスン
「秋の恵みに感謝して。。。」と題して

日にち:10月20日(木)
時間:12:00~15:00
場所:ホテルロイヤルオリオン 地下1F
受講料:6,500円 (花材 花器 ランチ含)
お申し込み:098-867-5019(ホテルロイヤルオリオン:担当大湾)
*お花バサミをお持ちください。

 
ブログ:ti-da blog  Aya’s  Table Style
http://ayastablestyle.ti-da.net/e3568635.html
 

2011 10月

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読谷共同食堂
「赤絵皿のフランス食堂」

 
読谷で生きる人間が
この土地で育まれた食材と
この土地で生まれたうつわを使って
不定期に食堂を開いてます。

 

開催日:2011年12月23日、24日
時間:両日共に17:00~、20:00~

会費:8000円/お一人様
内容:コース料理7~8品
   ウェルカムドリンクと
   食後のコーヒーまたは紅茶を含みます。
場所:読谷村都屋448-1(島やさい食堂てぃーあんだ)
ブログ:http://kyoodoo.exblog.jp