2012 9月


 
塩の知識を学んだあと、塩を使った発酵食品「塩麹」を、お好きな塩2種類を選んで作る講座です。
自分だけのオリジナル塩麹を作ることができます。塩麹レシピ付き。
  
開催日:2012年9月23日(日)
時間:10時~12時
場所:沖縄県男女共同参画センターてぃるる 会議室3
ブログ:http://blog.saltcoordinator.jp
HP:http://saltcoordinator.jp
問い合わせ:社団法人日本ソルトコーディネーター協会 ソルトコーディネーター青山志穂
EMAIL info@saltcoordinator.jp
TEL 080-3378-4055
 

 

2012 9月

ひみつのアッコちゃん
 
「テクマクマヤコン・・」の呪文が懐かしい!!
 
若者にはわからないだろうなあ。
 
私が観ていたアニメも、おそらく再放送だとおもわれるけど。
 
映画版、なぜ今更?な感はありましたが、観てきましたよ。面白かったです。
 
見どころ
 
①綾瀬はるかが、めちゃくちゃかわいい。
 
②岡田将生 が美しい
 
ひみつのアッコちゃん
 
ひみつのアッコちゃん
 
③大杉漣
 
 
③が一番の見どころかも(笑)
 
魔法でアッコちゃんが大杉漣 演じる中村前社長に変身するんだけど、何せ中身がアッコちゃんの設定だから、大杉漣のアッコちゃんなりきりぶりがすごい!
 
ひみつのアッコちゃん
 
もっと観ていたかった。
 
 
そして綾瀬はるか。
 
この人自体 天才的にかわいいんだけど、お洋服がめちゃくちゃかわいい。
 
ひみつのアッコちゃん
 
ひみつのアッコちゃん
 
ひみつのアッコちゃん
 
アッコちゃんが大人に変身するときはいろんな衣装になるんだけど、この服のチョイスはアッコチョイスなのか??
素敵過ぎる。
 
正直、もともとのお話を覚えてないんだけど、映画は全く別物のような気がする。
 
それでも、あのコンパクトにはトキメキますな。
 
ひみつのアッコちゃん
 
実際には小学生のアッコちゃんが、化粧品会社「AKATSUKA」(名前がいいよね。赤塚不二夫へのリスペクトを感じる)で、失敗とか活躍とかするのね。
 
ひみつのアッコちゃん
  
ひみつのアッコちゃん
 
その中でも、いろんな教訓が出てくるわけよ。
 
「ズルして楽をするのはよくない」「人の話を最後まで聞く」「会社は面倒なことが多いけど、その面倒なことが大事」だとか。
 
そうだよね~っと思うことがたびたびあるのさ。
 
そんなこんなで、ドタバタありの、社会的問題、経済問題、からんで、恋愛もちょっと絡んで。
 
最後は、こうなったらいいな~って思った通りの素敵なエンディング。
 
女子しか楽しめないかもしれませんが、私は、仕事でいっぱいいっぱいになっているところ、気分転換になりました。
 
男性も綾瀬はるかファンは是非。

KEE

 

 
<ストーリー>
鏡の精(香川照之)から魔法のコンパクトをもらい、10歳の小学生から22歳の大学生に変身をとげた加賀美あつ子(綾瀬はるか)。 大好きなメイクやおしゃれを楽しみ浮かれる中、遊園地で出会った化粧品会社に勤める早瀬尚人(岡田将生)にひとめぼれする。その翌日、再会を機に、アイデアを次々と披露するあつ子を気に入った尚人は、自分の会社に彼女をアルバイトとして招き入れることを決める。個性的なメンバーの中で、失敗しつつも楽しみながら毎日を過ごしていたあつ子だったが……。
 
<キャスト>
綾瀬はるか
岡田将生
谷原章介
吹石一恵
塚地武雅
大杉漣
堀内敬子
肘井美佳
内田春菊
柿澤勇人
吉田里琴
もたいまさこ
鹿賀丈史
香川照之

 
<沖縄での上映劇場>
シネマQ
098-951-0011
那覇市おもろまち4-4-9 那覇メインプレイス2F
HP:http://www.startheaters.jp/cinemasq
 

2012 9月

カフェ こくう

 

「マクロビオテックにガチガチにはしばられず、野菜をたくさんおいしく召し上がっていただけるような料理を心がけています」

 

大きなプレートに盛られたのは、
焼きピーマンと焼き厚揚げのナッツ味噌和え
紅芋とツルムラサキのごま味噌クリーム和え
モロヘイヤと油揚げの煮びたし
お漬け物、そしてサラダ。

 

マクロビ料理と言うと、「物足りない」「メインはどれ?」などと感じるひともいるかもしれない。
しかし、こくうで食事をして、心もお腹も満たされずに帰る人はいないだろう。
そして、並んだ料理すべてがメインディッシュだと気づくはずだ。

 

ピーマンのなんと分厚いこと! 「肉厚」という言葉がぴったり、ジューシーで味わいがある。
厚揚げを焼くと、こんなにも香ばしさが増すんだなぁ。

 

本当においしい料理はかならず、からだにもおいしい。
よく味わって…と頭では考えているのに箸が止まらず、目の前の雄弁な野菜たちが次から次へとお腹の中におさまっていく。
からだが求めているからだろうか。

 

店名の「こくう」は二十四節気の一つ「穀雨」に由来する。
百穀を潤す雨。

 

料理を食べながら、思わず店名が浮かぶ。
自然の恩恵を存分に受けた野菜や穀物の力強さを知る。

 

カフェこくう
ゴーヤーとキヌアをあえた前菜。シャキシャキのゴーヤの苦みが驚くほどまろやか。キヌアのプチプチとした歯応えも楽しい。前菜と言えど気前のいいその量と野菜の新鮮な味わいにむしゃむしゃと無心で箸を進める

 

カフェ こくう

 

カフェこくうに初めて訪れた人は、すぐには椅子に座らない。
眼前に広がる絶景に唖然として立ち尽くし、感心し、しばらく見とれる時間が必要だからだ。
その湾曲まで見通せるほど長くのびる水平線の途中に浮かぶのは伊是名島だ。

 

次は店内散策。奥につづく座敷の部屋もチェックしないわけにはいかない。

 

カフェ こくう

 

見事な木造住宅は、その建築を宮大工に依頼した。

 

「釘を使わず、木材を組み合わせてつくられているのですが、台風など強い風雨にさらされる度に木がぎゅっと締まって強度があがるそうですよ」

 

熊谷祐介さんと友紀子さんが沖縄に移住したのは4年前。
特に大きなきっかけがあったわけではなかった。

 

「昔は両親に連れられて家族旅行で沖縄を訪れていました。それで『いつか住みたいなぁ、老後かなぁ』と漠然と考えていたのですが、急に思い立って…」

 

と祐介さん。

 

「そう。だから『沖縄に行こうか』と言われたときも、あまりに突然すぎて呆気にとられちゃって(笑)。でも、私は山が好きだし、自然豊かな土地に暮らせることは嬉しかったですね」

 

と友紀子さん。

 

最初のすまいは那覇市新都心のアパートだった。
飲食店で働きながら、土地を探した。

 

「沖縄全域で探していました。南部も気になるし読谷も捨てがたい。
でも、景色が決め手となってここに住むことにしたんです」

 

カフェ こくう

 

カフェ こくう

 

結婚を機に日々の食事にいっそう気をつかうようになった友紀子さんは、マクロビオテックの通信講座を受講していた。

 

「体質がとても悪かったというわけではないのですが、それでも気になる症状はありました。それが、食事を変えたことでだいぶ改善したんです。でも、治りきらない症状もあったので、ローフードも取り入れるようになりました」

 

2011年10月に引っ越し、12月末にプレオープン、2012年4月から本オープンしたこくうの料理は、マクロビオテックをベースにアレンジしたもの。
和食の料理人である祐介さんとマクロビを学んだ友紀子さん、二人の知識と経験を融合してできたのがこくうのメニューだ。

 

野菜は三軒の農家から仕入れているものを中心に使用している。

 

「沖縄県産の野菜の中でも、特に地元今帰仁で育てられた無農薬、減農薬、有機栽培された野菜が多く、中には農薬だけでなく肥料も使わない『自然農』で育てられた野菜もあります。
すぐ近くでその日に収穫された野菜を直接届けていただいたりしているので、鮮度が違います。たとえば、穫れたてのうりずん豆は調理するとジャガイモみたいにホクホクになるし、ハンダマも味が濃い。
無農薬や自然農で育てられているので作っている人によって大きさも味も違うのですが、どれも旨味がぎゅっと濃縮されているんです」

 

最初のうちは初めて見る野菜も多く、調理法を色々と試す日が続いた。

 

「瓜系の野菜やパパイヤなど、これまで使ったことがない野菜は本土の似た野菜の調理法を試したり、色々なスパイスを入れてみたりと試行錯誤しました。
どの野菜にも言えることですが、その野菜が持つ本来の味を邪魔しないよう、シンプルな料理を心がけています」

 

カフェ こくう
アフリカンブルーバジル、うりずん豆、ししピー、もずくと三つ葉と紅生姜の天ぷら。野菜の素朴ながら力強い味わいが引き立つ一皿。初めて食べたアフリカンブルーバジルは、濃厚な風味がクセになる野菜。「独特な香りがするので『この野菜は何?』ときかれることが多いんです。庭で育てているんですよ」

 

カフェ こくう
パパイヤ、島ごぼう、にんじんの豆乳味噌和え。野菜の甘みとこっくりとした豆乳味噌がよく合う。以上がランチタイムの「こくうプレート」1200円

 

野菜のおいしさに圧倒されて無心に食べ進めていると、いつの間にか心地よい満腹感に包まれている。

 

「男性のお客様でもご満足いただけるように工夫しています。物足りないと感じさせてしまっては申し訳ありませんから。
また、毎日のようにメニューが変わるため、『来るたびにメニューが違う』と喜んでいただいています。毎週お越しいただいても飽きないと思います」

 

観光客にも喜ばれそうな立地だが、沖縄に住む常連客も多い。
高速に乗って遠くから足繁く通うファンもいるほど。

 

「20代の方からご年配の方まで、色々な年齢層のお客様が来て下さいます。
僕らの娘も店内をうろうろしていますし、おもちゃも置いてありますから、お子様連れのお客様も気兼ねせず入っていただけているようです」

 

カフェこくう
ケーキ、酵素ジュースともに500円。飲み物とデザートの注文で100円引き。

 

アボカドと生パインのケーキは、加熱調理をしないローケーキだ。

 

見た目にはアボカドの緑が鮮やかだが、生き生きとした酸味と甘みでパインが主張している。まるでパインそのものを味わっているかのようなケーキだが、正直に言うとパインそのものよりもおいしい。

 

「卵や乳製品を使わず、アボカドとパインにココナッツオイル、アガベシロップ、レモン汁だけを加えて作ったアイスケーキです。土台はクッキーではなく生のナッツで作りました。
沖縄って1年中果物が穫れるフルーツ天国でしょう。時期によって色々な果物を使ってケーキを作ろうと思っています。
お子様にもおすすめですよ。うちの娘はこのケーキを作っていると食べたくて大泣きするほど(笑)」

 

アボカドで濃厚さが加わり、天然のシロップで自然な甘みが増す。
パインを超えるパインケーキだ。

 

カフェ こくう

 

カフェこくう

 

カフェこくう

 

こくうは、その立地も特筆すべき特長を備えている。

 

「店に到着して、『着いた!』と抱き合って喜ぶ方もいました」

 

と熊谷さんは言うが、その気持ちはとてもよくわかる。

 

一般道を進んでいると、ふと、ナビゲーションシステムに脇道に入るよう指示される。その脇道の入り口からこくうまで、約2kmの山道が続く。
本当にこの道でいいのだろうかという不安に何度か襲われながら、「サンシティ希望ヶ丘はこちら」というのぼりに励まされて車を走らせると、いきなり目の前に広がる不思議な光景に目を奪われる。

 

山道をのぼりきったそこには、広大な新興住宅地が広がる。
住宅の建築を待つ土地には、購入者の名前が書かれた札が並んでいるが、家はまだ数えるほどしか建てられておらず、眼下に広がる海は何の妨げも受けずにどこからでも見晴るかせる。
敷地内の道路を海の見える方向に向かって進むと、一番奥にこくうの姿が見える。

 

その特徴的な赤瓦を見つけたときの喜びはひとしお。
まるで、自分のためだけにある秘密の店を見つけたような気持ちになる。 

 

カフェ こくう

 

カフェ こくう

 

縁側からひやりとした風が入ってくる。
この季節、南部ではまだ体感できない温度の風だ。

 

「最近、南風から北風に変わったんですよ。もう秋なんですね。
ほら、とんぼが飛んでいるでしょう。
近所のおじいが『とんぼが低く飛んでいるから台風が来るよ』と教えてくれました」

 

大自然の中にすっぽりと包まれた場所にあるこくう。
壮大なヤンバルの森からは、「キーン、キーン….」という金属音にも似た、北部特有のオオシマゼミの鳴き声が響く。
蝉の声と客のおだやかな話し声だけをBGMに、東シナ海をぼんやりと眺める。
まるで固まったゼリーのように凪いだ海、山のように連なる島、島の上にぽっかりと浮かぶ雲…。

 

私が普段の生活で大事にしているものは、一体なんだったんだろう?
何をそんなに必死になってこだわっていたのだろう?
ふと、そんな考えが頭をよぎる。

 

確かにここは別世界のような場所だが、それは私たちをただうっとりさせるだけではない。
本当に大切なもの、価値のあるものとは何かを静かに教えてくれる場所でもる。

 

カフェこくう

 

こくうではライブイベントも行われている。
ここで演奏したいというアーティストの気持ちは、一度訪れればよく理解できる。
遠く離れた場所から、高速に乗ってでも通う常連客の気持ちも。

 

今帰仁の自然の恵みを、今度は家族とともに味わいに来よう。
大切なひとを、きっとあなたも連れてきたくなるはずだ。

 

写真・文 中井 雅代

 

カフェ こくう
カフェこくう
今帰仁村字諸志2031-138
(今帰仁サンシティ希望ヶ丘敷地内)
0980-56-1321
open 11:30~
close 日、月
ブログ:http://miyupapa2.ti-da.net

 

2012 9月


 
green drinks とは、世界の600都市以上で開催されている気軽な飲み会のこと。略してgd。グリーンやエコ、サステナビリティ、ソーシャルに興味がある人達が集まります。

おいしい食事やお酒を飲みながらゲストの話を聞いたり、環境やまちづくり、豊な生き方、考え方について学んだり、面白いアイディアを持った人達に出逢える場でもあります。
 
なんと今回はgreen drinks Japan!をオーガナイズされている、greenzの編集長YOSH氏を招いての開催!
 
 
【green drinks Japan!】 → http://greendrinks.jp/
 
 
3回目となる今回は、カフェユニゾンにて開催。「はたらく」ことや「沖縄ではたらく」「繋がりを生かしてはたらく」などをキーワードにして、様々な立場の方々と楽しく話しできる場にしたいと考えています。
 
 
つながりを大事に仕事をしたいと考える社会人の方は勿論、これから就職を考えていく学生の方や起業をするときの繋がりやアイデアが欲しい!と思っている方、おもしろいことしたい!でもいいし、ものづくりをしている方etc…「くくり」はありません!
 
 
しごとについて考えたい方はどなたでも気軽にご参加下さい!
 
 
ユニゾンの心休まる美味しいご飯食べながら、ドリンク片手に色々な人と「ゆんたく」してみたい皆さん、「オキナワ的働き方」をテーマにあれこれと語りましょう。
 
「しごと」に関わる全ての人に捧げる「つながりをはじめる」イベントです。
 
開催日:2012.09.20(木)
時間:19:30~22:00(開場19:00)
場所:カフェユニゾン 
住所:沖縄県宜野湾市新城2-39-8 MIX life-style 2F
Tel & Fax:098-896-1060
facebook:https://www.facebook.com/#!/events/118053971676244/
 

2012 9月

浮島ガーデン ナムル
 
酵母でつくる美しい「精進キムチ」
 
浦添にある『ゲジョル』のキムチはベジタリアン・キムチ。
 
http://gejol.ti-da.net
 
普通、キムチは「アミエビ」が入っているけど、ここのは入っていません。
でもすごくうまみがあるんです。
どうしたらこんなにおいしいキムチが作れるの?
李さんにお願いして浮島ガーデンでベジキムチ講座を開催してもらい、
『ゲジョル』キムチのおいしさの秘密を知ることができました☆
 
アミエビを使わなくても十分うまみを感じる理由。
それはたっぷりのフルーツと良い塩でした。
彼女は季節の果物をひとつひとつ丁寧にすり下ろして砂糖の代わりに入れます。
「パパイヤやパインは合うけど、バナナはダメね」
何でもすり下ろせばいいというわけではなく、
バナナのように香りが強いフルーツは漬けものには合わないそう。
なるほど~
 
ふと、酵母ジュースに唐辛子を混ぜてキムチにしてみては?と思いたち
ドラゴンフルーツの酵母でキムチを作ってみました。
唐辛子の赤とドラゴンの赤、ダブルの赤でなんだか赤々。美しい気がする~~。
ドラゴンは色がきれいなので、塩とオリーブオイルを入れて
マリネ液を作ってもいいですよね。
 
時間があれば野菜を干してお日様エネルギーを充填し、
水分をあらかじめ飛ばしておくと良い漬けものができます。
野菜によって塩分濃度は変わってきますが、
だいたい目安として5%の塩、重さ2倍以上の重石をのせておけば、
常温でも腐ることはありません。
水が上がってきたらすぐ捨てて、徐々に重石を軽くしてゆくと
ちゃんと発酵してくれます。
 
 
旬の野菜を漬けものにすると、栄養価が高いまま保存できて、
しかも塩漬けにすることで消化しやすくなり、
酵素もミネラルも増えて、いいことずくめ。
忙しい人ほど漬けもので常備野菜、いろんなおかずを作ってみて下さい。
「精進キムチ」
 
 <材料>
野菜パパイヤ、ニンジン、カボチャ、はくさい、ニラなど
ニンニク、生姜(今回は精進ということで入れていませんが)
季節のフルーツの酵母液(酵母液の作り方参照)
昆布茶 少々(なくてもオッケー)
唐辛子 適量
塩(野菜の量に対し5%=長持ちします)
 
 
1 野菜に塩をまぶし、重石をのせ、半日おく。
 
浮島ガーデン ナムル
 
浮島ガーデン ナムル
 
2 ①の水気を切り、酵母液、唐辛子、昆布茶を加え、混ぜ合わせれば出来あがり~☆
 
浮島ガーデン ナムル
 
浮島ガーデン ナムル
 
浮島ガーデン ナムル
 
浮島ガーデン ナムル
 
*今回はセンダン草をゆがいたもので作りました。
*冷蔵庫に入れておけば2カ月くらい持ちます。
 
 

Text by 中曽根直子(浮島ガーデン フードデザイン)




浮島ガーデン
那覇市松尾2-12-3
098-943-2100
open:14:00~24:00
close:火
HP:http://ukishima-garden.com
ブログ:http://ukishima.ti-da.net
 

2012 9月


 
今、流行の針と糸を使ったビーズアートステッチとレース糸で編みあげる
ジュエリークロッシェの二つの技法を1日で学べる講習会です。
今回、福岡で活躍されている福田ひとみ先生をお呼びしてのレッスンです。
初心者から上級者までクラスをお選びいただいてご参加いただけます。
 
開催日1:9月28日 10:00-16:00
開催日1:9月29日 10:00-16:00
(受講されるレッスンによって上記のコアの中で変動いたします)
 
場所:浦添市西原4-11-8 かりゆしセンター
 
 
連絡先 
kulicka
てるや 090-4516-6980 
kupu.tomo@gmail.com
http://kupu.ti-da.net
 
KANA Beads
タンボ 090-4618-0481
kanabeads@gmail.com 
http://www.kanabeads.com
 

 

2012 9月

文/写真 田原あゆみ

 
 
Shoka: 沖縄
 
今朝は早く起きて、すぐに実家へ。
 
母が昔から使っている、お気に入りのメッシュのバッグたちを見たかったから。
 
 
 
このバッグは、母が最近一番使っているもの。
中には色違いのポーチが入っている。
しんなりと柔らかくなった、ゴードメッシュは山羊の革を職人さんが丁寧に編んで作られたもの。
新品の使い始めの頃は、キュッキュッときしむ音がするのが楽しい。
牛皮より軽くて、使うほどにしなやかさと深味のある艶が加わってゆく。
 
 
Shoka: 沖縄
 
確か、このバッグは8年位使っているはず。
透かし編みの焦げ茶色。
 
 
 
 
Shoka: 沖縄
 
こちらはもっと古いもの。
20年近く経っている。
 
朝日を浴びて、革が飴色に光っている。
 
お気に入りの小物は、数年周期で変わることがある。
最近は出番が少なくなっているような気がする、かご型のメッシュバッグ。
母がフレアースカートをよくはいていた頃のお気に入りだった。
 
 
何だか懐かしくなる。
 
最近はパンツばっかりはいている。
着る色も変化して、明るい色が好みらしい。
そうそう、このバッグを持っていた頃は、ベージュばっかり着ていたっけ。
 
 
家族の持ち物を見ていると、時間の流れの中の緩やかな変化がくっきりとした輪郭を持って浮かび上がってくる。
その当時の記憶と一緒に。
 
 
 
色んなことが、今は楽しい記憶になってバッグたちを染めている。
 
Shoka: 沖縄
 
このバッグも、20年選手。
深緑色。
 
古いオリーブの実のような色。
 
一見きれいに見えますが、うちの母はなかなかのおてんばさんなので、色んなところにバッグをぽーんと置くのです。
なので、バッグの裏側は少し擦り剥けちゃっていたのでした。
 
 
その風合いも何だかうつくしいな、と感じます。
私は数年に一度、オリーブオイルか紅花オイルと、ホワイトビネガーを4:1でブレンドしたもので拭いてお手入れをしています。
そのお手入れをすると、このような擦り剥けにも強くなるし、防水効果も強まって、艶も増すのでとても良いのです。
 
Shoka: 沖縄
 
どうもうちの母はそのお手入れはやっていないようですね。
ティアンダー(手の油)のみ。
 
 
 
Shoka: 沖縄
 
ちょっと扱いは雑なのではと見ていてヒヤヒヤするのですが、好かれて使い込まれたものからはやはり何とも言えないうつくしさが感じられます。
 
元々付いていた裏地はとうの昔に破れてしまったのか、自分で直した形跡も内側に残っていました。
製造元もお直しをしてくれますが、すぐに使いたくて自分でお直しをしたものと見られます。
 
 
 
以上の写真は、うちの母の持ち物。
 
持ち物には、何だか気配というのが刻印されているような気がします。
使っている人の、毎日の積み重ね、その人の息づかい。
 
このバッグを見ていると、うちの母はしあわせなんだろうな、と感じました。
 
 
 
 
こちらは新品のバッグたち。
 
Shoka: 沖縄
 
誰かと出会って、その人が好きになってくれたらどんどん使ってもらえるのを待っているバッグ。
私たちの暮らしの中の色々を飲み込んで、運んでくれる「日常のうつわ」のような入れ物たち。
 
 
バッグがもしもなかったら・・・・・
 
 
どれだけポケットがいるだろうか?
私たちはすっきりとした着こなしが出来るのだろうか?
 
バッグがない世界は、もしかするととてもエコなのかもしれない。
だって誰も色々手に持って歩きたくないもの。
ものが減って、今日一日の行動をタイトにしようと、よりシンプルになるのかもしれない。
 
 
けれど、何だか寂しいじゃない?
ムーミンママのあのバッグが無くなったら、世の中からファンタジーが消えてしまいそう。
 
バッグの中には、その人の世界が凝縮されて詰まっている。
自分の為に、誰かの為に、様々なものを載せて、今日もバッグはあっちにこっちに。
 
Shoka: 沖縄
 
 
 
さあ、台風が直撃するのではないかと、心配な9月15日(土)から「ゴードメッシュのバッグ展」がShoka:にて始まります。
台風に負けないような色々をバッグに入れて、あなたのお気に入りの「日常の入れ物」を探しにShoka:へいらしてくださいな。
 
長くつきあえる大好きなバッグとの出会いがあるかもしれません。
 
 
 
さて、今日も関根と私は、ごっこ遊びにはげみました。
今日のテーマは「比屋根都会ごっこ」です。
 
緑深くて静かな比屋根に、都会っこが遊びに来ました。(ごっこです)
 
 
 
 
Shoka: 沖縄
 
いつもの関根とちょっと違う!
ヨーガンレールのお姉さん服。
デニムはARTS&SCIENCE、靴はtrippen。
 
「あゆみさ~ん、こんな人生もあるんですね」
 
「あら、あさちゃんすっきりさわやかな秋の装い。ほれぼれよ」
 
 
Shoka: 沖縄
 
関根は長いことバレエをしていた為か、足の角度が何だか柔らかい感じ。
バッグの中に何を入れているのかな?
 
 
 
Shoka: 沖縄
 
trippenの靴は、私も今一足お気に入りのシューズがありますが、これが良いのです。
何が良いのって、履き心地がすばらしい!
とても柔らかい皮と、反発力のあるソール。
人間工学に基づいて設計された形は、その人の軸が自然に定まるようになっているようです。
 
私は外に重心を置いていたようで、くるぶしと筋が痛くなるというのがここ最近の悩みでした。
が、trippenの靴を履くようになってからその悩みが解消されつつあります。
 
何ともスタイリッシュ且つヘルシーな靴なのです!
 
私たちの一番身近な乗り物、「靴」。
trippenはとてもおすすめのシューズメーカーです。
 
 
Shoka: 沖縄
 
ソールは反発力のある天然のゴム素材。
一歩一歩を自然な反発緑で前に押し出してくれます。
 
 
 
 
 
さあ、変身ごっこも第2段。
 
 
Shoka: 沖縄
 
 
Shoka: 沖縄
 
市松模様がきれいに編まれた、メッシュのバッグ。
たくさん入れたくなりそう。
何を?
 
 
 
台風だけが気になるところですが、
「お気に入りのバッグと出会いたい」
 
「いつかの為にいいものを見ておきたい」
そんな方は、是非15日(土)~23日(日)までの「ヨーガンレールのゴードメッシュ展」へ遊びにいらしてくださいね。
 
 
Shoka: 沖縄
 
 
では続きは、新しいShoka:のホームページにて。
楽しい日々を更新します。
 
http://shoka-wind.com
 
 
暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
 
 
**********************
 
 
「ヨーガン レールのゴードメッシュ展」
2012年9月15日(土)~23(日)12:30~19:00  期間中無休
 
 
Shoka: 沖縄
 
 
 
私のお気に入りのメッシュのバッグは、気がつくともう20年も前に買ったものでした。
使い込むほどに色つやが増すゴードメッシュは、山羊の皮を手で編んだもの。
軽くて、上品に柔らかくなってゆくのが特徴です。
沖縄ではほとんど通年使えるメッシュの小物たち。
今回は、メッシュ以外にも、へび革やわに革のバッグたちもお目見えします。
お気に入りを探しに、どうぞ遊びにいらして下さいね。
 
 
※常設スペースは展示期間中はクローズとなりますが、お洋服なども展示会スペースで
見れますので、お気軽にいらしてください。
 
 
 
 
 
Shoka: 沖縄
  
http://shoka-wind.com

2012 9月


 
昆虫を食べたことありますか?
実はEUでも注目されている昆虫食。昆虫は高タンパク質で、将来有望な食糧として研究されているのです。
そんな未来の食材になり得る昆虫も、私たちの生活ではまだまだ馴染みのないもの。
試食をしながら、昆虫についてわいわい楽しく勉強します!
エコな昆虫食への関心を高めよう!
 
開催日:2012年9月17日(月・祝日) 
時間:19:00~22:00
場所:てんぶす那覇3F 調理実習室
参加費:2,000円
 
参加のお申込みはニライ大学HPから。
http://niraidai.net/class_detail/id0066.html
 

2012 9月


 
―「お笑い米軍基地」やテレビ、CMでおなじみのお笑い集団FECが、本土復帰をテーマにコントを披露。新作もあるよ―
 
 
FECが沖縄県立博物館・美術館で復帰40年をテーマに、コント公演を開催します。
笑った後は、展覧会を見て少しお勉強。家族や友達と復帰について語り合おう。
(復帰40年記念 博物館特別展「Okinawaから沖縄へ」前売券とのセット販売になります。FECの公演のみのチケット販売はありません)
 
脚本/演出 : 小波津正光(まーちゃん)  出演:山城智二・よっちゃん・まーちゃん・いさお名ゴ支部・知念だしんいちろう・ パーラナイサーラナイ・ゴリラコーポレーション・ニッキー・ドラゴンエマニエルしょうご 他FEC芸人(予定)
 
 
日時:2012年11月3日(土) 2回公演 (1)13時~14時 (2)16時~17時
会場:沖縄県立博物館・美術館 3階講堂
定員:1公演につき200席
※自由席 各回30分前に開場(係員の誘導に従い、ご着席いただきます)
 
 
チケット販売方法
販売窓口:
沖縄県立博物館・美術館 ミュージアムショップ ゆいむい
問合せ 098-941-0749 
(月曜定休、月曜が休日の場合は翌火曜が休み。9時~18時)
※当館ミュージアムショップ店頭での販売のみ。電話での予約はできません。
 
 
 
価格:
【前売】一般1,000円、 高大600円、小中500円
【当日】一般1,200円、 高大800円、小中700円
※前売券完売の場合、当日券の販売はありません。
※未就学児のお客様で席が必要な場合は、チケットをお買い求めください。
 
 
販売期間
9月7日(金)~
 
■館内行事の関係上、当日は駐車場が満車になる可能性があります。公共機関をご利用いただくか、時間に余裕を持ってご来館ください。
■会場内は冷風が強くあたる場所があります。上着やひざ掛けをお持ちください。
 
 
主催:沖縄県立博物館・美術館 098-941-8200
 

2012 9月

丸親建設
 
「健康は家から守られると私たちは考えています。
現在の沖縄ではRC造(=鉄筋コンクリート造)住宅が主流で、その中で育って来たひとがほとんどですから、木造が良いと言葉を尽くしても簡単にはご納得いただけないかもしれません。
 
日本の大学でRC造と木造、それぞれのケージにマウスを放った実験が行われたのですが、その生存率に大きな差が出ました。
古来、生物は木と共存してきましたし、木そのものが生きている。一方、コンクリートは人工の物質で無機質、生物にとってはどうしても不自然な住環境になってしまうため、ストレスの受け方がまったく違うんです。
 
沖縄で生まれ育ったお客様にも木造住宅の良さを体感してもらうため、モデルハウスを建ました。くらしを実体験していただくため、宿泊もできるようにしています。木造住宅の住み心地を体感してもらうには、そこで実際にご飯を食べたり眠ったりしてもらうのがいちばんじゃな
いかと考えたんです」
 
丸親建設
「まず、空気のクリーンさを感じると思います。また、蓄熱傾向が強いコンクリートと違って室内が涼しい。外壁が熱を持たないのでクーラーの効きも違います。実際に木造住宅を建てられてからはクーラー自体使っていないというお客様も」
 
丸親建設
一泊大人2,000円、小学生以上1,000円で宿泊体験が可能
 
丸親建設の新垣正明さんは、木造住宅の利点を一度話し始めると止まらなくなる。
以前は多くの建設会社同様、RC造住宅を主に建築していた新垣さんが木造住宅をつくり始めたきっかけは、意外にも「作り手である職人の利益確保」のためだった。
 
「現在の沖縄の住宅はRC造が主流ですが、昔は赤瓦の木造住宅がほとんどでした。
アメリカ統治を境に変わったと言われており、RC造は台風にも強いなど、うちなーんちゅにはありがたい利点も備わっています。
 
しかし、RC造は木造と比べるとどうしてもコストがかかってしまう。使用する資材が高いのです。
私たちは建築屋ですから、最初は設計事務所から発注を受けていました。しかし、RC造に特化した建築屋ばかりなので適正価格が守られにくくなってきたのです。特にバブル後のダメージは大きかったですね。
 
設計事務所は複数の工務店に見積もりを出し、だいたい7〜8社の中から選ぶことが多いのですが、どの工務店も競って値段を下げてくるのです。そうなると、どうやってコストを下げるかが問題になってくる。そこで職人の工賃を下げてしまうと、職人が職人じゃなくなってくるんです。それはなんとしてでも避けたいと感じていました。そこで、設計事務所から仕事を請け負うという流れをやめて設計士を雇い、RC造だけでなく木造住宅の建築も始めました」
 
FFC 丸親建設
 
また、コスト削減のために、安価な資材ばかりを選択していた流れにも終止符を打った。
 
「資材というのはどんなものであっても、A品〜D品というようにそのクオリティはピンからキリまであるんです。値段もA品なら一つ二万円だけどD品なら七千円という風にまったく違う。
しかし、安いからという理由だけでいつも資材を選んでいると、それは最終的に施主のためにならない選択になってしまいます。値段が安く済んだからといって、必ずしも施主が得をするわけではないのです。そういう家づくりはしたくないといつも感じていました」
 
「健康は家から」という新垣さんの言葉にも通じるように、良い家を建てることは健康なからだづくりにも似ている。値段だけで判断してからだにとってよくない成分を多分に含んだ安価な食品ばかりを摂取していると、そのつけはいつか自分が払うことになる。すべての資材を高級仕様でそろえなければならないというわけではないが、肝となる部分で出費を惜しみ、脆弱な我が家を手に入れようという人はいないはずだ。 
 
「家の善し悪しというのは十年経ったくらいからしか判別できないんです。そのころになると技術がきっちり入っているかどうかが徐々にわかってきます。
私たちは設計も施工も自社でおこなっているので、お客様に寄り添って最初から最後まで責任をもって家づくりに携われます」
 
職人のモチベーションを維持するための努力も忘れない。
 
「美しく仕上げ、長持ちさせること。これが職人の仕事です。でも予算のない工事ばかりさせられていると、職人の意識がどうしても下がってきてしまう。釘一つとっても、ステンレスやめて鉄製に…というように、下へ下へと流れていってしまう。そうなると職人じゃなくなってしまうんです。同じ意識でいられるメンバーでいつも仕事にあたっていますし、意識が低下しないように良いモノを作るという目的を見失わないようにしています」
 
FFC 丸親建設
 
木造住宅の良さを知る新垣さんだが、建築実績の6〜7割ほどは鉄筋住宅だと言う。
 
「高温多湿な沖縄の気候には本来木造建築の方が合うと思うんです。実際、戦前の住宅のほとんどは木造。通気性も良く、風土の特質に合った家を建てていました。
沖縄で木造住宅を選ばない人の多くは、その理由を『台風』に言及します。
しかし、今では工法が進化し、構造材や集成材も多様化しており、木造でも強度は十分あります。また、台風時の強風を受けたとき、木造住宅だと木がしなるのでインパクトを分散させる効果もあります。

木造住宅が避けられないのは音の漏れです。コンクリートに比べると気密性が弱いからです。しかし、逆に捉えるとそれは通気性が良いというメリットにもなります。空気が行き来するのでカビにも強い。鉄は気密性が高いため、外からの音だけでなく空気も遮断します。近年は『高断熱、高気密』をうたった住宅が多いのはそのため。家の外と内を完全に別の空気にしてしまうので、外の影響は受けないけれど、魔法瓶の中で生活しているような感じになります。
エアコンを頻繁に稼働させないと、壁内結露が出てカビも発生しやすくなります。
外の空気を中に取り入れて循環させながら生活する木造住宅の良さは一度体感してもらいたいですね」
 
また、丸親建設では室内の壁、床、天井で使われる木材にすべてFFC加工という技術を施している。
 
「FFC(=水溶性二量体鉄塩)を建材の組織内に浸透させることで、からだにとって有害な化学物質を分解除去します。実際にお住まいの方からは、鼻炎が治った、アトピーが改善したなどの嬉しい報告も。加工費用は40坪あたり20万円ほどと安価なのも魅力です」
 
丸親建設
 
丸親建設
 
FFC 丸親建設
 
FFC 丸親建設
 
FFC 丸親建設
 
沖縄では「木造はシロアリが心配」という声もよく聞かれる。
 
「RC造だからといってシロアリの害と縁がないわけではありません。シロアリはコンクリートのちょっとした継ぎ目やひびからも簡単に侵入してきますし、実際沖縄でも多くのRC造住宅のシロアリ被害が報告されています。
床下を高くしたり、一階部分のみRC造にするなど、構造面からの対策もできますし、室内の木材には化学物質を使わないよう心がけていますが、土台にはしっかりと防虫処理を施します」
 
実際、木造と家度毎年訪れる台風にびくともしない赤瓦の古民家はいくつもある。
その理由は人がもぐり込めるほどの高さのある床下。湿度や温度が一定に保たれた場所にしか生息できないシロアリにとって、通気性がよく外敵にも見つかりやすい床下は決して居心地のいい場所ではないのだ。
逆に、コンクリートで覆われた気密性の高い床下は、一度入り込めば格好のすみかとなる。
 
「木造がシロアリのエサになりやすいという点は否めません。しかし、そのデメリットを補って余りあるメリットがあると思っています」 
 
FFC 丸親建設
事務所に併設された「nokoto cafe」では、添加物等を使用しないカフェメニューが人気。店内には様々な材質や色合いの木材が使われ、家づくりに興味を持つ人も多数訪れる
 
FFC 丸親建設
「他社で建築中の方も多くいらっしゃいますよ(笑)。実際の木材を見て触れられるので、多くの方にご利用頂きたいですね」
 
FFC 丸親建設
 
「RC造の良さもありますし、木造のデメリットもあります。どちらを優先するか、どちらがより魅力的かはお客様によって違いますし、ご自身にご判断いただいています。
ですがどちらを建てるにしても、家づくりは何でも話せる人たちととことんやってほしいと思っています。
家づくりは普通の買物感覚ではできませんよね。お客様にも色々とご説明した上で深く知っていただく必要があります。
 
値段を重視したローコスト住宅もいいでしょう。実際私たちも『この値段の範囲でできませんか』と頼られると俄然燃えます(笑)。ただ、言われるがままの業者であってはいけないと思うんです。住むひとのことをしっかり考えて、ただコストを抑えるだけではない、こういう作り方をすれば安全に予算を下げられますよと提案できる会社でありたいと思っています」
 
家づくりに関わってもらうために、建築中であっても施主に鍵を預けているという。完成した家に対する満足度はいずれも高い。
 
「みなさん建築中のご自宅をこまめに見にいらっしゃるので、仕上がってから『なんでこんな風になったの?』ということがないんです。気になることがあればその場で指摘できますし、10年以上同じ業者・職人とともに工事に当たっていますから、施工側であるこちらのやりとりもスムーズです。
家づくりは財産づくり、失敗してほしくないからお客様にも色々知ってほしい。私たちもそのためにこれからも努力を続けます」
 

写真・文 中井 雅代

 
FFC 丸親建設
有限会社 丸親建設
那覇市小録1-17-23
TEL 098-858-4848
FAX 098-858-6121
HP http://www.marushin4848.com

 

2012 9月


 
戦前から今日まで、激動の世変わりを見つめ続けた写真家、山田實。本展では、資料とともに山田實の写真と人物に迫りながら、その眼をとおした「沖縄」の姿を浮かび上がらせるものです。
 
期間:2012年9月11日(火)~11月4日(日)
時間:9:00~18:00(金・土は、20:00まで)
*入館締切は、閉館の30分前
 
場所:沖縄県立博物館・美術館
ブログ:http://www.museums.pref.okinawa.jp/art/topics/detail.jsp?id=890
 
■シンポジウム
パネリスト:大城立裕氏(作家)、金城棟永氏(写真家)
       仲嶺絵里奈氏(写真史研究所研究員)、仲里効氏(批評家)
コーディネーター:大城仁美(当館主任学芸員)
日時:10月6日(土) 14:00~17:00 
場所:博物館・・美術館 講堂 
参加料:無料
 
■ギャラリートーク
講師:山田實氏(写真家)
日時:9月15日(土) 15:00~16:00
場所:企画ギャラリー内
※ 本展の当日有効の観覧券が必要です。
  
■担当学芸員によるキュレータートーク
講師:大城仁美(当館主任学芸員)
日時:9月22日(土) 15:00~16:00
場所:企画ギャラリー内
※本展の当日有効の観覧券が必要です