マンゴー、ドラゴンフルーツ、パイナップルに島バナナ…
いま沖縄はうれしいうれしいフルーツの季節。
南国だからいつでも南国フルーツがあるかと思いきや、
マンゴーもパインも数カ月しか採れない。
意外な季節のお楽しみですね。
そして沖縄に住んでいると高級フルーツが廉価で買える。
しあわせです。
このしあわせをおすそわけしたいと、
先日、有楽町のルミネの『OKINAWA WEEKEND』というイベントで
浮島ガーデンに納品してくださっている農家さんの
無農薬野菜とフルーツを販売しに行ってまいりました☆
無農薬でフルーツが作れるの?と言って喜んで買ってくれた方、
無肥料マンゴーや野菜を見てこんなに立派なの~と驚いてくれた方、
うれしかった~
沖縄での農業はほんとに大変です。
炎天下での野良仕事、
無農薬ともなると作業量は2倍、3倍。
毎日毎日、土と汗にまみれて虫を取り、草を刈り、
出荷作業は深夜に及ぶことも。
こんなに働いても生活は楽じゃない。
「世の中の不景気なんてわからない。だってウチはそれ以下」。
そう言って笑う農家さんの言葉に心が痛みました。
収入が低いから誰も雇えない。
かのんの森の森谷妙子さんもたったひとり、
毎日、何かに追われるようにして働いています。
農家さんは私たちの代わりに、
私たちのいのちをつなぐための食べ物をつくってくれている。
そんな農家さんを、
みんなもっと応援しないか、と、私は大声で呼びかけたい。
暇な時間ができたら援農するのが当たり前。
そういうゆいまーるシステムを作っていけたらと考えています。
それに援農はいいですよ~
汗だくになるのでデトックスできます。
ジムに行くより生産的ないいダイエットになります。
南国フルーツから熱い話になりましたが、
もとい、島バナナです。
こんなおいしいものが道端で生っている…すごいぞ、沖縄!
そんなバナナを使って、
すぐ作ってすぐ食べられるおやつ「バナナパイ
を紹介します。
簡単ですよ~~☆
「バナナパイ」
<材料>
バナナ2本
黒糖 or はちみつ
全粒粉 50g
地粉 50g
塩 小さじ1/4
菜種油 大さじ1
水 大さじ2~3
揚げ油 適量
<作り方>
1 粉類と塩を入れ、混ぜたところに、菜種油を入れ、よくかき混ぜる。
2 ①に様子を見ながら水を入れ、最初は箸でかき混ぜながら、水分がいきわたったら手で生地をまとめてゆく。
3 生地がしっとりまとまったら、4分割して、まな板に粉をしき、平らにのばす。
(生地は薄すぎず、厚すぎず。3ミリくらいがいいかもです。)
4 生地の上に適当な大きさにカットしたバナナ、黒糖やはちみつ、お好みでうこんパウダーやシナモン、ナッツを入れてフタをし、フォークの背で押して閉じる。
5 160度くらいの低い温度から揚げはじめ、2分ほどしたら出来上がり~☆
*全粒粉はなくてもオッケー。薄力粉を使用するとサクサク感が出ます。
Text by 中曽根直子(浮島ガーデン フードデザイン)
浮島ガーデン
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