よく出来た映画です。
役者たちはうまいし、脚本もいいし。
しかし地味なのもあるけど、オスカーは「ソーシャルネットワーク」にとってほしかった。
作品賞は「ソーシャル」で、あとは全部この映画でいいけど、って感じです。
お話がこじんまりしているのも、いかにもオスカーが好きそうな映画。
意外な師弟関係のようなものって、なんかオスカーとれるよね。吃音障害があるというのも、オスカーっぽい。
とはいえ、コリン・ファース、お見事です。
このひと、私が高校生の時大好きで、ファンレターまで書いた人ですが(笑)、最近波に乗ってますね。
吃音がとてもうまい!
妻役にヘレナ・ボナム=カーター。いつもエキセントリックな感じですが、今回、久々に落ち着いた素晴らしい妻役です。
ジェフリー・ラッシュも大変良い。
史実に基づいたお話で安心して観られましたが、ジョージ6世って人間的に素敵な人ですね。
兄のデイヴィッドはどうしようもない。
あの彼女も、ほんとどこがいいのかさっぱりわからない!!
オスカー効果か、平日でも映画館は満席です。
それにしても、いい映画ではあるけど、あまり心に残らない映画。
なんかそつない感じがするんだよね。
う~ん、やっぱり残念、「ソーシャルネットワーク」
ソーシャルのが作品としては断然良かった。
これも悪くないんだけど、なんか、王道というか。。。
まさに王道なんだけど(笑)
KEE
<ストーリー>
幼い頃から吃音というコンプレックスを抱え、自分を否定しながら生きてきた男がいる。内気な性格から人前に出ることが最も苦手なこの男が、国王になってしまった。“王冠を賭けた恋”のために王位を捨てた兄の代わりに、望まぬ座についたジョージ6世、現在の英国女王エリザベスの父だ。
何人もの言語聴覚士の治療を受けても一向に改善しない夫を心配して、妻のエリザベスはスピーチ矯正の専門家ライオネルを訪ねる。固く閉ざされた心に原因があると気付いたライオネルは、独自の治療法とその率直な性格で、王の気持ちを解きほぐしていく。折しもヒトラーの率いるナチスドイツとの開戦を余儀なくされ、揺れる国民は王の言葉を待ち望んでいた。王は国民の心をひとつにするべく、渾身のスピーチに挑むのだが──。
<キャスト>
コリン・ファース
ジェフリー・ラッシュ
ヘレナ・ボナム=カーター
ガイ・ピアース
ティモシー・スポール
<沖縄での上映劇場>
シネマQ
098-951-0011
那覇市おもろまち4-4-9 那覇メインプレイス2F
MIHAMA 7 PLEX+ONE
098-936-7600
中頭郡北谷町美浜8-7
サザンプレックス
098-835-6600
島尻郡南風原町字宮城371-1