ウィンターズ・ボーン傑作。オープニングから目が離せない!サンダンス映画祭グランプリ受賞作品


 
傑作です。
 
これは本当に驚きの作品。
 
何もかも、驚き。
 
ジェニファー・ローレンスがとにかく素晴らしい。
このひと、” X-Men: First Class ” でもかなりの存在感だったんだけど、
このウィンターズ・ボーンはもっと以前に撮られた作品です。
 

 

 

 
このひとの発声の仕方が好き。お腹から声が出てるんだよね。
 
台詞ひとつひとつに魂が入っている。
 
この人、すごい女優さんです。
 
見た目も結構好きなんだよね。こんな役もするんだ、とかなり感動。
 
この映画の世界って現実にあることなんだろうか?と思うほど、観たことのない世界でした。
 
ギャングだとかそういうのとも違う、家族というか、ファミリーの掟のようなものがあって、こんな恐い世界があるのか?と不思議だった。
 
映画のオープニングから、静かに、でも力づよく、引っ張って行かれます。
 
目を離せない感じ。
 
脚本も素晴らしいし、映像もスゴイ。
 
おじ役のジョン・ホークスも最高にかっこいいですよ。
 

 

 
ジェニファー・ローレンス演じるリーは、
17歳なのに家族をしっかり守ろうとしてるんだよね。
頭もいい。
アーミーに入隊しようとしても、幼い弟と妹、心の病気の母を残しては入隊することもできない。
こんな子、ミリタリーに入ったら、ガンガン昇進しそう。
もったいないね~。
 
弟も妹も、地味に良い。
 

 

 
キャスティングが素晴らしいんだね。
こういう社会って、ちょっと、ボクシング映画の「THE FIGHTER」を観たときの衝撃に似てる。
家族がすごい。
もう、観てほしいんだけど、すごい。
 
最後のほうは希望もみえて感動もできる。この映画、MUST SEE(必見)ですよ。

 

KEE




 
<ストーリー>
アメリカ中西部ミズーリ州のオザーク高原。現代のアメリカ社会から見捨てられたかのような貧しい寒村。心を病んだ母と幼い弟妹を抱え、一家の大黒柱として懸命に生活を切り盛りする17歳の少女、リー。とうの昔に家を出ていた父が、自宅を保釈金の担保にしたまま失踪してしまい、自宅差し押さえの窮地に陥る。家と家族を守るため、自ら父親の捜索に乗り出すが、親族はじめ村人たちは父親の存在をタブー視するようにリーを追い返す。それでもひるむことなく、ついには危険な闇社会にも足を踏み入れようとするリーだったが…。
 
<キャスト>
ジェニファー・ローレンス
ジョン・ホークス
シェリル・リー エイプリル
デイル・ディッキー
ギャレット・ディラハント
ローレン・スウィートサー
アイザイア・ストーン
アシュリー・トンプソン
ケヴィン・ブレズナハン
テイト・テイラー
シェリー・ワグナー
 
<沖縄での上映劇場>
桜坂劇場(1/21~)
那覇市牧志3-6-10(旧桜坂シネコン琉映)
098-860-9555(劇場窓口)
HP:http://www.sakura-zaka.com/movie/1201/1201_winters.html