スーツよりジーンズ。フルコースより納豆。気取らず心地よい空間が好き。マンションも選べる時代になりました。

写真/ASAKA・文/D’spec沢岻久子

 

ディ・スペック           

 

毎日のことだからリラックスしたいと思うのです。

 

とっておきの服を着て、念入りにメイクをして、指紋が付くくらい磨いたピカピカの車に乗り込み、高級店でコース料理を戴く事の喜びは、時々のご褒美だからいいのです。

 

そんなことが毎日だったらどうでしょう?

 

確かに世間一般の言う「かっこいい」や「すてき」に当てはまるのかもしれません。
でも、気疲れしちゃうし、それこそお金も気分も続かないのではないでしょうか。

 

どこかの誰かが発信した流行だったり、他人に自慢する為の見てくれや、金銭的にしか置き換えられない評価というのは、実は自分の価値観とはかけ離れていることってありませんか。

 

それは暮らしや生活空間に置き換えても同じだと思うのです。

 

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毎日の食事は、気心の知れた友人や家族でひとつの鍋を囲んだり、取りあったり分け合ったり、もちろん素顔(すっぴん)のままで気軽に食べたいと思いませんか。
白いごはんや玄米を、納豆やお味噌汁を、ハンバーグやらスパゲティを、自分好みのスパイスを加えたりして、お箸で自分のペースで食べたくはないですか。

 

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それこそ、生活の主軸を担う生活空間(家)というのは、全身にまとう空気の様なもの。肌触りや居心地の良さがいちばんですが、居心地の基準は人によって様々です。

 

整然として生活感がなく高級感のある空間が好みの人、木の温もりと自然色豊かな木造住宅が心地よい人、ゴツゴツしたコンクリーのひんやり感が落ち着くという人もいるでしょう。
それぞれの好みですから、もちろんどれも正解です。好き好きに選びたいという欲求は当然に起こります。

 

それなのに、分譲されているマンションを見てみるとどうでしょうか。
同じようなものを大量生産・一斉建築しながら、皆に平均的に好かれようなんて「無理がありますよ」と思うのです。

 

環境や立地、外観形状は違えども、似たような間取りや仕様で変わり映えのない空間ばかり。むしろそれを推奨するような文言やセールスが多く見られますし、聞こえてきます。

 

駅から何分の立地
現地から学校まで何メートル、徒歩何分
公園、役所、病院の公共設備充実の環境
設備は一流製品、最新式の何年型、なになにバージョンの導入、簡単なんとか
共用設備がどれだけ充実、駐車場の供給率、来客用の広間がどうのこうの

 

それらを優先的に欲する方への供給は、もう充分間に合ってるのではないでしょうか。

 

 

情報があふれるこの時代に、選べる時代に、平均的な価値観を押し付けるようなセールストークがあふれています。それこそ、マス規模のメディアで聞こえてくる音や、見える画に、価値観が惑わされてしまう事があります。

 

正直なところ、そういう売り手側の妄想やイメージの押し付けは、もう無理なのです。
受け手としても、押し付けがましいとさえ思っているのです。

 

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私たちディ・スペックが運営するサイト「沖縄不動産文庫」では、こんな問合せが多くあります。

 

特徴のある物件
自分にフィットする物件
面白い空間
楽しい生活をイメージ出来る空間、というもの。

 

不動産を探している方に、そういったニーズがあることは他ならぬ自分自身が実感しているのに、分譲マンションとなると、全くといっていいほど情報や空間を提供出来ていない歯がゆさがありました。

 

分譲マンションだって、自分基準で選びたい。
新築だからといって高級感を求めているわけではない。
どれも同じ間取りや設備ならば、なんら魅力を感じない。しいてまで購入するに至らないと、そう言っているのです。

 

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そこで誕生したのがASAKAの分譲する a.suo kanegusuku(アスオカネグスク)という分譲マンション
そのコンセプトの潔さに、言い切っちゃう歯切れの良さに、共感・共鳴したのです。

 

マンション=「高級な感じ」
そんな価値観はもうおしまい

 

フォーマルよりカジュアル
デコラティブよりシンプル

 

やすらぎたい場所だから
堅苦しいスーツを脱いで
気軽にジーンズを履く感じがいい

 

そうです、そうです。そうなのです!と心の中で、いえ声に出して共感出来るのです。
しっくり来ない空間を自分の家として「大事にしよう」なんてそんなの無茶です。ありきたりな空間だけれども、どうにか「毎日を楽しもう」なんて無理があるのです。

 

私たちがa.suokanegusuku(アスオ カネグスク)に携わる理由はひとつです。
この空間が面白いからです。グッときたのです。

 

ディ・スペックであるかぎり、沖縄不動産文庫で掲載するかぎり、厳選した空間を提供する事を続けていきたいのです。

 

前にも書きましたが、ディ・スペックの物件のセレクト基準はこうです。

 

土地であれ、建物であれ、この空間に可能性があるのだろうか
その空間に触れることでお客様が笑顔になるだろうか、そして面白い空間だろうか
そして、この情報を欲している人が思い浮かび、伝書鳩としてお届けしましょう。と思えるかどうかです。

 

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楽しい空間と言うのは、ほんのちょっとした事でささやかな施しが嬉しかったりするのです。

 

キッチンのぐるりをタイルにするだけで、ウキウキするとか。お掃除や家事の合理性よりもアイランドキッチンがこんなに嬉しくて主人公気分になれるとか。マンションなのに上下階を行き来出来るメゾネット空間って特別感が嬉しい。これまでのマンションと間取りが違う。ただ、それだけ。本当にちょっとした事がグッと来るのです。

 

言ってしまうと「a.suo kanegusuku」はオール電化でもなければ、ゴージャスなエントランスもなく、玄関専用ポーチもありません。外観に派手なアクセントカラーを施したり、これ見よがしな高級感を演出する材を貼り付けたりもしていません。
何事も、あれこれ詰め込むとろくな事はありません。パソコンだって、フルスペック仕様のほとんどの機能を使いこなせていないでしょうし、そもそもスペック詳細すら知らない事もあります。だって、知らなくたってほとんどは事足りるのです。

 

 

これまで、ディ・スペックが新築分譲マンションの販売代理をお手伝いする事はあまりありませんでした。でも、それはこれまでのはなし。これからは、こういったニーズと遊び心のある面白い空間ならば、喜んで飛んで行き、お手伝いしたいと思っています。私たち自身が「好き」と言える空間だから、ご紹介したいのです。

 

 

那覇も、浦添も、豊見城も、あっちもこっちも。たくさんのマンションを見て廻ったけれども「どこもかしこも同じような間取りでなんだか疲れました。」「どれがどれだか記憶が曖昧で、マンション名が思い出せません。」
なんてセリフもう言わないで良いのです。もう言わせたくないのです。

 

 

マンション見学=怖いなんて、もうおしまい
不動産探しも、物件探しも楽しみたい

 

セールスマンの様子を伺ったり、身構えたりせずに
気軽に普段の言葉で質問したいし、こたえてほしい

 

流行りのスタイルより、自分の好きな空間を
世間一般の平均より、心がときめくものを

 

ステイタスより、オリジナル
派手なデザインより、居心地

 

 

新築マンションでもそんな空間に出会ってください。いよいよマンションも選べる時代になってきたのです。

 

a.suo kanegusuku
分譲マンションモデルルーム公開中
南風原町字兼城586-8 1F
10:00-19:00毎週水曜定休
販売代理/ディスペック株式会社
お問い合せは、お気軽にディ・スペックまで
http://www.dspec.jp/date/pg728.html
ディ・スペック

 

 

 

ディ・スペック株式会社
沖縄不動産文庫 Okinawa Real Estate Library
http://www.dspec.jp
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