『ちいさな世界』

 
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ここのところの陽気につられオリーブの花がたくさん咲きだしました。
 
 
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シルバーグリーンの葉のかげに米粒くらいの小さくて見逃してしまいそうな黄色と白の花芽がたくさん。
マットな質感が陶器のような、饅頭のような、ちょっとおいしそうにも見えます。
 
 
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こちらはすこしシュールな感じ。
カランコエに立派な花がついていました。
(近所の道端にて)
 
 
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下からのぞくとこんなに華やか。
鈴の音が聴こえてきそうです。
 
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雑草もなかなかのものです。この葉っぱの付き方なんかはほんとうにすごい。
 
 
 
 
小さな世界というとひとつ浮かぶのが切手。
小学生のころ切手ブームでいろんな切手を集めるのが流行っていました。
はがきの切手が20円の時代だったのでだいぶん昔です(笑)。
今思うとずいぶんと渋いブームだったなあと思いますが、
なつかしくなってわくわくしながら久しぶりに切手ノートを開いてみました。
 
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思い出は美化されていたようで開いて見ると結構ジミ。そして和風(笑)。
竹久夢二なども切手で知りました。
 
小学生の宝物らしくお金を出して買う事は少なくて、どちらかというとほとんどが届いた切手コレクション。
だれかが送ってくれた切手をちょきちょき切り取って後生大事に持っていました。
沖縄の本土復帰10年記念などもあり、これも何かの縁!などと言い出すと縁だらけですね。
 
 
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いちばんのお気に入りはカナダの切手。
 
小さな文字でNewfondland、Terre-neuveやYukon Territory、teritoiredu Yukon英語とフランス語で州の名前が書かれています。いつかこの切手の景色の場所をめぐってみたいなあ、と願うこと数十年。そろそろ現実になるような気がしてきました。
 
そしてまだまだ切手部は続行中です。
 
 
オリーブの花から切手へと、はなしがすっかりとんでしまいました。
他に小さな世界というと昆虫(毛虫や、蛾なども)の色やかたち、毛のふさふさ具合などじっくり観察すると、おもしろくて仕方がないのですが、いやがられそうなのでこの辺にしておきます。ちいさなすてきな世界も見逃さないように、日々を暮らしたいと思います。
 
 
 
hadana
 
 
 
今日のお茶。
 
ピカソ、風呂に浸かっております。(実家に生まれた時からあったファミレス風カップ&ソーサーにて)
名声と巨万の冨を得たピカソですが、ほんとうに幸せだったのか?という表情まで描かれている!?
いつもトンチとユーモアの効いたKさんからのお土産にハハハと笑い、今日はいい日になりそうです。
 
 
 
 
 
 
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文・写真 葉棚達也・葉棚由真 
 
 
 
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