2011 3月

※画像クリックで拡大します

※画像クリックで拡大します
 

※画像クリックで拡大します

 

沖縄で最初のマンションかも、と言われているヴィンテージ物件!
空きが出るのを待ってでも入りたい。
 
外観をお見せできないのが残念。
なので私の個人的な感想からご想像ください。
アメリカ西海岸風、
着たくなるのはリラックス感あふれるワンピース!
ああ、リゾート!

 

 

「新築マンションより味もあっていいですよね。中は少し外人住宅っぽい造りになってるんです」
「このむき出しの配管、ありえないよですよね(笑)。一応名前はマンションなのに。でもこれが気に入ってるんです」

引っ越し先を探していたわけではないけれど、
この物件を見つけたら住みたくなったというJさんは、
長年住んでいても飽きない様子。
 
ビンテージ物件はリフォームも醍醐味。
備え付けのライトや扉を気に入っていたJさんの場合、
手を入れたのは床くらい。
Pタイルを剥がし、
韓国で買ってきたタイルに貼り替えた。
『タイル』いうより、『陶器』と呼びたくなる質感。
「リフォームするなら韓国へ行くのがおすすめです。
ソウルに案内役をしてくれる人がいて、その人にお買い物総額の10%は渡すけど、それでも日本で買うより安いし、おもしろいものが見つかる。
この部屋に来た人へは皆にすすめてます」

 
レトロ物件ならではの空気と
マシュマロチェアなどのデザイナーズの家具と、
韓国の少し民芸っぽさも感じるタイル。
Jさんの部屋の味は、この組み合わせの妙にある。

 

2011 3月

☆メンバー紹介☆
梅子:153cm/48.2kg 体脂肪31.9%(目標:26%)
*モムチャンダイエット(韓国人女性チョン・ダヨンが生み出した、運動と適切な食事方法を提示するダイエット法)で体脂肪ダウン目指す


マギー:165cm 53.0kg(目標:48kg)
*ポスチュアウォーキングで下半身痩せ(関連記事:ポスチュアウォーキング 歩くだけで全身改造!


由美:162cm 49.5kg ウエスト85cm(目標:ウエストサイズダウン)
*『体脂肪計タニタの社員食堂』に載っているレシピでご飯


モスケイト:161cm 55.6kg(目標:51kg )
*ジャザサイズと食事制限


*****************


3月13日
モスケイト:昨日はベース内でランチ
かなり美味い。でもカロリーもかなりヤバイ…
前菜、リブ、マッシュポテト、シュリンプ…
私好み…


夜は少なめにしたよ
今朝の体重52.3kg・・・


マギー:モスケイトはアメリカー料理も好きなんだねー!


由美:おぉー美味しそう!
でも確かにカロリーは高めだね(>_<) 私の今朝の体重は49㎏ まぁ昨日あんなに食べたわりにはそんなに太ってないっと思おう^^;

マギー:だからよ、でーじ優秀さぁ〜〜
二日後にきたりして・・・うしし・・・


由美:え〜、やめて〜!呪いかけんで〜〜〜(涙)


由美:今日はモスケイトと友達とランチしてきた〜☆

モスケイトおすすめのケーキ、美味しかった!



3月14日
マギー:またもクリームチーズトーストの朝食

はぁ〜美味すぎ、クリームチーズ、罪だぜ。


モスケイト:今朝52.6kg
食べ過ぎの結果だな…


由美:今日の体重49.2㎏(T_T)
そして朝ごはん。



マギー:2人揃って凹んでるのがおもろい☆


モスケイト:久しぶりにジャザサイズ行ってきました~
先週は一回も行けなかったから、キツかった

足がガクガク~


マギー:えぇ、毎回モスケイトのジャザサイズ写真面白いけど〜!


モスケイト:あ、ウケた?嬉しい☆


由美:ジャザサイズ!モスケイト頑張ってるね~
私も昨日モスケイトに教わった腹筋を始めたよー
結構キツイ(>_<) そして、今日の夜の体重49㎏

マギー:おっ!朝より減ってるさ、由美偉い〜〜!


※梅子は体調を崩し、ダイエットをお休みしております。

2011 3月


 
Gift for … 展 
 
日常生活ではきっと欠かせないGift。
ご家族やお友達、お世話になった方、
または自分へのGiftを選びにいらしてください。
titutiとLe Petit Atelier de MIREIの合同企画展です。
器や布もの、ステーショナリーなどをご用意しております。
 
2011.3.25(金)から4.10(日)
13:00-19:00 水曜定休日

 
http://www.tituti.net/event/event.html
 

2011 3月

消太郎:先日は、災害時の対応をお話しました。
今日は、地震に対するふだんの対策のお話をしたいと思います。
どの災害もそうですが、日常の予防・対策で大きくリスクを減らすことができます。


今回の地震をきっかけに、「沖縄で地震が起きたらどうしよう?」と、みなさん考えたと思います。
考えた結果どうでしたか?
家族との連絡を取る術は?避難場所は?食料は?


具体的な対策はほとんど決めていないことに気付きました。。


消太郎:どこの家庭もそうだと思います。
携帯や電話などの連絡手段が絶たれたら、家族と連絡が取れませんよね。
非常時にはどうするか、話し合っておくことが必要です。


ぜひ、「家庭の災害対策会議」をしましょう!!


どのようなことを話し合っておくべきか教えていただけますか?


消太郎:大地震のとき、家族があわてずに行動できるように、以下のことを話し合い、それぞれ役割を決めておいてください。


・家の中でどこが1番安全か
食器棚や窓の側は、食器やガラスが割れて危険です。また、タンスや冷蔵庫など倒れてくる可能性のある物の付近は危険ですよね。


・救急医薬品や火気などの点検
どのような医薬品を保持しているかチェックし、足りないものを準備しておく必要があります。
常用している薬があれば、その薬も忘れず持って避難できるようにしましょう。


幼児や老人の非難はだれが責任を持つのか
誰が避難さるのか決めておくことで、迅速な対応を取ることができます。
担当者がいない時は誰が避難させるのかも決めておくといいですよ。


・避難場所、避難路はどこにあるのか
避難場所を決め、どのルートで避難するかを決めましょう。
連絡手段が絶たれても、決められた避難場所に行くことで家族が集まることができます。
ご自宅付近の避難場所を把握していますか?


していません…たぶん、公園や学校かと…。


消太郎:確かに、公園や学校が避難場所として設定されている場合が多いですね。各市町村のホームページで避難場所を確認してみてください。広報誌などに載っている場合もあります。
また、避難路も調べておく必要があります。浸水危険箇所を通って避難しては意味がないですよね。住んでいる地域のハザードマップを確認してください。
これも市町村のホームページに載っています。


・避難するとき、誰が何を持ち出すか、非常持出袋はどこに置くか
誰が何を持つか役割分担することで、1人に負担が偏らず、忘れ物もなくなります。
非常持出袋は普段使わないので押入れの奥などに入れてしまいがちですが、取り出しやすく、誰もがわかる場所に置きましょう。


非常持出袋の中身には何を入れておいたらいいんですか?


消太郎:以下に例を挙げておきます。中身を点検し、一項目ずつチェックしてみましょう。


1. 貴重品類:10円玉など硬貨を含む現金(公衆電話や自動販売機で使用でするため)、預金通帳、印鑑、保険証、免許証、通帳や保険証などの番号を控えたメモ
2. 避難用具:懐中電灯(1人1個)、携帯ラジオ、予備の乾電池、ヘルメット、防災ずきん
3. 生活用品:手袋、缶切り、ライター、マッチ、ナイフ、携帯用トイレなど、避難所生活に必要になりそうな物を揃えておく
4. 救急用具:救急箱、処方箋、胃腸薬、便秘薬、持病の薬、生理用品
5. 非常食品:乾パン、缶詰、栄養補助食品、アメ、チョコレート、飲料水
6. 衣料品:下着、靴下、長袖、長ズボン、防寒用ジャケット、雨具、携帯用カイロ


結構沢山あるんですね。これだけのものを災害発生後に短時間で準備するのは難しいので、すぐに持ち出せるように前もって準備しておかないといけませんね。
非常食品の中に「チョコレート」とあるのが気になるのですが、なぜですか?



消太郎:チョコレートは高エネルギーかつ高カロリーなので腹持ちがいいんです。同様にキャラメルなどもいいですよ。
チョコレートの中ではとけにくいM&M’Sのようなマーブルチョコがお勧めです。


上記のリストはほんの一例です。自分で何が必要か考えてみてください。
緊急連絡用電話番号一覧、護身用警報器なんてものもありますよ。
特に、女性や子供は護身用警報器を持っておくと安心ですね。100円均一のお店でも売っていますよ♪


では、「家庭の防災会議」で話し合っておくべきことに話を戻します。


・災害発生が昼の場合と夜の場合で、それぞれ家族の分担をはっきり決めておく
昼と夜とでは状況がまったく違いますよね。
さらに、平日と日曜祝祭日の場合も決めておきましょう。


・避難カードを作成し、各自携帯する
家族の携帯電話の番号、言えますか?


ええっと…携帯電話の電話帳を見ていいですか?


消太郎:災害で携帯が故障、紛失したらどうしますか?
家族と連絡が取れませんよ!
このような避難カードを作り、常に携帯しておきましょう。



大災害の状況を目の当たりにし、みな防災意識が高まっていることと思います。
「備えあれば憂いなし」という言葉を肝に銘じ、会社や行政などに任せっきりではなく、家族・個人単位での防災をこころがけましょう。

消太郎

2011 3月

 

カプチーノ。可愛いくまのラテアートに、わっと歓声があがる。「すごい!きれい!可愛い~!」「うちの主人もやってくれたらいいのに~。こんなコーヒー出してくれたら朝から主人に優しくできそう(笑)」カプチーノを囲む人々はみな、笑顔、笑顔。

 

「ここはなんのお店かね〜と前から気になっていたさ〜。だあ、私も一杯いただこうかね。」

 

通りすがりのおばあも足を止める。

 

店主の山田さんお勧めのカプチーノは、これまで口にしたことがないほどのまろやかさ。ほのかなコーヒーの苦みは一瞬で消え、口の中には淡く柔らかなコーヒーの後味と優しいミルクの風味だけが残る。その、身体を内側からぎゅっと包み込むような味わいに、思わずほっと息をつく。

 

 

こだわりの豆を自家焙煎するコーヒー専門店「potohoto(ポトホト)」があるのは、栄町市場の中。老若男女、様々な人々が店の前を通り、そして時に立ち止まり、店の前で飲んだりテイクアウトしたりと流れが途切れない。

 


抽出にかける数秒でも味は変わる。コーヒーを淹れる目は真剣そのもの。

 

「コーヒーは元々は好きじゃなくて、むしろ嫌いなほう、美味しいと思わなかった。それが、焙煎したてのコーヒーを初めて飲んだ時にコーヒー自体が持つ甘さを感じて。それまで飲んだコーヒーは苦いか酸っぱいかで、甘さを持っているなんて信じられなかった。それがコーヒーに興味を持つようになったきっかけです。」

 

一生情熱を傾けられるものを模索していた時の出逢いだった。それから、コーヒーにのめり込んでいった。 

 

「元々コーヒー好きな妻は良い豆をネット注文したりしていて。それを、ネルドリップ(布製フィルターを使う抽出方法)とフレンチプレス(コーヒープレス器を使った抽出方法)で淹れたら本当に甘く感じて。」

 

自宅でゴマを煎る道具で豆を煎って自家焙煎を始め、その後、小型の焙煎機を購入して改造したりと試行錯誤を繰り返した。

 


毎日のように来てくれるという常連さん、笑いが絶えない

生の豆を自分で焙煎して味をみてから仕入れる

「ケニアのコーヒーは素晴らしい。他の土地に無い酸味と甘さがあり、ケニア産だとすぐにわかります。評価も高いので数年後は高価な豆になっているかも。」

 

どんな豆を仕入れているのですか?

 

「生産している農園が明らかであることが仕入れの第一条件。そうしないと良い豆と悪い豆が混じっている場合があるので。」

 

豆の向こうに顔が見えるくらいに?

 

「そうです。標高がどれくらいで、どういった土壌の農園で、いつ作られたかがはっきりわかる豆です。同じ品種でも土地柄でまったく味が変わってくるんです。」

 

コーヒーの美味しさの基準を尋ねると、「甘さです。」と、即答してくれた。「コーヒーというのは果物なんです。その果実の持つ『甘さ』にこそ、それぞれの産地特有の味が出ます。焙煎することでそこに苦みや酸味を付け加えていく。肉や魚がレアな状態の方が質の良さを吟味しやすいように、コーヒー豆も火を殆ど通さない状態で味をみます。」

 

乾燥・脱穀といった一連の作業を終えた生豆を焙煎してミルで器におとし、熱いお湯を注ぐ。その上澄みを口に含み、鼻と口に神経を集中させて味と質を見極める「カッピング」という作業をおこなう。

 

 

口に含むが飲み込まない。ワインのテイスティングに似ているという。「舌全体に霧状に吹き付ける、独特のやり方があるんです。」「これ、私はできないんですよ」と奥様。

 

「喉を通さなくても舌だけで味がわかるんです。判断基準としては、甘さ、酸味、味のバランス、全体的な後味、コク、とろみと色々あって。」

 



ケニアの豆をフレンチプレスで

 

そうして厳選され自家焙煎した各国の豆の中から、自分で好きな豆を選び淹れてくれるホットコーヒー。

 

口に含んで最初に感じるのは、山田さんが言うように「甘さ」。無論、砂糖の甘さではない、果実の持つ酸味と隣り合わせの甘さだ。その次に爽やかでほのかな酸味が香る。苦みはカーテンの向こう側にひっそりと隠れている。しかし、確かに存在する。コーヒーの概念を覆す味に思わず驚嘆の声を上げてしまう。

 

本当に甘い!コーヒーって、フルーツなんですね。

 

「そうなんですよ。」

 

得たり、とばかりに山田さんが微笑む。

 

「丸みが出るように淹れているんです。苦みが出てもすぐ消えるように。」

 

これだけこだわりぬいた豆、さぞや高価なのではと想像するが、コーヒー1杯の値段は200円と破格。
「試飲感覚で飲んで頂きたくて。」

 

「3杯飲んでも600円、安いもんでしょう。」と言う常連さん前には、飲み終えたコーヒーのカップがひとつ、またひとつと増えていく。

 

 

焙煎が追いつかなくなり、店の近所に専用のスペースを借りて焙煎室を設けた。

 

 

部屋を借りるほどの焙煎機とはいかなるものかと思って入ると、工場にでも置いてありそうな大きさの機械が姿を現し、度肝をぬかれる。

 

「みな驚くんです(笑)こんなに大きいのか!って。ね?potohotoに置けるような機械じゃないでしょう(笑)」

 


これまでの焙煎記録を詳細にノートに記し、より美味しい焙煎を目指して微調整をおこなっている

くすんだカーキ色をした生豆

30分ほど炉を温めて高温にしてから豆を投入する


徐々にローストされていく豆の様子をチェックし、細かい記録をとる


ついに焙煎完了、一面に漂うのは香ばしいコーヒーの香りではなく、お菓子屋さんのような甘い香り。袋につめ、愛おしそうに抱き抱える山田さん

 

コーヒー屋なら、地元でも出来たはず。なぜ沖縄で?

 

「夫婦で栄町市場の居心地の良さにすっかり惚れ込んでしまって。市場があったからこそ沖縄で開いたようなもの、ここ以外でやる気は今の所ありません。」

 

沖縄でも、普通に過ごしていればスーパーで買い物をし、誰とも話さずに1日を過ごすことができる。
しかし栄町市場は違う。

 

「とにかくみんな親切。初対面でも野菜がおいしいお店を教えてくれたり、料理の仕方を教えてくれたり。市場の食材はとにかく美味しくて安いんだけど、行きつけになるとおまけまでつけてくれて、そのおまけが多すぎて半分以上おまけになってたり(笑)歩いてるとパンや天ぷらと次々手渡される。夜も面白いもんだから夜な夜な出かけて・・・」

 

常連のお客様が話す市場の魅力を語るのを、ご夫婦も頷きながら嬉しそうに聞いている。

 

potohotoに向かう道中、方向音痴の私は市場の中で道に迷った。困った様子をみてとったのだろう、衣料品店のおばさんが店の中からわざわざ出て来て「どこに行きたいの?コーヒー屋さん?ああ、あそこはとっても美味しいのよ。そこの天ぷら屋さんを左に曲がってね・・・」時間をさいてわかりやすく教えてくれた。

 

ここには繋がりがあり、交流がある。古き良き沖縄で、日本で、普通に交わされていたふれあいが残っている。

 

「是非、夜の市場にもいらしてください、本当に面白いから。」

 

本土から移住した2人をトリコにした栄町市場と、栄町市場の人々に愛されるコーヒーショップ。ぜひそのふれあいの輪の中で、甘いコーヒーを堪能して欲しい。

 


COFFEE potohoto
那覇市安里388-1(栄町市場内)
open:9:00〜19:00
close:日
*コーヒー豆の購入も可能
HP:http://potohoto.jp
blog:http://coffeepotohoto.ti-da.net

 

2011 3月

※画像クリックで拡大します

 
【地震に伴う変更のお知らせ】

 
「東北地方太平洋沖地震」の被害が時間の経過と共に増しています。
早期の改善と、出来るだけ多くの方の身の安全をただただ祈るばかりです。

 
4/23と4/24に行われる
「タクジ祭り-8」ですが
協議の結果、開催を決定いたしました。

 
何も生まない「自粛」よりも
義援金を集めれる「チャリティー要素をプラス」しての開催に決めました。

 
・募金箱の設置
・入場料金の1部を募金(※1日につき100円×鍾乳洞入場者数)
・賛同していただけた出展者の売り上げの10%

 
の方向で進めています。
寄付先は「日本赤十字社」でと考えております。

 
宮古グリーンネットへの寄付金の割合を減らす事も視野に入れています。

 
チャリティーイベントでなく、
あくまでもともとあるイベントにチャリティーの要素をプラスして
行う形です。
※誤解の無いように書いておきますね。

 
「音楽で被災地にパワーと元気を送る!」って簡単に言えない位の
被災地の惨状だから、言葉はちゃんと選んで、

 
【シンプルに 沖縄で出来る事をやる。】

 
ただそれだけです。

 
良い時間を創って待ってますね。

 
一日も早い収束と
出来るだけ多くの方の無事をお祈りいたします。
 
  

※画像クリックで拡大します

 

++++++++++■イベント詳細■+++++++++++

 
2004年から始まった、
年に一回の「食と音楽とアート」のイベント
「タクジ祭りVOL.8」を、2011年もやります!

 
前回を大きく上回る規模の
【世界初の鍾乳洞ビッグフェス】!!!

 
おっきなガジュマルの木がそびえ立つ広場に特設ステージを設け
県内外のアーティストによるライブ&パフォーマンス!
ステージ両サイドではアーティストが特大パネルを使っての
ライブペインティングが行われ、ガジュマル広場ではプロ講師による
様々な青空ワークショップと手作りマーケットを開催。

 
さらにその奥深く、亜熱帯の木々のトンネルの先には
古代からの歴史を今に受け継いだ雄大で幻想的な鍾乳洞。
そこで繰り広げられるライブは空間と音響の織り成す夢のようなひと時です。

 
+++++

 
■日時:
【2011/4/23(土)】
開場・開演 12:00~22:00
※ワークショップ 14:00~
※鍾乳洞ステージは17:00~21:00
 
【2011/4/24(日)】
開場・開演 12:00~21:00
※ワークショップ 14:00~
※鍾乳洞ステージは17:00~21:00
 
■場所:ガンガラーの谷の鍾乳洞の中とガジュマル広場
※ケイブカフェ(ガンガラーの谷)
http://www.gangala.com/
沖縄県南城市玉城字前川202番地
TEL.098-948-4192
那覇空港から車で約30分(南風原南ICで下りて約15分)
観光施設「おきなわワールド」入口向かい。
 
■駐車場:特設駐車場400台完備(おきなわワールド)
 
■雨天決行・荒天中止

※画像クリックで拡大します

 
「音楽と食とアートの祭典」をコンセプトに
 2004年から毎年行われている年に1度のフェスティバル
 2011年でついに8回目を迎える事になりました。

 
 実力派ミュージシャン達によるライブはもちろんのこと、
 炎を自在に操る「ファイヤーアートパフォーマンス」、
 酒のボトルを1度に何本も宙に投げてカクテルを作る
 「フレアパフォーマンス」、今回のイベントの為に
 集ったメンバーで構成された「ダンサーチーム」や
 ステージ両サイドでの「ライブペインティング」
 などなど、県内外から集まったアーティスト達が
 素敵な時間を演出。

 
 「食」にも重点を置き、過去のイベントでは「豚の丸焼き」
 、「カリビアンフード」ネパール人が作る「ネパールカレー」などなど
 ありきたりでなく、美味しく、記憶に残るラインナップを充実させました。
 五感で楽しむイベントを目指して創り上げています。

 
 他所には無いまったく新しいイベントスタイルを確立し、 
 これからもドンドン進化してみんなで育てて行く。。。
 「タクジ祭り」は、沢山の協力者、スタッフ、
 お客様のおかげで8回目も無事に
 さらに大きくなって迎えることが出来ました。
 感謝の気持ちを、このイベントでお返しし、
 少しでもそれが伝われば幸いです。

 
【タクジ祭り-8出展者リスト】今年の出展ゾーンは「大人の学祭」とコラボ♪
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=60114761&comm_id=1195415

 
■4/23(土)
-広場-
dance studio M.I.L.K
ゆ~た♪ FROM静岡
トモレッド
木の弧
halcony
ミヤタ ナナ ※ライブペイント
イサナオヤ ※ライブペイント
Shogo Miyagi※ライブペイント
THC ※ライブペイント
ユイ・ステファニー ※ライブペイント

 
-鍾乳洞-
「魂燈(まぶぃとぅーる)」
「nautilus」
「緒結火」from東京 
「山田一人×東正洋」
「MILK SHAKE」
「カクマクシャカ」
「馬の骨」

 
■4/24(日)
-広場-
FLAIR BARイクリプス
美織(green note coaster)
ELENOA from福岡
RUAN
マオカジ
ミヤタ ナナ ※ライブペイント
イサナオヤ※ライブペイント
Shogo Miyagi※ライブペイント
THC ※ライブペイント
ユイ・ステファニー ※ライブペイント

 
-鍾乳洞-
「Eastern Crew 」
「THE ORANGE PRESIDENT」from大阪
「jujumo」
「タクジ」
「Aria Aizawa」
「清香」
「THE TOKYO」from東京 

 
■システム:マイ箸・マイカップの持参を呼びかけ、
イベントブース側で用意するのは再利用可能な容器か、
自然にやさしい「竹箸」を採用。

 
各出店ブースにも夜間の照明はキャンドルを
持参してもらい省エネに貢献。
夜の時間帯のアコースティックライブでも
キャンドルでの装飾を検討中(会場側と調整中)

 
ECOブースを会場に設け、募金箱を設置。
売上金の一部と共に木の苗を購入し、「宮古グリーンネット」に寄付後植林。
※植林はCO2の拡大を抑制し、温暖化を抑制する効果が
期待されている。           
   
 
■ガジュマル広場でワークショップ
4/23 14:00~ ジャンベ →ダイキ
   15:00~ ポイ   →友緒from東京
4/24 14:00~ ダンス  →スタジオM.I.L.K
   15:00~ フレア  →BARイクリプス
※各ワークショップ予約優先性です。当日も空きがあれば参加可能ですが、事前の予約をオススメします。受付番号090-6862-2995(岡田)

 
■チケットプレイガイド店舗
【ガンガラーの谷cave cafe】南城市※おきなわワールド向かい
【ゲストハウス結縁】八重瀬町具志頭
【cafe やぶさち】南城市玉城
【パラダイスカフェ】八重瀬町具志頭
【LIVE BAR BIG】豊見城
【アルテ崎山】首里
【あんしぇあぷろじぇくと】那覇※浮島通り
【月光荘】那覇※沖映通り
【らーめんコトブキ】那覇※沖映通り入ってすぐ
【cafe SMOOTH】那覇※バスターミナル近く
【喫茶COLORS】那覇※桜坂
【九坪】古波蔵※国道329号沿い
【cafe NIRAI】北谷※海岸沿い海岸倉庫21近く
【BAR イクリプス】北谷※海岸沿い海岸倉庫21近く
【BAR イクリプス】コザ※一番街
【ネコハウス】北谷※58号線ローソン北前店入ってすぐ
【BAR BLUE LAGOON】北谷町・美浜

 
【周辺の宿泊施設】
・ゲストハウス「結縁」
HP:http://yuien.web.fc2.com/
ブログ:http://yuien.ti-da.net/

 
【空港近くの提携宿泊施設】
・ゲストハウス「月光荘」
http://www.gekkousou.com/okinawa/index.html

 
■公式ブログ「タクジ祭り」
http://takuji.ti-da.net/
■mixi公式コミュ「タクジ祭り」
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1195415
■主催:OFFICEネコハウス、タクジ祭り-8実行委員会
■後援:FMうるま、FM読谷、(株)FMとよみ、沖縄LOVElog、沖縄LOVEweb
■協力:ガンガラーの谷、あんしぇあぷろじぇくと、月光荘、BARイクリプス、
dance studioM.I.L.K、トリドリファクトリー、うるまシティプラザ、
LIVE BAR BIG、ディンカムジャパン、Ryukyu Artist Reseach、
PLANNING OFFICE Coda

 
 

 

 

※画像クリックで拡大します

 
※画像クリックで拡大します

2011 3月



小川彌生 著

 
働く女子、「生活に癒しが欲しいわ…」と嘆息している女子の特効薬となる漫画をご紹介。

 
小雪/松本潤でドラマ化もされたのでご存知の方も多いと思いますが、
はっきり言って、漫画とドラマじゃ(漫画原作のドラマが往々にしてそうであるように)雰囲気まったく違いますよ〜!(終わり方も全然違う)


主人公は新聞社に勤めるスミレ、27歳。東大とハーバードを卒業し、仕事もバリバリこなす超エリート。容姿端麗、170cmと高身長でモデル並みのルックス。会社ではクールビューティーで通しているが、本来は繊細で臆病、恋愛も不器用。
そんな彼女の住むマンションの前にある日大きな段ボールが。中に入っていたのは美少年!不憫に思って(かつて飼っていたペットの犬に似ていたこともあり…)連れ帰ってご飯を食べさせてあげるとなつかれ、「ここにいさせて」と懇願されたスミレ、一瞬考えた後に出た言葉が、

 
「ペットとしてなら、置いてあげても良いわよ」

 
恋人でも友達でもない、ただただ可愛いだけの愛玩用の男を飼う事になったスミレと、かつて飼っていた犬の名前にちなんで「モモ」と名付けられたカワイイ男の子との奇妙な同居生活を描いた作品。

 
ここまで読んで、「結局、主人公がそのペットとデキちゃうって話ね」と思われるだろうが、話はそう単純ではない。

 
モモを飼ってほどなく、スミレは大学時代からずっと恋いこがれていた「蓮見先輩」と晴れて恋人同士に!
蓮見先輩はこれまた東大卒、イケメン、183cmの高身長、まじめで優しくちょい天然、スミレ命!の非の打ち所のない彼氏。
仕事、彼氏、ペットと、三つを手に入れたスミレだが、大好きな蓮見先輩の前では、自分の本性をさらけ出せない、気持ちを素直に表現できないというジレンマに苦しむ。


仕事でも、高学歴へのやっかみ、やりたい仕事がなかなかできないという現実に対する葛藤など、外には心をすり減らす要素が満載!


そんなスミレが心から癒されるのが、「モモ」が待つわが家。


ペットだからどんな愚痴も黙って聞いていてくれる
ペットだから自分の意見を押し付けてきたり、諭したりしない
ペットだから傷付いた買い主のそばで、傷が癒えるまで寄り添ってくれる
ペットだから…エッチはなし。つまり、男女の関係にならないので、面倒なことにも至らない。(でも、おでこやほっぺにチューはアリ。)


そしてなにより、そのペットが甘え上手の美少年!というのが大事なポイント。


ペットが与えてくれるのは、見返りを必要としない無性の愛と、癒し。


会社で嫌な事があり、むしゃくしゃした気分で帰宅するスミレ。
「ただいま〜」
ドアを開けると
「お帰り〜!お腹すいた〜!」
無邪気に抱きついて来るモモ、
急いで2人分のご飯を作り(ペットにえさは必要ですから)、美味しそうにがっつくモモを眺め、食後はソファーでモモをひざまくら、クセっ毛でふわふわの髪の毛を撫でていると、いつの間にやら心のもやもやも収まっていて…
と、スミレにとっては精神安定剤のような存在に。


え?ただ飯食ってるただのヒモじゃないかって?


…うーん、そういう感じは否めないけれど、
でもヒモって、彼氏でしょう?
彼氏だったら、干渉してくる、束縛する、不機嫌になる、意見が食い違うとケンカになる・・などなど、愛情の交換と同時に、マイナス要素も交換しあうのよね。


ペットにはそれがない。


愛情さえしっかり注いであげれば、それを鏡のように買い主に跳ね返す、それで終わり。


そんな、ある種「完璧」なペットであるモモの魅力が、この漫画のキモのひとつ。


もうひとつ、私が強力プッシュする理由が、作者のストーリー展開の巧みさ。
実は、作者の小川彌生こそ新聞記者として働いていたという経歴の持ち主。
本作は、基本的に1話につき1エピソードなのだけど、オチの付け方が非常にうまく、読んだ後のこの爽快感、心がほっと暖まる感じは何かに似ている…とずっと思っていたんだけど、アメリカドラマに似ているのかも。「アリー・マイラブ」とか(古い…)「ER」とか(これまた…)ああいうの。最初からがっちり心を掴み、最後までぐいぐい読ませ、落とすときはストーンと気持ちよく落とし、ラストはほんわか幸せな気持ちになるという、非常に洗練されたスタイル。
話の進め方も、時系列ではなく現在と過去を交互に描いたり、オチから先にだしちゃったりと、普通の漫画ではあまり見ない面白い手法で楽しませてくれることも。


また、登場人物の台詞ひとつひとつにセンスがあり、文法が美しく、漢字表記もしっかりしていて(「訊く/聞く/聴く」や「憶えて/覚えて」の違いとかさ、そういう細かいことも)、「さすが元新聞記者」と納得。そういうのって漫画界ではあまり評価の対象にならないのかもしれないけれど、読んでいて安心感がある。


そして「大人の女性が若い男を飼う」というあらすじからお馬鹿漫画を想像するかもしれないが、なかなかどうして、奥が深い。きっと作者の知識の広さと深さに由来するのだと思うけれど、心理学やら宗教学やら、様々な方面への洞察も加わって読み応えがある。そういう知識が裏付けとして存在するので、男女関係のあり方や性質が、当事者の性格によってどう変わるのかということを漫画から「学べ」たりもする。


でもまあ、なんといってもやっぱり「モモが可愛すぎる!」ってのが一番のおすすめポイント。


作者が以前なにかに記していたのだけど、
「こんな現実離れした設定の主人公スミレに感情移入できる読者がいるのだろうか?と危惧していたけれど、予想に反して『まるで自分を見ているかのよう』
という感想が多く寄せられた」のだそう。
…これって、みんなの見た目がスミレのようにモデル並みに美しいという意味ではないよね??
みんな仕事やら気のきかない彼氏やらに疲れて、癒しを求めているってことだよね、きっと。


そんなお疲れのあなた、スミレになった気持ちで是非「きみはペット」をご覧下さい。
「ただ可愛いだけのイキモノ」に癒されましょう。

2011 3月

 
沖縄チャリティカフェ

 
このたび、東北地方太平洋沖地震で大きな災害に見舞われた方々への義援金、
募金を集めるため、 美浜のカフェを中心に「沖縄チャリティカフェ」を開催します。

 
2011年3月18日(金)第一回目
美浜・その他
第一回沖縄チャリティカフェ開催店舗
http://charitycafe.ti-da.net/e2999168.html

 
チャリティカフェでは、通常のメニューと別に、一杯300円のチャリティ用ドリンクを用意いたします。
この「チャリティドリンク」として一杯300円で発売し、その売り上げの「100%全額」を義援金として 被災者
に送ります。
(※日本赤十字を通じて送ります。)
また「チャリティカフェ」では、チャリティーライブ、上映会、など各種イベントもおこないたいと考えます。
イベントは「チャリティドリンク」購入の方なら、どなたでも参加できるイベントといたします。
ライブなどを行ってくれるアーティストも募集しています。

 
hp:http://www.charity-cafe.jp/index.php
blog:http://charitycafe.ti-da.net

2011 3月




フィールブリーズ・・・爽やかな風が吹く居心地のいい空間

閑静な住宅地の中にある一軒家、初めてこの場に立った時、窓辺の風に緑の森の香りを感じ、「ここだ!」と直感的に心に響くものを感じたそう。
衣・食・住 のバランスを大切に、料理にも器にもおしゃれ心を失わず、日々の丁寧な暮らしを自分らしく表現していきたいという想いから、aiko先生の フィール・ブリ-ズはスタートした。
静かな教室で、木々のそよぐ風の音を感じながら、ゆったり・ゆっくり・しっかりと、五感に響く料理を楽しんでいる。


おうちでの料理教室。ごく一般的な広さのキッチンだが、よく整理整頓され、複数名の生徒が入っても狭いと感じない。





メインの「豚肉と根菜の和風ポトフ」から調理開始。
「立派なにんにくを沢山いただいたので、傷む前に冷凍しておいたんです。」
瓶などで叩けば問題なく使える。





豚肉は4〜5cm角とやや大きめに切り、塩こしょうをふる。





蓮根を飾り切りに。この一手間で出来上がりがぐっと華やかになる。






豚肉の両面を焼く。
じゅうじゅうと音を立て、香ばしい匂いがキッチンに充満する。
色よく焼き上がったら鍋に移す。
このとき、豚肉を焼いたフライパンに水を注ぎ、残った旨味たっぷりの肉汁も残さず鍋に注ぐ。





煮立ったらアクを取り、ローリエとにんにくを入れ、落としぶたをして煮込む。





ポトフに使う根菜を準備。
普通は切り落としてしまうかぶの茎を少し残して皮をむき、根菜類は下ゆでするなど、丁寧に調理する。
茹で具合はじかに触って確かめる。





下ゆでされた野菜。
右の緑色の野菜は、芽キャベツとケ―ルの掛け合わせの「プチヴェール」という新種。
「可愛い形してるでしょう?」
初めて見る食材に、生徒たちの目も輝く。
その顔を見るのが 嬉しくて、東京から持ち帰ったそう。






豚肉を煮込んでいる間に「ハーブの香りのスコーン」を作る。
庭で栽培している摘み立てのハーブはフレッシュな香り。
タイムとローズマリーは茎から葉をはずし、バジルは細かく刻む。
「やっぱりハーブって良いですね」「この時点ですでに良い香り〜」
と、生徒たちもうっとり。






薄力粉やベーキングパウダーなどを混ぜる。
ビニール袋に投入し、空気を入れて膨らませ、かしゃかしゃと振る。
「粉ふるい器でふるうのと同じ効果が得られます。」
面倒な粉ふるいがあっという間に終わる、目からウロコの技。


ふるった粉に、冷やしていたバターを加え、ボールの中で細かく刻む。
このとき、バターの面に常に粉を付けておくようにする。
指先ですり混ぜてさらさらの状態になったら、
真ん中に「フォンテーヌ(=泉)」と呼ばれるくぼみを作り、そこに牛乳を注ぐ。





ハーブを加え、生地をひとまとめにし、長方形にのばし、三つ折りに・・・を繰り返す。
粒状に残ってしまったバターはこの時点でつぶしておき、生地を冷蔵庫で休ませる。


ビニール袋のまま、生地を麺棒で 2cm程度に伸ばし、横と底を切って袋を開く。
裏に軽くうち粉をふって型ぬき。麺棒も汚れずキッチンも粉だらけにならない、これまた便利な裏技!





型を抜き、刷毛で表面に牛乳を塗る。





ハーブを乗せてオーブンへ。





「春野菜の温サラダ」を作る。
野菜はそれぞれ下処理を。
スナップエンドウは、普通は取ってしまうへた部分を残し、ふたつに裂く。盛る時に華やかな印象に。
エダマメはさやから出し、さらに薄皮までむいておく。





バゲットを焼いてかごに盛り、テーブルセッティングも始める。
ランチョンマットにしているのは半紙。





辺り一面にハーブの香りが。
スコーンが焼き上がった。
「良い香り!」
「・・・急にお腹空いてきた(笑)」





きつね色に焼き上がったスコーンを、バゲットと共に盛る。






にんにくと赤唐辛子の香りをしっかりうつしたオリーブオイルに塩こしょう、これがサラダのドレッシングに。
熱々の状態で春野菜に回しかけ、さらに粉チーズをふる。


「みんな、こちらに来て一人ずつ自分のサラダを盛りつけてくださいね。」


先生のものを参考に、各自盛りつける。


「そろそろお肉が柔らかくなってきましたよ、みなさん、触って確かめてみてください。」





「ほんとだ〜!ふわふわになってる。」





ゆで卵と野菜を加え、少し煮る。この時点で味付けは一切していない。
「みんな、塩こしょうをする前の味をみてみて。」
「旨味がすごい!でも、確かに味はしませんね。」
ここで塩こしょうを振る。肉と野菜から旨味はたっぷり出ているので、味付けは至ってシンプルだ。


「では、黒のお皿を取って来て。それぞれ盛りつけてください。」





肉を置く前に下にたけのこを置くと、高さが出て美しく盛れる。
サラダ同様、盛りつけは必ず各自で行う。
料理の過程や技術だけでなく、見た目の美しさも重要だ。


「美味しそうに見えるよう、考えながら盛りつけてくださいね。」


生徒たちの目も真剣。


「さあ、テーブルに運んで、食べましょう!」






シンプルで品のある、美しいテーブルコーディネート。





ほろほろと、口の中でとろけるほど柔らかく煮込まれた豚肉が美味しいポトフ。
塩こしょうだけというシンプルな味付けが、素材の味を引き立てる。





ハーブがしっかり香る、大人なスコーン。
「こんなスコーン初めて、美味しい〜!」
みな2つ、3つと次々手が伸びる。
外はサクっ、中はふんわりとした食感もたまらない。


レッスン風景を見ていて、最も感服したのが調理における繊細な心配り。


数種類の野菜をゆでるときは、アクが出にくい順番でゆでる。
沸騰してから卵を入れると殻が割れてしまうので、ゆで卵を作るときは水から茹でる。
ブロッコリーを切る時は、美しく切り分けられるよう茎の部分から包丁を入れる。


こういう、つい疎かにしがちなポイントを、ひとつひとつしっかり守って調理する。
この積み重ねが、洗練された美味しい料理を生み出すのだ。


目新しい道具や材料は一切なし
身近な食材で こんなにすてきな食卓を表現できる。
家族にも食べさせたい ヘルシーなお料理の数々、おっとりとした雰囲気で優しく、料理の技術だけでなく抜群のセンスも兼ね備えたaiko先生。13年目に突入するグループもあるとか……
長年続く人気も納得の教室だ。

写真・文 中井 雅代

 

Cooking studio Feel breeze(クッキングスタジオ フィールブリーズ)
与那嶺愛子
宜野湾市嘉数
098-890-7838/090-7477-2331
月2回
(曜日・時間はご相談に応じます)
少人数制(6人程度)
入会金 ¥5,000
月 謝 ¥8,500
*体験コースあります。


ブログ:http://aikocooking.ti-da.net/