「からし菜はいりちゃー(炒めもの)の主役になることが多いけど、脇役としても活躍しますよ〜。
チャーハンの具にもぴったり。栄養面でもバランスがとれるし、卵の黄色ともよく合います。
今日のレシピはぱぱっと作れるのに食べごたえがあるので、育ちざかりのお子さんがいる方には特にお勧め。
『おなか空いた〜!』の声に、すぐ応えられますよ」
「からし菜を細かく刻みます。
前の日に塩揉みして、冷蔵庫に入れておくといいですよ。
塩揉みするだけで汁が出て、くたっとなるんです。
水気を絞ってから刻んでくださいね」
「卵を割り、溶きほぐします。
ちょっぴり辛いからし菜に、まろやかな卵が良く合うんですよ〜」
「チャーハンにはベーコンやソーセージを入れることもあるけど、最近はじゃこにハマってます。
カルシウムも摂れるし、冷凍保存もできるから便利なんですよね。
うちは、肉も魚も買ったらすぐ冷凍。
使うときに使う分だけ解凍、もしくは半解凍して調理します」
「まずは卵をフライパンに流し入れます。
ここで、卵だけで炒めないのがポイント。すぐにご飯を投入〜」
「こうすると、卵がご飯をコーティングして、ぱらぱらに仕上げてくれるんですよ」
「卵に火が通ったら…」
「からし菜とじゃこを入れます」
「ご飯を切るように、しっかり混ぜながら炒めてください」
「塩・こしょうで味付けします」
「私はこしょうたっぷり目が好きです。
味をみて、物足りないようだったらだしの素を入れてもいいと思います」
「最後に香りづけ程度にごま油をたらーり。
全体を軽く混ぜあわせたらできあがりです。
チャーハンはお弁当に入れることもありますね。
ごはんが余ったとき、オムライスよりはチャーハンかなって。
洋食も好きだけど、基本的に和食や中華っぽい料理が好きなんですよね」
「どのお皿に盛り付けようかな?
器は好きで、集めてます。でも、地味な雰囲気のものが多いですね(笑)。
12月に読谷でやちむん市あるじゃないですか?
見習いさんとかが作ったのもあって、すごく可愛い器が安く手に入るんです。
姉も器好きなので、だいたい一緒に行きますね。
今年もそろそろだなー、楽しみ!」
「チャーハン、エンサイとひき肉のいりちゃー、『じゅーっ』の味噌汁で、簡単うちなー定食の完成〜。
どれもお手軽レシピなので、あっという間にできちゃいますよ」
「お野菜たっぷりの料理を作るようになってから、体質も改善しました。
やっぱり地元で摂れる元気な野菜のパワーはすごいです。
オーソドックスな沖縄料理にとらわれず、沖縄やさいをぜひ普段使いしてみてください。
意外とどんな料理にでも合うものですよ〜」
写真 中井 雅代