吉田

写真 田原&金城
文 佐野 綾子

 

Shoka

 

 

つい先日まで、Shoka:の社員旅行で、台北を中心に三泊四日の旅を体験してきた。
私にとって初めての台湾は、活気にあふれた街。数カ所まわった夜市は、屋台がぎゅうっと詰め込まれていた。

 

それぞれに規模や雰囲気が違っていて、どこも人で溢れている。
ムンムンと熱気が伝わる屋台たち。

 

Shoka

 

 

そして言葉は通じなくても、親日の台湾の人達が世話を焼くように色々と教えてくれるのだ。
屋台で食べた、豆腐の入った温かいピーナッツ汁やフルーツの美味しさが忘れられない。

 

 

Shoka

 

 

一番心配だったMRT(都市鉄道)での移動も、mapを片手に路線図を見ながら、しばらくすると慣れて来て、すんなりと移動が出来るようになっていった。
切符がおもちゃのコインのような物だったのには、とても驚いたけど!!

 

 

2日目は、茶藝館「小慢」へ連れて行っていただき、美味しい台湾茶で至福のひととき・・。
この空間にずっと居たいと思うようなスペースだった。

 

Shoka

 

 

 

その後フリータイムで國立故宮博物院へ。

 

その広さと作品の多さに驚きながらも、貴重な展示を見る事が出来た。
博物院内で郵便局を発見したので、思いつきで、遠方の友人に小慢で購入したお茶菓子のマンゴードライフルーツを送ってみた。
封筒等、手元に無くても話せばなんとか伝わるものだ。
無事に届くと嬉しいな。

 

Shoka

 

 

3日目は、市立美術館で現代アートを鑑賞した後、永康街へ。
永康街は小さなお店(台湾茶や、食べ物屋、雑貨、洋服、アクセサリー、など)がこれまた沢山並んでいる街。

 

Shoka

 

ここでは、お昼ご飯を食べた後自由に動いて、私は雑貨屋で娘へのお土産を買ったり、アクセサリーショップでお店のお兄さんと会話を楽しんだりもした。

 

同じ永康街で別行動していた由桂ちゃんは、手作りランプの店や文具店で、店主と話が盛り上がったようなので、Shoka:で会ったら聞いてみると面白いはず。

 

 

最終日は朝早く桃園国際空港を出て、沖縄へ帰ってきた。この日は台北も沖縄もとても寒く、違う土地に帰って来たような気分になった。

 

あっという間だったけど、思った以上に色々な場所をまわれて、とても濃い旅になったと思う。

 

そして社員旅行も、自由な気質のShoka:らしく、とてもフリータイムが多かった。
なので、最初はおどおどびくびくだったけれど、自分たちで計画を立てて、行きたい場所を巡り現地の人々と交流することが出来た。
ツアーの旅とはひと味もふた味も違う旅は、匂いも、人の温かさもダイレクトで、記憶の中で生き続ける楽しい思い出の一つになった。

 

Shoka

 

 

これこそ、とても貴重な体験でスペシャルな事だと思う。

 

あゆみさん、たおちゃん、Shoka:のみんな、Shoka:に来て下さる方々、皆さんのおかげです!
素敵な体験をありがとうございました!
体感したことを皆さんにお伝え出来たら嬉しく思います。

 

ぜひ、ひと味違う表情になった(?)わたしたちに会いにいらして下さいね。

 

 

 

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*Shoka:の今年のスケジュールは、田原がなかなかアップしてくれていません。ひゃ~~。皆さんすみません(ここだけ田原が書いています)。近日中にアップしますね!2月は7日から安藤雅治さんの企画展が始まります。今DMあわてて製作中です!2014年も盛りだくさんで濃いですよ~。お楽しみに!*

 

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Shoka

 

 

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火曜定休(企画展開催中は除く)
沖縄市比屋根6-13-6

 

吉田

写真 文 田原あゆみ

 

Shoka

 

明けましておめでとうございます。
沖縄は暖かいお正月。
けれど私が滞在中の台南は、夏のような暑さ。
走り回った2013年を後にして、2014年の2日目の朝初めての台南へや。

 

1月2日の初日は、頭の中や自分の感覚の軸が沖縄にあったせいか、夢見心地のまま台南の無秩序な街をふらふらしとさまよっていた。
滞在先を謝宅という台南のクラッシックなスタイルでまとめた民宿にしたせいか、今日からは地に足がついた感覚で街としっくり、色々なところを闊歩した。
歩いた歩いた、朝の8時から夜の8時まで。

 

私を朝から晩まで支えてくれたtrippenよ、ありがとう!

 

 

一番目の写真は安平の古い港町の老街と呼ばれる、昔ながらの建物を残したノスタルジックな裏道。

 

 

Shoka

 

 

迷路のような街の中を歩き回っていると、古い時代のものと鉄筋コンクリートの無機質な建物が混在していて不思議な感覚になってくる。
古い建物はだいたい赤レンガと、石と、漆喰で出来ているのと、人の手で作ったせいか血の通った温もりが感じられる。けれど、その有機的な建物はどんどん少なくなっていってるのがアジアの現状。
どこにだってあるような景色が大量生産されて、こんなかわいらしい景色を飲み込んでいくのを目の当たりにするととてももったいないような気持ちがふつふつと湧いてくる。

 

ちょっと寂しいけれど、その現実も受け入れながら、タイムスリップしたようなこの老街を今日は楽しく味わおう、そう思い返してまた闊歩闊歩。

 

 

 

Shoka

 

台湾を歩いていると、赤い色が多いような気がする。
きっと縁起の良い色なのだろう。

 

昔の台南の街に思いを馳せながら歩き回った後は、水辺でゆっくりと風にあたって一休み。

 

 

Shoka

 

マングローブのトンネルの下を筏でゆっくりとくぐりながら、水鳥や小魚を眺めてリセット。
とにかく車とバイクの数が多いのが台湾。
どこを歩いていても、ひかれないように気が張るのです。
人より車が優先で、道を渡っていても誰も譲ってくれないし、それどころかひきそうになっても停まってくれません。

 

歩行者優先の国から来た私たちは、おっかなびっくり道を渡って毎瞬大冒険気分。

 

水辺の風に癒されて、今度はエネルギー補給。
台南といえば小吃!
市場や、屋台、小さな食堂、いろんなところで少しずつおいしい食事をたのしむ事が出来るのです。

 

 

Shoka

 

かりかりに揚げた魚卵の唐揚げはさくさくプチプチ。
鰆のフライのはいった麵はほんのり甘めで優しい味わい。

 

その後は、甘いもの。

 

Shoka
Shoka

 

小豆・タロイモ・タピオカ・白インゲン・緑豆・蓮の実をお椀に入れてもらって、その上にかき氷を載せて頂くこの甘味がおいしい事といったら!

 

これでまた歩けます。

 

台南料理は全体的に少し甘身があるのが特徴のような気がします。
しかし・・・・台北もそうだったように台南も、どこを見回しても食べ物が溢れていて、活気に満ちています。

 

 

 

Shoka

 

牡蠣の山が・・・・

 

ああ、振り向けばフルーツも。

 

Shoka

 

 

もう言葉はいりませんね。

 

Shoka

 

 

そこに食べ物があるしあわせ。
しあわせいっぱい胸いっぱい、腹一杯いただきました。

 

Shoka

 

欲望に任せて生きる、そんな日がたまにあってもいいですね。

 

 

あるいてあるいて、疲れたら、cafeだってなかなかいいところがあるのです。

 

 

 

Shoka

 

とあるcafeの店内にて。
これからどこへどうやって行くのかを、cafeでミーティングしたら、また歩いて歩いて。

 

疲れたら、木陰で休んで。
見上げると、

 

Shoka

 

台湾リスが私を見下ろしていたのでした。

 

そんな本能に任せた旅の途中。
台南2日目からの旅便り。

 

頭はお休みにして、本能と欲望と希望に耳を澄まして冒険は続きます。

 

皆さんはどんな正月を過ごしていますか?
さあ、この続きはShoka:のブログにて、明日から台北へ移動してやっぱり郊外の老街やお茶の街を歩きます。

 

 

今年もたくさんの方と楽しい時間をShoka:でともに過ごす事が出来るのを心から願いつつ。
新年あけましておめでとうございます。

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

Shoka

 

台南の謝宅の窓から。
お休みモードの田原より。

 

 

 

 

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火曜定休(企画展開催中は除く)
沖縄市比屋根6-13-6

 

吉田

 

3分間ストレッチで劇的ダイエット効果!・ハープのミニミニ音楽会・ゲスト講師による「言葉のもつパワー」セミナー・軽食でのパーティー

 

開催日:2014年1月26日(日)
時間:PM13:30~PM16:00(開場13:00)
場所:北中城村あやかりの杜 和室
www.npo-hai.jimdo.com

 

吉田

renemia

 

RENEMIA

 

イラストレータMIREIの個展と聞いてやってきたのは、ギャラリーRENEMIA。だけどちょっと様子がおかしい。イラスト展のはずが、MIREIの作品と同列に並べられているのは、北欧の工業製品に沖縄の工芸品。

 

おまけにコーヒーの香りは漂ってくるし、皆、絵を鑑賞する、商品を吟味するというより、遊んでる…。

 

「ここは、一体何なんだ?」

 

疑問の答えは、運営者である金城博之さんの想いの中に。

 

RENEMIA

 

renemia

 

金城さんはこれまで商品パッケージや、企業のロゴといったグラフィックにデザインの仕事(関連記事:think of)を中心に活躍するだけでなく、日常使いしたくなる沖縄の工芸品を扱うショップ(関連記事:tituti OKINAWAN CRAFT)も運営し、沖縄のデザイン界を引っ張ってきた人だ。

 

「今まで『沖縄のため』とか『今後のこと』とか、難しいことを考えてデザインに関わってきたんです。でもやっぱり、それってなかなか難しいよねと感じて。それよりももっとミニマムな単位で、自分たちが素敵だと思うことをやっていれば、自ずと輪が広がっていくんじゃないかと。まずはそこに戻ろうと思ったんです。とにかくまず自分達の気持ちに素直になろうって」

 

RENEMIA

 

RENEMIAでは、金城さんが向き合った「自分の素直なきもち」の表れをいくつも拾うことができる。

 

最初に気づくのは、並べられている品々がどれも深い魅力を持っていることだ。作り手の心の入った工芸品や、数十年という長きに渡り愛され続けている工業製品は、美しさだけでなく機能性においても優れている。

 

「必要だと思っているのが、自分達がまずは欲しいというものを並べることですね。商業ベースから考えて、マーケティングして探していくという一般的なやりかたからは軸を変えていきたいなと。

 

沖縄の元々のものづくりも、たぶんそうじゃないですか。売ろうとして作ってたんじゃなくて、例えばくらしの道具として作っていたりして。それが自然と売り物になっていってという流れがあったと思うんです」

 

 

 

だが、沖縄の工芸に特化したいわけでも、今の新しい工芸にこだわりたいわけでもないという。

 

「外の空気も積極的に入れて行きたいんです。そのことが、沖縄の作家さんたちへのいい刺激にもなるんじゃないかとも思っているので。

 

それにプラス現代のものと対等に、古物なんかも紹介できたらと思っています。
沖縄の古い漆器とか見つけたらそれ置くとか。海外の工業製品とあえて沖縄の工芸品と並べたりね。時間と土地もミックスされて、それが同じテーブルに並べられてたら面白い。

 

あと、実際に仕事として取り組んできた商品も紹介していきます。月桃や黒糖、クチャなんていう、沖縄で昔から親しみのある素材を、今の暮らしにあわせた商品開発やデザインも行っていますので。そういうものもここで、お披露目できたらいいな」

 

renemia

 

renemia

 

RENEMIAにしばらく身を置くと、その空間があらゆる方面にオープンであることを実感する。文字どおり屋外に対して開いたな広い間口。どんなものを展示しても違和感なく受け止めてくれそうな、ニュートラルオープンとでも呼びたくなるインテリア。これらも金城さんの気持ちが形になったものだ。

 

「場を作るなら、自分の好きなデザイナーの真喜志奈美さんにお願いして好きな空間になってとは考えていました。沖縄にいるけど違う場所にトリップできるような場が欲しいなと思ってて。

 

デザインは真喜志さんに一任しちゃって。キッチン置きたい、テーブルを畳めるようにしたい、1日だけレストランとか食事会が出来るようにしたいとか、そういうことだけ。ワークショップもしたいし、色んなことが出来る場にしたいというイメージだけを伝えたんです。

 

真喜志さんの魅力をこの場で1つだけ言うなら、素材の使い方。このテーブルも棚もベニヤなんですよ。ベニヤって1番素材的にはチープな感じがあるけど、素材を吟味し、使い方次第でこんなにも上質になります。経年変化を楽しめるステンレスを使ったりとか。素材と寸法とのバランス感覚がとても素敵なんです。

 

あとやっぱり、このロケーションと空間。いつもは気にしていなかったのに、テナント告知を知って、ここいいかも!って。間口が2つある、天井が高い、サッシが素敵、公園が目の前にある、大きなデイゴの木がある、桜並木がある、国際通りが近い、駅近い、拝所がある(笑)。最高だな~みたいな。一応ここ由緒ある場所なんですよ。大綱引きの旗頭が上がったり、300年前から沖縄角力(すもう)をとる場所だったり。

 

で、この公園には桜が咲くんです。でいごもあって、月桃が植えられてて。たぶん四季も感じるし、これも含めてRENEMIAとして考えたら、なんて魅力的なRENEMIAなんだろうって思います(笑)。

 

こんないい場所だから、コーヒーでも一杯って気分になるでしょ? だからコーヒーも出してますよ。打ち合わせするもよし、展示をゆっくり眺めるもよし、こちらからの制限みたいなものは、何もないです」

 

renemia

 

RENEMIA

 

2度訪れること無しには気づかないこともある。それは、金城さんの出会いを大切にしたいという気持ちだ。

 

「作家ものって、お客様からの注文があったからといって、同じものを大量に作るということには向いてないんですよ。でも、本人の心のあり方や環境やらのタイミングが合わさってなのか、すごく面白いものを作ったりすることがある。そういうものを上手く紡いで、その瞬間瞬間がここにあるようにしたいんです。物にも鮮度があって、『3個売れたらもうありません』的な感じでもいいんじゃないかなって。

 

ワークショップも色々企画していて、花のアレンジメントやけしごむハンコのワークショップなんかも考えています。MIREI企画のものもきっと沢山やっていく。彼女はアイディアが無尽蔵なんで(笑)。

 

あと、スタッフにも出会ってほしい(笑)。これは自慢になっちゃうけど、お客様からの『凄く親切にしてくれてありがとう』っていう声が多いんです。『ここまでするの?』ってびっくりされるみたいで。でもね、彼女たちは普通にやってるんですよ。これはきっと沖縄ホスピタリティだと僕は思っているので、ぜひ出会ってほしいです(笑)」

 

renemia

 

renemia

 

金城さんの「自分の素直なきもち」から生まれたRENEMIAは、ギャラリーでもあり、ショップでもあり、カフェでもあり、ときにはレストランにもなる。

 

店としてのカテゴリーも、空間としての用途も、時代も土地も何も区切らないのがRENEMIA流。

 

観光客の溢れる国際通り脇にこんな面白い空間、間違いなく新名所となる。

 

文 山城梓

 

renemia
RENEMIA(レネミア)
沖縄県那覇市牧志2-7-15
098-866-2501
open 14:00〜19:00
close 水曜日

 

http://www.renemia.com

 

吉田

 

ガールズスクエアってどんなところ?ガールズスクエアで活躍している会員さんの話をきいてみたい!会員さんのワークショップに参加してみたい!と思っている女性の皆さん!ママの皆さん!

 

ガールズスクエアを舞台に頑張っているママの活躍を身近に感じてみませんか?

 

ガールズスクエアファミリーによる、トークショー・ランチ会・ワークショップ・焼き菓子の販売会とすごく魅力的なプログラムとなっております。(事前予約制)

 

私も何かできるかも!私も何かやりたい!と思っている女性の皆さん!ママの皆さん!のご参加お待ちしております。

 

もちろんご夫婦でのご参加も大歓迎ですよ♪

 

ママの皆さんに、ゆっくり参加してもらうために、託児完備(500円:保険料込み)です♪
どうぞお気軽にご参加ください☆

 

★タイムスケジュール★

 

詳細は★をクリック!

 

■10:30-12:00 ★Girls’Square presents Beautiful Life vol.2

 

〜ガールズスクエアを舞台に輝く女性によるトークショー〜

 

【今、私たち歩きだしています!!!】

ゲスト:中村菜摘さん 米須美奈子さん 平田尚子さん 鈴木亜希子さん

■12:00-12:45  ゲストを囲んでのランチ会

■13:00-15:00

 

アトリエWOOD#720 中村菜摘さん
★木工〜親子でDIY!〜
■13:00-15:00
nma-nmaスイーツ 平田尚子さん
★nma-nmaスイーツ焼き菓子販売会
■13:00-15:00

 

こぐま舎 鈴木亜希子さん
★こぐま舎ファーストサイン教室の紹介
■13:00-14:20
メイクアドバイザーmi-na 米須美奈子さん

★ポイントメイクのアドバイス
託児料金:500円(事前予約制)※保険料込

 

■お申込 : info@girls-okinawa.jp

 

タイトルに参加ご希望のプログラムをご記入の上

(例:トークショー参加  ポイントメイクのアドバイス参加)

1)お名前

2)メールアドレス・電話番号

 3)託児有無

 4)託児有の場合のみ

    お子様の名前・年齢・ご住所・生年月日・性別(保険加入のため必須)

 

を本文にご記入の上、お申込願います。折り返し、確認のメールを送ります。

 

http://www.girls-okinawa.jp

 

吉田

 

全5種 各¥7,350(税込)¥7,000(税別)
付属品:ピック1枚 勘所シール1枚 予備弦1セット

 

 

戦後の沖縄音楽はカンカラ三線から始まった。
カンカラ三線は、空き缶を胴に使った三線。終戦直後は、物資も乏しく、人々の心もすさんでいました。
そんな中でアメリカ軍から支給される食料の空き缶をボディにして三線を作り、唄と音楽をこよなく愛する沖縄の人々の希望の音を奏でました。
楽器としてはもちろん、インテリアにもぴったりです。

 

写真 左より
1.ブラジル国旗(黄色バージョン)
2.米国条旗
3.モッズターゲット
4.ブラジル国旗(緑バージョン)
5.英国ユニオンジャック
※3.星条旗にはヘッドにピースマーク
 5.ユニオンジャックはロンドン地下鉄マークが付いてます。

 

http://www.takara-r.com/takarahp/text/kankara.html
高良レコード店 TEL.098-863-3061

 

吉田

写真 文 田原あゆみ

 

Shoka

 

今年はそんな旅の多い一年だった。

 

旧正月の台北に始まって、

 

石垣島の野底
ソウル
群馬県の山
出雲
オーストラリア
山梨
多治見

 

東京は何度も

 

距離でいったら、今までで一番動いた年だったと思う。

 

 

 

しかもどの旅も、誰かに会いにいくための旅。
友人と会う旅には、楽しくておいしい食事がつきもの。

 

 

Shoka

 

写真の料理は、11月に東京に住んでいる人生の先輩と、急遽思い立って行った那須塩原の知人宅でいただいた夕ご飯。
急な来客を歓待してくれた、心の大きな友人に感激の夜でした。

 

誰かと一緒に食べるから、じゃあおいしいものを奮発しようと思うことは、一人でいただくよりみんなでいただく方がおいしいと思っている証拠だ。
そんなことに気づけてよかったな、と思う。

 

 

Shoka

 

ヨーガンレールの社員食堂でのお食事が出来るのも、この仕事の醍醐味の一つ。
約30年の付き合いがあるから、顔見知りの友人知人と一緒にいただくランチはにぎやかで楽しい。

 

ランチはやっぱりおしゃべりと一緒の方が楽しい。
近況報告や、最近のトピックがにぎやかに語られて、へ~~~~、もぐもぐと、おいしさが倍増。

 

 

 

Shoka

 

東京へ行くと、私が勝手に師匠にしている友人たちがいて、やはり彼らと一緒にする食事の時間はすばらしいものになる。時にはいろんな国の人々が、今宵限りの友人となって食事をともにすることも。

 

この晩はイタリア、ドイツ、イギリスから集まった人々で、特にインターナショナルな晩餐となりました。
国際色豊かですが、会話の内容はやはり自分の仕事や時事ネタ、人生のトピックなどです。
昔はこの空気に圧倒されていましたが、結局圧倒されていたのは「インターナショナルはすごい!のではないか?」という自分の偏見に圧倒されていたのでした。
まあ、今でも馬鹿なことがばれないかしら?と、ちょっと緊張しますが、聞き役に徹するという安全地帯を発見して安堵しています。

 

そして話を聞いていると、みんな誰かの子供として生まれて、育った人間なんだなあ、ということを感じるのです。
ああ、こんな人教室にいたなあ、とか、あの漫画に出ていた人とそっくりとか、親近感がわいてきて、対等感が育まれていったのです。

 

 

 

Shoka

 

大好きな3人の先輩たち。
今年はヨーガン レールさんや、デザイナーの松浦さんと時間を過ごすことも多かった。
この2人からは、私の人生に本当にたくさんの「刺激」という栄養をいただいている。

 

レールさんからは、
うつくしいものを見分ける力
意思を貫く潔さ
いい人に陥ってはいい仕事はできないし誰も成長しない、ということ
人生は好きなことをするだけの時間しか無いのだということ
それでも好きなことの周りにはいろいろついてくるのだということも
それからアラウンド ザ ワールド!旅好きなレールさんから見せてもらう写真はほんとに楽しみ!

 

松浦さんからは
根気強さ
集中力
想像力をフル回転させていると、ウイットとジョークが泉のように溢れ出すということ
気を回すことは、頭を使うことだということ
創意工夫力のすごさ
後、何といっても人との交流を楽しむその心意気
バイタリティ!

 

 

 

Shoka

 

ロンドンでギャラリーを経営しているインゲさん。
私はこの人と会話が出来るようになりたくて、英会話を学んだ。
1年半ほどがんばって、今ではどうにか伝えたいことを伝えられるようになり、旅先で席をともにした人とひとときの会話を楽しめるようになった。
柔らかくて、うつくしくて、上品で、慈愛に満ちた知的な瞳のインゲさん。
まだ謎な部分が多いのは、私の英語の聴き取り力が足りないせい。
来年は是非英語の聴き取り力に磨きをかけたいものだ。

 

誰かの魅力が、誰かの学ぶ動機になり、成長ににつながっている。
インゲさんの魅力は、私の人生に豊かなギフトをもたらしてくれた。

 

 

それにしても、ここで感謝とともに紹介したい素敵で魅力的な人の多いこと。
まだまだ世の中に光は充分にあるのです。
光を見たら、光が増える。
人間の脳みそってそんな風に物事をキャッチするのを知っていましたか?

 

犬を飼い始めたら、日常の中で犬をたくさん見ることになるし、子供が出来た人は、世の中に子供たちがたくさんいることに気づくはず。
だから、何かを探している時には紙に欲しいものの理想を書き出してみるといいのです。
だまされたと思って、是非お試しあれ。

 

たとえばお部屋探しの理想を書き出すと、それをキャッチした脳は、世の中からそんな物件を探すお手伝いをフル回転で始めてくれるのだそう。
私もそうやって今の場所を見つけたのです。
気になる方は、そんな本がたくさん出ていますので是非読んでみてくださいね。

 

 

ちょっと話が横道小道に迷んでしまいました。
話を素敵な人と食事の時間に戻しましょう。

 

 

 

今年の11月に15周年を迎えた多治見のギャルリ百草さんでの夜。

 

Shoka

 

 

トラネコボンボンの中西直子さんの料理を、みんなが楽しそうにつまみ食い。
私はしばらく手伝いという名目で厨房を離れず、久しぶりの直子さんとの再会と、彼女のすばらしい料理のつまみ食いを堪能しました。

 

 

 

Shoka

 

内緒にしていましたが、私にはパーティ野郎なところがあるのです。
酔っぱらうと、誰彼かまわず楽しく絡みつき、また触手を伸ばして誰かを巻き込み・・・と、その場を共有している人々をそのときの友人にしてしまうという性質があるのです。

 

そして、酔っぱらうとすぐに記憶が飛ぶという危険人物。
何度、相手の頭を殴ってでも記憶をもみ消したいような事件が起こったことか。

 

この夜も、私は飲んでしゃべって楽しみました。
記憶のあるうちは、です。
怖いのは記憶の空白部分。あまりに怖くて、そこの部分は確認せずに帰途につきました。

 

 

沖縄に帰ってきてから安藤明子さんと、雅信さんから「あゆみさんがいるおかげで助かりました。本当に感謝しています」、というお言葉をいただき、ちょっとびくびく。
お料理のお手伝いをしたことかしら?
他に感謝されることって、なんだろう???何かやったのかしら?

 

途中の記憶が飛んでしまっていたから、2人の言葉が本当のことなのか揶揄なのか分かりかねていたのです。
「人をつなぐ天才」と、安藤さんに言われたことも解せなくて、何があったのだろうとたまに思い出しては冷や汗をかいていたのです。

 

 

最近やっといきさつを聞くことが出来たのですが、私がその場にいた方をつなげたことで、場が盛り上がったのだそう。
主催者側はいそがしいので、それを私がやってくれたのでとても助かったのだそうだ。
ウワ!よかった!
初めて酔っぱらいが役に立った!

 

私は私でいただけなのに、誰かに喜ばれたことが嬉しくて、「人生心を社会に広げれば、失敗もまた恐れることなし」と。
お調子者の私は喜んでいます。こんな時こそ気をつけねば・・・・

 

 

 

そうそう、昔はそのまんまの自分をだすと嫌われると思っていたので、心のシャッターを開けたり閉めたりでいそがしかった。
今はもう、年を取ったせいなのか、シャッターが緩んでいつも半開き。
そうしたら、なんと社会の懐は深いのだということが分かったのだ。
みんなだめなところも受け入れて、それでも好いてくれる。
優しくしてくれる。

 

みんないい人で、毒だってあって、誰かの子供で、誰かの親だったりする。
大切にしている人がいて、未来に伝えたい志があったりして、好きな人が居たり、嫌いな人だって居たり。
そして魅力的で刺激的な人々がいろんなところで自分の人生を生きている。

 

がっくりくるようなニュースが飛び込んできても、そんな人がいる世の中はまだまだどうして捨てたもんじゃないな、と、今年もやっぱりそう思う。
子供たちに、この世の中にはまだまだ素敵な大人たちがいて、みんないいお仕事をしているよ、だから未来は明るいよ、と伝えていきたい。
そのことを伝えてゆくのが私のライフワークなのだから。

 

 

 

 

Shoka

 

 

来年もたくさんの人たちと、お茶を飲もう、食事をしよう、そして触れ合って、たくさん耳を傾けよう。

 

 

 

Shoka

 

 

あなたと私が生まれてきて、出会った喜びを大切にしよう。
心が栄養不足で、ケチになった時には、誰かの優しさに甘えよう。

 

 

 

Shoka

 

Shoka:の心優しい仲間たち。
この仕事を通して彼女たちと出会えたことに心から感謝しています。
忘れん坊の私の秘書のような役目もしてくれてありがとう。
iPhoneをまだ無くしていないのも、彼女たちの気配りのおかげです。
へこんだ時も、彼女たちの生き生きとした目の力が私の元気の帰る場所。

 

私の、「Shoka:で働かない?」という勧誘に引っかかってくれてありがとう!
来年もまたいいお仕事を一緒にしましょうね!

 

 

 

Shoka

 

私の人生を豊かにしてくれる、宝物。
家族のみんな。

 

みんなとっても個性的で、魅力的で、思い出すと吹き出したくなるようなことばかり。
がっくりくるようなこともいつの間にか喜劇に変わってしまう、たくましい私の妹たち。

 

Shoka

 

今年一緒にたくさんの旅をしてきた娘は、17歳。
自由の森学園という学びの場を自分で選んで、自律への第一歩。
私も彼女から自立して母親の仮面を外した開放感を味わった一年でもありました。

 

娘のたおは、私にいつだって温かい未来の光をちらつかせて、あゆみを進める方向を照らしてくれる存在です。
いっぱい遊んで楽しかったね。
まだしばらく一緒に遊んでね、たお。

 

 

Shoka

 

 

各地方のおいしいものを私と物々交換してくれる、素敵な大人たちが生きているこの世の中が大好きです。

 

今年出会った皆さんのおかげで、豊かなすばらしい一年になりました。
心から感謝申し上げます。

 

有形無形のおいしいものを、来年もまたShoka:で皆さんと一緒にいただきましょう。

 

よい年をお迎え下さい。
皆様の日常の旅が、温かく素敵なものとなることを感じつつ。
Viva trip! Viva friends with dishes!!

 

 

 

 

*年末年始のお休みは12月29日(日)~1月2日(木)まで。また、6日(月)~9日(木)は社員旅行のためShoka:はお休みです。感謝!*
*来年の企画展のスケジュールはShoka:HPで近日中にアップいたします*

 

 

 

 

Shoka

 

Happy birthday to you ! 12/28☆

 

暮らしを楽しむものとこと
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