吉田

写真 文  田原あゆみ

 

 

Shoka

 

9月7日から始まったイエローレーベル展。
たくさんの方に手仕事に触れてもらいたくて、2週間の展示期間を設けています。

 

インドの手仕事を活かしたこのレーベルのデザイナーは松浦秀昭氏。

 

イエローレーベルは、松浦さんとヨーガンレールさんが、インドのニール クマールさんの工房を訪ねた時にその手仕事のパワーに感動して始まった企画です。
写真は松浦さんの自宅のダイニング。集まった友人達を手料理で迎えてくれたときのもの。

 

デザイナー業だけではなく、興味を持ったことにはとことんエネルギーを注いで楽しむ松浦さん。
手料理でみんなをもてなしたり、八重山古典民謡を極めたり、津軽三味線の師匠の元へ弟子入りしたり、いそがしい仕事の合間をぬってよくもまあこんなに!と驚くほどの活動を楽しみながらこなす人。
人生を味わい尽くして楽しんでいる、私の「人生の師匠」の一人。

 

小さな変化にすぐに気づいたり、相手に気を遣わせないように気配りをしたり、
そんな繊細な感性と、え~い、なんでもとことん楽しんだ人が勝ちよ、と、吹っ切れているバランスがとても素敵なのです。
とにかく集中力がすごくて、興味を持つととことん自分のものになるまで手を抜かない。
本当によく働く人で、いい意味で生活の中の生産量がハイレベル。

 

インテリアも一つ一つこだわりがあって、使い勝手とデザインが絶妙なのです。
感銘を受けたのがこのシャンデリア。

 

Shoka

 

キッチンの中央に下がっているのですが、夜の写真だから分かりにくいでしょうか。
計量カップや、大根下ろし、ボウルや撹拌器、etc キッチンで使うものがぶら下がっているのです。
機能的でいて、デザイン的にもうつくしい。
初めて見た時には、さすが、と感動したものです。

 

このキッチンはクロワッサンの特別号で取材を受けているようです。

 

「男のクロワッサン 男の台所術」
http://magazineworld.jp/books/8703/read/

 

松浦さんがデザインした台所にヨーガンレールさんがどーんと写っています。
この家は二人でデザインして作った家なのです。

 

 

そんな人生を楽しむ達人、松浦さんが、インドの人達とライブ感溢れる手仕事を活かして製作したイエローレーベルの服たちがShoka:にやって来ています。

 

Shoka

 

 

8月の頭にShoka:を卒業して、『移動料理びと 胃袋』という活動を始めた関根麻子さんに着てもらったのは、シルクコットン素材に透明のビーズがまるで星のようにちりばめられたブラウス。

 

陽に透かしてみるとまるで星座のようにビーズたちが糸で繋がっているのが分かります。

 

Shoka

 

このブラウスを着るとこの糸は見えませんが、
手仕事のすごさときらめきに吸い込まれるような軌跡です。

 

 

Shoka

 

ヨーガンレールの服を、コットンネルのサルエルパンツと重ね着。
一枚で着るとリゾート気分になりそうなドレスも、こういう風に重ね着をするとまた違った印象になります。
巻いているのはとても柔らかいウールの薄手のストール。
もう少し涼しくなったらこの下に、ロングスリーブのカットソーを着てもいい感じです。

 

 

Shoka

 

ふんわりと柔らかい感触に、首と肩を包まれていい気持ち。
ドレスも、ストールも色違いがあるので、是非触れてみてくださいね。
麻子さんの今後の活動も、固まってきたらみなさんにお知らせしますね。

 

 

Shoka

 

肩の落ちたデザインの透けたブラウスは、一枚で着ると透明感があってさわやかな印象。
そこへ、きらめくビーズが施されたストールを持ってくると、

 

 

Shoka

 

きゅっと元気のいい感じになってきます。
それからいつも不思議に感じるのですが、ストールを巻くとピアスやイアリングが引き立つのです。

 

何だか完成度が違ってきます。
日除けに、クーラーの風よけにと、ストールはほんとに便利。
小さく畳んで、バッグの中にいれておいて必要な時に取り出すことの出来るコンパクトさも素敵です。

 

今度は違う色を持ってきてみましょう。

 

Shoka

 

こちらは多色使いのシルクのストール。
多色使いのものは、以外に合わせやすいものです。
ストールに入っている色のお洋服によって、合わせた印象も全く違うものになります。

 

くしゅくしゅっと色んなお洋服に巻いて、楽しめそうです。

 

 

私は気に入ったものに出会った時に、作っている人のことを知りたくなります。
松浦さんやレールさんは、最初にものと出会って感動し、それから知り合って、時間をかけて関係を築いてきました。
もうかれこれ30年位が経っているのには驚きです。

 

少しずつ相手を知るのって、どうしてこんなに面白いことなのでしょうか。
生きていて体験する様々なことの中でも、私にとっては一番興味深いことかもしれません。

 

Shoka

 

これは石垣島のヨーガンレールさんのお誕生会の時に、松浦さんが集まったみんなの絵を描いてくれたときの写真。

 

松浦さんはヨーガンレールのシーズンのイラストも描いていて、シンプルなラインで多くを語ることの出来るすばらしいイラストレーターでもあるのです。

 

http://www.jurgenlehl.jp/

 

ヨーガンレールのHPのトップには、その季節の服やイメージを表した松浦さんのイラストが迎えてくれます。

 

私は30代前半の頃まで、イラストがすばらしくて、デザイナーで、音楽や趣味にも(駄洒落にも)余すところ無く才能を発揮する松浦さんは天才だ、と感じてちょっと別世界の人のような気がしたものでした。

 

ところが今では、自分の持っている感覚をフルに活用して生きている松浦さんは、なんてステキな人なんだろうと親しみが湧いてくるのです。
才能は多種多様、それぞれの人が種を持っているのだと思います。
それをとことん使っている人は、愛に溢れているなあ、と感じるのです。
だって、才能は磨かないと育たない。
才能を育てるのには、努力と根気と、誰かを喜ばせたいという思いが必要だと今は思うから。

 

Shoka

 

仕上った絵にはお誕生会に集まったみんなが描かれています。

 

音楽家や、料理家、レストラン経営者、ジュエリーデザイナーと、みなさんとても個性的で楽しみ上手な大人達。
ちなみに私は、ヘチマに乗って飛んでいます。
いかり肩が、みそなのだと松浦さんがおっしゃっておりました・・・。

 

 

そんな人生を楽しむ達人、松浦さんが、インドの人達とライブ感溢れる手仕事を活かして製作したイエローレーベルの服たちがShoka:にやって来ています。

 

 

Shoka

 

9月22日までの開催となっていますので、初めての方も是非比屋根のShoka:まで足を伸ばしてみてくださいね。

 

 

 

 

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Shoka

 

 

暮らしを楽しむものとこと
Shoka:

 

 

http://shoka-wind.com

 

沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791

 

吉田

 

FM沖縄「ブランク」のAwichとサザンスターのManamiが主催するオールホワイトパーティー!ドレスコードは「白」(厳守)。DJにもPower Hitterz TASK, VivaceのIzena、YokangのHiroshiを、そしてMCには沖縄の広告塔、幸田悟を迎えるなど豪華なパーティー。沖縄のセレブ達が全身に白を身にまとい参加するリッチなパーティー!

 

2013年9月27日
18:00開場
天久テラス
http://ciphercity098.com

 

吉田

 

日時(3日とも同じ内容です。)
9月14日(土)10:00~12:00
9月17日(火)18:30~20:30
9月20日(金)14:00~16:00

 

会場:沖縄県産業支援センター4Fオーシャン21会議室
参加費:無料

 

内容:
みなさんは、未来を担う子どもたちへどんな希望を抱いていますか?
「明るく知恵のある人になって欲しい」
「人の痛みが分かる心の優しい人になって欲しい」
「自分の道を切り開く力のある人になって欲しい」
ふれあいや、経験や、感じたことをもとに子どもたちが自分で考えるには、大人が「道しるべ」を作ってあげることが重要です。
「キャリア教育」は誰にでもすぐに実践できます!まずはお話を聞きに来てみませんか?

 

キャリア教育・・・社会と子どもと未来をつなぐもの
昔は人間の営みがすぐ近くにあり、日常生活の様々な場面において、子どもたちが主体的に生活の場面に参加できました。また、仕事自体も子どもの生活圏内にあったので、仕事をする大人へのあこがれ、きびしさなどが自然に醸成されました。

 

現代、地域社会が崩壊しつつあり、また家庭内も便利な製品に埋めつくされています。子どもが、日常的に生活場面に主体的に関わることがが少なくなりました。さらに、産業の細分化、分業化により、特に都市部では、仕事をしている大人の姿を目の当たりにすることも少なくなりました。
一方で、情報化社会の中、不祥事を起こす企業や学校、それを糾弾するマスコミなどの情報が多く流され、とても目立つため、大人に対するあこがれが育ちにくくなっています。
そこで、様々な大人と、様々な場面で触れ合い、学びの意欲を育てる教育(=キャリア教育)が重要となります。

 

では、様々な大人と、様々な場面で触れ合い、学びの意欲を育てる教育(=キャリア教育)はどのように行えばいいでしょうか?

 

 

■県や国が推奨する理由とは?
■生活や仕事にどう活かせるの?
参加無料!まずはお気軽にお申込みください♪

 

講座の様子や受講者の声は下記からアクセス!
http://yumesodate.com/career/
担当:谷口

 

吉田

 

5組の作家さんがつくる、「おやつ」に似合う器が[そ]に並びます。
毎日のおやつの時間をもっと素敵に、おいしく。
個性ある作品たちをどうぞ手にとってお楽しみください。
また、会期中はソベラボと魔法珈琲の特別なおやつを販売いたします。
ぜひお気軽にお運びください。

 

 

参加作家さん:
〈器〉モノエ / 香月舎 / decco / 東恩納美架 / 杉尾信康
〈おやつ〉ソベラボ / 魔法珈琲

 

 

期間:9/6(金)→9/17(火)
時間:12:30-19:30
*会期中の水木はお休みです

 

雑貨屋[そ]
〒901-2225 沖縄県宜野湾市大謝名1-24-18
tel/fax : 098-898-4689

 

吉田

写真 文 田原あゆみ

 

Shoka:

 

 

Shoka:に新たな仲間が加わりました。
佐野綾子さん。
あやちゃんと呼んでいます。
マニッシュな雰囲気と、フェミニンさと両方を持った素敵な女性です。

 

人との出会いは不思議です。
求人を出したら、翌日にお客様としてやってきてくれたあやちゃん。
ゆっくりと滞在してくれたので、お茶を一緒にいただいて、色々お話をしているうちになんだかご縁を感じてしまって、スカウト。
あっという間にShoka:の空気に溶け込んでしまいました。

 

2013年の後半が新たな風とともに始まったのを感じています。

 

 

Shoka:

 

 

オーストラリアの乾燥した冬から、晩夏の沖縄へ帰ってきて、あまりの環境の違いにびっくり。
着いたとたん湿気の布団に全身をくるまれるような湿度の高さ。
乾燥した肌にどんどん水分が戻って、すぐにチャージは完了したのでした。

 

リセットのできたいい旅でした。

 

ということで、リフレッシュしたShoka:へ戻ってみましょう。

 

 

Shoka:

 

 

この時期に並んでいるのは季節の変わり目のお洋服たち。
コットンやシルク、リネンなどの薄手の素材が主流です。

 

晩夏のじりつく様な陽射しから肌を隠してくれる、軽いコットンの長袖シャツはARTS&SCIENCEのcotton100%の軽い素材。

 

ポピーの花のような鮮やかな色。

 

 

Shoka:

 

 

その服に合わせて、喜舎場智子さんのピアスをつけています。

 

 

 

Shoka:

 

 

大小大きさの違う5連のピアスパーツは色んな付け方を楽しむことが出来ます。

 

 

 

 

Shoka:

 

正面から見るとこんな感じに。
片方だけでも面白いと思いませんか?

 

 

 

 

Shoka:

 

金城はユーモレスクのカットソーのロングブラウスを着てご機嫌です。

 

Shoka:

 

この素材はコットンの細い強撚糸を使っているので、さらっとしていてとても肌触りがいいのが特徴です。
背中に羽織っているのはシンプルなカットソーのカーディガン。
一番上のボタンだけを掛けて、前を開くと一見どうなっているのか分からないのですが、引っ掛けるだけでとても雰囲気が良くなるのが不思議です。
形を遊ぶ、そんな感覚があると手持ちのワードローブが新鮮に見えてきそうでわくわくしてきました。

 

 

Shoka:

 

 

TOUJOURSのリネン素材の重ね着用プルオーバー。
透け感のある薄い素材だからこそ出る、この軽い質感がいいのです。

 

Shoka:

 

リネンはとても強く耐久性に優れているので、日常着としてどんどん洗って、着回してゆくのには最適な素材だと感じます。
質はいろいろですが、素材感と着心地に徹底的にこだわってものづくりをするTOUJOURSのリネンは、着ていて本当に気持ちがいいのです。

 

“ TOUJOURS “という言葉はフランス語で、意味は、「いつも・ずっと」なのだそう。
毎日着る、毎日着たくなる、そんな服を作っているステキなブランドです。

 

Shoka:

 

trippenのショートブーツ「 NOMADO 」

 

靴だけを持つと、ちょっと重いような気がするのですが、履いてみると革がしっくりと足全体を包んでくれて、足首をぎゅっとサポートしてくれるので、重い感じが消えてしまうデザイン。
どこまでも歩いてゆけそうなブーツです。

 

Shoka:

写真 金城由桂

 

 

同じブーツでも合わせる服を変えるとこんなに雰囲気が変わるのです。
こちらはミナ ペルホネンの新作。
カットソーのチュニックドレスです。
「autumn breeze」という名前がテキスタイルについています。

 

今日はあやちゃんが大活躍ですが、着る服によって人の印象はずいぶん変わるのが写真を撮っていても楽しかったです。

 

みなさんも良かったら、もう一度見比べてみてくださいね。
自分もそうだと思うと、服を着てお出かけしたり、誰かと会うことがまた一段と楽しくなりそうです。

 

 

 

他にも、ヨーガンレールの山羊革を手で編んで作られたお財布もとても使い勝手がいいのです。

 

 

Shoka:

 

こちらは少しだけピンク色が入ったような不思議なチョコレート色。
サイズは結構大きめです。

 

 

この色は一見地味な色に見えるのですが、使ってゆくとゆっくりと色に深みが出てきて、
落ち着いた艶が広がって経年変化が楽しめる色なのです。

 

Shoka:

 

赤と白灰色のチェックもとてもうきうきする楽しい雰囲気。

 

中を開けてみると、いい具合に整理がしやすそうなデザインになっています。

 

Shoka:

 

 

私も色違いで使っているのですが、もう開けるたびに溜め息が出るようなシンプルなうつくしさ。
いい買い物が出来るように、働くぞ~~~、というような気持ちになっています。
ちなみに色はゴールド。
目にドルマークが浮き出てきそうな色ですが、とっても楽しいので、やっぱり自分が好きな色や、元気になる色を日常の中で使うというのは大事なんだと感じている真っ最中です。

 

以前は、ゴールドに引け目を感じて避けていましたが、欲望に正直になった現在、ウハウハ気分で楽しんでおります。

 

聞いた話に寄ると、風水ではお財布は「黒・緑・茶」の三色がいいのだそう。
このお財布は他にも、白灰・緑・紫・黒などの色があります。
以外にも、ゴールドは風水では選ばれていませんでしたが、赤だってゴールドだって、自分が好きで元気が出るのだったら、それが一番なのかもしれません。

 

もちろん、風水でいい色なんだって~~、とそちらの方で元気が出るのなら、それも大層いいのだと思います。

 

 

他にも、中々時間が取れずに、写真をアップすることが出来ていませんが、
ミナ ペルホネンの新作のお洋服や、ランドリーのシリーズ、かわいいソックスもたくさん入荷しています。

 

 

Shoka:

 

 

そして、9月7日からは後半初の企画展「イエローレーベル展」が始まります。

 

豊かな手仕事や文化が今も息づいているインドで製作された服たち。
リゾートをまとうような楽しい色達は、彼の地に咲き乱れる花達のように鮮やかです。

 

もうすぐ9月だとはいえ、まだまだ陽射しが強くて、暑い日々が続きそうです。
ジャストで着れる夏服のイエローレーベルは、南国沖縄で活躍する服ばかり。

 

Shoka:

 

 

さあ、来週から東京への出張と、企画展の展示が待っています。
3人で力を合わせて、みなさまをお迎え出来る空間作りにはげもうと思います。

 

 

どうぞ楽しみにしていてくださいね。

 

 

 

 

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Shoka:

 

イエローレーベル展

 

9月7日(土)~22日(日) 

 

 

豊かな手仕事の文化が今もなお息づくインドの地で生まれた
イエローレーベルは、織りや刺繍の精緻な技、独特の鮮やかな色彩を
ヨーガンレールならではの心地よいラインにのせた
夏季限定のラインナップです。
今期はビーズワークやミシンワークなど、
ひときわ精巧な手仕事を用いたアイテムや
さらっと羽織れるジャケットやドレス、
年間を通して活躍する麻素材のアウターなどが揃います。

 

 

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Shoka:

 

 

暮らしを楽しむものとこと
Shoka:

 

 

http://shoka-wind.com

 

 

沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791