吉田


 
「めたるんちゅ  6 人展」

 
いにしえ
~古から現代へ、沖縄初
   めたるんちゅの風が吹く~

 
期間:== 2012,4,27(FRI)~5,7(MON) ==
  12:00am~8:00pm

場所:LEQUIO
901-2222 宜野湾市喜友名2-28-23
   TEL&FAX:908-893-5572

 
めたるんちゅとは?
 2011年度沖縄県工芸技術支援センター
 金属加工研修2期生6名で結成。

 
 金属加工研修で沖縄の伝統工芸である房指輪の作り方を学び
 素晴らしい伝統工芸を多く知って頂くため房指輪やモチーフ
  を使ったオリジナル作品を制作。

 
LEQUIO HP
http://www.lequio-r.com/
 

吉田

※沢山のご参加有難うございます。今回のレッスンは満席となりました。

 
フレンチレストラン 「プティ マルグリィ」にて
桜いっぱいお花見気分でお楽しみいただける
ステキなコラボレッスンを企画いたしました。

 
・春のお花のアレンジ。。。(お花のアレンジはお待ち帰りいただきます。)

・春爛漫テーブルコーディネートのご提案

・そして 春のスペシャルランチをお楽しみください。

 
日時 4月1日(日) 11:00〜13:30

場所 プティ マルグリィ  那覇市久米2−11−3 マツダレンタカー2F

講師 玉井多喜子 (フラワーアレンジメント)
    大木綾子  (テーブルコーディネート)

受講料 ¥6,500  (ランチ 花材代含) お花はお待ち帰りいただきます。

花ばさみをお持ちの方はご持参ください

 
お申込み Aya’s Table Style
       bigtree@kyi.biglobe.ne.jp
 

吉田


 
満月の夜、一緒に瞑想しませんか?
おかげさまで、満月の夜の瞑想会も4回目を迎えます。
集まって、瞑想して、解散するだけのシンプルな瞑想会なのですが、
毎回参加してくださる方々がいらっしゃるのは本当にうれしいことです。
満月の力を借りて、自分の内側を見つめてみませんか?
自分のなかに静かな場所を見つけられれば、
心が波立ったとき、いつでもそこに戻っていけます。
瞑想会では輪になって座り、心を集中して、エネルギーを生み出します。
ひとりの瞑想では味わうことのできない豊かな経験です。
参加費は無料ですが、お席に限りがございます。
どうぞお早めにお申し込みください。
 
満月の夜の瞑想会
開催日:2012年4月7日(土曜) 
参加費:無料(要予約)
時間:19:30pm 〜 21:00pm
場所:奥武山総合運動場 武道館 2階 修養室
HP:http://www.sheshayoga.com/

【日 時】 2012年4月7日(土曜日) 参加費無料(要予約)
      午後7時30分 〜 開場
        7時45分 〜 インストラクション後、瞑想スタート(9時前に終了)
         ※ 瞑想開始後の入室はご遠慮いただきます。
【場 所】 奥武山総合運動場 武道館 2階 修養室
【お申込】 paul@sheshayoga.com

詳しくはこちらのHP(http://www.sheshayoga.com/)をご覧ください。

 

吉田


 
IDÉE
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家具・照明2点以上のご購入で送料無料!

 
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3月28日(水)〜 4月15日(日)
 
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※一部ご利用頂けない商品もございます。スタッフまでお問合せ下さい。

 
http://www.mixlifestyle.com/

吉田

文/関根麻子 写真/田原 関根

 
 
 
 
 

photo by mon Sakata 
 
 
 
 
 
自由でいて「動」の服だと感じた。
自然と、体が、そして心が、動く服。
 
散歩に出かけようとか、ちょっと時間をかけて料理をしようかとか、
そんな日常の楽しい予感に気持ちをかたむかせ、心と体を動かせる服。
 
 
 
 

 
 
mon Sakataの服をつくるのは、坂田敏子さん。
先日初めてお会いしたのだが、やはり服と同じく人の心を楽しく動かす
自由な知恵と柔軟性をもつ、面白い方だった。
 
 
 
 
小さな頃から遠足などの行事の際には、お母様が「どんな服がいい?」といつも聞いてくれ
服を作ってくれたそうだ。
敏子さんは、いつも身近に手作りの服があった。
それが今の仕事の布石になっているのかもしれない。
 
そして、なんとランドセルは茶色だったという。
原色より渋めの色を好んでいた敏子さんはそのランドセルをとても気に入っていた。
30年ほど前に始まった mon Sakata はモノトーンから始まった。
 
子供の頃の原風景が映し出されている。
 
 
 
 

 
 
 
そんな敏子さんの服作りは、素材を眺めては触り、味わい、そこから生まれてくる感覚から、
こんなデザインを、と絵を起こし、パタンナーの方とのコミュニケーションを大事にしながら、形にしていく。
 
基本はそうだが、それだけでない。
行程の際に知恵と発想から生まれた偶然の連鎖を楽しんでいるという。
 
もちろん布ありきの時もあるが、ポケットやボタンの位置などの細かい部分的なところを
イマジネーションし、そこから入ってゆくデザインもたくさんある。
 
サンプルが出来上がってくると、ちょっとつまんでみてボタンをつけてみる、
全く別の素材のポケットをつけてみる、部分的に縫ってみる、などの様々な工夫を試してみる。
 
またスタンダードといわれる普遍的な服を作る際にも、もう一つ何か自分が入り込むことで
服が楽しくなるのではないか、面白くなるのではないか、とも。
 
 
 
服を作る行程の中で、意図していないことが入ることで
思いがけない形がぽろっと生まれる瞬間がすごく嬉しいと、敏子さんは話してくれた。
 
 
 
自由で楽しくなる。
そんな感覚が伝わってくる。
服を作っている人が楽しいのだから、着ている私たちも楽しくなるのだ。
 
 
 
 

2年前に買ったお気に入りのパンツ。ずいぶん履き込んで肌になじんできました。
 
 
 
私がmon Sakataの服に出会ったのは、2年前。
たくさん触れ、たくさん試着して、そして驚いた。
素材や着心地の良さはもちろんのこと、なんて自由な服なんだろうと思った。
とてもわくわくしたのを覚えてる。
 
 
ベージュの何通りにも着まわしできるカーディガン。
ウールが入ったやわらかなコットン。
その日の気分にあわせて前にしたり、後ろにしたり、さかさまに着てみたり。
くるくると巻いて、小さなストールにだってなる。
着心地抜群で、しっとり、軽やか。
まるで自分の皮膚になったような錯覚になる。
一緒に過ごす、服。
 
太めのグレーの切り替えと切りっぱなしが楽しいパンツ。
すぐ着れるようにとタンスの一番上にいつもある。
くったりとさらに馴染んできて、暮らしの友となっている。
色はといえば、何とも表情豊かな墨色のグラデーション。
 
暮らしの中で一緒に育つ、服。
 
 
 
緑色の服が似合わないと勝手に思い込んでいた。
鮮やかでおいしそうなライムグリーンのmon Sakata のカットソーを
着てからは、緑が好きになっていた。
これは私の中での思いがけない出会いでもあり、楽しい偶然でもあった。
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
 
 
モノトーンから始まったmon Sakata だが、それにプラスし、
今はたくさんのきれいな色のカットソーやニットがある。
楽しいデザインに、カラフルなものを組み合わせる。
 
そんな組み合わせをまとうと、きっとわくわくする。
自然に心と体が動きだす。
 
 
 
 
 
思いがけない事や意図していないことが生まれた瞬間。
それを喜びと感じ、服にしていく。
それは、私たちにも伝わり、連鎖していく。
 
 
 
そんな楽しい服達が、4月20日から10日間 Shoka:にやってきます。
 
 
 
 
 
 
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「2年ぶりですね mon Sakata展」
 
4月20日(金)~29日(日)
初日には坂田敏子さん在廊予定
12:30~19:00
※初日はトークイベントを開催のため、18:00までの営業となります。
  
素材を手でしっかりと味わってから作られるmon Sakataの服。
逆さまにしたり、重ねたり、自由な着こなしが自分流に楽しめる。
洗ってくたくたになってからがまた気持ちがいい。
自由な発想、自由な着こなし。
ニットは8年前に買って、一番のお気に入りの麻のニットを
坂田さんがリバイバルで作ってくれました。
本当にいい形です!
ちなみに上の写真のパンツは「gagaパンツ」という名前だそうです。
2年ぶりのmon Sakataが楽しみです。
 
 
 
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「2年ぶりですねmon Sakata展」にあわせ、坂田敏子さんのトークイベントを開催します
 
「手の力 感覚を立体に」
 
4月20日(金)18:00~19:30まで 完全予約制
(初日のみShoka:はトークイベントのため18:00にてクローズいたします)
 
坂田敏子さんのデザインは触感から始まります。
素材を触って、手と目で存分に味わってからその素材がどのような形になるといいのか、どんな風に着たいか、をイメージします。
自分の感覚を頼りにして何かをする事は、回り道のようだけれど実は自分に合った土台がしっかりと作れる確かなステップだと思います。
最初にマニュアルがあるのではなくて、自分で自分の中にある形を探り出してゆく。
こんなふうがいいよ、と提案されてみんなが鵜呑みにしていた様々な型が崩れてゆくことが多くなった今、自分の感覚を大事にし育ててゆく事はとても大切だと感じています。
目に見えるものを作る時にも、方法や仕組みなどの見えないことを作る時、そのどちらにも自分の感覚をONにして取り組むという事はとても大切なことだと思います。
 
 
今回田原は、感覚的でとてもユニークな坂田さんからそんな話しを聴いてみたいと思っています。
いつも予想外の反応が返ってくる坂田さんから、どんな応えが返ってくるのかとても楽しみです。
 
どんなお仕事をされている方でも、とても楽しく参加出来ると思います。
 
 
 
なお今回から駐車場からShoka:までの送迎を業者さんへ頼む事にしました。
代行に押されながらもがんばっている、地元のタクシー屋さんへ依頼しようと思っています。
なのでみなさまから300円ずつを参加費として頂戴する運びとなりました。
どうぞよろしくお願いします。
地元の仕事人も応援したいと思います。
 
では、Shoka:にてお会いしましょう。
 
  予約方法 
 1 全員のお名前
 2 人数
 3 メールアドレス
 4 携帯番号
 5 車の台数
(当日は初日と重なり、駐車場が少ないため、近くのカフェRoguii(ロギ)に駐車していただく事となります。
何人かでお越しの際は乗り合わせのご協力をお願い申し上げます。
 
6 住所(Shoka:からイベントの案内が欲しい方のみ記入をどうぞ。もう届いている方は記入しなくても大丈夫です)
 
shoka.asako@gmail.com  関根麻子までメールでご予約ください。
 
 
◯Shoka:の展示期間中はお子様連れも大歓迎ですが、今回はお話に集中していただきたいことから
 大人のみのご参加とさせていただきます。ご理解のほどお願い申し上げます。 
◯先着順で定員に達ししだい、締め切りとさせていただきます。
◯ご予約のメールをいただきましたらこちらから、返信をお送りいたします。
◯2日たっても返信が届かない場合は、お手数ですが確認のお電話を(080-3221-8135 関根麻子まで)
 くださいますようお願いします。
 
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5月は!
 
 
5月11日(金)~20(日)
「NO BORDER, GOOD SENSE」
 
形にならないわくわくを風にのせて ピクニック オン ザ ビーチ!
「すきな時に、すきなところで、すきな人達と一緒に作ったもの」
3氏がお互いのBORDERを越えて、自由に表現した世界が初夏の沖縄へ 
木工デザイナー 三谷龍二 + 陶作家 安藤雅信 + ミナペルホネン チーフデザイナー 皆川明
コラボレーション企画展
 
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Shoka:
住所:沖縄市比屋根6-13-6
電話:098-932-0791
HP:http://shoka-wind.com
 
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吉田

 
 

 

 
THAI exhibition – made in OKINAWA –
《会期》2012年4月14日(土) ~ 5月6日(日) open 11:00 / close 18:00
《オープニングレセプション》2012年4月13日(金) 18:30 ~ 21:30
《会場》OYAMACHO18-23(+case gallery)
《主催》有限会社ケース

 
 
ファッションをまとった陶器「THAI」
沖縄を拠点とし活躍する『THAI』は、
ファッションブランド「YOKANG」の染色家 田仲洋と
ライフスタイルショ ップ「VIVACE」の陶芸家 伊是名淳
との二人からなるデザイナーユニット。
 
 
ユニット名である“THAI(たい)”の由来は
二人の名前 Tanaka Hiroshi、Izena Atsushiの頭文字から。
更に漢字では「対」。
沖縄の方言で「二人」、英語では「繋がり」を意味します。
沖縄の伝統工芸「紅型」の技法「型染め」を
大胆にもエアーブラシで染色する手法を特徴とするYOKANGの 染色技法を
陶器に転用する事で、二人の持つ世界観を巧みに融合させ
今までにない新しい工芸品を生み出す 事に成功しました。
 
 
今年はときを同じくしてロンドンでの展示会にも参加する田仲洋と伊是名淳。
世界が注目 する“OKINAWA”をまさにリードする二人が織りなす独自の世界観を是非ともお楽しみ下さい。
今回はTHAIとして発表された作品に加え、二人の染織家・陶芸家としての作品も展示販売されます。
 
 
 
 
Design Unit THAI 主な活動
2008年 11月 結成
12月 沖縄デザイン戦略構築事業へ参加 沖縄展示会
2009年 1月 同事業 東京展示会
8月 CassinaIXC沖縄で販売開始
11月 オリオンビールキャンペーン商品に採用される
2010年 3月 豊見城中央病院附属「健康管理センター」全フロアーの壁面ART制作
 

吉田


 
「雲の速度」中田 篤 展
日程:4月6日(金)〜15日(日)
   10:00〜19:00/会期中無休・入場無料
会場:@ 陶・よかりよ 那覇市壺屋1−4−4
☎ 098−867−6576
ブログ:http://yokariyo.exblog.jp 
 
空に浮かぶ 雲を眺めていたら
 歩くスピードが ゆっくりになった。
 
中田 篤 :1968年富山県生まれ、三重県在住。
     よかりよ では4度目となる個展です。
 
目紛しく変化を続けスピードを増して行く現代社会において、モノツクリの立ち位置をどこに設定するのか? 工業製品に囲まれた生活の中で、人の手が生み出す造形の在り方とは?
そんな事を思いながら、フト見上げた空には春の風に押されて ゆったりと流れる雲の姿がありました。
 

 
*)今展は、陶・よかりよ最初の10年の締めの展と成ります。
そして、5月18日からは、次の10年の一歩となる「成り」小泊 良 展を予定致しております。 
宜しくお願い致します。
 

吉田


 
第64回沖展 浦添市長賞受賞作家の作品を入場無料でご覧頂けます。
 
期間:〜4/14(土)
場所:石垣ペンギンギャラリー
 
イチグスクモード作品展、開催決定!
石垣島出身・株式会社イチグスクモードの池城安武氏 個展
 
http://ichigusukumode.com/index.html
http://ishigakipengin.jimdo.com
 
「パイガ星は
 カフヌキィンの
 イノーにしずむ」
 
2012/3/10(土)~4/14(土)まで入場無料でいよいよ開催!!
沖縄タイムス社主催 第64回「沖展」
版画の部・浦添市長賞受賞作家です。
「カフヌキィン=幸せの服」
これからの季節にぴったりの
Tシャツ・かりゆしウエアなどの販売もします!!
 

吉田


 
3回連続講座 ヨーガ&ヴォイスセラピー
 
私たちの頭の中は いつも余計な考え事、心配事、妄想、欲求でいっぱい。
呼吸とカラダに意識を向けることで、それらを一度ストップさせます。
すると、心が静かに落ち着いて、今の私の状態を客観視できるようになります。
ヨーガをすることで、自分自身への「気づき」が生まれます。
ヴォイスセラピーで、心と体は一体であることに気づきます。
感じること 観察すること 体験すること  自分を大切にあつかう時間です。
ライア(竪琴)にあわせて 声を出していきます。
本来の自分の声に出会ってみませんか?
 
気づきの積み重ねで、日々の暮らしを豊かに 軽やかに。。。。
 
開催日:4月13日、20日、27日(金)
時間:午前10時~12時
場所:北中城あやかりの杜
音のアトリエくわの木:http://kuwanoki2011.ti-da.net
 

吉田


 
『ピンポンvol.15』
 
開催日:2012年4月6日(金) 
時間:開場20時半 開演21時
場所:プチ☆カフェBar(宜野湾市)

 
 ヒトリツチナリ主催の弾き語りイベント『ピンポン』の15回目を行います。
 共演は昨年フルアルバムを全国発売したSKANK69のギターボーカル小橋川大樹さんです。
 チャージ1500円(1ドリンク別注文)!男ふたりのツーマンライブ!!
 ぜひ遊びに来てください。※会場内での撮影や録音はご遠慮ください。

 
ヒトリツチナリ HP:http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=hitori2chinari
ヒトリツチナリ BLOG:http://hitori2chinari.ti-da.net/
 

吉田


 

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小谷田 潤 うつわ展
 
シンプルで懐かしい空気が漂う小谷田さんの器たち
東京の陶芸家、小谷田潤さん沖縄初の個展。
お皿、カップ、土鍋や土瓶、花瓶、レンゲなどなど
約300点の作品が沖縄にやってきます。
http://blog.catachi-plus.com/?eid=119
6日、7日は小谷田さん在店しております。
 
また、6日、7日はmon chouchou(モンシュシュ)とコラボ企画
「ぬくもりの器、ほころびのお菓子」小谷田潤さんの器で頂く
モンシュシュ春のお菓子プレートも同時開催いたします。
こちらは予約制となっております。
一部13:00-14:00 二部14:30-15:30 三部16:00-17:00
※お席は残りわずかで6日が少し開いております。 
 
期間:2012年4月6日(金)-12日(木) 
時間:10:00-17:00(期間中無休)※期間中、通常の休憩時間はございません。
場所:暮らしの道具店 カタチ (住所)本部町伊豆味2830-1
カタチHP:http://catachi-plus.com
小谷田潤HP:http://www11.plala.or.jp/koyata
mon chouchouブログ:http://monchouchou.ti-da.net
 

吉田

文・写真 田原あゆみ

 
 
 

 
「NO BORDER , GOOD SENSE」
 
5月11日(金)から10日間の企画展のタイトル。
木工デザイナーの三谷龍二氏・陶作家の安藤雅信氏・ミナペルホネン チーフデザイナーの皆川明氏の3人のコラボレーションによる初めての企画展。
 
 
三谷龍二
職人たちとの共同作業により、普段使いの木の器を作る木工デザイナー。
全国で個展を多数開催する。「クラフトフェアまつもと」「工芸の五月」の発足当初から運営に関わっている。
 
 
 
 
 
ピアスの金属が冷えて耳が痛くなるほど、しんしんと冷え込む松本の1月。
松本はぐるりと山に囲まれた、小さな町。
町のどの道からも、くっきりとした山並みが見える。
町のサイズが心地がよくて、魅力的なお店がまた行きたいな、と思わせる位の件数あるのもいい。
散歩が似合う町だ。
 
 
この日は「NO BORDER, GOOD SENSE」の打ち合わせと、取材のために木工デザイナーである三谷さんの工房と、2011年にオープンした三谷さん主催のギャラリー「10センチ」を訪問した。
 
10センチはこれはまた小さなお店で、店主である三谷さんをはじめとしてもの作りをしている仲間達との企画展を年に何度か開催している。
企画展の内容も「10センチにまつわるもの」「ピクニック」など、遊び心をくすぐるものばかり。
 
 
 
 
三谷さんには、向き合う相手の緊張をほぐしてくれるような柔らかさがある。
気負わない、とても自然な空気感が伝わってくる。
静かなのだけれど、まるで遊びの延長のような感覚で楽しそうに仕事をしているように見える。
 
 
 
 

 
10センチ 4月12日(木)~18日(水)
「ノコリ ノ アツマリ」 ミナ ペルホネン  
 
ギャルリ百草  4月21日(土)~5月6日(日)
作りの回生Ⅱ ミナペルホネン +百草 安藤雅信+ミナペルホネン+安藤明子コラボレーション企画展
 
Shoka: 5月11日(金)~20日(日)
「NO BORDER, GOOD SENSE」
陶作家 安藤雅信 + ミナペルホネン チーフデザイナー皆川明 + 木工デザイナー 三谷龍二 企画展
 
 
 
関連する作家たちの企画展が、それぞれが主催するギャラリーでこの春に開催される。
その3箇所でスタンプラリーをするのはどうだろうかという案が、その前日に皆川さんから出たことを伝えると、こんな感じが良いね、とさらさらと絵を描き始めた。
 
 
 
 

 
 
線を描きながら、その線がなぞらえている向こうにあるもの、
どのようなものになるのか、その内容や、空気感や、関わる人達と出来ること、そんな景色を紙の上で探っているようにみえる。
 
 
「感じていることを形にする」
思考や、湧き上がってくる情報たち、線を描きながらそれらが静まって、直感で一つになる瞬間を待っている静かな儀式。
三谷さんの日常風景の片鱗。
 
 
 
 
そうやって感覚をスケッチしながら、ふと顔を上げると「ジャバラになっていると良いね。ほらこれは先日届いた百草からのKIMAWASHIのDMなんだけど、こんな感じで」と。
私にも三谷さんの頭の中が平面から立体になって見えてきた。
 
 
そのことをメールで皆川さんや安藤さんに伝えると、「いいですね、それでいきましょう」と。
とんとんとん、と進んでゆく。
 
 
なんて受け取り上手な人達なんだろう。
なんて作るということに素直なんだろう。
信頼していて、迷いがないのだ。
 
 
 
だからこそ、普段使いのシンプルで美しい道具が生まれてくるのだろうな、と腑に落ちてゆく
 
 
 
 

 
三谷さんが淹れてくれたお茶が入っていたのは、漆で仕上げた木のカップ。
木のぬくもりがすっぽりと手に収まる。
その軽さと、熱くならない木の肌合いのやさしさが嬉しくなる。
 
 
 

 
その日は10センチはお休みの日。
三谷さんお気に入りの自転車(健在)の看板は出番待ち。
 
 

 
 
元は古いタバコ屋さんだった物件を改装した10センチ。
私たちはそこをあとにして、山の方へ20分ほど移動して三谷さんの工房へ。
 
 
 
 
 
 
山の麓の小さなりんご畑のとなりにある、同じく小さな工房へ到着。
 
 
 

 
 
 
空気は澄んでいて清々しい。
植物も気温も、人の生活を取り巻く環境は沖縄とは全く違うけれど懐かしいような気持ちになる。
 
 
工房へ入ると、そこはとても三谷さんとしっくりと来る空間だった。
暖かくて、手に自然に馴染むラインと質感が感じられる。
尖ったところがまるでない。
 
 
 
そう、三谷さんの器のように。
 
 
 
 
 

 
 
 
仕事場は持ち主そのものが表れる場だ。
その人が自分の求めているものを形にする空間。
その人の動線が見えてくるような道具の置き方と、それらが納まった様子。
そこに座って、仕事をしている様子が容易に浮かんでくるような空間。
 
仕事をする場所と、ゆっくりと思索する場所が自然な形で溶け合っているのがとても三谷さんらしいと感じる。
 
 
ここは愉しむ為の空間なのだろう。
 
 
 
 
 

 
 

 
 
 
 
 
誰かとお茶を飲んだり、語り合ったり、ご飯を食べたり、思索し、感覚を使っていいと思うものを作る、誰かが使うことに思いを馳せてみる。
 
 
 
そんな、人が楽しく時間を過ごすことが出来る要素がぎゅっと詰まった空間。
 
 
 
 
 

 
棚には、三谷さんが作った小さな10センチが。
 
小さいのに、中で色んなことが起こっているような気にさせる。
 
 
 
 
 

 
 
三谷さん作の器たちは工房で使っているもの。
オイルフィニッシュの木の器や、白漆をかけた大皿、お歯黒染めの黒漆の皿など。
この皿たちを使って、たくさんの人が様々な料理をいただきながら楽しい時間を過ごした様子が浮かんでくる。
 
 
そしてこの器たちは沖縄までやってくることになっている。
 
 
愉しみが人を繋げてゆく。
東京・松本・岐阜・沖縄と、距離に関係なく人は愉しみを共有することが出来る。
 
3人の大人達が自分の境界線を越えて、自由にもの作りをする今回の企画展は、3人だけでは終わらない。
参加する私たちも、その愉しみを共有し、日常の中でさらに広げてゆくことが出来る。
 
 
日常を楽しく過ごしている人から生まれる、感覚には境界がない。
 
 
 
 
 
 
 
今回は、三谷さんの仕事場があまりにやさしくて、静かに楽しさが広がってくるようなたたずまいが感じられて、写真を削ることがなかなかできなかった。
 
この感じはなんなんだろう?
軽やかな小春日和の散歩道。
小川のほとりのピクニック。
 
まるで三谷さんはピクニックを楽しんでいるかの様に暮らしているんじゃないだろうか。
 
 
 
 
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「NO BORDER , GOOD SENSE」
2012/05/11(fir)~20(sun)
12:30~19:00
 
木工デザイナー 三谷龍二 + 陶作家 安藤雅信 + ミナペルホネン チーフデザイナー 皆川明
コラボレーション企画展
 
Shoka:
 
 
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Shoka:の次回の企画展
「2年ぶりですね mon Sakata展」
 
4月20日(金)~29日(日)
初日には坂田敏子さん在廊予定
12:30~19:00
 
素材を手でしっかりと味わって、「この素材ならどんな風な形が良いかなあ」と服作りがスタートする、mon Sakataの服。
逆さまにしたり、重ねたり、自由な着こなしが自分流に楽しめる。
2年前に買った田原のパンツは、クローゼットで休む暇がないくらい着ています。
洗ってくたくたになってからがまた気持ちがいい。
自由な発想、自由な着こなし。
2年ぶりのmon Sakataが楽しみです。
 
来週は関根がmon Sakataの記事をアップします。