吉田

 

ライブハウスやバーなどが立ち並ぶ夜のイメージが強かったコザゲート通りに、昼歩きの楽しさもプラスしようという思いから生まれたイベント、その名も、「ゲート通りで朝食を」。おしゃれ、ヘルシー、ナチュラル、上質をテーマに、体に優しい薬膳料理やコールドプレスジュース、野菜たっぷりのスープや朝から食べたいスイーツ、朝シャン(朝からシャンパン)に合うイタリアンまで。大人が楽しめる、上質でおしゃれな朝時間をご用意してお待ちしています。

 

■「ゲート通りで朝食を」
日時:2016年3月27日 日曜日 8:00~14:00
場所:上地都市緑地公園(ゲート通り・クラウンホテル前の公園)
※駐車場は沖縄市公共駐車場(コリンザ斜め前・8時開門・無料)をご利用ください。
問:ゲート通りで朝食を実行委員会 ☎090-1949-4119

 

 

吉田

Day1
ファッションスナップ沖縄

ハット/analogue
ブラウス/BRANCA
サロペット/ドロシーズ

 

 

Day2
ファッションスナップ沖縄

ワンピース/クルール
バッグ/favori

 

 

ファッションスナップ沖縄

 

 

Day3
ファッションスナップ沖縄

シャツ/BRANCA
デニム/無印良品マタニティ

 

 

Day4
ファッションスナップ沖縄

トップ/アングレーム
ハンチング/analogue
パンツ/ドロシーズ

 

 

Day5
ファッションスナップ沖縄

ハット/STOMP
ワンピース/forever21
ボトム/無印良品

 

 

Day6
ファッションスナップ沖縄

トップ/favori
バッグ/BRANCA
レースアップシューズ/forever21

 

 

「20代の頃は、柄のワンピースばっかり着てました。毎日柄物で、合わせるのも柄物。バッグも靴下も。今はそれはないです(笑)」

 

無地を基本に小物や柄でポイントを作るのが、ナオさんのコーディネート。柄物がメインのスタイルだったのが、現在のようになったのはここ5年のこと。

 

「30歳が近くなった頃に、なんか大人かわいいに憧れが出てきて(笑)。無地のシャツなんかを着るのが年齢的にも合ってて、自然な気がしたんですよね。昔は全然着ませんでした。可愛くないとは思ってないけど、可愛さがよくわからなかった(笑)」

 

シンプルなコーディネートに変わったことで、小物づかいにも変化が。小物まで含めたトータルのコーディネートが楽しくなったという。

 

「靴下と靴の組み合わせとか、帽子とバッグの組み合わせとか、考えるのが楽しいです。ストールが一番私の中では新しくて、以前は買ったことも無かったですね。ハットは昔から好きで少し持ってましたが、そんなにこだわりはなくて、服に合わせて小物を替えるとかは、あまりなかったかな。洋服の方が主役で、洋服一枚一枚の方が大事でした」

 

趣味がガラリと変わったように思えるが、ナオさんはまだまだ柄物のとりこ。

 

「シンプルなコーデから学んだのは、その方が柄物も可愛く見える時もあるんだなってことかな。それと、若い頃はポップな柄だったり、プリント物だったりが多かったです。でも今気になるのは、柄物でも素材がシルクだったり、落ち着いたイラストだったりかな。30代でも柄物着たいから、着るためにシンプルになったみたいなところはある(笑)。シャツを着てるのも、柄物着るためっていう部分もあるかも(笑)。なんだかんだ言って、やっぱり柄物が好きですね」

 

吉田

 

昨年初めて試みた〈ポートリバーマーケットポップアップストア〉を今年も東京で開催させて頂く事になりました。

 

場所は前回同様に東京深川ミドリの建物の1Fにあるバー〔ORGANICO〕の昼間をお借りします。
今回もやちむんを中心に当店でお取り扱いさせて頂いてる沖縄のステキなモノを東京でご紹介させて頂けたらと思います。

 

会場はBARですので昼間から美味しいお酒を飲みながらショッピングを楽しんで頂く事も可能です。
関東近郊にお住まいの方もそうでない方も、沖縄♡な方もそうでない方も、ゼヒこの機会にご来店お待ちしております。

 

開催日:2016.3.25(Fri),26(Sat),27(Sun)
時間:13:00~18:00
場所:BAR ORGANICO
住所:東京都江東区高橋11-1-1F
www.portrivermarket.com

 

吉田

豊永みなこ

 

豊永みなこ

 

毛糸に刺繍リボンにぷっくりとした布。そして布の上に載ったちょっと硬い絵具。異素材の組み合わせの妙に、まず心惹かれる。眺めているとだんだんと、硬い絵具の色に引きこまれていく。モヤがかかったターコイズブルー、陰影に富む赤の上にのる瑞々しいオレンジ、濃い紺にどろっとかぶさる黄色。それが鳥や馬を描いたものでも、特に何を描いているというわけでもない、ただの色でも。

 

豊永みなこ

 

豊永みなこ

 

多くの人が、聞かなければきっと分からない。この絵、実は油絵具で描かれている。油絵といえば、四角いカンバスに描かれ、立派な額縁に入っていて、美術館で鑑賞するもの。そんな固定観念を覆し、斬新な油絵小物を作るのは豊永美菜子さん。美菜子さんが自由な発想で作るから、使う方だって枠にとらわれない。気がつけば、これまで間近で見ることもなかった油絵を、かばんに下げたり、胸元につけたり。オリジナルに使い始めたら、それはもう美菜子さんの思うつぼ。

 

「小物にすれば、身近に油絵を置いてもらえるんじゃないかなっていう期待があって作ったんです。最初はね、もっとみんなに油絵を家に飾ってほしいって思ってました。でも絵画ってなるとお値段もするし、日本ではあまり絵を飾る習慣がないですよね。だから、好きでも持っていない人が多いと思うんです。ポストカードなら手頃だけど、結局油絵を印刷したものになっちゃう。美術館に行かないと油絵を見れないなんてもったいない。小さくてもいいから、そばに置いてほしいなって」

 

豊永美菜子

 

油絵をもっと身近に。その想いは、油絵に心底はまっているから生まれたもの。美菜子さんは、油絵の魅力について、自身が描いた風景画を指差しながら教えてくれる。

 

「油絵ってほんと素敵なんですよ。油絵具は乾くのが遅いから、陶芸みたいに立体的な表現もできるんですよ。この空を描く時に使った表現なんですけど、初めにターコイズブルーを塗って、乾かないまま雲の白をのせると、下の色と混ざって、うっすらブルーが透けるんです。すると、ほら、雲が浮いているように見えるでしょ。この土肌は、がさがさした質感を出したかったので、下のピンクが完全に乾いてから、上から茶色をのせてひっかきました。そうすることで、上の茶色だけ取れて質感に深みを出すことができるんです」

 

今にも溶けそうな雲が漂う空や、乾燥した土の触感。平面の中に感じる立体感に加えてもう一つ、美菜子さんは、絵に宿る描き手の息遣いに大きな魅力を感じるという。

 

「油絵はね、描いた時の感情が見る人に伝わるところがおもしろいですね。だってこの絵具は、乾いても塗った瞬間の鮮やかさをずっと保っていられるんですよ。水彩絵具だと、乾いたら質感が変わってしまって、別の色味になってしまう。でも、油絵具は、時間が経っても変わらないから、描いた時の手の速さを伝えることができちゃうんですよね。速さが伝わるということは、その絵を描いた時の感情も伝わってくるなって思って。この絵は、情景を思い出しながらゆったり描いていたなとか、興奮して急いで描いたなとか。そういう感情が伝わるのってすごくいいなって。だから私は、油絵具は生き続けられる絵具だって思っています」

 

豊永みなこ

 

美菜子さんのお気に入りの画家は、ひまわりの絵で有名なフィンセント・ファン・ゴッホ。塗った瞬間の色がより瑞々しく美しいところが、特に好きな理由だ。

 

「ゴッホは、絵具の輝きが素晴らしい。みかんをぎゅって握って、ばんって割ったようなフレッシュさを感じます。今、まさにこの絵は生まれたっていう新鮮さがずっと続いているところが好きです。感情的なところを言うと、すごく明るい色を使っているのに、なぜかとても暗く感じるんです。光が当たっているところが強すぎて、影まで見えてくるところがたまらないですね」

 

小学校3年生のお絵かき教室から油絵をはじめて、ゴッホにはまったのは、中学生の時。油絵に心酔して、ついには、オリジナルな油絵小物を生み出した。そんな美菜子さんだから、油絵の世界にどっぷりはまって生きてきたのかと思いきや、絵に自信を持てたのは意外にも二十歳を過ぎたころだという。

 

「私、ダメ人間なんですよ。学生時代から勉強も音楽も体育も全部うまくできない。でも、絵は、ほめられることが多くてなんとなく続けてきていました。だから、高校は美術科に行って、大学も沖縄県芸に行きました。でも間違えたというか、織物のコースに入ってしまった(笑)。やっぱり絵を描きたかったから、休学してアメリカのアートスクールに留学しました。アメリカで作品のスライドを見せたら、周りがすごくほめてくれて。それで、あー。これからは絵にしがみついて生きていけばいいんだって思えましたね」

 

豊永みなこ

 

絵で生きていくと道を決めたはずだった。だが帰国して大学を卒業後は、琉球張り子作家である夫の豊永盛人さんの店の手伝いや、子育てに追われる日々を送る事になる。

 

「家庭を持ったら、日常が忙しくて10年くらい油絵を描いていなかったんです。もちろん子育ても、お店の手伝いも楽しいの。でも、今までの人生ずっと描いていて、苦しいことがあった時にも、絵にいっぱい助けてもらってきたんです。なのに、このまま描くことを捨ててしまってもいいのかなって。例えば、花を見たら、花を直接作品にしてもいいし、花をモチーフに絵を描いてもいい。いろんな物が作れるなって頭の中で広がるけど、それがいきなり、ばしゃって消えて現実に戻るんですよ。いやいや考えても、どうせ別に何もやるわけじゃないしなって。そんなもやもやが続いていて。もし、明日突然事故で死にますって事になったら、私、描かなかったなあって思いながら死ぬのはいやって、絶望的な気持ちにまでなったんです。それである日、描きたい気持ちが爆発しちゃいました」

 

当たり前に描いていた生活を離れたから、気づいたことがある。

 

「羊水を飲んで生きていた赤ちゃんが、この世に生まれてきたら息をするしかないでしょ。私にとって絵を描くことはそれと同じで、一度描く人生を始めてしまったから、もうそれ以外の生き方がみつけられない。描くことをやめたら死ぬのと同じだなって思いました」

 

豊永みなこ

 

豊永みなこ

 

再び絵を書き出すと、美菜子さんの活動は思わぬところに広がりを見せる。

 

「ユッカヌヒーアート展とか、創作マッチ箱展とか、ほかにもちょこちょことグループ展に 声を掛けてもらえて参加したり、純粋な油絵とは違う活動も多いです。友人が企画したイベントで、サバサンド屋台を出してみたり。その後も何度か『サバサンド、 美味しいから出して』って誘ってもらいました。今決めているのは、頼まれたことは断らない ってこと。とにかくやってみようって思っています」

 

最近では、フランスからスペインまでの一人旅をまとめた本を、これまた人に求められ自主制作した。

 

「サンティアゴっていう街を目的地にして、34日間、800キロ歩き続ける旅に出たんです。サンティアゴ巡礼って呼ばれてて、もともとはキリスト教徒が歴史ある教会などを訪れる旅なんです。旅の間は毎日、日記をフェイスブックに書いていました。旅で出会った古い美術や風景の写真とかの旅らしい内容とか、荷物がなくなって、道の真ん中で子どもみたいに泣いたりしたこととか(笑)。それをまとめて読みたいというようなことを言われて。それで全部自分作ってみたんです」

 

豊永みなこ

 

豊永みなこ

 

本の表紙は、美菜子さんと旅を共にしたホタテのチャームを写したもの。巡礼者たちの多くがホタテ貝を身に付けるのに倣って作ったという。

 

美菜子さんは自分には絵しかないと思っているようだが、傍から見ると多才だ。絵以外にも文章に写真に料理にと、ジャンルが全く絞れない。絵を取り戻した美菜子さんは、水を得た魚のよう。新しい発表の場があるたびに進化を見せてくれる。次は、どんな思いもよらない作品が私たちの目の前に現れるのか、期待は自然と大きくなる。それが油絵でも油絵でなくても。

 

文/伊波彩織

 

豊永美菜子
連絡先 jackalope@toy-roadworks.com

 

 

北中城村tenにて、開催中の「絵と写真、陶器と菓子のポストカード展」に参加しています。
1月14日 (木) – 1月31日(日)
※12:00 – 18:00 月火水休み

 

吉田

 

“MOON biorhythm” organic aroma oil
月のバイオリズムに沿ったアロマオイルで、大自然と調和する

 

月は、その引力により、潮の満ち干きを引き起こします。
その力は当然、私たちの体にも様々な影響を及ぼしています。
なぜなら、人間の体は、80%以上が水分。
体の中でも、潮汐作用が起こっているのです。

 

新月から満月へ満ちるとき、吸収力が高まり、気力も充実するときです。
満月から新月へ欠けていくとき、浄化力が高まり、不要なものを手放すときです。

 

月のリズムを意識することは、自身の心と体の状態を知ること。
本来のリズムに体を整えると、自らの美しさが引き出されやすくなるのです。

 

満ちては欠け、欠けては満ちる月。
その神秘の力を味方につけ、貴方がすでに持っている真の美しさを引き出しましょう。

 

※精油は全てオーガニック認証を受けたものを使用しています。それぞれのオイルに沖縄で育った月桃(自然栽培)のアロマオイルも加えました。

 

 

 

◆新月 new moon “start up” 30ml  ¥3,000 ※税別 (限定20本) 
月のアロマ

 

新しい始まりの時。手放したいことを思い切って手放し、 新しい風を入れましょう。直感を磨いて、さあ、リセット、リスタートする時です。

 

[主なブレンド精油]
サイプレス・ティートゥリー・ゼラニウム

 

 

 

◆上弦の月 quarter moon “growing” 30ml  ¥3,000 ※税別 (限定20本) 
月のアロマ

 

エネルギーを蓄える時期。チャレンジ精神旺盛で、人とのコミュニケーションもうまくいきます。
心身ともにポジティブで、仕事もプライベートも充実する時です。

 

[主なブレンド精油]
アンジェリカ・ユーカリ・フェンネル

 

 

 

満月 full moon “heart warming” 30ml  ¥3,000 ※税別 (限定20本) 
月のアロマ

 

月の力が最大限に達し、自分の中の秘められた力を発揮できる時期。新月から取り組んでいたことが形になりやすい時です。

 

[主なブレンド精油]
ラベンダー・イランイラン・オレンジ

 

 

 

下弦の月 waning moon “detox” 30ml  ¥3,000 ※税別 (限定20本) 
月のアロマ

 

浄化作用が高まっていく時期。解毒、浄化しやすいので、体のメンテナンスをして、静かに自分を振り返るのに適している時です。

 

[主なブレンド精油]
フランキンセンス・ゼラニウム・ローズマリー

 

 

 

お試し4本セット 5ml×4 ¥2,000 ※税別 (限定35セット) 
月のアロマ

 

おうのやまHappy♪マルシェで販売いたします。
当日は公益社団法人日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクターによる、ハンドトリートメントを実施いたします(本商品は、マッサージ用のオイルです)。

 

おうのやまHappy♪マルシェ
2016年2月6日(土)7日(日)
10:00〜18:00
沖宮境内(奥武山公園内)
https://www.facebook.com/OnoyamaHappyMarche/

 

上記イベントは、無事終了いたしました。ハンドトリートメントを受けていただいたお客様、ご購入いただいたお客様、ありがとうございました。

 

今後は、「食と自然療法のサロン なかゆくい」で販売いたします。

 

食と自然療法のサロン なかゆくい
沖縄市松本1-1-1 幸地ビル1F(5月下旬移転予定)
090-9409-3761
nakayukui888@gmail.com
http://nakayukuisalon.ti-da.net

 

 

吉田

TILLA EARTH

 

「『いつ(五)の世(四)までも愛してね』っていう意味が込められてるって、すごく素敵じゃないですか。このマリッジリングには、ミンサー織に使う沖縄の伝統模様を刻むことで込められた想いがある。それがいいなって思います。ありふれたものじゃない魅力がありますよね。人でもちょっとキラリと光る個性に惹かれるのと一緒です」

 

関西からの転勤で、沖縄に移住してきた萩原夫妻。沖縄で始まった結婚生活を記念して選んだのは、TILLA EARTHのブライダルリング。奥様の路子さんは、リングに込められた想いだけでなく、都会的なデザインにも魅了されている。

 

TILLA EARTH

マリッジリング

 

エンゲージリング

 

「TILLA EARTHは、沖縄っていう土地の個性とか伝統を大切にしているのに、デザインには田舎くささみたいなものがなくて。すごく洗練されているのがいいですよね。お店が都会にあっても馴染みそうな。マリッジリングって、毎日ずっとつけるもの、生涯長くつけるものじゃないですか。だからデザインは、傷も気にならないぐらいのシンプルなものがいいなと思っていたんです」

 

TILLA EARTH

 

指に光るマリッジリングに終始満足気な表情を見せるのは路子さんだが、TILLA EARTHに最初に惚れ込んだのは、旦那様の優太郎さんの方だった。

 

「男ですし、実際指輪の良さとか全然わかんないです(笑)。でも、せっかく沖縄にいるんだから、沖縄をふまえた指輪とかあるんかな~と思って探してみたらTILLA EARTHを見つけたんです。ミンサー織りって沖縄独自じゃないですか、それが決め手かな。普通のジュエリーと違うと思ったのは僕も同じです」

 

リング自体の魅力の他に、優太郎さんにはTILLA EARTHを選ぶ理由がもう一つあった。親身になってくれるスタッフの存在だ。

 

「お店に行ってみたら、スタッフさんがすごいいい方で、最大限にバックアップしてもらいました。婚約指輪と結婚指輪の違いから始まって、内緒で指のサイズを測る方法まで(笑)。結婚指輪については、ちゃんとした形で一生の記憶に残るようにしようとは思ってましたから、本当に助かりましたね」

 

あじさいの刻印

 

どんな要望にも二つ返事で応えてくれるスタッフに、優太郎さんは一つの難問を持ち込んだ。

 

「妻は6月生まれで、あじさいが好きなので、どうしてもあじさいを彫りたかったんです。それでスタッフさんに聞いてみたら、『出来ないかもしれないけど…』って。指輪って細いじゃないですか。そこにあじさいみたいな細かい模様を彫るのは難しいとか、そんなこと分からないんで(笑)。無知ゆえに気軽に頼んでました。そしたら、いろいろ考えてくれて、レーザー加工みたいな形で、浮かび上がらせるってことで難しいかもしれないけどなんとか加工できるって、返事がもらえたんです。うれしかったですね」

 

『いつ(五)の世(四)までも』と『あじさい』。リングにのった二つのメッセージは、路子さんの心深くに届いている。

 

「指輪をもらえたこと自体、そうやって考えてくれていたこと自体が、何より嬉しかったです。サイズもぴったりだったんですよ。それにプラスで、TILLA EARTHっていうどこにもないブランドを選ぶような、彼の新しい一面が見えたのも嬉しかったです。こういうのを選んでくれる人なんだなって。ただ、あじさいについてだけは、無理をきいてくれたスタッフさんたちに、心から感謝しています」

 


TILLA EARTH ウミカジテラス店
沖縄県豊見城市瀬長174-6-11
098-996-1388
11:00 – 19:00
年中無休
※その他のショップは、TILLA EARTHの公式サイトをご覧ください。

 

吉田

忠孝酒造 あまざけ

 

なんで酸っぱいの?と感じたあまざけがある。“黒あまざけ”という代物だ。

 

一口含めば、フルーティーな酸味とスッキリした甘みが口に広がる。すっきりした甘みは、口ざみしい時、甘いモノを食べたい時、満足感が得られるのに、重く感じすぎることはない。しかも甘みは、材料の米から出るものだけだという。

 

それは思いもよらないことだった。なぜなら、あまざけとは甘いだけのもの、あるいは甘みが重すぎるもの、それはどんな種類のあまざけでも変わらないという経験があったから。

 

でもこれなら、シンプルにこれだけをグラスに注いで、ストレートでぐいっといける。むしろ一つのドリンクとして完成されているから、このままお客様にだって出したい。

 

忠孝酒造 あまざけ

 

「この酸味、びっくりしますよね? さっぱりとした酸味があるおかげで甘いものが苦手な僕でも、ストレートで飲めるんです。それにノンアルコールですから、仕事の合間におやつ代わりに口にすることもありますよ」

 

酸味こそが”黒あまざけ”の最大の魅力だと話すのは、沖縄を代表する泡盛メーカー忠孝酒造の井上創平さん。蔵人でもありながら、忠孝酒造のあまざけづくりを一手に担う井上さんが、あまざけづくりの工程で感じることがある。それは、”黒あまざけ”は沖縄の泡盛づくりの伝統あってのものだということ。

 

「この味は、沖縄ならではなんですよ。どういうことかというと、酸味を作り出しているのが、泡盛づくりには欠かせない黒麹菌なんです。その菌が、作るクエン酸がすっぱさの正体ですね。クエン酸が、甘すぎるあまざけに、すっきりとした酸味を添えてくれているんです。そもそも黒麹菌は、琉球王朝時代から、泡盛造りに使われていました。日本酒は黄麹菌を使って、寒い冬場に仕込むから腐る心配はないけど、年中湿度が高い沖縄では、クエン酸が雑菌からお酒を守ってくれるので、安全な酒造りに欠かせないということを、先人たちは見抜いていたようですね。世界広しといえども、酒造りに黒麹菌だけをつかっているのは沖縄だけ。戦争で一度途絶えた黒麹だけど、今でも泡盛造りの要は黒麹菌への手のかけ方というのは変わらない。黒麹が、泡盛の味の善し悪しをにぎるのは昔も今も同じですからね。」

 

忠孝酒造 あまざけ

 

忠孝酒造 あまざけ

 

忠孝酒造 あまざけ

 

王朝時代を経て、受け継いできた、黒麹を操る技巧が現代にも応用されている。

 

「材料にただ黒麹をいれれば、ちょうどいい酸味のあまざけがハナからできたわけじゃなかったんです。最初はもっと酸っぱくて、もっと黒かったんですよ。泡盛づくりとあまざけづくりはほとんど一緒。だから黒麹の育て方や手を加える匙加減っていうのかな、いろいろやってみました。黒麹菌を振るうタイミングや量、菌をまいた後、麹を米のまわりに上手くまとわせるようにかき混ぜる加減など、泡盛造りで勉強したことをつかって、やっと今の黒あまざけの味になりました。適度な酸味をうまくひきだして、黒あまざけとしての味を完成させるのは、蔵人を続けてきたからできると思っています。黒麹菌は生き物ですから、毎日同じように扱えるわけじゃないんです。その日の気温なんかはもちろん、黒麹の癖や反応を、わかってる人間だから、どうすればいいか勘が働くんです。だから、近づけたい味へは、どうするのがいいか手を動かくすことができるんですね。」

 

忠孝酒造 あまざけ

あまざけシェイク いちご/豆乳や生クリームと好みのフルーツで撹拌するだけ。

 

甘さはすっきりさせ、栄養価には磨きをかけた。そう、クエン酸が加わったおかげだ。ますます豊富になった栄養は、あまざけをスーパーフードに押し上げる。

 

「昔から飲む点滴ともいわれるほど、栄養豊富なあまざけだけど、うちのは進化してますよ。もともと中身は脳の栄養になるブドウ糖、そして体をつくるアミノ酸が豊富なのはご存知ですか? さらに黒あまざけには疲れを回復するクエン酸がプラスされてますから、まさに栄養ドリンクそのものです。しかも、口に入れた瞬間から、脳や体にダイレクトに吸収できる形にになってる栄養成分は、体への即効性も高いんです。それにね、もともとあまざけには、酒粕からのものと麹からのあまざけとの2種類あるんですが、黒あまざけはもちろんノンアルコール。だから、お子さんにも安心して飲んでもらえます。もちろん大人もね。職場の冷蔵庫にも、黒あまざけが入っているけど、みんな作業に疲れたらゴクンと口にしていきます。腹持ちもいいし、効くんですよね。」

 

忠孝酒造 あまざけ

あまざけの豆乳割り

 

忠孝酒造 あまざけ

アイスキャンディー/冷凍庫で固めるだけ。

 

気軽な使い道は、意外と多くて、とっさに力を発揮する瞬発力があまざけにはある。コップ一杯の朝食は、忙しい朝の味方だ。

 

「この高い栄養価でしょ、だから時間がない日の朝ご飯にしてる社員、私も含めも多いんですよ。コップ一杯注ぐだけで、朝から元気に出社できるって、有り難いです。今ではあまざけに助けられることもある私ですが、以前は、社内であまざけを作るぞってなった開発時、『なんであまざけなんか』と思ってたんです。馴染みがなかったし。でも知れば知るほどあまざけの中身って、優秀だと思うんです。使い方も色々あって、ハチミツの替わりにグリーンスムージーにいれたり、そのまま凍らせてアイスキャンディーにしたり、お菓子作りに砂糖の役割でつかう人も多いですね。砂糖は入っていないけど、これも黒麹の働きで甘みが作られているんです。お米を噛み続けると、甘くなるのと一緒の仕組み。そうそう女性社員に人気なのはあまざけの豆乳割り。これが好きっていう声が本当に大きいですね」

 

どこか古臭いイメージがあったあまざけ。しかし、黒あまざけには、毎日でもラフに飲める手軽さと、高い栄養価がある。沖縄で受け継がれてきた黒麹が生きた黒あまざけは、蔵人の手と勘を通して現代にアレンジされた味。限られた材料で、一切の装飾がないからこそ、職人の技巧が詰め込まれた特別な逸品に仕上がっている。

 

文/松本都

 

忠孝酒造 あまざけ
くぅーすの杜 忠孝蔵
住所:沖縄県豊見城市字伊良波556-2
TEL:098-851-8813
FAX:098-851-8814
営業時間:9時~18時
休館日:年中無休
http://www.chuko-shop.com/?pid=73034556

 

吉田

 

タイの子供たちに出店料を届ける小さな市
新春恒例ガレットデロアも開催します!

 

開催日:2016年1月10日(日)
時間:11:00〜17:00
場所:那覇新都心公園
http://wanideco.ti-da.net

 

吉田

写真 文 田原あゆみ

 

田原あゆみ

 

 

Bonne anne!

 

Parisの年越しは賑やかだ。
年が開けると同時にクラクションが鳴り出し、街の様々な場所からBonne anne!(ボンナネ! あけましておめでとう!)と大きな声がこだまする。

 

今回私が宿泊したのはRepubliqueという駅のすぐ近く。フランス国民が掲げ、愛する自由。その象徴であるマリエンヌの像があるリパブリック広場のある駅だ。

 

気づいた人もいるだろう。そう去年2度のテロに見舞われた場所に奇しくも宿をとったのだった。

 

 

田原あゆみ

 

 

アパルトマンから徒歩3分のこの広場の中心に主人マリエンヌの像の足下には、追悼の花や写真、手紙などが飾られていた。周りには多くの人々がやって来てしばし立ち止まり、ある者は涙し、ある人は祈り過ぎてゆく。

 

私もそこからしばらく動けず立ち尽くす。様々な思いやはり感情が一つの塊になって胸がいっぱいになる。今ここで生きていて、好きなことができていることをありがたいと心から感じ、そこを離れた。

 

 

田原あゆみ

 

 

 

偶然にも私が宿を取り終えた後事件は起こった。しばらくショック状態の後、年末年始の旅をどうするか迷った。
しばらくの間自分自身の気持ちを感じ、本能や直感に耳を澄ました。いつだって結局は直感が正しいのだから。

 

思考は危険なんじゃないか、何かあったらいろんな人に迷惑がかかるのでは、と考えてやめたほうがいいかしら?と。けれど直感や気持ちに尋ねると、行きたい!大丈夫、との返事。
折角チケットも宿も取ったのだから、様子を見て判断しようと決めた11月後半。

 

その後やはり行こうと決めてやって来たParis。

 

そこはやはりParisだった。

 

自由という言葉の中には、楽しみも哀しみも、憧れも憎しみも、あい混じり合う矛盾に満ちたこの生を、我がものとして受け入れ味わう、そういうことなのだ。
ここに来るとそれを肌で感じることができる。自らに由る。それが自由の根幹だ。

 

 

 

田原あゆみ

 

 

ノートルダム大聖堂の前の広場で大きなシャボン玉を作っている人、それを嬉しそうに捕まえようとジャンプしている子ども達、それを見守る大人たちの微笑み。大勢の観光客が溢れるセーヌ河のほとり。

 

来てよかったな、と思う。

 

今回時を同じくしてParisを訪れていた四組もの友人知人の皆さんと、新年を祝い交流を深める機会があった。沖縄、東京、三重、ドイツ。様々な土地に住む私たちが偶然この時にParisで出会ってワインを酌み交わす。

 

お互い知ってはいたけれど、と顔を合わせたことのないあるご夫婦と蚤の市で偶然バッタリ。翌日もまた偶然バッタリ会ったので、これはもう、と夕食を一緒に頂いた。

 

たまに世界の人口は本当はとても少なくて、あとは書き割りなのではないかしら?と感じることがある。そのくらい遠くで誰かと鉢合わせることが多いから。

 

不思議な街Paris。不思議な人生。

 

 

こうして私に与えられた生を、愉しみながら、私が社会にさしだせるものに気づいたら行動する。
出会った人々と様々な交流を重ねながら、この矛盾に満ちているけれど愛おしい生を全うしたい。

 

私の2016年はこうして幕が開いた。

 

Bone ane!
Bon voyage!

 

 

 

田原あゆみ

 

 

 

 

 

田原あゆみ
エッセイスト
2011年4月1日から始めた「暮らしを楽しむものとこと」をテーマとした空間、ギャラリーサロンShoka:オーナー。
沖縄在住、カメラを片手に旅をして出会った人や物事を自身の視点と感覚で捉えた後、ことばで再構築することを楽しんでいる。

 

エッセイ http://essayist.jp なかなか更新していません(反省)
Shoka: http://shoka-wind.com

 

 

 

 

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Shoka:の一角にアンティークショップがオープンしました

 

Shoka:オーナー田原あゆみが自分の足で回って、自分の目で見つけてきたヨーロッパ、主にパリのアンティークを紹介しています。
「アンティークは誰かに見出され、愛されたからこそ受け継がれてきたものです。時間という篩にかけられて、残ってきたものには確かな魅力があるのです。そんなものを自分で見て回り集めてきました。ヨーロッパの銀製品や、手仕事を生かしたものたちには独特の雰囲気が詰まっていて、暮らしの中で使うと独特の景色が美しいと感じます。暮らしの中に、時間を超えたストーリーを迎えることも愉しいことだと感じます」

 

*今回探してきたアンティークは、1月後半から店頭に並びます。

 

 

 

 

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暮らしを楽しむものとこと
Shoka:

 

http://shoka-wind.com

 

沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791(火曜定休)
営業時間 12:30〜19:00

 

吉田

もくじ
— 様々な国の食文化を旅するように。人気のタイに、馴染みの薄いハワイもドイツも
— 生きた旬のレシピを現地から。時にはシェフまでもを呼び寄せる
— 味のよさを支えるのは、良い食材と一からの調理、そしてフルオープンキッチン
— お年寄りから乳児まで、4世代が満足できるように

 

 

左 総料理長 桑原友則さん/右 留目則夫さん

 

——— 様々な国の食文化を旅するように。人気のタイに、馴染みの薄いハワイもドイツも

 

ヒルトン沖縄北谷リゾート内にあるブッフェレストランSURIYUN(スリユン)では、約2ヶ月ごとに国を変えたフェアを開催している。この日(2015年12月)のテーマはハワイとアジアン料理。並ぶメニューを見て初めて知ったのは、ハワイの食の幅広さ。マラサダとロコモコとパンケーキぐらいしか知らなかったから、初めてお目にかかる肉と魚の郷土料理に心が踊る。

 

「ハワイでは魚を生でよく食べるし、豚肉もよく食べるんですよ。料理の仕方としてはシンプルなものが多くて、手を加え過ぎない。素材の味をそのまま楽しむものも多いです。ポキはマグロは切ってレモンとオリーブオイルを合わせただけですし、ラウラウは豚肉はバナナの葉っぱで包んで土の中で蒸すとかね」

 

ハワイの食文化について教えてくれたのは、ヒルトン沖縄北谷リゾートで総料理長を務める桑原友則さん。世界の料理に造詣が深く、SURIYUN(スリユン)で全てのフェアのプロデュースをしている。

 

「ハワイの土地の料理は、特にラウラウなんて柔らかくて美味しいんですけどね。見た目がそんなに日本人受けしそうもない(笑)。だから、向こうの料理をそのまま持ってくるんじゃなくて、県産野菜を使ったりしてアレンジして彩りを添えます。今、ちょうど準備しているのは、クリスマスメニューです。豚のももをまるごと頼んでハムにしてもらってるんですよ。ハワイお得意のパイナップルのソースと合わせて、ハワイっぽいクリスマスをお見せしたいと思ってます」

 

suriyun ヒルトン沖縄北谷

ハワイ風餅粉チキン

 

suriyun ヒルトン沖縄北谷

サマーフルーツタルト/マンゴーとココナッツのムース/ココパフ

 

先入観を覆す驚きがあるのは、ハワイフェアに限ったことじゃない。夏に行ったタイフェアでは、世界で一番美味しい食べ物ナンバーワンに輝いたマッサマンカレーや、タイではめずらしいビーフグリーンカレーを並べた。あえてトムヤムクンやパッタイなど、定番のメニューは出さないのだ。アメリカフェアでは、バーガーや分厚いステーキをホテルならではの上質な食材と調理の腕でワンランクもツーランクも格上の味に仕上げ、ジャンクなイメージを覆した。

 

これまでのフェアの面白さと総料理長の考え方を知っていると、馴染みのない国の料理こそ、まずSURIYUNで試してみたくなる。

 

アメリカンフェア

 

アメリカンフェア

 

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タイのヒルトンから来日中のシェフ。 左 ソパットさん/右 ナルモンさん

 

——— 生きた旬のレシピを現地から。時にはシェフまでもを呼び寄せる

 

多国籍に渡るSURIYUNの料理は、旅好きに言わせても現地の本格的な味、しかも今の現地の空気感まで伝わる味なのだそう。その大きな秘密は、世界に展開するヒルトングループならでは。グループ各国のシェフ同士がつながり、盛んに情報交換をし、レシピを提供しあっているのだ。それだけでは飽きたらず、時にはフェアのためだけにシェフを呼び寄せたりもする。

 

逆に沖縄からシェフが他所に出向くことも。先日あった福岡のヒルトンホテルでの沖縄フェアには、SURIYUNスタッフの玉城さんが福岡へ飛び、キッチンを仕切った。このフェア、連日盛況だったというから、県民として鼻が高い。

 

suriyun ヒルトン沖縄北谷

トムカーガイ(タイ)

 

suriyun ヒルトン沖縄北谷

タイ風スパイシーシーフード炒め

 

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——— 味のよさを支えるのは、良い食材と一からの調理、そしてフルオープンキッチン

 

現地のレシピで作り、ときにはシェフまでもを呼び寄せる。それは確かにすごいこと。でも、美味しさの最終的な鍵がキッチンにあるのは間違いない。総料理長の桑原さんは、あえて言うことでもないがと枕詞をつけて話す。

 

「ブッフェというスタイルはカジュアルですけど、クオリティ重視で作ってます。特殊な食材はその国から取り寄せたりもしますが、ほとんどの食材は鮮度にもこだわって、本当に良いものを使ってます。りんご一つとっても、いつ収穫したのか分からないものは使いません。それと、調理も一から私たちの手で行います。パンはパン職人が、デザートはパティシェが全て作っています。半調理品を使うなんてことは、全くないですね。ホテルっていうのは、本来それが当たり前なんですよ。基本、すごい手間ひま掛けている。まあ、手間ひまを掛ければ必ず美味しいってものでもないですが」

 

総料理長の桑原さんが当たり前という、ヒルトングループのハイレベルの味。ブッフェの場合は、それを保つのに調理後の管理が必要になるという。言われてみればSURIYUNでは、ブッフェにありがちな料理の乾きや、空っぽのままの鍋は見当たらない。

 

「お客様のご様子や、料理の減り具合なんかにちゃんと気を配るためのフルオープンキッチンなんです。ブッフェって、奥のキッチンで作ったもの運んでくるというのが普通ではあるんですよ。でもうちはオープンキッチンなので、美味しい状態で召し上がっていただけるよう、きめ細かくケアができるんです」

 

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suriyun ヒルトン沖縄北谷

 

——— お年寄りから乳児まで、食の好みが異なる4世代が満足できるように

 

SURIYUNのブッフェが満足させるのは、毎月のフェアを楽しみにしているグルマンたちだけではない。食で冒険をしなくなったおじいちゃんおばあちゃんから、まだ大人と同じ食事ができない乳児まで、嗜好の異なる家族で訪れても皆でテーブルを囲むことができる。

 

お寿司やふーちゃんぷるーなど、定番のメニューは、どんな国のフェアの期間中でも必ずある。また、メニューとして並びこそしないものの、アレルギーなどを聞いた上で、その子だけに合わせた離乳食を作ってくれもするのだ。

 

老若男女を問わず、誰にでも快適なひとときを。様々な人を受け入れるホテルという施設としては、この考え方はレストランといえども外せない大切な要素だそう。

 

「このレストランを皆が集える場所にしたいと、ホテルのスタッフ皆が思っています。SURIYUNという名前も、その思いを込めてつけました。スリユンって、沖縄の方言で、揃う、皆が揃う、集う、集まるという意味なんですよ」

 

suriyun ヒルトン沖縄北谷

グリルポークロイン スパイシーチリソース

 

 

SURIYUN
SURIYUN(スリユン)
住所:沖縄県中頭郡北谷町美浜40-1(ヒルトン沖縄北谷リゾート内)
ランチ:11:30 ~ 15:00(14:30 L.O.)
ディナー:17:30 ~ 22:00(21:30 L.O.)
バー:17:30 ~ 23:30 (Bar Food L.O 22:30, Bar Drink L.O 23:00)
定休日:無休
TEL:098-901-1130(直通)
http://hiltonchatan.jp/restaurants/suriyun