吉田

写真/文   田原あゆみ

 
 
Shoka
Shoka
 
 
2月最後の日。
今日はとてもいいお天気でした。
 
靴のお手入れがしたいと思っていたので、朝早起きをしていざ。
 
窓を開け放して、道具を並べていたらボール好きのぽぽさんがスタンバイ。
 
・・・・
そんな目で誘わないでね。
何だか切ないわ。
 
 
さて。
 
3月1日から雪の積もっているという、厳寒の輪島へ行くことになっています。
雪の中を歩けるように、trippenのヌバックのブーツに防水を施したいと思っていたのです。
 
 
Shoka
 
こちらがお気に入りのブーツ。
牛皮の表革を起毛させたヌバック仕上げになっています。
バックスキンよりも短毛で、シルキーな感じになるのがヌバックの特徴です。
 
去年からかなり頻繁に履き、5日間の台北旅行でも毎日履いて朝から晩まで歩き通し。
今まで履いたどの靴よりも履きやすくて、疲れない、歩く旅行にもってこいの素敵な靴。
 
もう手放せません。
 
 
 
防水加工を施す前に、まずは今までの汚れを落とします。
 
Shoka
 
雨染みや、食品関係の汚れ、摩擦で毛並みが潰れてしまったカ所を発見。
まずは全体を、豚の毛や馬野家で作られたブラシで、優しくブラッシング。
埃や、小さなゴミを取り除きます。
 
そのあとに、右上の柔らかめのヌバック用のゴムスポンジで、全体を優しく擦って汚れを落とします。
このゴムブラシはかなりおすすめ。
毎回脱ぐ時に、このお手入れが出来たら、きっとかなりきれいな状態が維持出来ることでしょう。
 
このゴムで7割近くの汚れは取れそう。
 
摩擦で毛の潰れたところは、左下の天然ゴムブラシとセットになっている、スチールブラシでブラッシング。
これも状態をみながら力加減を調整しつつ、潰れた毛を起こすようにブラッシング。
 
完全には元に戻せませんが、柔らかなゴムスポンジとこのスチールブラシでケアすると結構目立たなくなってきます。
 
 
道具は大手の靴やさんや、東急ハンズその他、DIYショップにある靴のケアーコーナへいけば売っています。
 
Shoka
 
摩擦で出来た傷、大分目立たなくなっています。
 
Shoka
 
こちらは全体のブラッシングが終わった状態。
ずいぶんきれいになりました。
 
それでも少し、雨染みや、取れなかった汚れがあったので防水スプレーをかける前に、以前から試してみたかったヌバック用のクリーナで洗ってみることにしました。
ほとんどの防水スプレーは、シリコンなどを吹き付けることで革にコーティングするタイプのもの。
汚れた上からだと、汚れも一緒に封じ込めてしまいます。
 
 
革を洗うなんてちょっと勇気がいりますが、天然素材のものが見当たらず迷ったあげくに買ったこちらのクリーナーをトライ。
 
クリーナーが肌につかないように、ゴム手袋でいざ
 
Shoka
 
古布に泡を乗せて、ブーツ全体に広げていきます。
革にどんどん吸収されてゆくので、ムラにならないように全体に、手早く。
 
 
Shoka
 
 
汚れがあったところはブラシでちょこっと擦ったりしながら。
全体をクリーニング。
 
 
ぽぽさんがボールで遊んで欲しそう。
ホイ!
Shoka
 
 
 
Shoka
 
 
作業をみているのではありません。
じっと、ボールを見つめているのです。
執念の犬、ぽぽ。
 
 
 
Shoka
 
一通りクリーニングし終わったら、乾いた布で余分な液体を拭き取っていきます。
 
 
 
Shoka
 
 
 
ここまでで使った道具たち。
ブーツと一緒に乾くのを待ちます。
 
さてさてお茶を戴いて一休み。
 
 
Shoka
 
台湾で買ってきた中国茶用の小さなポット。
こちらは、陳正川氏という陶芸家の作品。
かなり気に入って、思い切って購入したものです。
このポットで淹れる初お茶。
 
Shoka
 
 
中国茶も日本のお煎茶と同じように、お茶は全部出し切るのがコツ。
そうすることで、二煎目三煎目とおいしく味と香りの変化を楽しめるのです。
 
 
Shoka
 
茶葉が開いて、蜂蜜のような香ばしい香りが漂う台湾の高山茶。
かなり心奪われてしまいました。
 
文化は茶とともに。
うんうん、そうだそうだ、
なんて思いながら、ほっと一息二息。
 
休憩しながら、靴の一連のお手入れの行程のことを思い出してみる。
そこで私が感じたこと。
 
うちは食器を洗う洗剤や、ケア商品も殆どが天然のもの。
なので、クリーナーの匂いや使い心地が今ひとつ辛い・・・。
ということ。
 
 
実は革製品を今までにも洗ったことがある私。
自分の使っているシャンプーとリンスで、かなりいい感じに仕上げたことがあるのです。
が、しかしヌバックは初めてということで、市販のクリーナーを恐る恐る使ってみたのでした。
 
何だか納得いかない感が募ります。
手袋しなくても使えるものがいいのではないか??
私にも地球にも優しいケア商品がないのか??
 
ネットで色々調べてみました。
どうやら、下の写真の TAPIR – タピールというブランドのシューケア商品が天然素材で作られているようです。
じっと見ていると・・・・わたしこれ知っているわ!うちにある!と、
以前探しまわって、東京の路面店で天然素材のヌバック用防水スプレーを買ったことを思い出したのです。
 
 
Shoka
 
天然素材で出来たものは、やっぱり見た目も気持ちがいい。
お花の横に置いても違和感がありません。
 
成分は蜜蝋や、天然オイル、アンモニア等。
 
タピールの創業者は、靴のケア商品に天然素材のものがないことに気づいて、昔の革のケアについていろいろと調べ手、ついにある文献からヒントを得て、このシリーズを作ったの出そう。
 
 
ヌバック用の良さそうなクリーナーはまだ見つけることが出来ずにいますが、この防水スプレーをまずは使ってみたいと思ったのです。
 
蜜蝋や、オイルはもしかしたらヌバックの起毛を潰してしまうかもしれない・・・けれど、これを使ってみたい。
考えてみたら、昔は石油系のものはなかったはず。
防水をしようと思ったら、オイルで水を弾くか、蜜蝋で塞ぐかだろう、とやはり思うのです。
 
 
 
Shoka
 
 
・・・・・庭ではぽぽがお待ちかね。
 
 
 
Shoka
 
 
私のブーツもすっかり乾いています。
 
何だか最初よりも、艶が無くなって白っぽい感じになってしまったのは、クリーナーで油分が抜けてしまったからでしょうか。
ぱさぱさな感じにちょっとしょんぼり。
 
 
が、めげて入られません。
決心して乗った船です、港につかねば。
 
TAPIRの防水スプレーに入っているオイルが、ブーツの艶と色の深みを呼び戻してくれるかもしれません。
 
ということで、もしかしたら毛が潰れてしまうかもしれないけれど、天然の防水がどのような感じに仕上るのかをみたくて、どんどん船を漕いでみたのでした。
 
 
 
TAPIRの防水スプレーは、ガス充填式ではないので、よく降った後ポンプ式の霧吹きのような感じでの吹き付けになります。
すると、どうしても霧の粒がまちまちの大きさになり思うように均一にスプレーをすることが出来ませんでした。
 
 
 
Shoka
 
こんな感じです。
 
それで、豚毛のブラシに吹き付けて、ひたすらひたすらブーツの革をブラッシング。
 
 
Shoka
 
スプレーしたり、豚毛で撫で付けたりと、かなりせっせとブラッシング。
いいのか?
自問自答しながら。
 
このスプレーは天然成分なので、香りもいいし、手についても全く気になりません。
けれど、最初に懸念していたように蜜蝋成分が、撫でた端からヌバックの毛を潰していく感覚がありました。
 
何だか革の表面が表側のような艶を帯びてきたのでした。
 
trippenの違うシューズの革に似てきたのです。
それはヌバックをオイルで仕上げた風合い。
まさしく、今私はヌバックを蜜蝋とオイルで磨いているのだな。
という感じです。
 
 
仕上がりは以下の写真。
 
 
Shoka
 
色の深みは戻りました。
しかし・・・・これは、何だか別のブーツでは?というくらいに雰囲気が変わってしまいました。
 
かっこいいような気もしますが、ヌバックのシルキーな感じが好きだった私の心は、ちょっとブレイク。
水には強くなったように見えます。
 
実際、ヌバックに防水加工をすると表革よりも水を弾くいいます。
それは、輪島に行った時に試してみましょう。
 
 
 
 
ではと、違うヌバックのブーツをブラッシングして違う防水スプレーで仕上げてみました。
みなさんの参考になりますように。 

Shoka
 
同じ手順で汚れを落として。
 

 
丁寧にブラッシングと汚れ落とし。
起毛させて、毛並みを整えます。
 
 
そして
 
 
 
Shoka
 
30cmくらい離したところから、防水スプレーを全体に均一に吹き付けていきます。
LPガスを使用しているので、必ず野外で。
製品にもちゃんと「吸い込むと有害・必ず野外で使用」と書いてあります。
 
 
Shoka
 
そして仕上がりはこちら。
ヌバックの毛は潰れていません。
ムラがあるのは、15年くらい履いているうちについてしまった雨染みや色々。
 
ふむふむ。
 
 
シルキーな風合いを残すのなら、クリーナで洗わずにブラッシングした後に防水スプレーというのが良さそうです。
 
 
みなさんがヌバックの革靴に防水スプレーをする時には、
ブーツを買ってすぐに、軽くブラッシングをした後に防水スプレーを上記のように野外で30cmのところからむらなくかける。
というのがおすすめです。
 
私のように天然素材が好きな方、一緒に情報交換しながらいいケアを探しましょうね。
私もめげずに色々試してみます。
 
 
 
 
TAPIRのスプレーは、表革に試してみたらとてもいい感じでした。
 
 
Shoka
 
吹き付けてよく馴染ませます。
こちらは香りも良くて、オイルが革を生き生きと蘇らせてくれます。
 
 
 
Shoka
 
革に張りが出て、艶もナチュラルでいい感じです。
少し位雨に降られても、心強い気がします。
 
 
今回色々試してみて思ったこと。
 
ヌバック
◯普段からのブラッシングが大切。
◯クリーナーは艶を奪ってしまうので、表示をみてリンス効果も兼ね備えているものを選ぶべし。
◯クリーナーは最後の手段。あくまでもブラッシングと、天然ゴムでのケアが大事。
◯天然素材を選んだ場合、風合いが変わることがあることを認識すること。
◯どちらを選ぶかは自己責任で判断。
 
 
 
今度クリーニングする時に試してみたいことがあります。
それは、天然成分の洗剤でクリーニングをしたらどうなるかということ。
いつか、「松の力」で試してみようと思います。
 
ネットやyoutube等で検索してみると、革製品のクリーニングが出てきます。
じゃぶじゃぶ洗って、リンスをしたり、ワックスをかけたり。
 
現代はほんと便利、色んなことを調べてトライすることが出来る。
 
私の失敗もいつかの成功につながるし、誰かの約に立つかもしれないと思ってシェアしました。
今回お手入れしたtrippenのブーツを履いて、明日から輪島へ行ってきます。
 
毛並みは変わってしまったけれど、ますます愛着の湧いたこのブーツ大切に履きますよ!
 
 
そうつぶやいた横で、ぽぽは
 
 
Shoka
 
楽しそうだね、良かったね、
 
で、そろそろ遊ぶ?
 
と。
 
 
いい陽気の一日でした。
 
 
 
 
最後に
 
Shoka
 
明日からの3日間、私はShoka:にいませんが、関根が楽しくお店番。
みなさまゆっくり遊びにいってくださいね。
 
 
 
 
 
 
 
Shoka
 
 
 
暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com/
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791
 

吉田


 
卵、砂糖、小麦粉、乳製品を使わないローフード料理
新鮮野菜&果物で栄養、酵素たっぷりな
リッチな味わい。
ひなまつり特別メニューをお楽しみください。
 
日時 3月3日(日)12時
場所 EMコスタビスタホテル&スパ スパ棟3F 「グクルの森カフェ」 
住所 北中城村字喜舎場1478
 
会費 3500円 スムージー付き
予約制 先着20名様(定員制)
御予約☎ 090-1426-7529
(ローフード沖縄・南部校 校長 吉澤直美)
http://ameblo.jp/smoothie-rawfood-okinawa/
 

吉田


 
沖縄県・沖縄県ダイビング安全対策協議会・沖縄県サンゴ礁保全推進協議会・日本サンゴ礁学会サンゴ礁保全委員会の共催で開催致します。パネル展・シンポジウムには無料でご参加頂けます(交流会の会費は300円です、事前にお申込みください)。
 
このイベントでは、県下のさんご礁保全活動と沖縄の海を紹介するパネル展を併催しながら、琉球大学法文学部准教授の渡久地健さんや海の種の金城浩二さんなどによる講演と保全活動実施団体の活動報告からなるシンポジウム、そしてシンポジウム後には交流会をmuseum caféにて催します。
 
さんご礁に関連する人と自然に興味を持たれる方をはじめ、どなたでもどうぞお誘い合わせのうえ自由にご参加ください。交流会はお席に限りがございますので、「3/8」までにお申し込みをお願いします。

開催年月日:2013年3月10日(日)
開催時間:10:00~14:30
場所:沖縄県立博物館美術館(パネル展・シンポジウム@講座室、交流会@museum café茶花)
 
http://www.okikanka.or.jp/
 
 

 

吉田


 
泣いて!笑って!感動して! 親子で聞ける食育・子育て講演会
 
お弁当をこどもが自分で作るという小さな取組が、学校や家庭
 
地域までを「笑顔」にする 小学校の校長先生10年の軌跡
 
子育てまっただ中のお母さんにぜひ聞いてほしい講演会です。
 
 
平成25年3月17日(日)
 
午前の部:10時開場・10時半開演
場所:那覇市民会館大ホール
 
午後の部: 4時開場・ 4時半開演
場所:名桜大学 多目的ホール
 
ブログ:http://www.okinawa.coop/event/holding.php?eid=00001
 

吉田


 
たとえば、生まれた土地から離れずとも、私たちは地図によって世界のカタチを把握することができます。 しかしもちろん、それは刻々と変化を続ける生きた「世界」への理解とは大きく乖離したものと言えるでしょう。
 
本展でご紹介する竹川の作品の中で、地図に描かれた陸地の輪郭は手前と奥に切り離され、その間隙に 作家の一部としての身のまわりの品々が介入しています。形を結ばず、本来の役割を歪められた「地図」と 作家との関係性から何が見えてくるのでしょうか。
 
昨年の「リアル・ジャパネスク」(国立国際美術館、大阪) への出品など、日本の現代作家として注目される竹川宣彰氏をお迎えして、本作から近作までの作品の謎と 魅力に迫ります。
 
講師:竹川宣彰(たけかわ・のぶあき)
日時:3月16日(土) 15:00~16:00 ※当日有効の観覧券が必要です
場所:沖縄県立博物館・美術館
 
コレクションギャラリー2 ブログ:http://www.museums.pref.okinawa.jp/art/topics/detail.jsp?id=977
 

 

吉田


 
簡単ですぐに実践できるお料理。だけどちょっと幸せエッセンスを加えたおもてなし料理のお教室です。
テーマに合ったテーブルコーディネートもお楽しみくださいませ 。
調理師、食育指導士、ジュニア野菜ソムリエお新崎亜子がとっておきのおもてなしを提案いたします。
 
3月1日(金)定員に達しています
3月2日(土)ご参加可能です
3月26日(火)ご参加可能です
3月28日(木)ご参加可能です

 
参加費4000円10時~12時半
デコレーション寿司
ぶぶあられ団子
冬野菜のおもてなしサラダ
鶏肉の旨み焼き
菜の花のお吸い物
紅芋ようかん
 
 
すぐできるちょいカワ弁当
毎日続けられるストックおかず
 
【春の桜弁当】
 
3月21日(木)
 
参加費2500円10時~12時(ランチ付き)
 
MY弁当で節約したい方!幼児向けに可愛いお弁当を作りたい方など
食育の日に「手作りのお弁当を!」冷凍保存できるおかずをご紹介します
持ち物(エプロン・筆記具・ハンドタオル・幼児用お弁当箱・保冷材・保冷バック)
お弁当一つ追加に付き+200円で作れます。
 
エプロン・筆記具・ハンドタオルご持参下さい
1週間前より50%のキャンセル料金かかります。
当日は100%になります。
 
090-4536-6492新崎あこ

ブログ:http://heartyparty.ti-da.net/
 

 

 

吉田


 
沖縄県内各地の工芸家の手作り作品が一同に集まる年に一度
のイベントです。
 
製作体験や実演、3月23日(土)2時からはオークション
もあります。
 
 
期間:2013年3月20日(水)~24日(日)5日間
場所:沖縄市・プラザハウスショッピングセンター
ブログ:http://ockf2013.ti-da.net/
「第11回 沖縄市工芸フェア 2013」http://funndwu.ti-da.net/
Facebook 「第11回 沖縄市工芸フェア 2013」www.facebook.com/okinawasi.kougeifea
 

吉田


 
女性6名のオカリナメンバー。
春になり、暖かくなってくる時期。Myuloversとして初めてのライブを行います。
みなさんの心に残る演奏にしたいと思います。
楽しく、そして感動してもらえるよう頑張りたいと思いますので、よかったら聴きに来てください。
 

開催日:2013年3月17日(日)
時間:16:00~18:00まで
場所:農芸茶屋「四季の彩」
住所:〒905-0200 沖縄県国頭郡本部町伊豆味371-1
☎ 0980-47-5882
 
http://okarinayukika.jimdo..com/
 

吉田


 
4月から、読谷村にてフラのレッスンを始める予定です。
その前に、たくさんの方に体験していただいてフラの魅力を感じていただけたらと
先生に体験を開催していただきました(^0^)
楽しく・仲良く・気持ちよくhulaを体験してみませんか?
心からの笑顔に・・・♪
 
初心者から経験者問いません♪
4月から、一緒にレッスンを受けたい!そんな方も募集中です(^^)
 
 
開催日:3月13日(水)
時間:16:00~18:00
料金:大人1000円 子供500円
場所:読谷村体育センター(福祉センター裏)
 
読谷アロマ:http://aolani.ti-da.net/e4342358.html
 

 

吉田


 
今回のFOREST MARKETはみんなで春を呼ぶ森のマーケット !
6回目となる今回。STAFF、出店者、来場者のみんなが春の花♪
是非花柄のお洋服や花の飾りをつけて森へ遊びに来てね!
公園内には子供たちが遊べる遊具、そして広い芝生のスペースももございますのでマーケットを楽しんだ後は家族でのんびりピクニックも可能です。
 
<出店募集>FOREST MARKET は複数のAREAからなるマーケットです。
個人のお店を持たれている方や日ごろ手作りを楽しんでいらっしゃる方。
アンティークやヴィンテージ品の販売やワークショップにダンスや歌とAREAごとにいろいろなカタチでの参加が可能です。
詳細はブログにて公開中。又不明な点などありましたら、メールフォームよりお気軽にお問い合わせください。
 
開催日:2013/3/10 sunday
時間:11:00~17:00
場所:本部町八重岳 桜の森公園
ブログ:http://forestmarket.blog.fc2.com
 

吉田

 

10歳になる犬のトトと夫婦2人の暮らしに
熊みたいな子犬がやってきました。
 
hadana
トトと夏の夕方の散歩。ときには一緒に泳ぎます。
 
 
hadana
 
こちらは実家の両親と犬のクロ。川で遊んだ後にタオルで拭いてもらっています。
 
実家で飼っているクロはものすごく水が好きな犬で、少しでも水があると溝にもじゃぶじゃぶ入っていくし、庭に水を撒いていると顔をつっこんでくるし、人の家の池にも飛び込んでいってしまう始末・・(すみませんでした)家族にとってはこんなクロが微笑ましくいつもふわっとあたたかい気持ちにさせてくれます。
 
川で泳いだり、山に登ったり一緒におおいに遊べるのが犬の楽しいところ。家族との想い出にいつもどこかにいるクロは今年で16歳、もうすっかりおじいちゃんです。
 
hadana
 
13歳の時のクロ。今はこんなに活発ではなくなってしまいましたが、ゆっくりゆっくり歩く姿が愛おしい日々です。
 
 
そして両親が(けっこう歳なのでそれなりにいろいろありますが)元気でいてくれるのも、毎日散歩に連れていかなければならないこの大型犬のクロ(毎日1時間は散歩が必要なのです)のお陰でもあると思います。
 
 
hadana
 
いつもの両親の散歩風景、体操中。
 
 
こんな実家のクロの名前をもらった沖縄生まれのクロが我が家にやってきました。
両親と犬の話しをする時には「そっちのクロ」と「こっちのクロ」とややこしいことになりましたが。
そうして10歳になる先住犬のトトと新入りのクロ、2頭の犬との暮らしがはじまりました。
 
hadana
 
 
HADANA家に迎えたばかりの頃のクロ。
脚が大きくて小熊のようでした。
 
hadana
 
 
いたずらざかりのクロ。
抜き足差し足コソコソとゲージにいろいろくわえていきます・・・。
 
目が~(泣)
 
hadana
 
 
どうもこの手の物が好きなようです。
かわいかったヒゲが・・・・・。
 
 
hadana
hadana
hadana
 
被害の数々・・・。
 
 
hadana
 
犯人。
 
そんなこんなでクロとの想いでも少しづつ刻んでいます(笑)。
 
 
 
hadana
 
こちらのすいすいと上手に泳ぐ犬は先住犬のトトです。
 
私たちは海へ行ったり、キャンプに行ったりあっちこっちへ犬と一緒に出かけることが好きなのですが、昨年9月に我家に迎えたこのクロは力もトトの何倍もある大型犬、これはちゃんとしつけをしていないとトンデモナイということで犬の訓練学校へ行きます。
 
hadana
 
一緒に犬も乗れるスタンドアップパドル。
(ウェーブパンクのともこさんに撮ってもらいました。)
 
 
しつけといえば、旅行で行ったドイツやオーストラリアでの犬の行儀の良さや人との暮らし方を目の当たりにしてカルチャーショックを受けました。
ひとことでいうと「なんてのびのびしているのだろう!」でした。
 
ドイツでは空港に超大型犬だろうが関係なく何頭もの犬が家族と一緒に帰ってくる人を出迎えに来ていて驚きました。
 
なによりどの犬も、ものすごく落ち着いているのです。
 
 
hadana
 
空港ではこんな犬がたくさん。
 
 
犬も電車やバスなどの公共の乗り物もOKで、みんな飼い主の足の下でごろりとおとなしくしています。
 
さすがにスーパーマッケットなどの食品を扱っている場所には入れませんが、お店のほとんどが出入り自由。スーパーマーケットの前には犬をつないでおける場所やフックが備え付けられているところもあり至近距離で知らない犬同士がつながれていても素知らぬ顔でトラブルが起きません。多くのレストランやカフェも犬もOK!
 
家族同様とても大事にされている犬ですが、犬は犬として飼われていて擬人化していないとも感じました。だっこされている犬は病気なの?という風です。
 
ドイツの友人によるとドイツでは「犬を飼う=しつけをする」これが当たり前なのでルールさえ守っていれば暮らしの中に犬がとても受け入れてるそうです。
 
しつけを徹底する国だからこそ、こうした文化が成り立つのですね。
 
ドイツでは犬のしつけという面以外でも動物に対してのシステムや法律が整っていて動物をとても大切にしているそうです。
 
 
hadana
 
ドイツの本屋さん
 
 
 
沖縄に来たころ、犬の訓練学校を見つけ訓練中の犬の様子を見せてもらったり、いろいろお話を伺ったりして、いつかはここで訓練を受けたいなと思うこと8年。私たちはずいぶんと遠回りをしてしまいましたがついにクロの訓練がはじまりました。
(ここでは警察犬や災害救助犬などの訓練や家庭犬のしつけ教室が行われています。)
 
hadana
 
 
クロは現在7ヶ月で体重30キロを超え、力も元気も有り余っています。
 
 
hadana
 
 
 
 
hadana
 
ボールを使って遊びながら教えています。
 
 
 
hadana
 
初級クラス。
 
どんなに犬が近くにいても興奮しないように子供のころから慣らせます。
訓練に来ている犬ざっと40頭(こんな環境なかなかないですよね。)
 
 
hadana
 
上級クラスはさすがにビシッとしています。
 
 
hadana
 
 
 
しつけの訓練を受けるのは大きな犬ばかりではありません。
 
 
hadana
 
 
小さな小型犬も飼い主もがんばっています。
 
 
 
hadana
 
お手本を示す訓練士をじっと見つめる犬。集中しています。
 
習性やその犬の性格などから、長年の経験をもとに的確なアドバイスをしてくれる訓練士に「なるほどっ!」と感心しきりです。こんなに犬と学ぶことが楽しいとは!クロにとっては訓練も遊びの延長。目がかがやいています。
 
この学校にはクロの兄弟が6頭いっせいに揃いました。遠くは大東島や与那国島からも。ここはもともとクロが生まれた場所なので、里帰りといったところでしょうか。この兄弟やファミリーが群れをなして無心に遊ぶ姿は本来の犬の姿を見たようで、じーんときてしまいました。
 
そうそう、じーんときてしまうのは最近友人が貸してくれたこの本の影響もありそうです。
hadana
 
100年ほど前に書かれたジャック・ロンドンの『野生の呼び声』
ゴールド・ラッシュの時代の混血犬バックの物語はお気に入りの一冊に。
 
 
 
hadana
 
ひとあばれ中。
 
 
HADANA家、新入りのクロがきて活気づいております。
 
 
 
 
 
文・写真 葉棚達也・葉棚由真 
 
 
http://www.hadana-g.com
http://hadana.ti-da.net

 

吉田

写真/文 関根麻子

 
 
Shoka
 
 
台湾の香りをそのまま引き連れて、田原が旅から帰ってきた。
 
 
帰国の翌朝、Shoka:の扉を開ける。
 
あれれ、いい香り。
 
思わず鼻を利かせて、くんくんくん。
もう一度、目を閉じて
くんくん、と。
 
花と青草が混ざりあった上品な香りの中に、ジャスミンのほのかなスパイスが重なる。
いつもだったらオープン前のパタパタした時間が、今日はゆったりとした時間になるに違いない、そんなことを思う。
 
 
 
「おかえりなさーい」と若干うきうきしながらの朝の挨拶。
「おはよう、ただいま。素敵なお茶、今いれるね」と、キッチンからの返事。
 
今回の旅。
とにかく歩きまくり、へとへとになったというが、表情はキラキラして楽しそうだ。
お湯を沸かしている間、台湾の土産話に花が咲く。
旧正月にどんぴしゃりの旅は、案の定行きたかった店や場所はほとんど閉まっていたらしい。
それでもすばらしいお茶屋さんに出会えたということで、この後のお茶がますます楽しみになった。
 
 
お湯が沸いた。
 
今までお土産話に大笑いしていた私達だったが、いざお茶の時間が始まると凛とした空気が漂う。
心地の良い緊張感みたいなもの。
美しい時間。
 
 
 
Shoka
 
 
お茶屋で習ったという利き茶の淹れかたで。
まずは、大きめの陶器の器に沸かしたてのお湯を張る。
そのお湯で茶器を温めるためだ。
台湾では、おちょこのような小さな茶器を使用する。
いいお茶は4~5回お湯を足して楽しむことが出来るそうだ。
小さな茶器で何回かに分けて味わいながら、ゆっくりとお茶の時間を満喫する。
 
 
 
人数分の茶葉を入れたら、お湯がそそがれる。
 
Shoka
 
Shoka
 
まずは一番茶。
くるくると丸められた茶葉が、ゆっくりとほぐれだす。
まだまだ開ききらない時に最初の一杯を。
 
香りはふわりと、乙女の淡い恋心のようなイメージ。
匙で少しずつ小さな器にそそいでゆく。
 
どんなお味なのかしら。
ほうっ、優しく甘い。
 
 
 
 
Shoka
 
 
 
お次は二番茶。
少しだけちぢれた葉の状態でいただく。
さっきより、香りも味もしっかり。
発酵香と茶葉本来の持つ味とのバランスがよく、上品な日本茶のような味わいも見え隠れする。
 
 
 
Shoka
 
 
さて、最後の三番茶。
美しく開いた茶葉。
三番茶だが青葉の味が濃く、お茶畑が広がる台湾の山々を想像し、大事にいただく。
 
すばらしく豊かな時間であった。
お茶は各国にあるが、やはりその土地土地の文化そのものを映し出しているものなのだなと感じた。
 
 
最後に葉っぱを食べてみた。
渋みが少なく、それでいてきちんと苦みが残っている。
この茶葉で白身の魚を包み蒸しあげたら、さぞ美味しいだろうなと、お茶から次の時間への空想へと着地した。
 
 
 
 
 
 
Shoka
 
 
 
ゆっくりの時間には、お客様にも。
お茶をそそぐ匙で香りをテイスティング。利き茶の始まりです。
 
今回は、山の一番てっぺんの葉と中腹にある畑の葉をそれぞれ愉しんでいただく。
てっぺんの茶葉は深い味わいで、はちみつのような香り。
中腹の茶葉は、花の香りがやわらかで後から口の中に甘みがほわっと広がる。
 
まさしく春の香り。
 
 
Shoka
 
 
お茶をいただきながらの、器よもやま話。
この器は一昨年展示会をした、フジタチサトさんのもの。
本来はぐいのみだが、台湾のお茶にあうのだ。
 
お茶から広がる素敵な会話と時間。
 
 
 
 
Shoka
 
 
こちらは、台湾土産の茶器や茶葉壺になりそうな骨董品たち。
愛らしい獅子もいました。
扉の写真にも使われているのは、ひょうたんから作られた茶こし。
あまりにも可愛くて眺めているだけでも嬉しくなります。
 
 
皆で盛り上がり「お茶会を開催したいね」と、飲み終わった余韻を楽しみながら話す。
何とも楽しそう。
 
Shoka:で近い未来、新しい香りの風が吹くことになりそうです。
そんな希望と予感がむくむくと。
 
 
 
 
 
 
 
さて、香りだけでなく、装いにも春の訪れが。
まだ肌寒い日があったりとしますが、Shoka:には少しずつ春の服達がやってきています。
 
Shoka
 
 
ミナ ペルホネンの「Friend」というテキスタイルのドレス。
水玉とストライプが仲良しに一つのテキスタイルに収まっているので、この名前。
甘すぎず、爽やか。ショートカットの彼女の雰囲気にお似合いです。
 
暖かくなったら、このドレスでストローハットをかぶり、
檸檬を浮かべたサイダーをすすりたいな。
そんな可愛い映像が浮かんできます。
 
 
 
Shoka
Shoka
 
 
こちらは、おうちでお洗濯できるミナ ペルホネンランドリーシリーズの「choucho」
コットン100%で、襟元が素敵。
1枚でシンプルに着るのも良し、肌寒い日はニットを重ねるのも良しで、
これから迎える季節に大活躍しそうなドレスです。
 
ひらひらとちょうちょ達。
庭に咲き始めたメイフラワーの花々の蜜を求めに、今にも飛んで来そうです。
 
 
Shoka
 
 
 
 
 
新しく始まる春や夏を楽しく謳歌する装い。
海へ、街へ、近所へと。
てくてくてく。
 
 
朝はお気に入りの音楽をかけ、珈琲をすすりながら窓越しのめじろに気持ち良さそうだね、とご挨拶。
道端の花を愛で、スキップを。
夜はおしゃれして、素敵なレストランへ。
 
 
うきうきの魔法がかかる。
そんな装い。
 
何かが始まる予感を楽しもう。
 
 
 
 
 
Shoka
 
 
 
今回はミナ ペルホネンを少しだけ紹介しましたが、他にもヨーガン レールやARTS&SCIENCE、TOUJOURSから
春、夏を楽しむ服たちがShoka:にやってきています。
 
 
 
 
心が弾む、とっておきの1枚を探しにどうぞ。
 
そして、新しい季節がみなさまにとって、キラキラしたものとなりますように。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Shoka
 
 
 
暮らしを楽しむものとこと
Shoka:
http://shoka-wind.com
沖縄市比屋根6-13-6
098-932-0791


 

吉田


 
満月の力を借りて、自分の内側を見つめてみませんか?
輪になって座り、心を集中して、エネルギーを生み出します。
集まって瞑想して解散するだけのシンプルな瞑想会ですが、
ひとりの瞑想では味わうことのできない豊かな経験です。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
 
 
開催日:2月25日(月曜)
時間:午後7時30分 ~ 開場  7時45分 ~ 瞑想スタート(9時前に終了)
場所:奥武山総合運動場 武道館 2階 修養室
参加費無料(要予約)
 
【お申込】 paul@sheshayoga.com までメールにてお願いします。
 
詳しくはこちらのHP(http://sheshayoga.com/)をご覧ください。