NAKAI


 
■開催日時:2月4日(土) 11:00~20:00(開演11:30)
■会場:沖縄コンベンションセンター 会議棟A(宜野湾市真志喜4-3-1)
■入場料:3,000円(前売)・3,500円(当日)  *いずれも税込
■プレイガイド:ファミリーマート(Famiポートにて販売)、ローソンチケット[Lコード:84198]、TSUTAYA(新都心店・国場店・伊祖店)、他
★ なお、(前売・当日券ともに)入場料のうち各300円は、日本赤十字社を通して、東日本大震災復興義援金として、被災地に送られます。
 

 
キレイのヒント&情報、体験、そして持ち帰るまでを揃えた
“参加型体験イベント”「be-o Collection(ビオ・コレクション)」(過去2回開催)と、
年間のbe-o本誌表紙モデル(=カバーガール)を決定する
「be-o Audition(ビオ・オーディション)」(過去4回開催)とを融合させた、
沖縄のビューティブランド『be-o』の、沖縄のビューティによる、沖縄のビューティのための巨大ビューティ・エンタテインメント、
それが『be-o Festival 2012』です。
また、入場料1枚につき300円を、東日本大震災復興義援金として、
日本赤十字社を通して被災地に送る“チャリティイベント”でもあります。
 
★コンテンツ
● スペシャルゲストLIVE&トークに渋谷のオシャレユニット【Juliet】沖縄初登場
● 来場者より抽選でユナイテッド航空【沖縄〜グアム往復航空券】1組ペアチケットが当たる
●「第5回 be-oカバーガール・オーディション」公開最終審査会・結果発表
● 東京青山のサロン「HAIR DIMENTION」トップスタイリストによるヘアメイクアップショー
● VIVO VITA! 春夏コレクション ファッションショー
● ワタベウェディング×Hair Make CRAZYUM 2012新作振袖ショー&ブライダルファッションショー
● うちなー美人唄者・上間綾乃LIVE
● YOECの学生によるお笑いLIVE
● 無料体験ブース(フェイシャル、ハンドケア、ネイル、痩身、ヘッドスパ、リラクゼーションマッサージ、フォトセッション、カラーセラピー、各種占い、他)
● be-o☆Bagプレゼントコーナー
● Pokke104によるライブペイントパフォーマンスによるチャリティコーナー
●「ネイルチップアート・コンテスト2012」  etc…
◎MCは、世界のウチナーンチュ大会の司会も務めた比嘉周作
 

NAKAI


 
琉球王朝時代から王府の宮廷料理に欠かせない嘉例(カリー)な食材として愛されてきた田芋。
浮島ガーデンが仕入れている田芋は大山サンキューファームさんが
無農薬・無化学肥料で作っているオーガニック栽培のでーじ上等ターンムです。
 
周辺にきれいな湧水を湛える大山では田芋だけでなく、
琉球王朝時代から米が栽培されていたようで、
特に戦後すぐの昭和23年から昭和40年前半までの約20年間は
田芋よりも稲作中心だったようです。
 
その頃の大山は生き物たちの宝庫で、エビやフナもたくさんいて、
バケツいっぱいフナを獲って毎日のように食べていたそうです。
 
田んぼでフナが泳いでるなんて!なんて豊かな風景、
想像するだけで幸せな気分になってきますよね。
ここ数年はサンキューファームさんや地域の田芋農家さんたちの頑張りで、
ふたたび昔ながらの生き物たちがよみがえりつつあるそうです。
 
その一方で大山は区画整理地区となっており、
年々ものすごいスピードで農地が売られ、
田芋農家はどんどん減っていっています。
伝統食材、文化、環境よりもお金と経済が優先の行政。
 
それを黙認していいのでしょうか?
宅地化されてからでは遅い。
豊かだった頃の大山を取り戻し、美しい田園風景を子供たちに残したい。
 
そんな想いで浮島ガーデンはサンキューファームさんと、
かつて稲作をしていたこの地で今年からお米の栽培をはじめることにしました。
田芋の休耕田を使っての輪作です。
田芋と米を交互に栽培することで病害虫の発生も抑えられると思います。
そして周りの農家さんたちも再びお米をはじめたら、
農薬が減り、環境はもっとよくなり、
本当の地域おこし、地域活性につながるのではないでしょうか。
 
そして田芋をたくさん食べることで沖縄が誇る伝統の食文化を護ってゆけたら…!
 
というわけで浮島ガーデンでは簡単でおいしい現代版田芋料理をドロップしてゆきます。
いろいろな田芋料理が3月まで食べられます。
ぜひ味しにいらして下さいね☆
 
そしてお米作りに興味のある方、ぜひ苗床作りや田植えにご参加下さい。
栽培スケジュールなどは浮島ガーデンの店内やブログで発表してゆきますので、
チェックして下さいね☆
 
 
「新しいムジ汁☆ムジのクリーミースープ
 
<材料>
ムジ(アク抜きしたもの)300g
玉ねぎ 半分
もちきび 大さじ1
オリーブオイル 適量
昆布 5cm角
カシューナッツ(またはアーモンドプードル、なくてもオッケー)
白味噌 少々
塩 適量
水 適量
 
<作り方>
1) ムジ(ズイキ)は周りの薄い繊維をむき、鍋に入る大きさに切って茹で、冷水に浸してアクを取る。
*アクで手が真っ黒&痒くなるので、ビニールの手袋をした方がいいかも。
 

 
2) 玉ねぎをみじん切りにし、ムジと一緒にオリーブオイルと塩で炒める。
 

 

 

 
3) 2をフードプロセッサーでマッシュする。
 
 

 
 
 
 
4) マッシュしたムジと玉ねぎ、水、昆布、もちきびを鍋に入れ、火にかけ沸騰したら20分ほど弱火で煮る。
 

 
 
 
5) 味を見ながらカシューナッツの粉と白みそ、塩を加えて出来上がり~☆
*豆乳を入れるとよりクリーミーになります。
 
  
  

 

 
方言では「ムジ」と呼ばれる田芋の茎を使った代表的な料理「ムジ汁」を、
現代風にクリームスープにしてみました。
ムジは古いものはアクが取り辛く、オススメできません。
新しいものを手に入れて作ってみて下さい。
まとめてアク抜きして、冷凍しておくと便利です。
 

Text by 中曽根直子(浮島ガーデン フードデザイン)




浮島ガーデン
那覇市松尾2-12-3
098-943-2100
open:14:00~24:00
close:火
HP:http://ukishima-garden.com
ブログ:http://ukishima.ti-da.net
 

NAKAI


 
ドアを開けた私たちを迎えるのは、
海外から取り寄せたというインパクト満点の壁紙。
 
「ベッドの向かいに貼ってあるから、
寝るときちょっと落ち着かないよね。
沢山の目に見つめられてる感じで。
それがまた良い。
…ちょっと変態チックかな?(笑)」
 

 
ラブラッチョのオーナー仲村さんのお部屋は、
ベッドルームとバスルームだけのシンプルなつくり。
 
「風呂に入って寝るだけの場所。
でも、僕が寝泊まりするのは週末くらいかな。
他にも部屋があるので。
ここは友達が来たときに使ってもらったりしてます。」
 

 
鮮やかな青いタイルが一面に敷き詰められたバスルーム。
 

 
「ラブラッチョでも同じ形のタイルを使ってるけど、色とりどり。
こうして単一色にまとめるのも良いでしょ?」
 

 
モノレール駅からほど近い立地の3階。
バスルームからは、モノレールも道行く人々も丸見えだが…
 
「窓がマジックミラーになってるから大丈夫(笑)
こちらからは見えるけど、外からは見えない。
マジックミラーにするまでは入浴時にブラインドを下ろしてたんだけど、
たまに忘れちゃってさ(笑)
いやー、あぶなかった。
 
でも、結構気持ちいいんですよ、
この眺めを見ながら風呂に入るのは。」
 


 
赤い扉には、自転車のハンドルをドアノブ替わりに。
 
外国の雑誌などからイメージを固めたという仲村さんの部屋は、
男の遊び心が凝縮された空間。
 
「ここにバスタブ置いちゃう?」
「バスルームとベッドルームを区切る窓、
透明にしちゃうわけ?」
「青一色の中で、トイレのタイルだけ市松模様?」
 
と突っ込みどころ満載なのだが、
ご覧の通りの統一感、そしてスタイリッシュさ。
 
願わくば一度是非、お泊まりしてみたい。
マジックミラーだと知っていても、
お風呂に入るときはドキドキすること間違いなしだけれど…。 
 

写真・文 中井 雅代

 

NAKAI


 
ドキュメンタリー映画。
しかも実際にもう亡くなった人の死ぬまでを描くテーマの映画なんて、ちょっとつらすぎて観れないのでは?と、ちょっと観ることを恐れていた作品。
私は、母を亡くしているので、
家族の死が、また闘病生活がどれほどつらいか、よくわかる。
 
この映画の主人公は、監督の父親。砂田知昭さん。
 

 
人生最期のプロジェクト、エンディングノートまで、実に見事だ。
 
人の一生に正しいとか間違ってるとか、
他人が判断できるものではない。
 
しかし、なんともまあ、素晴らしい。
この人のユーモアのセンス、またキレの良さ、
仕事もできるし人生の楽しみ方を知っていて、素晴らしい家族を築いた。
 
愛する家族を遺して死ぬのは実に忍びないと思う。
 
愛する家族にこんなにも愛され、
見守られながら死んでいくということは
こんなに幸せな「生き方」なんだと驚いた。
 
最近は、孤独死、のこととかも気になるようになってきた。
 
私の父は、砂田知昭さんの享年と同じ年。
他人事ではない。
幸い元気でいてくれるが、この砂田知昭さんも、
癌がステージ4で発見されるまで、あんなに元気だったではないか。
 
おそらくかなりのエリートであり、家族もみんな美しい。
 
いわゆる一般家庭といえども、
上流のクラスに入るのではないかと思われる暮らしぶり。
そうでないとこの映画はそもそも成立しない。
こういう美しい家族たちでないと、こういう映画にはならず、ただただ悲しいものになる。
 
この人の人間力が、おそらくここまでの家族を作り上げたのだと思う。
 
映画にもあるが、夫婦にもやはりいいとき、悪い時があり、
それを乗り越え、やっと今から、という時期。
 
妻は本当にどんなに悔しいか。
 

 

 
とにかく、本当に、見事な生きざまなのだ。
 
次女の砂田麻美監督。
自らがカメラを回し、主人公の気持ちをナレーションする。
 
この声が、優しさに満ち溢れ、
愛情いっぱいで、なおかつユーモアもある。
 
よくもここまで撮りきれたし、家族も理解した、と思う。
誰の意向だったのだろうか。このプロジェクトは。
 
オープニングで、洗礼をうけるために教会を訪れる主人公が映る。
 
そのあと、癌発覚直後ぐらいのお話に切り替わる。
 
1年ぐらいで、こんなに癌は人間の体をむしばむのか、または薬の影響か?と愕然とする。
 
元気だったころはわりとふっくらタイプの主人公が、だんだんやせていく。
 
アメリカに住む長男夫婦と孫たち。
彼らを訪ねていったり、彼らが帰国したり。
 

 
家族が何より大事、という選択を出来る人たちだし、
それを行動できるというところもスゴイ。
 
見事な「生き方」をみせていただきました。
観終わったときに悲しいんだけど、なぜかすがすがしい、
爽やかな気持ちになるという不思議な作品です。
 
ちなみに次女は作品には全く登場しませんが、声の通りかわいらしい監督です。
 


 

KEE



<ストーリー>
熱血営業マンとして高度経済成長期に会社を支え駆け抜けた「段取り命!」のサラリーマン・砂田知昭。
67歳の時会社を引退し、第二の人生を歩み始めた矢先に、毎年欠かさず受けていた健康診断で胃ガンが見つかる。
発見時にはすでに手術が不可能な状態だった。ガン告知後、彼がまず取り組んだのは“エンディングノート”と呼ばれるマニュアル作り。
それは遺書よりもフランクな、家族への覚え書きのようなもの。
人生最後のプロジェクトとして、明るく前向きに自らの死の段取りを成し遂げようとする父の姿を、娘は記録していた。
 
<キャスト>
砂田知昭
 
<沖縄での上映劇場>
桜坂劇場(12/10~)
那覇市牧志3-6-10(旧桜坂シネコン琉映)
098-860-9555(劇場窓口)
HP:http://www.sakura-zaka.com/movie/1201/1201_ending.html
 
『エンディングノート』公開記念「終活ワークショップ」開催
『エンディングノート』の公開に合わせて、
NPO沖縄シニアの会との共催で「終活ワークショップ」を開催します。
専門家を講師に迎えて「終活」についてより具体的に踏み込んでいきます。
それぞれの「エンディング」に向けて、よりポジティブに考えてみませんか。
※日時
1/16(月)〜2/20(月)
上記期間の毎週月曜日 19:00〜21:00
※参加費
全6回 10,000円
1回のみの受講 2,000円
※会場
桜坂劇場2階『ふくら舎』
※定員 12名
●お問い合わせ:098-860-9555(桜坂劇場)
 

NAKAI


 
「タイ古式マッサージ」という単語から連想されるような、
身体をえびぞりにしたり、
両腕をぎゅっとひっぱったりというような
アクロバティックな技は一切登場しない。
 
むしろ、指圧やオイルマッサージと比べても、さらに穏やかな手技。
ゆっくりとゆすったり、優しくさすったり。
一番強くても脚をグッとひっぱる程度。
それも痛みは一切感じない。
 
「殆どの方が半覚半眠の不思議な感覚なんです。」
 
と、セラピストの上原ルナさんは言う。
 
私は身体にいくつかの慢性的な不調を抱えているが、
中でももっとも頭を悩ませているのが偏頭痛。
ひどい時には週に何度もひどい頭痛に見舞われ、痛み止めは常備。
同様の症状を訴えて訪れる人は多いと言うが、
「あくまでもリラクゼーションなので症状改善を大々的にうたってはいないんですが、症状改善に繋がる方が多いです。」
 
結果的に私の場合はどうだったかというと、
確実に改善がみられた。
施術を受けて1ヶ月以上、一度も偏頭痛は起こらなかった。
頭痛の予兆はあるのだ。
このまましばらくすると痛み始めるぞ、という確実な予感まではするのだが、
実際の頭痛にまでは至らない。
薬を飲まずにこんなに長く過ごせたのは久しぶりかもしれない。
 
「施術後3日目くらいから、実際の効果を実感できると思います。
殆どのお客様がリピートしてくださいます」
 
というルナさんの言葉が腑に落ちた。
 

 
– – – 触れること、相手が喜んでくれることに魅せられて。 
 
最初からタイ古式マッサージをしていたわけではなくて、
これまで色んなマッサージの勉強をしてきました。
もともと自分もマッサージを受けるのが好きで、
疲れがたまったら行くという感じだったんです。
 
それを仕事にしようと思ったきっかけは長男のぜんそく。
薬ばかり飲んでいたので自分にも何かできないかと。
自然療法スクールで勉強したり、アロマの学校に通ったり。
オイルは勉強して7年になります。
もともと精油とかまったく興味はなかったのですが、
アロマの授業で実習があったんですね。
そのときに触れることの心地よさを知り、
また、相手にも喜んでもらえることが嬉しかったんです。
実習の相手になってくれる人が
「すごく気持ちがいい」「優しさが伝わる」
なんて言ってくれて。
それに魅せられたんですね。
 
あれよあれよといううちにハマって、
東京に行ったり、柔道整復師の先生についたり。
色んなセラピーを試していた時に、タイ古式マッサージに出逢いました。
 

 

「痛くないのに気持ちがいい、何度受けても不思議です。」 
 
– – – 初めて受けた手技に一目惚れ、その場で受講を申し込みました。 
 
私の手技にはストレッチが足りないと感じていたので、
タイ古式マッサージを取り入れようと思っていました。
子供が3名いることもあり、
自宅から近いところじゃないと受講しないというのが私のポリシーで
難なく勉強に通える場所のお店をすでに決めていたのですが、
タイ古式マッサージに詳しい方に
「今まで色々と行ったけれど、沖縄市の『サマディ』が一番」
という話を聞いて。
遠いから通えないけれど、そんなに言うならとマッサージを受けにいって、
結局、「受講させてください」とその場で申し込みました(笑)。
 
今まで受けたことのあるタイ古式マッサージとは感覚がまったく違ったんですね。
不思議な感じが面白くて。
指圧やストレッチですっきり感をだすのではなく、
弱い指圧の中にふわふわと浮くような。
終わったときには「え? 終わったの?!」という感じだったんですが、
それから爽快感がやってきて。
 
そうやって、沖縄市まで2年間通いました。
 


 

霊感は一切ない、霊視ももちろんできないと断言するルナさんだが、施術しながら「どうしてそんなことまでわかるのだろう?」というようなことを時々口にし、その全てがズバリ当たっている。「お客様の風を探っていくと、時々ギフトが降りて来ることがあるんです」とだけ明かす。
  
– – – 第三者も共有できる、曖昧ではない手技 
 
タイの医学理論では、リンパ管や中国医学の経絡(けいらく)のように、
体中にSen(セン)と呼ばれるエネルギー経路が流れていると考えられています。
そこにLOM(ロム)と呼ばれる風が流れていると言われていて。
それはもちろんレントゲンにも映らないし科学的証明はなかなか難しいけれど、
私が行う「ナーブタッチ」という手技ではそれをつかむことができるんです。
また、体内の風に触れることで人間本来の治癒力や免疫力を高めることが可能だといわれています。
 
ナーブタッチの特徴の一つは、その効果を第三者も共有することができるということ。
例えば、気功だったら気を入れますよね。
それは気功師と施術された人は「温かくなった」とか「元気になった気がする」という感覚を共有できるけれど、見ているだけの人、第三者には実際どうなのかというのはわからないですよね。
ナーブタッチでは手に触れると風を感じることができるんですけど、
そこに触れている術者(私)と受けている人と、その人の腕を触る第三者も
今ここにしびれがきたというのをちゃんと共有できるんです。

風が集まりすぎたり少なすぎたりすると症状が起こると言われています。
例えば腱鞘炎だと手首のあたりに風が集まっている。
それは血液でもリンパでもないんですね。
ツボともちょっと違う。
 
ナーブタッチ最大のポイントは、イメージを一切使わないんですよ。
例えば気功でも気をイメージしますよね。
瞑想も「誘導瞑想」などは「今目の前に草原がありますよ」というふうにイメージするように促します。
タイマッサージにはそれがない。
そこにあるものだけをつかみ、みていく。
なので、施術する側としても曖昧ではないのです。
 

「お腹に触れると色んなことがわかります。ほら、中井さんはドクッドクッと脈を打っているようでしょう?これが風です、脈ではなくて。」確かにドクドクと感じたし、その後自分で手を当てたらそれが脈ではないことがわかった。「こちらの方は脈のような風ではなく、熱をもった感じ。人それぞれ出方が違うんですよ。」
 
– – – 関節や首、肩の痛み、目の疲れ・・・すべてにアプローチし、妊婦も子供も受けられる。
 
今の主流はアクロバティックな技を重視したタイ古式マッサージ。
それももちろん腱を伸ばすので気持ちがいいですが、
ナーブタッチで得られるのはまた別の爽快感です。
「なんだかよくわからないけど気持ちがいい」とか、
「身体だけじゃなくて心も軽くなった感じがする」など、
感想は人それぞれです。
 
ナーブタッチは2500年前から口伝によって受け継がれてきました。
タイ本国でも受け継いでいる人が少ないらしく、
消えかけているかもしれないという技法です。
 
身体の様々な症状、
関節の痛み、首の痛み、肩の痛み、目の疲れなど、すべてにアプローチしていきます。
妊婦の方やお子様、ご高齢の方、どなたでも大丈夫。
熱がある方でも受けられます。
 
お子様の場合、皆様様々な理由でいらっしゃいます。
小学生くらいですと発達障害、多動性障害、アスペルガー症候群、夜眠れない・・・
症状は様々です。
感覚が鋭いと、「ふわふわしてきた」「熱くなってきた」と、敏感に感じとる子もいます。
みなさん「気持ちが良い」と言ってくれますね。
それが実生活でも良いふうに影響したり。
ぜんそくの子は鼻のつまりが改善したりとか。
 
一番最近の例で言うと、私の娘がぎっくり腰したんですよ。
私が施術してもいいんですけど、親子だと甘えが出ちゃうのでサマディまで行ったんですね。
すると、施術直後から
「すっごく気持ち良かった〜」
と元気になっちゃう。
 
現代人は忙しいので、
サッとやってサッと帰るというのももちろん大事だと思いますが、
風をとらえて最後までしっかり施術するとなるとどうしても最低90分かかるんです。
できれば120分。慣れていただけると3時間とか。
タイでは4時間くらいかけているみたいです。
 

「右の腰に風が集中してますね。左の首に何かがあるのかもしれません。」
 

「膝の裏にコリコリするものがありますよね? この感じを覚えておいてください、これは腰の神経と繋がっているので、これを解除すると腰がラクになります。こうやってしばらく膝の上に手をのせておく。これだけなんですよ(笑)。」 施術したあとに再度膝裏をさわると確かにコリが消えている。
 
– – – 忙しい現代人、ONとOFFをしっかり分けて、本来のリズムに気づいてほしい。
 
ナーブタッチは、その方本来のリズムに戻していくことも目的の一つです。
今は何もかもがスピーディーですから、
「ゆっくりでもいいんだな」
というのを、ご本人が改めて理解し直せるように。
 
みんな昔からこんなにはハタハターしてないですよね?
働く女性すべてに言えることは、ONとOFFをしっかり分けること。
仕事は何時まで、何時からは家族との時間、この日は絶対休む、というふうに。
「休めって言われてもどうして良いかわからない」
という方も多いんですが、
休むというのは何もしないということじゃなくて、好きなことをするということ。
例えば映画を観に行く、大好きな本を読み直す、散歩にでかける、という風に。
 
人生って短いけれど、せっかくだからすべてやりたいんですよね。
仕事も家事も育児も。私だってそう。
でもキャパは決まってますから、
今日はこちらをONにして家族DAYにしようという風に時間を配分する。
なにごとも塩梅が大事なんですよね。
それを、ナーブタッチを通して再認識して頂けたら嬉しいです。
 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 
ルナさんは、
「最低これくらいは来てもらわないと・・・」
というような頻度の制約を一切口にしない。
 
「好きな時に受けるのが一番良いんです。
それに、『今まさに痛い!』っていう時の方が効果もわかりやすいですから。」
 
本人がそう言っても、リピーターになる人は後をたたない。
大体1ヶ月くらいで再度訪れるという。
 
 
施術が始まってすぐ、私の脚を持った瞬間、
 
「ほら、今ここに力が入っているの、わかりますか?
普段からこれくらいの力を常に入れてお過ごしなんです。
脱力しても良いんだってことを忘れて、
いつも自分に緊張を強いて毎日を過ごしてらっしゃる。
ずっとこうだと普通に考えて疲れますよね。
だから、楽にしていいんですよ。」
 
と言われ、思わず涙が溢れそうになった。
 
私たちは忙しい。
今日もやることリストはいっぱい。
仕事を終えて帰宅しても家事が山積み・・・
 
本当の意味で自分にお休みを言い渡せるのは自分しかいない。
風をつかむルナさんと、自分の中の風がそれを教えてくれる。
 

写真・文 中井 雅代

 

Lunasunchi(ルナサンチ)
那覇市天久2-28-28-3F
090-3192-1104
lunasunchi@nirai.ne.jp
HP http://www.lunasunchi.com
*女性専用ルームですが、お子様の場合は男の子でも大丈夫です。
 
営業時間 ※要予約
・月〜土 9〜17時
※土曜を除く平日の9時、15時予約は割引あり!
・金・土曜ナイトタイム 19〜23時
・日・祝日 休み

 


 

NAKAI


小林エリカ・著 リトルモア ¥1,680/OMAR BOOKS
 
―ある個人的な旅の記録 ―
 
人ひとりの一生は誰のものであってもドラマになりえる、
というのがこの本を読んで最初に思ったこと。
そしてこの本の帯に
「ひとりひとりが、その人生の選択の余地を、握っている」
と書かれているように、
その選択してきた結果が「今」であってそれはもう、人の数だけバリエーションがある。
それって本当にすごいこと。だからこそ面白いと言える。
 
最近、個人の記録(日記、エッセイ他)を読む機会が重なったこともあって、
今回紹介しようと自然と手にしたのがこの『親愛なるキティーたちへ』。
 
内容は30代の著者が、ある日見つけた父親の昔の日記と、
著者が子供の頃読んで思い入れのある『アンネの日記』を軸に、
自身がドイツ・ポーランド・オランダを旅した記録をまとめたもの。
3つの日記と国、時代が交差し合い不思議な読後感を残す。
 
二冊の日記を抱えて、成田エクスプレスから空港へ向かう著者のモノローグから始まる物語を読みはじめてすぐに引き込まれた。
あり金をはたき家族から協力を得て旅だった彼女。
旅に出たのは、戦争に飲みこまれた同時代を生きた
著者の父とアンネ・フランクに興味を持ち、
アンネが生きて、日記を書いた場所を自分の目で確かめたいというただそれだけの理由。
とても個人的な旅。
 
読者は彼女の目に映った街やホステルでの朝食のメニュー、
バスを逃して長い道のりをてくてくと歩いている様子が淡々と綴られているのを読むうちに、一緒に旅をしている気分になる。
 
また著者がアウシュビッツを訪れたその夜、泊っている宿に帰ると、
相部屋の外国人の若者は夜遊びに意気揚々と出かけるところ、
など、悲惨な歴史とのどかな現実とのコントラストが
胸に何がしか訴えてくるものがあって、
読む人それぞれに様々な想いを抱かせるはず。
 
著者は1978年東京都出身、
作家、漫画家として海外滞在も多い若手アーティスト。
「平和」を声高に叫ぶよりもこういう光の当て方が私たちの心に響く場合もあるなあ、
ともっといろんな人に読んでもらいたいと思った一冊です。
 
2012年が始まったばかり。
今年初めて読む本は何ですか?
いつも選ぶ本とは少し変わった本を読んでみるのも
あなたの世界を少し広げてくれるかも。

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp
 

NAKAI


 
4月1日の開校に向けて、豊見城市立豊崎小学校の「校章」並びに「校歌」を募集することになりました。
ふるって応募ください。
豊崎小学校開校準備室ホームページ
 
募集内容 ①校歌の作詞 ②校歌の作曲 ③校章のデザイン
募集期限 平成24年1月20日(金)
応募資格 どなたでも応募できます
作成要領 ・夢と希望が象徴・表現されているもの
     ・子ども達や地域に親しまれるもの
     ・新しい息吹にあふれ、明るく、温かさのあるもの
 
応募方法 校章:所定の応募用紙にて応募して下さい※別添
     校歌:歌詞・楽譜を任意の用紙にて応募して下さい
*応募者は住所・氏名・電話番号を明記して下さい
 
応募条件 次の条件に同意の上、応募して下さい
     ・応募作品はオリジナルに限ります
     ・応募作品は返却しません
     ・採用された作品については部分的に修正を加える場合もあります
     ・採用された作品に関する一切の権限は豊崎小学校が有します
選  考 豊崎小学校校章・校歌選考会で行います
表  彰 作品が採用された方には直接連絡し、謝礼を進呈します
校章デザイン3万円、校歌作詞作曲各3万円 
 
応募先  豊崎小学校開校準備室 (豊見城市役所2階学校教育課内)
      豊見城市字翁長854番地1
      TEL 098-850-0961 FAX 098-850-1860
 

NAKAI


 
フランスでは1月に食べる風習があるというガレット・デ・ロワ、
(関連記事:pour vous(プール・ヴー)のガレット・デ・ロワ
今年の幸運は誰の手に? 新年に食べるのにふさわさしい、贅沢な味わいの楽しいフランス菓子

こんな寒い日は、お茶のお供にもきっともってこい! 
 
というわけで、今日もまた、(これで2ホール目♪)
濃い目の紅茶を淹れていただきま〜す☆
 

 
う〜ん、このアーモンドクリームのしっとり加減、
初めてじゃないのにやっぱり衝撃的。
そしてパイ生地のサクッと感と香ばしさ、たまりません!
 
ここ最近急に冷え込んだ沖縄、
温かい紅茶がドンピシャ合います。
パイ生地のさっくり感、写真で伝わりますでしょうか?
 
初めてガレット・デ・ロワの写真を見たときから
「いーはずいーはず」
してるカレンドスタッフ吉田に
「いーでしょ〜」
の電話もしときました☆
 

 
見て〜!
中はこんなにぎっっしり!!
隅から隅まであますところなくまるっとぜ〜んぶ美味しいんです。
 
私、アーモンドクリームなるものを
プールヴーのガレット・デ・ロワで初めて食べた気がします。
だって、こんなに美味しいんだったら絶対覚えてるはずだから・・・
初めて食べたアーモンドクリームはまさに衝撃的な美味しさでした。
アーモンドってこんなにジューシーなんですね。
じゅわじゅわっと中からアーモンドのエッセンスが出てきそうなほど。
 
 
さらに、今回は源河さんから嬉しいプレゼント☆
ガレット・デ・ロワをご購入のお客様に、
 「カレンドを見ました」
の一言で焼きドーナッツをプレゼント!!

 
毎年、年末年始しか販売しない限定品。
今年の販売は1月21日まで。
 
私たち大人女子はもちろん、
小ちゃい子やおじいちゃんおばあちゃん、
み〜んなきっと喜んでくれるお菓子です。
(我が家では、3歳の娘も主人もぺろりと平らげておかわりしてました〜☆)
 
正月料理に飽きた頃、
フランスの風習にそって、みんなでゲームとお菓子を楽しんでは☆
 

pour vous(プール・ヴー)
豊見城市字上田543-3
098-856-8007
ガレット・デ・ロワをご購入のお客様に
「カレンドを見ました」の一言で焼きドーナッツをプレゼント!!

open 10:00〜20:00
close 木(祝日の場合は営業)