NAKAI


 
1月の17日に自転車でぶっ飛んでしまい
なんともカッコ悪いカタチで人生初の骨折。
という事で、
ナカムラダイスケ骨折展を3月9日(金)から3月31日(土)まで
L’ABBRACCIO(ラブラッチョ)にて行います。
 

 
那覇市前島1-1-1 3F
098-911-5900
 
骨折期間中のあれやこれやの感情を
絵にしたり、彫ってみたり、刷ってみたりと
進行形で制作中。
 

 
 
 
尚、オープニング当日は特別来賓客にThe NO PROBLEM’sをお招きして
骨折反省会を19時より行いたいと思います。
テーマは「ビバ!骨折ライフ」でございます。
 
初の個展を記念して、30色30枚限定のTシャツもただいま作成中。
 

 
同じ色のTシャツは1枚もございませんので、
アナタだけのレアな1枚を手に入れてください。

ブログ:http://bacar.ti-da.net
 

NAKAI

 
谷川俊太郎・著  新潮社 ¥324(税別)/OMAR BOOKS
 
―自分の中の空気を入れかえる ―
  
三月に入りました。そろそろ次の季節に移り変わろうとしています。
 
春の気配をどこに感じるかは人それぞれ。
肌を刺すようだった風が柔らかくなったのを感じたり、
茶色い風景に緑色の面積が増えていたり、
日が落ちるのが少しずつ遅くなっているのに気付いたり。
春の訪れを「詩人ならどう感じるのだろう?」ふとそう思って手にしたのが『夜のミッキーマウス』谷川俊太郎・著。
 
日本で一番有名な詩人(「朝のリレー」や「20億光年の孤独」は知っている人も多いはず)だといってもいい著者の大人のための詩集。
 
いろいろ本を紹介してきたけれど、
何が難しいって詩集あるいは詩についての本を紹介するのが一番難しい。
それでもあえて選んでみたのはタイトルが魅力的だったので。
 
―夜のミッキーマウスは
昼間より難解だ
むしろおずおずとトーストをかじり
地下の水路を散策する
 
というので始まる表題作の「夜のミッキーマウス」。
それに続く「朝のドナルドダック」、「詩に吠えかかるプルートー」と耳をくすぐるタイトルが並ぶ。
またちょっと声に出しては言えないタイトルの大人な遊びごころ(といっていいかな)も入っているかと思えば、同作品収録の「広い野原」や「あのひとが来て」は切なさや孤独といった普遍的で何か大きなものが見え隠れする。
 
詩人は一見汚いと受け取られるものの中にも美しいものを見つけ出すのが得意だ。
詩を読むと、今まで何気なく見ていた目の前のコーヒーカップ一つとっても見え方が変わるから面白い。
そんな詩人のような新鮮な目で毎日を送れたらいいのに、と羨ましく思ったりして。だからたまに詩集を開いてお気に入りの詩を見つけては自分の中の空気を入れ替える。
 
詩なんて高尚な・・・、とかまえる必要はなくてそういう楽しみ方でもいいのではないかな。
しりあがり寿による飄々とした解説もまたおすすめ。
 
最後のページの、この文庫の為の書き下ろしの詩「闇の豊かさ」もぜひ読んでみて下さい。今の、この何気ない一瞬一瞬が愛おしく感じるはず。
 
大人になればなるほど深くなっていく孤独。
それはもうどうしようもない。
でもそれもまた悪くないなあと思わせてくれる、生きた言葉の詰まった一冊。

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp
 

NAKAI


 
「生活感のある部屋」。
 
スタイリングのコンセプトをきくと、二人はそう即答してくれた。
 
「具体的な家族をイメージしました。モデルは同僚の伊佐さんファミリー。
美容師のご主人とふたりの可愛いお子さんがいるおうち」
と、由真(ゆま)さん。
 
「シンプルというよりはカラフルで楽しいお部屋に」
と、伊佐さん。
 

 


 
現在那覇市に建築中の分譲マンションa.suo(アスオ)のモデルルーム。
普段はシックでスタイリッシュな部屋にコーディネートされているが、「MIX life-style」のインテリアとお二人の手にかかり、こだわりの生活空間へと変身した。
 
「この部屋の主は、家具を一気にすべて買いそろえるのではなく、好きなものを厳選して少しずつ買い足していったり、ずっと持っているお気に入りを大切に飾ったりするひと」
 
だから、椅子の種類もクッションの模様もさまざま、色もばらばら。
なのに不思議と統一感があり、居心地もいい。
 
「必ずしもブランドや色を基準にしなくてもいいと思うんです。自分が本当に好きなものだけ集めれば、自分が基準になるからちゃんとまとまります」。
 

 

 

 
家を購入したタイミングで家具を一気に買いそろえようとするお客様に、由真さんは待ったをかけることもあると言う。
 
「出逢いが大事だと思うんです。あわてて全部買い替えようとする方が多いのですが、家具って数十年の付き合いになったりするでしょう? 人との出逢いと一緒、フィーリングを大事にして。
例えば、どうしても必要な大きいソファだけ先に買って、ダイニングテーブルはちょっと我慢してあるものを使えばいい。住んでみて初めて本当に必要な家具やサイズがわかってくることもありますから」
 

 

 

 

 

 
「インテリアは質感も大事です。
布の生地があって、石があって、鉄があって、木があって…という風に、一つの空間の中で質感がミックスされるとすごく雰囲気が出るんです。アイテムの種類やデザインにばかり目がいきがちなんですが、是非質感にも注目して選んでください」
 
異素材の組み合わせで素敵な化学反応が起こる。それは洋服のコーデと同じだ。
 
「やりすぎは禁物で時には引き算も大事、という点も似ていますね。
また、今までのマンションは『男性が集まって建てたのだろう』と感じさせる、どこか男性的なイメージを感じることが多かったのですが、a.suoはシンプルで女性らしい。シンプルな空間では一層、自分好みのお部屋づくりが楽しめます」
 
a.suoではすべての部屋の壁を、最高級天然顔料使用の英国「ファローアンドボールペイント」社のペンキを用い、好みのカラーにペイントすることができる。 
 
「私も自宅のペイントにハマってるんです。
大変な作業を想像しがちですが意外と簡単ですし、部屋の印象ががらりと変わるのでおすすめ。
オプションサービスを利用して業者に依頼するのもいいですが、自分で塗るといっそう家に愛着が湧きます。
10回までは塗り替え可能ということですから、黒板の塗料を塗ったり、思い切った色に挑戦することもできますね」
 

 

 

 

 

 
「植物の存在も欠かせません。緑があるのとないのとでは全然違う。おうちが急にいきいきするので『グリーンマジック』と呼んでいるくらい」
 
植物がインテリアに与える影響は彩りだけではない。
 
「やわらかくて、やさしい緑色の新芽に感動したり、ゆるやかだけど変化があるのが楽しいんです。家具もある程度経年変化はあるけれど、植物はさらに著しく変化するので、部屋の雰囲気にもリズムが生まれます。それに、空気の流れも驚くほどよくなるんですよ。 
 
今回スタイリングしたa.suoの部屋はリビングの窓がとても大きく、バルコニーと続くような開放感があります。マンションでもベランダガーデンや植栽は可能ですから、ウッドデッキのあるバルコニーで植物を育てたり、緑に囲まれて本を読んだりとゆったり過ごせそうですね」
 

 

 

 
「世の中には素敵なものが溢れているけれど、あまり消費しすぎないように、大事に丁寧に暮らすというスタイルが好きです。インテリアも高ければいいというのではなく、自分と気持ちが合うものに囲まれて過ごしたいですね」
 

 
好きなものを厳選すれば、マンションの部屋でも自分らしさを演出できる。
その結果できあがった空間は必然的に、主にとってこの上ない心地よさに満ちているはずだ。
 

写真・文 中井 雅代

 

 
a.suo(アスオ) sakashita
※おかげさまで完売致しました。
HP:http://www.asuo.jp
facebook:http://www.facebook.com/asuo.sakashita

 
 
MIX life-style
宜野湾市新城2-39-8
098-896-1993
HP:http://www.mixlifestyle.com


 
 
hadana(ハダナ)
宜野湾市赤道1-4-8
080-5339-7014
fax : 098-893-8578
http://hadana-g.com
ブログ:http://hadana.ti-da.net
関連記事:HADANA 沖縄のくらしに合う「引き算の造園」
 

NAKAI


 
3月3日(土) 15:00~ 
※参加無料
■場所:ジュンク堂書店 1F正面入口 特設会場
 
「はなまるマーケット」でも話題のポスチュアウォークを紹介!
 
●整理券は必要ありません。ご参加無料です。
●席に限りがございます。満席の場合はお立見になります。
 
KIMIKO・プロフィール
1961年6月15日岡山県生まれ。神奈川県在住。
出産後、体型が崩れてしまったことをきっかけに、ウォーキングを学び始める。自らウォーキングによる劇的な全身整形を体験。独自のポスチュア(姿勢)ウォーキングメソッドを構築。
著書は11冊を数える。2005年よりニューバランスジャパンとアドバイザリー契約を結び、足に良く、しかもかわいい「ポスチュアウォーキンクシューズ」を共同開発。POLAと姿勢と代謝が抜群によくなるランジェリー「ビューティポスチュア」を共同開発。「謙虚に、堂々と」ポスチュアウォーキングをつたえるように指導し、レッスン内容は、いつでも、だれでもでき、身体と心の変化に有効かつ美しいことを貫いている。
 
お問い合わせ先:ジュンク堂書店那覇店 電話:098-860-7175
 

NAKAI

” Everyone gets old. Not everyone grows up.”
(誰もが歳をとる。しかし全ての人が成長するわけではない。)
 
なるほど~~~~っというか、胸に突き刺さる言葉だな。

シャーリーズ・セロン演じるメイビス。
 

 

 
めっちゃイタイんだよね。
でも、なんか、わかる。
 
ゴーストライターだといっても、ちゃんと仕事してるわけだし、とにかく美人。
 
過去の恋人との思い出を引きずっていて、
しかも、昔、ハイスクールで一番の美女で人気者だった過去も引きずっている。
性格も決していいとはいえない。
 

 

 
ハッキリ言って、本当に何も共感できないはずなのに、
すごくわかる感じは、やはり私も若干過去の栄光(自分なりの)を忘れられない感じかなあ。
 
それにしても、別れた男、しかも幸せな結婚でBaby生まれたばっかりの人には全く興味もなにもわかないけどね。
 
田舎町にいるにしてはパトリック・ウィルソン演じるハイスクールのころの元彼は、いけてる感じ。
 

 

 
なんかわかる。Buddy Slade(バディ・スレイド)なんて名前もちょっと、カワイイ。
 
それでもね~~~。
 
メイビスくらいの美女になると、生きていく間にもいろいろあるんだろうなあ。
 
中途半端にもてて、ちやほやされて生きてきた私とはそこんところ全く変わってきてるっつ~のはわかる。
 
仕事もなんとなく自慢できる感じじゃないメイビスなんだけど、
それは彼女が感じているだけであって、いくらでもなんとでもなるんだよね。
あれだけの美貌もあるし。
 
「ゴージャス美人は頭が悪い」なんて、
田舎ならなおさらそんなことおもわれて彼女なりにつらかったのはわかる。
 
脚本がしっかりしているので、さすがに面白い。
台詞もいいし、パットン・オズワルト演じるマット・フリーハーフも最高にいいんだよね。
 

 
あんなにいろいろ話せる男友達がいれば田舎もわるくない。
 
 
要は、田舎に久々に帰って、イタイ経験をして、過去を捨て、未来へ踏み出すっつー感じなんだけど、ほんと、ただのいい話ではなく、これってかなりリアルだなあと、独身アラフォー女子にはなかなか厳しい映画でした。
 
なんにしたって、人間前に進むしかないのだよ。
 
頑張ろう。

 

KEE




 
<ストーリー>
37歳になるメイビス(シャーリーズ・セロン)は自称作家だが、現在はゴーストライターとして“ヤングアダルト”(少女向け小説)を執筆中。
バツイチで恋人ナシ、心の友はアルコールと愛犬という彼女はある日、一通のメールを受け取り、故郷へ帰ることに。昔の恋人バディ(パトリック・ウィルソン)と再会するメイビス。いつまでも大人になれない、そんな規格外の彼女が大騒動を巻き起こした果てに見つける“真実”とは……。
 
<キャスト>
シャーリーズ・セロン
メアリー・ベス・ハート
コレット・ウォルフ
エリザベス・リーサー
パトリック・ウィルソン
J・K・シモンズ
ケイト・ノウリン
 
<沖縄での上映劇場>
MIHAMA 7 PLEX+ONE
098-936-7600
中頭郡北谷町美浜8-7
HP:http://www.startheaters.jp/mihama7plex

NAKAI


 
<メンバーデータと子どもの年齢>
ケイコ :48歳。子どもは大学2年生、高校2年生 自宅で教室を開いている
桃代 :35歳。7歳、4歳、2歳、0歳 マンション外観がピンクなのだけが気になる
糸子 :31歳。2歳、0歳 いとこの影響でマンション購入
 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

1. マンション購入までの経緯


 
– – – 空き巣、子どもの成長、周囲の購入につられて・・・それぞれのきっかけ 
 
桃代 私は3年前、32歳のときに買った。実はそれまで住んでたアパートで空き巣に入られて。
 
糸子 え〜?!本当に?
 
桃代 そう。それ以前から車上荒らしも多くて。地下駐車場だから犯行現場が外からは見えないわけ。セキュリティもアパートだからそこまで徹底してないでしょ。防犯カメラあるけどダミーだわけ。そういうのもばれてるのかもね。
泥棒に入られた時は留守中だったからよかったけど、警察が来て足跡も測定して「男性の足、25cm…」とか言ってるの聞くと怖くてさ。自分が家にいても太刀打ちできないし。
 
ケイコ トラウマになっちゃうね。
 
桃代 うん。そのアパートでは2階に住んでたんだけど、高層ならさすがに入れないだろうっていうのと、セッキュリティがしっかりしてるイメージから「マンション、マンション!」って。
あと、浦添ってアパートの家賃も安くないでしょ?広い部屋に引っ越すとなるとさらに金額あがるし、賃貸に払い続けるなら自分の財産になるマンションを買った方がいいと思って。
 
糸子 桃代の実家は?
 
桃代 私は那覇、主人が読谷出身だから、那覇よりは気持ちだけでも北のほうにと思って浦添に(笑)。ケイコの購入したきっかけは?
 
ケイコ 私も主人が長男で北部に大きなおうちがあって。仕事の関係で浦添に住んでたんだけど、いずれ北部に帰るし、でも子どもたちは浦添の学校行ってるし、塾も沢山あって大学も近くにあって教育環境が良いこの辺は便利だけど…と思っていたのね。
当時住んでたアパートでは娘と息子で一つの部屋だったんだけど、息子が中学生になって友達が遊びにきて部屋で遊ぶと…ほら、男の子って汗かいて…臭いがちょっとね(笑)。だから娘が「帰ってきたら部屋が臭い~いやだ~」って。確かにそうよね~と思って。
 
糸子 男女の姉弟だと気になるはずね。
 
ケイコ そうなのよ。そろそろ別々の部屋にしてあげたいとは思ってたけど部屋がないし、広いアパートに引っ越すよりもマンションがいいかな、でも長男だから…と迷ってたときに主人の親戚のおばさんが、「あんたたちそっちでマンション買いなさい。帰ってくるのは歳とってからなんだから、アパートにお金払うよりはマンション買った方がいいさ、戻ってくる時に売ることもできるでしょ。子どもたちは環境のいいところで学校出した方がいいよ」って言ってくれて。
だから、おばさんのその言葉と子どもの成長がきっかけかな。
 
桃代 そのおばさん、いいこと言ってくれるね~!ケイコは他のマンションとは迷わなかったの?
 
ケイコ 迷わなかった。というか、「この辺にマンションが建ったらいいな~」ってずっと思ってたまさにその場所にマンション建築の看板が出たからすぐ見に行ったの。通勤圏内だし、子どもたちも校区が変わらないし。だからタイミングもよかったんだよね。
 
糸子 タイミングって大事よね。
 

 
ケイコ あとね、いつまでもアパート住まいだと「自分の家」っていう感覚が子どもたちにのこせないし、子ども時代のおうちにまつわる想い出を作ってあげたいっていうのもあって。
 
桃代 あー、それすっごくわかる。ずっと賃貸で引っ越し続いたりすると、「我が家」っていう概念が薄くなる気がする。
糸子は何をきっかけに購入したの?
 
糸子 私は従姉がマンション買ったのがきっかけ。
それまでは家を建てるっていう考えは自分の人生プランになくて。うちも主人が長男で実家が泡瀬にあるから、いずれは戻るだろうって思ってたし。でも、その従姉のマンションを親が見に行って「とっても上等だったよ~!」って言うから私も影響されて(笑)。それまで全然気にしてなかったのにモデルルームの看板や広告が目につきはじめて。
 
桃代 歳の近い親戚とか友達が買うと気になるよね。わかる~。
 
糸子 そう。それに主人の職場が那覇だから、「何歳まで那覇にいるだろう、その間アパート代を毎月いくら払って」って大まかに計算してみたら、「あれ?この値段出したらマンション買えるんじゃない?」って。それで近場のモデルルームを見に行くようになって。それまでマンションに興味なかった主人も影響受けてきて。
結局、探し始めて半年後には買ってしまった(笑)。
 
桃代 本当に?!
 
ケイコ行動がはやい~(笑)でも、旦那さんは実家近くのマンションが良いとは言わなかったんだ?
 
糸子 それがね、主人は車通勤がイヤな人で、那覇の職場まで自転車出勤してるのね。だから自転車で通える範囲内。それって那覇に実家がある私にとっては最高な条件だわけ(笑)。
 
桃代 自転車通勤さまさまだね(笑)! 半年の間、いろいろ見た?物件。
 
糸子 いーーーーっぱい見た!実は中古マンションも検討してたからそっちも見てた。那覇のマンション高いからさ。中古だと選択肢が広がるさーね
 
ケイコ どうして今住んでるマンションに決めたの?
 
糸子 最終的には「新築がいい」って主人が。私は中古もいいと思ったんだけどね、広くて。あと、色々見たなかで今のところが総合的に良いって思ったんだろうね、主人が決めた感じかな。
 

2. 実際住んでみて感じる、マンション住まいの利点


 
 
 
– – – セキュリティ、バリアフリーで安心 
 
ケイコ 子どもが小さいときは安全面がしっかりしてるからいいよね。子どもだけでお留守番させてても、「チャイム鳴ってもとらないでね」って言えばすむから。安心。

桃代 マンションの入り口と部屋の入り口と二段階あるもんね。オートロックだし。
 
ケイコ そう。その点一戸建てはちょっと怖いかな。ダイレクトにプライベート空間と繋がってるから。
 
糸子 自分の身を自分で守らないといけないもんね。マンションは守ってもらってる安心感がある。
 
桃代 キッチンやお風呂のグレードをあげられるっていう利点もあるよね。一戸建ての人がうちのお風呂見て「良いな~」って言ってた。一戸建ては色んな所にお金かかるから、細部の予算を削っていったりするもんね。
あと、段差を作らないとかバリアフリー対応が今は基本になってて、そこもいい。
 
糸子 長く住んでも安心だよね。歳とっても大丈夫。
 
– – – 都会に住むことをあきらめないでいい
 
桃代 あと、やっぱり街中に住めるっていう利点はあるよね。一戸建てで土地からとなると那覇や浦添はうちは無理。でも、マンションなら都会住まいをあきらめないでいい。
 
ケイコ ただ利便性に優れてるだけじゃなくて、子どもの学習面を考えるとやっぱり今住んでるところがいいかなと思う。塾とかの数も全然違うし大学にも近いし。
 
糸子 ちょっと遠くになるともう、高校は◯◯ねってほぼ決定っていうか選択肢がない気がする。選択肢あってもおうちから遠くなっちゃうし。
 
桃代 あと、うち10階以上のわりと高層階に住んでるから景色も良いわけ。海が見えてさ。
 
ケイコ あ〜、素敵ね。同じ都会でも一戸建てだとまわりはおうちだらけだったりするけど、マンションは眺望がいいのも利点かもね。
 
– – – 毎日のくらしをゆたかな気持ちで
 
糸子 新しいマンションに引っ越してから、毎日の時間が豊かになった。「上等おうちには上等なものが欲しい」と思うようになって家電を買い直したりもして。うちは最近だとオーブンレンジを新調したわけ。それだけでなんか生活に潤いが。
 
ケイコ うん、「くらしがゆたかになる」って気持ちわかる~。インテリアも自分で好きなようにできるし、素敵な空間で生活していると自分の気持ちが全然違う。ちょっとホテルライフっぽい感じもあるのよね。気持ちがグレードアップするというか、リッチな気分でくらせる。
 
糸子 賃貸アパートではこういう気持ちにはなれなかった。
 
桃代 そうだね。アパートではなかったね。アパートでも素敵に暮らせるひとももちろんいるだろうけどね。
 
糸子 「おうちこんな風にしたい」とか、インテリア雑誌見て考えたりしてるだけでも楽しい。
 
桃代 賃貸だと釘もさせないしね。
 
ケイコ マンションは自分のものだからどんどんさせるよね。
 

 
– – – 衛生面の管理に安全性、管理人さんのいるありがたさ
 
桃代 ゴミ捨てが便利じゃない? 
 
糸子 そうそう、とっても便利!曜日関係なく専用のゴミ捨て場にいつでも出せるし(マンションによる)、管理人さんがいつもきれいにしてくれてて。
 
ケイコ 自分ですべて手入れしなくて良いから、その点も楽よね。
 
糸子 そうそう、戸建ては自分でいちからつくりあげる楽しみがある分、修繕や管理もぜーんぶ自分で面倒みないといけないけど、マンションは毎月の修繕積み立て費でやってくれるでしょ。前もってみんなで貯めてるんだっていう安心感もある。逆にそれが少ないと今は心配。昔のマンションは少なかったんでしょ?
 
ケイコ そうみたいね。今は大体10000~15000円くらいじゃない?管理人さんがいてくれるのもありがたいよね。朝はやくから来て綺麗に掃除してくれて、本当に感謝。
 
糸子 しかも住民のことも大体覚えてくれてるから安心感もある。この子の親はこの人って感じで。うち、いつもは主人がお迎えして帰るんだけど、たまに私と帰宅すると「今日はお母さんとなの?」って。それって、「いつもはお父さんと帰宅してる子だ」って覚えててくれてるってことだよね。
 
桃代 一戸建てだと付き合うといってもお隣りさんとかだし、都会だとお付き合い自体なかったりするけど、マンションはひとつの街みたいにしてみんなで住んでる感じだからね。
 
ケイコ うち、おとなりさんに息子の同級生がいたから、親同士も子どもの話したりおすそわけしたり仲良しよ。
 
桃代 子ども同士が近いと仲良くなりやすいよね。それに、「難儀ー」と思うほどのつきあいじゃないし、距離感が良い。
 
糸子 そうだね、割とクールな感じかもね。
 

3. 一戸建てとは迷わなかった?


 

 
– – – 家の購入そのものが目的にならないように。大事なのは買ったあとの生活
 
糸子 私たち三人とも旦那さんが長男で、実家が遠くて、土地持ちじゃないんだね。
 
ケイコ そうね。だから迷いようがなかったかも。
 
桃代 私はちょっと迷ったよ。那覇か浦添かにしか住む気がなかったから、土地買って一戸建て買うパターンの見積もりとったりシミュレーションしたけど、マンションとの差があまりに大きくて…。土地代だけでマンション買えるんじゃないの?みたいな。
 
糸子 うちも検討材料にはしたよ。買ったらどうなるかっていうのを主人が知りたがって。たまたま近くに土地の分譲やってて、一戸だけ物件も完成してたのね。その家を内覧した瞬間に主人が幻滅して。「こんなだったら絶対マンションが良い」って。
別に変じゃないごく普通の戸建てだったんだけど、マンションは高級感もある、セキュリティーもある、なんでもついてる。一戸建ては全部自分でゼロから何もかもしないといけない。それ考えたら無理して一戸建て買わなくてもいいよねって。
 
糸子 でもさ、沖縄って戸建てに住む人が大多数さ?だから友達とかにも「何でマンション?」ってよく言われる。「マンションはありえんな~」って。
 
桃代 具体的に一戸建てとマンションを比較したことがないのかもしれないね。
 
ケイコ 内地だとマンション住まいの人の方がが多いもんね。
 
桃代 沖縄って、内地と比べるとマンション住まいの率がそうとう低いらしいよ。土地もってたらまた話が違うけど、土地から買って家建ててってなるとすごい額の負債でしょ。大金持ちならいいけど、一般家庭だと自分の一生が全部ローン返済にあてられる感じがする…。
 
ケイコ そうよね、もっと色々楽しみたいもんね、旅行にいったりとか。
 
桃代 私の知り合いで家建てた人が、「家を建てること自体が目的になってしまってた」って言ってた。本当に大切なのはその後の生活さーね。手に入れることに躍起になって、本来の生活がきちきちで・・・だと、結局何のための家?って思うかも。無理ないローン計画でさくさく返せるならもちろん問題ないけどね。
 

 
– – – 子どもが増えたら、やっぱり男女分ける?
 
桃代 うち子どもが4人いるんだけど、3人の予定でマンション買ったんだよね。4人も3人も変わらないって言ったら変わらないんだけど(笑)。男女二人ずつに分けたとしても2部屋は子ども部屋にとられる。今はまだ子どもが小さいからゆとりをもって部屋を使えてるけど、小学生、中学生になったらどうなるんだろうってちょっと不安はある。
 
糸子 私も子ども3人ほしくて、今のところ男の子2人だけど女の子欲しいし。そうなったらお部屋どうしよう…とは思う。男女だったらケイコが言ってたみたいにいずれは分けないといけないもんね。
 
ケイコ 思春期になると女の子が嫌がるんだよね。住宅関係者からもきいたことあるけど、男の子には色んな意味で個室が必要って。大きくなったら。
 
桃代 なるほどね。色々な意味でね(笑)。
 

4. マンション住まいのちょっときになるあれこれ


 

 
– – – 気になるのは他人の音じゃなく我が家の音
 
ケイコ 私は気にならないけど、全世帯向けの注意書きが掲示板に貼られたりしてることあるよね。
 
桃代 そうだね。子どもの声って甲高いから響くしね。
うちは、上階も子どもが多くて音がしたりするけど、うちも同じだからお互い様と思って全然気にならない。
でも、階下に住んでる方がリタイア後に内地から越してきた方たちだから、「大丈夫かな~」って気にはなる。
 
ケイコそう言えばうちの子がね、お風呂で遅い時間に歌うたうわけ(笑)。親としては「面白い~」だけど、そのあとしばらくしてから「駐車場での大声はご遠慮ください」って掲示板に書かれていたから、「これってうちじゃないー?あなたの歌声だはずよ」~って。
それからは「11時過ぎたら歌うのはやめようね」って言った、高校生の息子に(笑)。
 
糸子 お風呂で歌う高校生、可愛い~!(笑)
 
ケイコ あと、うちは犬を飼ってるから鳴き声がうるさくないかも気になる。
 
糸子 いまのマンションって大体ペットオッケーだもんね。小型犬だけとか制限はあるけど。でも、実際に犬や猫がうるさい!って感じたことはないな。
 
桃代  私は共有スペースでのマナーが少し気になるかな。おもちゃを置きっ放しとか。
 
糸子 私は、細かいかもだけど…エレベーターで一緒になりたくないときがある(笑)。ちょっと人見知りだし。
 
桃代 ほんと?私逆にしゃべりたい(笑)。図々しいかね? でも、朝とか急いでる時間にエレベーターが混むわけ。それは少し困る。98世帯だから大きいんだよね。
 
糸子 すごい!本当にちょっとした町だね!うちのマンション、最近ママ会があったわけさ、「交流深めましょう」ってからマンションで企画して。そういうのも住民同士の距離を縮める良いきっかけではあるよね。
 
ケイコ3年、5年とかじゃないもんね。20年、30年って一緒に住むわけだから、良い関係性でありたいよね。
 

 
– – – うちのマンションがもっとこうだったらなぁ〜
 
ケイコ うちは住み心地抜群なんだけど、あと一部屋ほしかったな。3LDKでこどもに二つお部屋あげて、私たち夫婦は和室で寝てるわけ。でもだんだん荷物も増えて来るし、今おうちでお教室をやっているから、その日は和室を閉めてそこにリビングのものを入れておくのね。終わったらまたそれをだして、お布団敷いて…っていうのを今毎日やってるから、もう一部屋欲しかったな~って。
 
糸子 私も大体満足してるんだけど、前住んでたところと比べると日当りが悪いわけ。向かいが公園だから緑があって鳥とか蝉とかがきて子どもには良いんだけど、ちょっと陰になっちゃってる。あとは子どものこと考えたらもう一部屋欲しかったかも。あ、もう一つ。駐車場の条件がちょっと。。
 
ケイコあー、わかる。屋根がついてるとかついてないとか色々あるのよね。うちのマンションはね、二年に一回駐車場の抽選するのよ。
 
糸子 え?!なにそれ?
 
ケイコ マンションって組合があるでしょ。それで「屋根の有り無しは少し不公平が出ますからどうしますか?」って話し合いがあって、じゃあ抽選にしようって決まったの。
うちのマンションは高齢の方もいるし障害者の方も住んでいらっしゃるから、その方達は優先的に屋根がついている近くの駐車場にして、他の住民だけ抽選するの。
 
桃代 それいい!しかもみんな優しいね、親切。
 
ケイコうちは障害者対応のバリアフリー物件だから、住民もそれをわかっていて文句も出ないしね。だから、糸子も組合に提案してみたらいいよ。
 

5. 購入前にここはチェック!


 

 
ケイコ 購入後しばらくして、なんとお隣にもマンションができたの。それまで隣は工場だったから気にせずに窓をあけてたんだけど、入居して2ヶ月くらい経ってから基礎工事がはじまって。住民みんな聞いてないわけ。それでも自分たちのマンションとは別の会社だったからなにもいえなくて。1年もたたないうちにマンションが建ってしまって日当りが全然違う。午前中は2時間くらいしか陽がはいらなくて…
 
糸子 わ~、それは想定外だね。うちはさ、「隣が公園だから建物は建ちませんよ」っていうのが売り文句だったわけ。
 
ケイコなるほど。そう言われてみれば、私はそんなこと言われなかったな。マンションだけじゃなく、隣の土地のことも確認できる所までしたほうがいいと思う。
 
桃代 私は建築中の物件を買ったんだけど、途中で変更があって予定図と完成物件の外観が違ったわけ。予定では茶色っぽい品のある感じだったのに、できあがったのはピンク色・・・。だから、予定は変更になる可能性があるってことも知っておくべきかも。どうしてもっていうなら建築済みのを買った方が安心。
 
ケイコ でも、3人とも基本的にはマンション住まいに満足してるのね。
 
糸子 うん!とっても満足。迷ってる人は是非検討してほしい。チラシ見るだけじゃなくてモデルルームに足を運ぶこと、旦那さん連れて。何も見ないうちから「やっぱり一戸建てが一番!」っていうのは、人生の可能性を狭めてしまってるかもしれない。
 

終わり

 

NAKAI


 
3月13日(火)
15:30〜 受付開始
16:00~17:00 セミナー
17:00~18:00 食事

場所:実身美
那覇市牧志2-17-44  
098-868-8726
http://sangmi.ti-da.net
 
「太りにくい食事の仕方」ご存知ですか?
 
体重も気になるけれど、ぱっと見わかりにくい体脂肪。
当日はご自身の健康数値や理想体型を知り、
ダイエットカルテを実際に作ってみたりしながら、
太りにくい食事の仕方も教えてもらえます。
 
セミナーのあとは、
実身美の健康ごはんをスイーツつきでお召し上がりいただけます。
 
講師は日本肥満予防健康協会の理事、稲田健先生です。
 
太りたくないけど、おいしいものは食べたい。
 
そんな希望を満たしてくれるお話を聞けます。
  
参加費はお食事代込みで2500円です。
チケット事前購入になります。
申込み・チケット購入は実身美で受け付けます。
 
セミナーの詳しい内容については、
日本肥満予防協会までお問い合わせください。
090-3790-3679(大山)
090-8293-5627(大工)
 

NAKAI

 
第4回となるCasbah fooding partyはワインアドバイザーの資格を持つKOZAの立ち飲み酒屋「とおやま酒店」とのコラボ。
多数あるワインの中からAZZAMI氏がCasbahのフーディングにあったワインをセレクトし、ワインを堪能しながら五感で曼荼羅を味わうスタイル。
ジャンルの枠を超えたAZZAMI氏が贈るフーディングパフォーマンスでいつもと違う大人な雰囲気のCasbahをどうぞお楽しみください。
 

VEGAN MANDALA PROJECT VOL.2の様子
 
日時:2012年3月3日(土)
開場/18:30 開演/19:00 – 21:45
会場 : KOZY CENTRAL 2F
〒904-0004 沖縄県沖縄市中央1-7-8
 
チャージ : 予約 ¥3,000 当日¥3,500 1時間無料駐車券
 
お申込み:インターネット予約フォーム
お電話 098-989-7786 (KOZY CENTRAL&CASBAH)
各店舗店頭 CASBAH、KOZY CENTRAL、MIX life-style 
 
HP:http://www.kozy-central.com/casbah
 
 
Want to learn about wine? Looking for a relaxing evening of exquisite wine, delicious food and live art?
Join us for the 4th installment Casbah’s special “Fooding Party”, a special collaboration with the certified wine advisors of Koza’s 「とおやま酒店」(Toyama liquor shop).
Artist and Creative Director AZZAMI will guide you through the wine-tasting journey with his exclusive selection of American wine from Toyama liquor shop, to be paired with freshly prepared Vegan-style food from Casbah.
To cap the night is a live art performance by AZZAMI, the “Vegan Art Mandala”. If you haven’t seen it yet, you’re in for a mesmerizing experience.
Relax with a glass of wine and let your senses (and worries) go for one evening. This night will do you good.
Previous party pics
 
2012.3.3.SAT @KOZY CENTRAL 2F
Address : 1-7-8 Chuo Okinawa City Okinawa Japan 904-0004
 
DOOR OPEN 18:30 START 19:00-21:45
ADMISSION : advance 3,000yen at door 3,500yen
098-989-7786
Reservation