NAKAI

Day1
jujumo
ワンピ:JEANASIS
帽子:メインプレイス
サンダル:sanuk(サヌーク)

 

jujumo
ピアス:手作り

 

撮影:Parlour de jujumo(パーラー・ド・ジュジュモ)
ベジバーガーやカレーをドライブスルー感覚で。出勤前の一杯も。

 

 

Day2
jujumo
トップス、スカートともに:STUDIO CLIP

 

jujumo
ネックレス:手作り

 

 

Day3
jujumo
ヘアバンド:古着屋で購入
トップス:もらいもの(MODE ET JACOMO)
スカート:Levi’s
ネックレス:祖母からもらったもの
ピアス:手作り
サンダル:sanuk

 

 

Day4
jujumo
ワンピ:STUDIO CLIP
パンツ:フリマで購入 

 

jujumo
帽子:もらいもの(Nordstrom)

 

jujumo
サンダル:INUOVO(イヌーボ)

 

 

Day5
jujumo
ワンピ:あしびなーで購入(ブランド名は不明)

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

「服はいただくことが多いんですよ。『えりなーに似合いそうだからー』と言って、自分が着なくなった服をくださる方がいて。その中に可愛い服があるから、自分で買わなくなってる。というか、服に限らずお金使う機会自体が減ってるかも…。化粧品買うわけでもないし、アクセサリーは作っちゃうし。そう考えると私って、けっこう経済的〜(笑)」

 

音楽ユニット「jujumo(ジュジュモ)」のボーカル・えりなさんはいつもおしゃれだけれど、会う度にコーデの雰囲気が違う。なるほど、お下がりが多いのがその理由の1つなのかも。

 

「小さいころから洋服が好きで、小学生のときには雑誌からお気に入りの服を切り抜いてスクラップしてたほど!大学進学を機に東京に出たら、大都会でお店はいっぱいあるし、はやり物も買ってたな〜。当時は周りもみんなきらびやかな格好をしていたから、私もそんな感じだった。

 

でも、今は全然! はやりを気にしなくなりましたね。雑誌すら見なくなった(笑)」

 

とは言え、今も服に興味がないわけではないし、もらいものミックスのコーデもお見事!最近は、「育児のしやすさ」と「生地の質感」を基準に服を選んでいると言う。

 

「男の子を育ててるので、動きやすい服が増えてきたかな。中でも、ここ数年は麻やリネン素材の服が好き。着心地いいので気に入ってます。私は、買物には時間を費やさないタイプ。『よーし、服買うぞー!』って意気込んで行くのではなく、ぽっと空いた時間にさっと行ってさっと買う。迷わず即決派なんです」

 

えりなさんの夏コーデのポイントはサンダルだと言う。「沖縄の夏はやっぱサンダルでしょ!」との言葉通り、ほとんどのコーデに登場。日焼けした素肌によく似合う。

 

「夫がちょっと変わった人で。『えりな、もっと黒くなってもいいよ〜』って言うんですよ。
美白、美白の時代なのにねぇ〜(笑)」

 

えりなさんが言うと、夫のまことさんがニコニコしながら一言。

 

「南国の女の子〜って感じでいいじゃん!」

 

そうそう、まさに南国の女の子!こんがり焼けた華奢なからだに肌触りのいい服をさらりとまとい、サンダルをひっかけて外に飛び出して、白い歯をのぞかせてにっこり笑うえりなさんにぴったりの言葉。

 

紫外線の気になる季節ではあるけれど、日射しを楽しむコーデもいいかも。日焼け対策のカーディガンを脱いで、おもいっきり夏らしいスタイルに挑戦してみては。

 

写真・文 中井 雅代

 

NAKAI

レボリューショナリー・ロード

 

すごく良かった。

 

レオも ケイトもスゴク息が合っています。
二人の間のどうしようもない溝や、焦燥感、観ているこちらにも伝わってきます。
ケイトはゴールデングローブで主演女優賞を受賞。
レオはノミネート。
なかなか賞はとれないねえ。

 

レボリューショナリー・ロード

 

レボリューショナリー・ロード

 

レオはどの映画を観てもレオだからなあ。
「ブラッド・ダイアモンド」ではアフリカンアクセントを完璧に身につけて、大健闘だったんだけどね~。

 

それはともかく。
50年代というのはよくわからない感じだけど、この二人は美しい夫婦。
それだけに、諦められない夢があるんだよね。
レオ演じるフランクは現実的。
諦めて、今の生活をなんとかしようとする。

 

ケイト演じるエイプリルは、まだまだ諦め切れない。
パリにいくことですべてがうまくいく、何かがかわると信じている。。。

 

このパリ行きを決めてから夫婦はかなりうまくいくんだよね。

 

レボリューショナリー・ロード

 

レボリューショナリー・ロード

 

レボリューショナリー・ロード

 

でも結局いろんなことがあるんだけど。

 

この二人、子供もふたりいるんだけど、この子供たちがあまり出てこない。
大丈夫か?って感じなんだけど、おそらくまだ自分たちのことで精いっぱいなんだろうなあ。

 

私もしばらく、こう、体当たりで恋愛をしてないなあと思いました。
ちょっとでも、なんか違うなと思うと、すぐ辞めてしまう。

 

夫婦ってそうはいかないから息詰まるんだろうな。
このころは、あまり離婚もポピュラーじゃなかっただろうし。

 

話し合おうとする夫と、話したくない妻。

 

もう全然だめじゃんね。

 

レボリューショナリー・ロード

 

心の動きや、期待感、絶望感。
すべてが手に取るように伝わってくるのは、サム・メンデスのちからも大きいだろうが、二人の役者のうまさと、コンビネーション。

 

衝撃の結末、ということでしたが、まあ、想定内ですね。

 

未婚の私としては、やっぱり考えさせられました。
観て良かった。

 

KEE

 

 

<ストーリー>
1950年代半ばの富裕層が集まるコネチカット州の郊外で、フランク(レオナルド・ディカプリオ)とエイプリル(ケイト・ウィンスレット)の夫婦は二人の子どもに恵まれ、幸せに暮らしていた。しかし、彼らはそれぞれが抱いているヨーロッパでの成功と女優になるという夢の実現のため、人生で大きな賭けに出ることを決意する。

 

<キャスト>
レオナルド・ディカプリオ
ケイト・ウィンスレット
マイケル・シャノン
キャスリン・ハーン
デヴィッド・ハーバー
キャシー・ベイツ
ライアン・シンプキンス
タイ・シンプキンス
ディラン・ベイカー
キース・レディン

 

☆DVDでどうぞ
レボリューショナリー・ロード

 

NAKAI

にんじんシリシリー

 

「栄養たっぷりの旬のにんじんを、さっぱりと沢山食べられるメニューよ。
料理と呼んでいいかわからないくらい簡単!
私たち夫婦だけじゃなく、娘夫婦や孫もモリモリ食べるお勧めレシピなの」

 

にんじんシリシリー

 

「準備するのはにんじんとにんにく。
あとはオリーブオイルと酢。これはみんなおうちにあるでしょ?
パセリはなくてもいいのよ、別に。
うちは畑に植えてるのがあるし、せっかくだから使いましょうね。
緑が入ると彩りも綺麗になるし」

 

にんじんシリシリー

 

「にんじんをしりしりーします。
今日は1本しか使わないけど、うちはみんなで食べるので2本くらい使うよ。
たっぷりできるけど、すぐ無くなるね。ぺろりよ」

 

にんじんシリシリー

 

「塩をふってしんなりするまで置きます。
量は、小さじ1/2くらいかな。そんなに沢山いれなくて大丈夫よ」

 

にんじんシリシリー

 

マクロビを勉強したり、乳酸菌を手作りしたりするなど、食へのこだわりをしっかり持っている宮城さん。
キッチンには、手製の発酵食品や保存食がずらり。

 

「やっぱり、健康は食からだからね。
最近は梅が安く出回っていたから、梅酒や梅干しをたっぷり漬けたのよ。
来年の分まであるんじゃないかしら。
うちは主人も凝り症で、今は野草の勉強に夢中みたいよ。
娘まで巻き込んで、『野草研究会』なんてやってるんだから(笑)」

 

その娘さんとは、音楽ユニット「jujumo(ジュジュモ)」のボーカル・えりなさん。(関連記事:Parlour de jujumo ベジバーガーやカレーをドライブスルー感覚で。出勤前の一杯も

 

「えりなは料理上手よ。
夜のおさんどんもやってくれるんだけど、仕事から帰っておいしい料理が待ってることほど幸せなことはないわよね」

 

にんじんシリシリー

 

「にんじんをしばらく置いている間に、にんにくを刻みます。
そんなに細かく刻まなくても OK よ」

 

にんじんシリシリー

 

「オリーブオイルをたっぷり鍋に熱します」

 

にんじんシリシリー

 

「そこに刻んだにんにくを投入。
あまり火を強くせず、焦がさないよう気をつけて」

 

にんじんシリシリー

 

「これくらい色がついたら火をとめて」

 

にんじんシリシリー

 

「先ほどのにんじんに回しかけます。にんにくもそのまま入れてね」

 

にんじんシリシリー

 

「酢を大さじ1/2〜1杯くらい入れます。
量はお好みでね。
私たちは薄味が好きなんだけど、娘は酢が好きで『これじゃ足りない』と。大さじ2杯くらい入れてるんじゃないかしら。
味しながら決めたらいいわね」

 

にんじんシリシリー

 

「刻んだパセリも入れて、全体的に混ぜて味をなじませたらできあがり」

 

にんじんシリシリー

 

「ちょっと簡単すぎたかしら?
でも、にんにくの風味が効いてて美味しいのよ。
酢が入ってるから、さっぱりしていて夏も食べやすいしね。
普通のにんじんしりしりーと違って、火を使う時間も短めだから、暑い日には特にお勧めよ」

 

写真 中井雅代

 

NAKAI

セレステ∞ジェシー

 

この映画はすごい。

 

すべての女性にも男性にも観てほしい恋愛映画。

 

リアルすぎて、たまらない。

 

ラシダ・ジョーンズ、このひと、アメリカ音楽界の重鎮クインシー・ジョーンズの娘だったのね!!
いつもきれいに日焼けしてるなあ、と思っていたけど、mix(混血)だったのね。
びっくり。

 

セレステ∞ジェシー

 

セレステ∞ジェシー

 

彼女、今回脚本にも参加して、実体験を反映してるものになっています。

 

音楽もいいし、着こなしもインテリアも素敵だし、ちょっと光がいっぱい入ったような、カメラの感じも好きです。

 

女性にしても男性にもしてもこういうことってあるんじゃないかな。
relationship(関係、結びつき)なんて、結婚しててもしてなくても、所詮なんの保証はなく、あっという間にバランスが崩れるんだと。
うまくいっているとおもっていても、それは自分のエゴだったり。

 

セレステ∞ジェシー

 

セレステ∞ジェシー

 

セレステ∞ジェシー

 

結婚は、やっぱり紙の上ということで、そこまで意味はないとは言うけれども、やっぱり結婚はコミットメントであって、そこはそこなんだよね。
愛されていることに胡坐をかいていちゃいけないんだよね。

 

なにかひとつのきっかけで、人の運命は大きく変わるんだ。

 

そう思うと未婚の私としては希望が見える気もしますが、とにかくセレステがジェシーと本当に離れてからの様子が、はじめのキラキラ感と対照的で、もうイタイわけ。
いろんなひととデートもしてみるんだけど、なんか不発で。
このあたり、ほんと、身に染みる。。。。涙が出ました。

 

セレステ∞ジェシー

 

セレステ役のラシダ・ジョーンズ、鍛えてて脚とか相当かっこいい。
セレステが、仕事に打ち込んだり運動にのめりこんだり、ジェシーのことを考えないようにするのね。
走る姿がかっこよくて、普段から鍛えているのが一目瞭然。

 

仕事のパートナーがスコット。イライジャ・ウッドがゲイ役を好演。
このスコットが、次から次へと男性をセレステに紹介してくれる。
仕事柄、モデルやアーティストなどもいるにはいるんだけど。
こういう紹介してくれるひとがいるのも羨ましい。

 

セレステ∞ジェシー

 

ジェシー役はアンディ・サムバーグ。
かわいいです。
頼りないようにみえる彼が、実は重大な決断をして、セレステから去ってしまう。

 

絶対なんて、ない。
絶対無理もないのと同じように。

 

セレステ∞ジェシー

 

これをみると本当に出会いも別れもタイミングだなあと思う。
絶妙なタイミングでジェシーと出会ったヴェロニカ。ここも運命。

 

私の持論にビンゴなこの映画。
いつも自分が正しいと思っていたセレステ。
正しいって基準は人それぞれなんだよね。
だから「正しくなくてもいい」と最後はセレステも気が付くんだけど、正しいとか、正しくないとか、それはみんなの基準じゃないと思う。

 

いつも私は「グレーもありだ」と思っている。
白黒つけるって、意外と簡単なんだけど、グレーを認めることは結構忍耐もいる。

 

すべてが完璧なんてそうそうない。
あとは、どう処理してけるかの問題。

 

希望のあるエンディングも素敵。ここでも涙。

 

セレステが出会う、ヨガクラスの男、ポール。
クリス・メッシーナ、このひと私結構好きなのね。

 

セレステ∞ジェシー

 

こういうひとに出会いたいなあ。

 

とにかく、今までになかったほどのリアルさです。
かなりおすすめ。是非観てください。

 

KEE

 

 

セレステ(ラシダ・ジョーンズ)とジェシー(アンディ・サムバーグ)は一見理想的な夫婦だが、会社を経営し充実した日々を送る妻セレステに対し、なかなか芽が出ないアーティストの夫ジェシーは、あくまでも自分のペースで生活していた。そんなある日、永遠に親友でいられるようにとセレステの提案で離婚を決意。しかしある出来事をきっかけに、セレステはジェシーの存在の大きさに気付いて……。

 

<キャスト>
ラシダ・ジョーンズ
アンディ・サムバーグ
イライジャ・ウッド
エマ・ロバーツ
クリス・メッシーナ
アリ・グレイナー
エリック・クリスチャン・オルセン
ウィル・マコーマック

 

<沖縄での上映劇場>
桜坂劇場(7/13〜8/2)
那覇市牧志3-6-10(旧桜坂シネコン琉映)
098-860-9555(劇場窓口)
http://www.sakura-zaka.com/movie/1307/130713_sereste.html

 

NAKAI

平岡昌也

 

もっと近くで見てみたい。
きっと誰しもそう思う。

 

無造作に張り付けられたような色の塊は、手紙に封をするシーリングワックスのようなものもあれば、チューインガムを丸めたような形のものもある。

 

色、形、厚みはすべてばらばら。
一体これはなんなのか?
つい手を伸ばして触れてみたくなる。
どんな感触なのか、確かめたくなる。

 

また、これらの立体物は上から落下しているようにも見えるし、空間で静止した状態を描いているようにも見える。
なんと不思議な作品だろう。

 

平岡昌也

 

平岡昌也

 

画家の平岡昌也さんが「うんう(雲雨)」をテーマに作品づくりを始めたのは大学4年生の頃。
すでに10年以上同じテーマに取り組んでいる。

 

「僕が生まれ育った福岡県の筑後地方は、空がすごく大きいんです。
その空からふってくる雨が好きで。
…いえ、雨そのものというよりは、雨の日が好きと言ったほうがいいかもしれません」

 

様々な場所に落ちる雨と、その風景。
この立体物は雨粒? それとも小さな雲?
時間は夕刻だろうか? それとも真っ昼間?

 

平岡さんが生み出す世界は、その判断の大部分を見る側に委ねているように感じる。

 

見ていると心がしずまる。微かな望郷の念を覚える。
草の葉を揺らす雨音や、アスファルトの熱を冷ます雨の匂いを思い出す。

 

「今思うと、学生時代に友達で集まって大事な話をしたり、本音で語り合うのって雨の日が多かった気がするんですよ。
青春っぽいことしてたのって、だいたい雨の日だったなーって(笑)
だから、雨にはそういう特別な力がある気がして。
僕が描く絵もそういう力を持てたらいいな、と」

 

平岡昌也

 

キャンバスの中にラインをひくようになったのは沖縄に来てからだと言う。

 

「以前は一つのキャンバスに一つの世界を描こうと思っていたんです。
視点も一つで、目に見える風景を切り取るように描いていました。
でも最近は視点がいくつかに増え、キャンバスの中でも世界が分かれるようになってきたんです。一つのキャンバス上にいくつかの風景が混在しているような感じですね」

 

キャンバスの世界が分かれたのは、「いろいろな人がいる」ということを実感したから。

 

「どんなことでもダイレクトに『これだ!』と言い切ることはできないし、正解もありません。
みんなそれぞれの考えがあり、立場がある。
それはどこにいても変わらないのだろうとは思いますが、そういう状況が沖縄には目に見えてあるなーと感じたんです」

 

平岡昌也
さまざまな形で「うんう」を表現。

 

平岡昌也

 

平岡昌也

 

平岡昌也

 

平岡さんが沖縄に移住したのは2010年。
きっかけとなったのは、観光で訪れたときに感じた沖縄アートの独特な雰囲気だった。

 

「当時、前島アートセンターが入っていた高砂ビルの一室に、cotef(コテフ)というアートスペースがあったんです。
芸大(沖縄県立芸術大学)の学生や卒業生が運営していたアートスぺ―スで、様々なイベントを開催していました。
音楽と映像のパフォーマンスなどもあり、福岡よりも自由に表現を楽しんでいるように見えたんです」

 

移住した年の10月、コザで開催された「コザ・アーティスト・イン・レジデンス」というプログラムに応募し、選出された。

 

「アーティスト・イン・レジデンスとは滞在制作のこと。
コザでは、商店街の空き店舗などのスペースを活用して制作活動を行うアーティストを募集していました。
選出されれば自分の制作スペースを持つことができ、発表の場も与えられるんです」

 

選出されてからの1ヶ月、平岡さんはコザで制作活動を行った。それが終わると、コザのギャラリーで成果作品の展示会も行われた。

 

滞在制作の期間は終了したが、平岡さんは活動拠点をコザに置いたままにしている。それには理由がある。

 

平岡昌也

 

平岡昌也
平岡昌也

 

「コザはやはり基地が近いし、政治や経済と隣り合わせの感覚があります。
こういう場所にいると、『メッセージ性の強い作品が創れるはずだ、創らなきゃ…』と思いがちですが、そこで何ら関係のない『うんう』シリーズに取り組み続けていて。
自分でも、『こんな場所で本当に雨が描けるのか?』と自問自答しながら制作しています」

 

10年以上続いている「うんう」シリーズだが、その途中では描けない時期もあったと言う。

 

「誰でもそうだとは思いますが、やはり悩むときはあります。
完成させたものでも、『思い通りに描けた!』なんて作品は年に1枚あるかないか。なかなか満足できる作品には仕上がりません。

 

でも、求められて描くものではないし、自分が設定した使命感に従って、好きなものを描いていくしかないと思うんです。

 

こういう場所にいると、『こんなことやっていていいのかな、こんな大事なときに…』と思うこともあります。
でも、最後にはいつも『やっぱり自分が取り組んでいることは大事なことだ』と思うんです。そうやって気持ちが定まると描けるようになります」

 

平岡昌也

 

平岡昌也

 

2012年、平岡さんは自身が中心となってアート複合施設「アーケイド」をコザにオープンさせた。

 

「定期的な企画イベントを開催する『プロジェクトルーム』、内覧会専門の『ビューイング ルーム』、美術家5名の専用の『スタジオ』で構成されています。
福岡でも共同アトリエで制作活動を行っていたのですが、それがすごくよかったんです。
同じ志を持った仲間と同じ空間で活動すると、モチベーションの高まり方が全然違う。
自分も頑張らないと! という気持ちになります」

 

平岡昌也

 

平岡さんはアーケイドで、美大受験を目指す学生を対象に絵画教室も開いている。
自分のことを語るのは苦手だという平岡さんは、アーケイドで活動する自身以外のアーティストや、教えている学生について話しているときのほうが饒舌だ。

 

作品について私が感想を述べると、平岡さんはにこにこして聞いている。
きっとどんな感想を伝えても、「それは違います」と否定することはないのではないか。

 

雨の主張は、それほど強くはない。
時に大雨や台風となって激しく降りつけることはあっても、多くの場合ただただ静かに空から落ち続ける。
そして人知れず、様々な恵を音もなく生み出し続ける。

 

文 中井雅代

 

平岡昌也
平岡昌也
http://www.hiraokamasaya.com

 

arcade (アーケイド)
沖縄市中央1-2-3 神里ビル 2F
098-989-7176

 

NAKAI

Day1
沖縄 スナップ
シャツ:AZUL by moussy(メインプレイス)
パンツ:niko and … (メインプレイス)
靴:GAP

 

 

Day2
沖縄 スナップ
ワンピ:ラマヤナ
インナー:ユニクロ

 

沖縄 スナップ
ピアス:経塚シティ 

 

 

Day3
沖縄 スナップ
トップス:COMME CA ISM(メインプレイス)
パンツ:不明
カーデ:LEPSIM(経塚シティ)
ピアス:経塚シティ内のアクセサリーショップ
帽子:メインプレイス内の店舗
靴:GLOBAL WORK(メインプレイス)
腕輪:もらいもの

 

 

Day4
沖縄 スナップ
トップス:joshua(経塚シティ)
スカート:WORLD WIDE LOVE!
サンダル:GLOBAL WORK(メインプレイス)
ネックレス:メインプレイス 

 

 

Day5
沖縄 スナップ
ワンピ:旅先で購入、詳細不明
レギンス:ネットショップで購入
靴:BIRKENSTOCK
チョーカー:joshua(経塚シティ)
ピアス、ネックレス・ベルト:不明

 

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「行きつけのお店は経塚シティ! あとはメインプレイス。
だって、色んなお店をぱぱっとはしごできるから大好きなんです」

 

洋服屋さんがひしめくショッピングセンターでの買物は誘惑も多そうだが、彼女の服選びは慎重だ。

 

「クローゼットから溢れる量は持たないことに決めているんです。
だから、気になるアイテムでも迷ったら買わず、家で一旦考えます」

 

定量をキープするために、ワードローブのチェックも怠らない。

 

「新しく服を買ったら、そのぶん何枚か処分します。
クローゼットの中は定期的にチェックしてますね。

 

休みの日には出番の少ない服をひっぱりだし、鏡の前で手持ちのワードローブと合わせてみるんです。
すると、『やっぱり今の気分には合わないな』『合わせる服がないから、このままだとタンスの肥やしになる…』というアイテムがはっきりするんですよ」

 

しかし中には、毎回のように「処分候補」として挙がるものの、ずっと処分を免れてきた強者アイテムも。

 

「DAY4のデニムスカートは12年ほど前に買ったもの。さすがにもう手放してもいいかな? と考えるんですが、いつ着てもしっくり来るし、手持ちアイテムとも合わせやすくて捨てる理由が見当たらない(笑)。

 

あと、5〜6年着ていなかったのに自分の中でブームが再到来して、一軍に返り咲くアイテムもあります。基本的にはバンバン捨てちゃうタイプなのですが、それでもずっと残る服ってあるんですよね」

 

 

仕事の日はパンツスタイルが定番。だからこそ、休みの日はワンピコーデが多いと言う。

 

「いつもとは気分をぱっと変えて、おしゃれを楽しみたいからかな。一張羅はワンピばかり」

 

普段から着ているだけあって、パンツスタイルは文句なくキマる。女性らしいワンピスタイルでも、彼女の個性がしっかり生かされている。ワードローブのすべてが、厳しい断捨離チェックをくぐりぬけてきた厳選アイテムで、「なんとなく捨てられない」服はナシ。自分にピッタリの洋服だけが並ぶなら、それは、どんなお洋服屋さんの品揃えにも負けないクローゼットに。

 

なんとなく捨てられない服があるなら、その「なんとなく」を追究してみて。もしかするとあなたは、新しい服を着るべき時期にさしかかっているのかも。

 

写真・文 中井 雅代

 

NAKAI

直前ですが、キャンセルでましたので、再度募集いたしてます☆

 

カレンド ライター 講座

 

「どうしたらカレンドのような文章が書けますか?」

 

というお問い合わせやご質問をたびたび頂きます。

 

「長文でも、最後まで読んでもらえるにはコツがあるの?」
「お店のブログをやっているけれど、内容がマンネリ化しちゃってアクセスが伸びなくて…」

 

などなど、皆さんのお悩みやご質問にお答えすべく、文章の書き方講座を3回にわたって開催することに致しました。

 

カレンド ライター 講座

 

<講師紹介>
中井雅代
カレンド沖縄の取材・撮影・記事編集全般を手がける。
鹿児島県出身、35歳、教員免許保持。
趣味は育児。性格はあけっぴろげ。

 

<カリキュラム>
第1回(7月3日)
「読ませる文章とは? 逆に、魅力のない文章とは?」
…私たちが普段何気なく目にしている文章にも、最後まで一気に読んでしまう面白いものもあれば、最初の数行で脱落してしまうものもあります。
その違いとは? 具体例を見ながら考えます。

 

第2回(7月10日)
「これだけ押さえれば大丈夫! 魅力的な文章にするための、3つの最低条件」
…カレンド沖縄の取材記事でも、必ず押さえているポイント☆
読者をひきつけるために必要な、基本的なテクニックをお伝えします。

 

第3回(7月17日)
「さらに質の良い文章を書くために。7つのお約束」
…ちょっとしたコツを押さえれば、同じ内容でもこんなに面白くなる!

 

<講座の進め方>
※毎回、文章を書く課題をお出しします。(量は多くありません)
次回授業の2日前までにメールに添付の上ご提出頂き、添削したものを授業で返却します。
※受講生が提出した文章から問題点や改善点を洗い出し、「文章を書くとき陥りやすい落とし穴」を埋めていきます。

 

 

『カレンド沖縄 ライター講座』
開催日:7月3日(水)、10日(水)、17日(水)の3日間
時間:19:30〜21:00(90分)
場所:豊見城市宜保(詳しい住所は参加希望の方にお伝え致します)
受講料:7500円(税込)(2500円×3回)
定員:5名(性別、年齢、職業は一切問いません)
申込方法:氏名、年齢、職業をお書き添えの上、
コチラ
までメールにてお申し込みください。

 

 

 

NAKAI

津堅にんじんロール

 

沖縄県うるま市の津堅(つけん)島といえば、県民なら誰しも「にんじん」を思い浮かべるだろう。
そのおいしさは有名で、津堅島は別名「キャロットアイランド」とも呼ばれている。
しかし実際に食べたことがあるか、普段の食卓に津堅のにんじんを使ったメニューが上がることがあるかと問われると、首を横に振る人が多いのではないか。

 

「津堅にんじんが一般の市場に出回ることはそれほど多くありません。
品質、味に対する評価が高いことから、ほとんどが県内外のホテルやレストランに出荷されてしまうからです」

 

うるま市地域雇用創造協議会(地域活性化プロモーションうるま)の中村さんは言う。

 

そんな沖縄が誇るブランド野菜を使ったロールケーキ、「津堅にんじんロール」が2013年5月に発売され、女性を中心に人気を博している。

 

津堅にんじんロール

 

「スポンジ、クリーム、中心に入れた餡のすべてに津堅にんじんのパウダーを入れています。
にんじん独特の青臭さがなく、糖度の高い津堅にんじんの魅力を際立たせるお菓子になったと思います」

 

一口食べるとにんじんの香りが漂うが、主張はそれほど強くはない。
しかし、喉を通ってしばらくすると、再度にんじんの風味がたちのぼってくる。
もっちりとした食感のスポンジに、しっとりとしたクリーム。そのどちらも上品な甘さでおいしいが、決め手はやはり餡だろう。

 

「ロールケーキは洋菓子の中でも人気が高く、すでに全国各地で様々なご当地ロールケーキが販売されています。その中で個性を出すために、何らかの特徴を持たせたかったんです」

 

洋菓子の中に餡という和菓子の要素を取り入れたのは半ば遊び心だったと言うが、試食会ではすこぶる評判が良かった。

 

「洋菓子を食べ慣れていない年配の方にも喜ばれて。『これだ!』と思いました」

 

 

県内外で人気の津堅にんじんだが、実は生産農家は年々減少し続けている。

 

津堅にんじんロール
箱にはポストカードを添え、オリジナルの風呂敷で包む。

 

「津堅島のにんじんがおいしいのは、海からのミネラルを多く含んだ土壌との相性がいいこと、また、無農薬を貫くなど生産方法にもこだわっていることなどが理由です。
しかし、無農薬で作るからこそ虫がついたり、形の整っていない規格外のにんじんが大量に出たりしてしまう。
B級品・C級品となると、一つずつ綺麗に手洗いして出荷しても手間に見合うほどの売買価格はつかないため、農家の方は『捨てたほうがいい』とおっしゃるんです。
実際、大量の津堅にんじんが廃棄処分されていて…。
見た目はよくなくても、味はA級品と変わりません。B級品・C級品をどうにか生かせないかと考えました」

 

中村さんが津堅にんじんの使い道を考えあぐねていたとき、2012年の産業まつりでとある商品に出会った。

 

「津堅にんじんで作ったパウダーです。こんなものがあるなんてと驚きました」

 

津堅にんじんロール

 

農業生産法人合同会社 萌芽(ほうが)は、津堅島の農産物を生産・加工販売しており、津堅にんじんを使った「にんじんパウダー」は主力商品の一つだった。

 

「萌芽の方にお話を伺うと、僕らと同じように廃棄処分される大量の津堅にんじんに付加価値をつけたいと考えていることがわかりました。
にんじんパウダーを口にしてみると津堅にんじんの味わいそのもので、これを使えば可能性が広がると感じました。

 

当時、にんじんパウダーは乾麺に練り込むなどの用いられかたをしていましたが、より多くの方に楽しんでいただくため、お菓子に使えないかと考えました」

 

ともに商品開発にあたる洋菓子店をうるま市内で探し、プティ・フールに白羽の矢が立った。

 

「プティ・フールさんは長年、山芋・黄金芋・山城茶などうるま市の特産品を使ったお菓子作りに熱心に取り組んでおり、オリジナルの商品が全国菓子博覧会で金賞を受賞するほどの実力を持つ菓子店です。
また、看板商品の一つに『東山ロール』というおいしいロールケーキがあったので、にんじんパウダーを使ったロールケーキを作ったらどうだろう? とひらめいたんです」

 

津堅にんじんロール
開発・試作に携わった、プティ・フール石川店の崎原店長

 

津堅にんじんロール

 

津堅にんじんロール

 

添加物はできるだけ使わない、素材本来の味を最大限に生かすなど、プティ・フールのオーナー石川さんは菓子作りに強いこだわりを持つ人だと言う。

 

「山城茶を使った『みほそまんじゅう』は、緑茶の上品な香りが楽しめますし、黄金芋を使った『うるまの埋蔵金』は、甘くしっとりとした黄金芋そのものの味わいを菓子で再現しています。
プティ・フールさんなら、津堅にんじんの魅力をしっかり引き出してくれると確信していました」

 

塩は、うるま市に工場をかまえる「ぬちまーす」を使用している。(関連記事:人類を救う塩。「塩はからだに悪い」という常識を覆したい

 

「ミネラルが豊富でまろやかな味わいの塩なので、津堅にんじんの甘さがより生きるんです」

 

10回にも渡る試食会議を行い、老若男女の意見を幅広く聞きとり、改良を重ねた。

 

「途中で、津堅にんじんをしりしりーして入れてみたりもしましたよ(笑)。
パウンドケーキに入れるフルーツのような感じで食感を楽しめるという意見もあれば、歯に挟まって食べづらいという意見もありました(笑)
試食会議の回数は10回ですが、試作品の数は数十個にもおよびました」

 

津堅にんじんロール
うるま市の自然の恵みが詰まった菓子

 

津堅にんじんロール
津堅にんじんロール

 

津堅にんじんロール
看板メニューの一つ、うるま市産の山芋を練り込んだ「やまいもシフォンケーキ」

 

津堅にんじんロール
商品開発に携わった、うるま市内の4事業者のメンバー。(津堅島のにんじん畑にて)

 

完成したロールケーキは、甘さ控えめの上品な味わいで、すでに多くのファンを獲得している。

 

「プティ・フールさんが作った第一号の試作品と比べると、砂糖の量が25%ほど少ないんです。
砂糖を控えることで津堅にんじんの持つ自然な甘みを引き出しているので、甘すぎるお菓子が苦手な男性にも人気です。
また、にんじん特有の臭みがないため、にんじん嫌いのお子様にも好評。
我が家のこどもたちも大好きなんですよ」

 

また、パッケージやロゴデザインは、うるま市のデザイン会社「mono box(モノボックス)」が担当した。

 

「ロールケーキそのものだけでなく、パッケージやロゴデザインにもこだわりました。
全体的な商品イメージを mono box の河野さんに伝えると、再利用可能なリユースボックスや風呂敷といった素晴らしいアイディアを出していただきました」

 

うるま市の特産品を生かし、うるま市の企業が協力しあって産まれたロールケーキは、販売もうるま市でのみ行われている。

 

「実は、すでに県内外から色々とお声がけいただいているのですが、しばらくは当地での販売にこだわろうと思っています。
津堅にんじんロールをきっかけにうるま市の良さを知っていただけたら嬉しい! ぜひ足を運んでください」

 

津堅にんじんロール

 

うるま市の良さを話しだすと止まらない中村さんは、実はなんと那覇市の出身だ。

 

「子どもができたのを機に移り住んだのですが、正直に言うと、引っ越すまではうるま市がこんなに魅力的な地域だとは思わなかったんです。
住んでみるとインフラはしっかり整備されているし、子ども達の教育環境も良い。
なんでもそろっていて便利なのに、豊かな自然にも囲まれていますし、古き良き沖縄の雰囲気も残っている。
今ではもうすっかりうるま市のトリコです」

 

中村さん、プティ・フールのオーナー、津堅島のにんじん農家の方をはじめとして、うるま市を愛する人々によって生み出されたロールケーキは、老若男女に喜ばれる味わいで手みやげとしても人気だ。
保存料を使用していないため、賞味期限までそれほど長くはない。
しかしその分、うるま市の豊かな素材の味わいをしっかり楽しめる。

 

文 中井雅代

 

津堅にんじんロール
津堅にんじんロール
※初回限定パッケージは3000個限定。以降はパッケージ・価格の変更予定あり。
価格:1050円(税込)

 

<取り扱い店舗>
プティ・フール石川店
うるま市石川東山1丁目22-20
098-965-4702

 

プティ・フールみどり町店
うるま市みどり町6丁目1-20
098-972-3575

 

プティ・フール江洲店
うるま市江洲74-2
098-973-5784

 

※ 今後、うるま市内にて販売店舗を拡大予定。