NAKAI

沖縄 着物
 
和裁を習おう。
そう決めたのは、サイズが合わず着づらかった母の着物を直したかったから。
 
ちょっと解いて縫い合わせるだけのつもりが、気付けば5年。
いつの間にか、色々な着物を仕立てることに夢中になっていた。
 
和裁って素晴らしいなあと思うのは、物を大事にするための工夫が詰まっているところ。
 
一反一反微妙に長さが違う反物を、着る人の体型に合わせて無駄なく裁断する。
12メートル余りもある布を、ハギレを出さずに使い切ってしまう。
自分の着物をあつらえる時は、帯で隠れて見えなくなる部分に余りを縫いこむように計算して裁断する。
こうして仕立てておくと、裾が擦り切れても縫い直せば伸ばせるし、背が高い娘に譲ることもできる。
 
また、ミシンは使わず手縫いするのは、解きやすく布を傷めないという理由から。
縫う箇所の長さに合わせて必要な分だけ縫い糸を準備したら、途中で玉(玉結びや玉止め)を作らないよう、一気に縫う。(止めるのはなるだけ最初と最後だけにする)
一本の糸で縫うから糸も無駄にしないし、解くのも楽だ。
 
沖縄 着物
 
解いた着物は「洗い張り」といって、一本の反物の形に戻してから洗濯する。
それからサイズを変えたり、裏地を変えたりして再び着物に縫い直す。
あるいは形を変えてコートや羽織や帯へ。
 
着物が普段着だった頃は、洗い張りと仕立て直しを繰り返し、ぼろきれになるまで使い切ったそうだ。
 
誰かの手で時間をかけて織られたり染められたりした布を、大切に縫う。
着る人のためだけではなく、その次にこの着物を仕立て直してまた使ってもらう時を想像しながら。
 
沖縄 着物
 
忙しさにかまけて途中で放置していた、縫いかけの着物を仕上げてみよう。
身頃はほとんど出来上がっているから、袖と衿を付ける。
 
 
沖縄 着物
 
これは、一昨年気に入って買った新潟県の十日町紬(とおかまちつむぎ)の反物だ。藤紫色と白色の小さな千鳥格子の地に、紺や緑で縦横の線が入っている。
 
紬(つむぎ)というのは、絹糸にならないくず繭(まゆ)や節のある繭などを使って紡いだ糸(紬糸)で織った織物のこと。ところどころ節があったりす るけれど、丈夫で普段の着物用に使われる
 
 
裏地がない単衣(ひとえ)仕立てで完成させた。
春と秋に着る着物の作り方だ。
いくら沖縄でもさすがに出番は先かなと思いつつ、どうしても着たくなって暖かい日を選んで着てみた。
裏地がない着物は久しぶりで、軽い着物に気持ちも弾む。
 
武田道子
 
暦の上ではまだ冬なのに、花壇の花々はすっかりほころんでいる。
 
今年初めての蝶々の帯で春を先取り。
 
武田道子
 
仕事に家事に育児にと、毎日バタバタと過ごしながら、便利なものや使い捨てるものを選ぶ生活に、これでいいのかな?と思うことがある。
 
そんな時に縫い物をすると、丁寧に暮らすことを少しでも実践できているかなと、実感できてほっとするのだ。
 
今年はもう少し針を持つ時間を増やそう。
日常をふり返る大事な時間になるはずだ。
それに、新しい着物が増えるのはやっぱり嬉しいし、楽しい。
 

写真・文 武田道子

 
 

NAKAI

山の茶屋
 
「僕の写真撮るなら、この木と撮ってちょうだい。
いいでしょう? このガジュマル」
 
南城市玉城の人気カフェ「山の茶屋」「浜辺の茶屋」のオーナー・稲福さんの、広い庭にある、大きな大きなガジュマル。
 
「去年の台風で少し傾いてしまったんだけどね。
幹から下がっているのは『気根』。幹が傾いても、地面に向かって伸びていった気根が支えるんだよ。
不思議だよね。そして、強いんだよね」
 
この立派なガジュマルに代表されるように、稲福さんの「庭」には、自然の姿そのままの花や樹木があふれている。
 
「僕の自慢の庭、面白いと思ってもらえるかわからないんだけど、一緒に“ のぼって ”みる?」
 
山の茶屋
 
山の茶屋
 
庭へ向かう前に、「山の茶屋」の奥にある隠れ家を拝見。
 
山の茶屋
 
実はここ、知る人ぞ知る宿泊施設でもあり、スパでもある。
詳しいことは、山の茶屋にてお尋ねください。
テラスから一望できる玉城の海を、独り占めできるおうちです。
 
この、おうちへと続く板造りの道にご注目。
切り立った岩場を避けるように作られている。
 
「僕は、自然のものにできるだけ手を加えないように心がけてるんだ。
岩場そのものが、この空間の主役なんだよ」
 
山の茶屋
 
庭の入り口。
門はあれど、門のこちら側も向こう側も、風景はさして変わらない。
「かぎりなく自然のままに」という稲福さんの姿勢がここにもうかがえる。
 
門を入って間もなく、広大な庭の中でも特に稲福さんが愛着を感じている植物に会える。
 
「11年前に捨てられそうになっていたところを、『俺にくれ、大事にするから』ともらってきたガジュマルがあるんだ」
 
山の茶屋
 
手を広げたような形状の、若々しく葉の茂った木がそのガジュマルだ。
 
「大掃除するからと、ゴミのように捨てられかけていたんだよ。
それを引き止めて、花鉢に入れて連れて帰ってきた。
それから11年、こんなに大きくなったよ。
こいつがさ、前を通るたびに言うんだよな、『ありがとう、拾ってくれて。殺される身だったのに』って」
 
山の茶屋
 
木々に囲まれた広場には、大きな舞台がひっそりと。
 
「ここで、ライブをやったりワークショップを開いたりしてるんだよ」
 
山の茶屋
 
「ここはインフォメーションスタンド。
カフェスタンドにして、ドリンクを出してもいいかもしれないね」
 
土木設計事務所を経営していたこともある稲福さん。
モノづくりはお手の物、舞台も小屋も、道も階段も、何だって作れる。
 
山の茶屋
 
一体、何年間ここに立ち続けているのか。
大木となったガジュマルが見つめる先には…。
 
山の茶屋
 
玉城の海。
 
山の茶屋
 
手すりももちろん、自身で作りつけた。
 
稲福さんの庭はその昔、小さな集落が存在していた場所にある。
田畑として使われていたと思しき場所には、確かに開墾の跡が見られる。
当時の石積みも、そのままの状態で残されている。
 
山の茶屋
 
生き生きとした空間は、自然にまかせているだけでは実現しない。
自然な状態を維持するために、あえて人の手を加えている部分もある。
 
「例えば、限られた植物の蜜しか吸わない蝶がいるのですが、台風でその植物がやられた場合、苗を持ってきて新たに植えるんです。そうしないと、生態系が変わってしまう。
その際気をつけているのは、新たに植える植物を、できるだけ自然に生えているように植えること。あからさまな感じにならないよう、目立たぬように植えるんです」
 
勝手に生い茂っているのではなく、細心の注意を払って、守り育てているのだ。
しかし、その様子があまりに自然であるからか、思わず手を伸ばして摘みとろうとしている人を見かけることもあると言う。
 
「『すみませんが…』と声をかけたら、逆に怒られました。
『こんなに沢山生えているのに。いいじゃないか』と」
 
山の茶屋
 
「浜辺の茶屋」から「山の茶屋」に到るまでの広大な稲福さんの土地は、相続したのではなく、私財をはたいてこつこつと購入していったものだ。
 
「金が貯まったら土地を買い、また貯まったらまた買う…の繰り返し。だから貯蓄なんてろくにできたことがない。奥さんは大変だったんじゃないかな(笑)」
 
山の茶屋
 
山の茶屋
 
山の茶屋
 
24歳で土木関係の会社を立ち上げ、順調に経営を続けていた。
 
「従業員も雇い、羽振りもよかった。当時はちやほやされていたね」
 
34歳のときに玉城の土地に出逢って価値観が一変、36歳で人生の岐路に立った。
会社は順調だが、自分が本当にやりたいことは今の仕事なのだろうか? 大事なことを忘れていないだろうか?
稲福さんは奥さんにことわって、国外で2ヶ月を過ごした。
 
「これからの人生について、椰子の木の下でずっと考えてたんだ(笑)。
それで2ヶ月後、すっぱり会社をやめて、浜辺の茶屋を始めたんです」
 
今のように自然派カフェなどほとんど存在しない時代、周りはみな反対したと言う。
 
「すごくバカにされましたよ。『こんな場所に客なんて来るはずがないよ』と」
 
資金をかき集め、店が完成したのが12月。真冬の海に立ち寄る観光客などいなかった。
 
「調子のいいときで1日10~15名くらい。
普段は嫁さんと二人で寂しく店に立って…。
でも、『僕ら間違ってないよね? 海を見ながらコーヒーを飲むことの素晴らしさに、共感してくれるひとはいるはずよね?』と」
 
稲福さん夫妻の考えに間違いはなかった。
徐々に客は増え、店の評判は県外へも広まり、やがて人気店となった。
 
「僕らがやっているのは『空間の提供業』だと思っているんです。
お客さんがうちを訪れてくださる目的は、この空間の風を吸うことだと思うんです。ただコーヒーを飲むためだけに、わざわざ東京から沖縄まで来るひとはいないでしょう?
 
自然がつくり出した空間というのは、二つとして同じところはありませんから、人の真似というのができない。
都会の交差点ならどこでも簡単に真似することができるけれど、自然環境がまったく同じところなんてありませんから、唯一無二なんです」
 
山の茶屋
 
息を切らして(稲福さんは涼しい顔で)山沿いの庭をのぼりきったところには、瓦屋根の家が建っている。稲福さんの自邸だ。
 
「ここもカフェだと勘違いして、入っていらっしゃる方が多いんですよ(笑)」
 
山の茶屋
 
山の茶屋
 
庭の大木も、気持ちよさそうに海を見下ろしていた。
 
山の茶屋
 
「沖縄の自然そのものが、素晴らしい原石なんです。
それを、開発という名のもとに破壊してしまう人たちが多い。
実際、土木関係の会社を経営していたころは僕もそういうことをやっていました。
原石を破壊するのではなく、磨くスタイルの土地利用に、我々はもっと目を向けるべきだと思うんです。

庭の勉強のためにハワイに行くと、沖縄が観光立県を名乗っているのが恥ずかしくなるんですよ。
特に名所・名木というわけでもないのに、ヒンプンガジュマルの3~4倍はあろうかという大木が到るところにある。自然を守るということが、ごく当たり前になされている。
 
ハワイのビーチサイドはゴミ箱がしっかり設置され、ポイ捨てなどしないよう役所が管理しています。
一方、沖縄では保安林にもゴミが散乱し、路側帯の草もほとんど手入れされていません。
 
これでは、トランジットで沖縄に立ち寄った外国人は、誰もリピーターにはならない。
 
今ならば、まだ間に合うと思うんです。
自然が、人の手によってしっかりと守られて、のびのびとしている状態がいかに素晴らしいか、この庭にお越しになって、ぜひ肌で感じてみてください。
この庭を造ったのは、そのためでもあるんです」
 

写真・文 中井 雅代

 
山の茶屋
山の茶屋・楽水
南城市玉城玉城19-1

 

NAKAI

大川 和宏 展 ¡ QUE   APROVECHE!
 
2013年3月8日(金)〜17日(日) 10:00〜19:00
@ 陶・よかりよ 那覇市壺屋1−4−4 !F
☎ 098−867−6576
http://www1.ocn.ne.jp/~yokariyo/
 
 啓蟄も近付く頃、沖縄では「うりずん」の季節がやって参ります。
一年で一番過ごし易いこの季節に、長き冬眠から目覚めた?陶・よかりよがお届けするのは、作家の性格そのままの、おもいっきり明るい色調と自由自在な造形が特徴の大川 和宏(千葉在住)の個展です。タイトルの「 ¡ QUE APROVECHE !」は、ラテン語で「召し上がれ!」の意。初めての土地での初個展に際して、自分の うつわ を「いかがですか?」と差し出す積もりで付けたタイトルです。  
さぁ、楽しい うつわ で、季節の味覚を召し上がれ!!
 
《大川和宏》
1971 千葉県に生まれる
1994 玉川大学芸術学科陶芸コース卒業
1996 金沢美術工芸大学美術工芸研究科大学院修了
1997~千葉県成田市に築窯(アトリエ)
 
大川 和宏 展 ¡ QUE   APROVECHE!
クリックで拡大します
 
大川
*)新作:動物カラカラカップ。口台部分二重構造になっており、振ると土鈴のように軽やかな音がします。
 

 

 

NAKAI

調べる論
木村俊介・著 NHK出版 ¥860 (税別)
 
春が近づくと、何だかざわざわとする。きっと大きなものから小さなものまで到るところで芽吹いている気配を感じるから。
 
またこの季節、いつも一度は経験してみたいと思いながら実現出来ずにいるホエールウォッチングのシーズン。せわしない生活を送っていても、遠くで優雅にクジラが潮を吹いていると思うとほっとしたりする。
 
遠い、自分とはかけ離れた違う世界のことを知る、ということはそういう効用みたいなものがあるのかもしれないと思う。ほっとするだけではなく、また同時にわくわくもする。
それで今回は様々な職種の人たちの「生の声」を集めたインタビュー集をご紹介します。
 
「調べる」と言っても、何か特別なことを指すわけではなくて、私たちが普段日常で無意識にやっていることだったりする。
 
新鮮な野菜が手に入ったのでそれを使ったレシピをクックパッドで探したり、耳慣れない言葉を辞書で引いたり、旅で見知らぬ場所を訪れることも「調べる」の中に括ってしまえる。でも仕事となるとこの「調べる」の意味合いがまた変わってくるのが面白い。
 
問いって大事。ふと疑問に思うことがその人のオリジナルを浮かび上がらせる。自分がこれを知りたい、というところから全ては始まるのだから。そんなことがこの本を読むと強く伝わってくる。
 
内容はインタビュアーとして注目されている著者が、記者や内科医、演劇プロデューサー、弁護士、ケアワーカーなど様々な職種の20人に「調べる」という視点から聞いた話をまとめたもの。
「ほんとうの話」がしたくて、という著者が、それぞれから印象的な言葉をいくつも引き出している。人の話を聞くってなんて刺激的なことなんだろう。それも生身の声、というのがポイント。以下はその中から。
 
「直につながった人のためにできることこそが社会に還元できること」
 
「前に人のいないはじめての場所に入り込むと、そのうちに問いも答えもない世界に自分はいるんだと気づく。そこに分かっている人間はいない。だから自分で決断して自分で自分の問いに答えるしかない」
 
「一生懸命に何かをやっていれば、どこかで同じように何かをしている誰かに会える」
 
「インタビューは密室と密室をつなぎ、共鳴させるもの」
 
今まで見えていた先にまだもっと先がある、という感覚は人を明るくする。
知らないことを知る、というのが学びの本質だとすればこの本は「学び方についての本」だとも言えるかもしれない。
 
多岐に渡る仕事のプロたちに聞いたそれぞれの学び方。新しい季節を前に参考にしてみてはどうでしょう?

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp
 

NAKAI

ぷっとぅるー
 
この料理、うちなんちゅでも若い人はあまり知らないんじゃないかな?
「うむくじ」は芋の葛のこと、「ぷっとぅるー」は….何かね? 私もよく分からんさ。
ぷるぷるしている食べ物、という意味かもしれないね。
 
ぷっとぅるー
 
必要な材料は「いもくず」。
今日はだし汁代わりにシーチキンを入れようね。かつお節でもいいよ。
野菜はあるもので大丈夫。ニラのかわりにネギでも良いしね。
 
ぷっとぅるー
 
にんじんはシリシリーします。
私は少し細かくすりおろしてるよ。その方が炊きやすいからね。
 
水はあとから加えてもいいんだけど、私は最初からボウルに入れているさ。
 
ぷっとぅるー
ぷっとぅるー
 
ニラも刻んで、ボウルに入れます。
 
ぷっとぅるー
 
塩を加えるよ。
今日はシーチキンも入れるから、小さじ1/3〜1/2くらいで十分かもね。
調味料として入れるのは、この塩だけよ。
 
ぷっとぅるー
 
うむくじを加えます。
このとき、ヒラヤーチーとかお好み焼き感覚で沢山入れすぎないように気をつけてね。硬くなってしまい、ぷるぷるに仕上がらないよ。
おたまですくったときにサラサラーと流れる程度にしてね。
 
ぷっとぅるー
 
うーん、どんなかね。ちょっとゆるいかな。
あとすこーしだけうむくじを足そうね。
 
ぷっとぅるー
 
この料理の一番のポイントは、水とうむくじの加減かもしれないね。
最初は失敗してもいいのよ、作るうちにわかってくるさ。
 
ぷっとぅるー
 
シーチキンを入れます。
今日は一缶丸ごと使おうかね。
 
ぷっとぅるー
 
さ、焼いていくよ。
油は少し多めに入れてね。
私はオリーブオイル使っているけど、もちろんサラダ油でもいいんだよ。
 
ぷっとぅるー
 
最初は少なめに作って試し焼きしてみたらいいね。
硬さをみて、水かうむくじを足せばいいから。
 
気をつけてほしいのは、二つ目以降を焼くとき。
ボウルの中でうむくじが沈殿するから、フライパンに落とす前によくかき混ぜてね。
 
ぷっとぅるー
 
私たちが小さいころは、芋が主食だったんだよ。
人のお宅に行くと、「食べなさい」と言ってふかし芋が出てきたりね。
うむくじぷっとぅるーもよく作っていたけど、昔は袋売りのうむくじなんてなかったから、芋をすりおろして作っていたんだよ。
 
今は便利になったさ。
子どもたちが小さいときは、土曜のお昼ご飯として作ったりもしたね。
すぐできる簡単料理だし、子どもたちも好きでよく食べよったよ。
 
ぷっとぅるー
 
中火で炒めて、箸やしゃもじで切るように混ぜてね。
中までしっかり火が通るように。
 
これくらいになったら、味噌を少し加えてもいいし、溶き卵を入れてチャンプルーにしてもおいしいよ。
 
ぷっとぅるー
 
今日はシンプルなうむくじぷっとぅるーね。はい、できあがり。
ね、ぷるぷるしているでしょ? だからぷっとぅるーさ(笑)。
この食感がいいのよね。
 
ぷっとぅるー
 
小腹が空いたときには、ちょっとしたおやつ代わりにもなる。
小さい子どもさんがいるおうちにもおすすめよ。
 

写真 中井雅代

 

NAKAI

ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
 
なるほど。
とにかくパイが食べたくなる映画でした。

思い出しただけでお腹が空く!!
 
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
 
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
 
パイのネーミングもなかなか素敵なのです。
私は、“ Earl murders me because I ‘m having an affair pie ” ( “不倫でアールに殺される”パイ)が気になります。
ブラックベリーとラズベリーを潰してチョコレート・クラストに入れるというものですが、毒々しい感じがそそられます。
あと、「ジェンナの特製オアシスパイ」。
 
キルフェ・ボンとこの映画がコラボして、「ハートニングフルーツのパイ―おいしい人生風― 」というのを、当時期間限定で販売してましたが、買いに行きそびれた。
 
で、ジェンナが子供の頃にママに歌ってもらった歌が、なかなかいい。
 
♪ Baby don’t you cry, gonna make a pie, gonna make a pie with a heart in the middle.
 
って感じなんですけど、ケリー・ラッセルの声がなかなか良くてとてもいい感じでした。
 
この映画、間違いなくケリー・ラッセルの代表作でしょう。
 
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
 
しかし、本当にダメダメな亭主なんですが、こんな人多いんだろうなあ~。
 
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
 
なんで結婚したのかな?と思っていたけど「結婚後、豹変した」といっていたので、そうなんだろう。
でも、兆候はあったと思うんだけどなあ。
 
それはともかく。
 
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
 
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
 
この医者と不倫はなんなんでしょう??
お互いの現実逃避かなあ。
この医者も、ちょっとなんだかわからないですよね。
 
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
 
ジェンナのウェイトレス仲間たちもいいんだけど、監督で、この映画ではめがねをかけたドーン役のエイドリアン・シェリー。
この映画の後で、なんと殺人事件で命を落としてます。
不法滞在のエクアドル人が、窃盗で彼女のアパートに入ったところを彼女に発見され、「警察に通報する」といわれ殺したそうです。
ひどいのは、自殺に見せかける偽装をしたこと。
発見したのは、彼女の夫です。
こんなひどいことあっていいんでしょうか?
 
この映画での彼女はキラキラ輝いてます。
素晴らしい映画ですが、遺作になったのは本当に残念です。
 
心よりの冥福を。

KEE

 

 
<ストーリー>
南部の田舎町にあるダイナーで働くジェンナ(ケリー・ラッセル)はパイ作りにかけては天才的な腕前を持つウェイトレス。ある日、彼女は嫉妬(しっと)深い夫アール(ジェレミー・シスト)の子どもを妊娠。予想外の妊娠に困惑するジェンナはアールから逃げる計画を立てる一方、産婦人科医のポマター(ネイサン・フィリオン)と不倫関係に陥る。
 
<キャスト>
ケリー・ラッセル
ネイサン・フィリオン
シェリル・ハインズ
エイドリアン・シェリー
ジェレミー・シスト
アンディ・グリフィス

 
☆DVDでどうぞ☆
ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた
 

NAKAI

WOODVILLE HOUSE
 
「日本って、部品の規格がどれも似てるんですよね。例えばスイッチ。だいたいカバーが四角形で、上下に一つか二つスイッチが付いてて…って、想像つくでしょ? そういうのがちょっと面白くないなーと」
 
その言葉を聞いて改めて店内を見渡すと、確かにこれまで見たことのないようなスイッチが数多く並んでいる。
 
「アメリカでアンティークのものを買い付けているのですが、色々あるんですよ。
カバーが丸いもの、スイッチ部分が押すタイプのものや上から下へ下げるタイプのもの…。
普段、何も考えずに使っているものが変わったデザインだと、それだけで生活に楽しみが生まれると思うんです」
 
WOODVILLE HOUSE
 
2012年にリニューアルしたショウルームには、味のあるアンティーク雑貨が多数並び、自宅や店舗で使いたいと、多くの人が訪れる。
 
「アメリカってヘンなものがいっぱいあって面白いんですよ。
その中でも、自分の家でも使いたいなと思えるものだけ買い付けています」
 
小さな変化で、生活に彩りを。
代表・木村伸作さんの価値観は、内装の仕事にも反映されている。
 
「当たり前な造りをちょっと変えるのが好きですね。例えば、市販のドアではなく、古材を使って木製のオリジナルを作ったり、ドアノブやハンドル部分にアンティークの金具を取り付けたり」
 
WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSE
 
今までに手がけた内装のほとんどが、住宅ではなく店舗だと言う。
 
「一言で言うと、やぱりアンティークな雰囲気の内装が好きです。手作り感が伝わる空間というか。ですから、クロスや合板よりも、生木や土壁を使うことが多いですね。
住宅のデザイン・建築のご依頼もお引き受けしていますが、店舗のほうが大胆に遊べる部分が大きいので、ついそちらが多くなってしまうんです」
 
最初に内装を手がけたのは、中国茶を扱うカフェだった。
 
「オーナーさんと一緒に、家具や雑貨を買い付けに上海まで行きました」
 
しっくいを使った味のある空間に、アンティークの中国家具を配した。
完成して7~8年経つが、今も度々訪れると言う。
 
「自分が関わった店ですから、やはり気になりますよね。
時間が経つとメンテナンスが必要になってくることもありますから、客としてフラッと立ち寄るんです」
 
WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSEでは、デザインと施工を一括してとり行うため、コスト削減というメリットが生まれる。
 
「現場を見た上で何かご要望があれば、他社を介さずにその場で職人に指示することができるので、施工期間の短縮に繋がります。複数の業者が関わっていると、変更が発生するたびに確認をとらねばならず、その分工期が伸びてしまうことが多いんですね。
工事をしている間は人件費がかかりますし、家賃の支払いも始まっていますから、施主としては工期が短いにこしたことはないんです」

 
カフェ、レストラン、服屋、雑貨店、美容室…。
様々な店舗内装の経験を経て、木村さんは自身が経営する店を作るという新たな試みに乗り出した。
 
「自分の店を作ってみようと考えたんです。
これまで色々なお店に関わらせていただいたことで、どういう風につくればお客様に喜んでいただけるのかがわかるようになってきたんです。そのノウハウを100%生かしてみたくて」
 
工事を始めてみると、それは楽しかったと木村さんは言う。
 
「内装屋としては最高ですよね。思い通りに作れるわけですから」
 
完成したバーは2012年11月にオープンし、客足も伸びていると言う。
本来は木村さんが経営を続けるつもりだったが、ある考えが頭に浮かんだ。
 
「作った店を人に譲り、また別の店を作りたいな、と。
周りには『カフェをやりたい』『自分の店を持ちたい』という人が沢山います。でも、抱えるリスクの大きさの前にひるみ、実際は足を踏み出せない人がほとんど。また、勇気をふりしぼって店を始めても、ノウハウを知らないために経営が立ち行かないという人をこれまで数多く見てきました。
でも、僕らにはこれまでの経験があるので、店舗経営にも自信があります」
 
WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSE
 
「内装は全て僕らまかせというわけではなく、施主と共にアイデアを出し合います。そのほうがより良いものができますから」
 
そして完成後、最初の1年間は施主は店長として勤務する。木村さんはオーナーとして経営に携わり、店が軌道に乗ったところで施主に引き渡す。
 
「こうすることで、施主にとっては開店時のリスクを大幅に削減できるし、僕らとしても店のオーナーとして自分たちの意見をしっかりと店作りに反映させられる。
また、不動産屋にとってもメリットがあるんです。普通、オーナーが途中で変わるのは嫌がられるのですが、それまで店長を務めた人であれば実績があるので信頼度が高いし、借り入れもしやすい。良いことづくめなんです」
 
施主、内装業者、不動産屋という三者間で、ウィン・ウィン・ウィンが成り立つ画期的な方法だ。
 

WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSE
WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSE
 
大阪出身で、祖父、曾祖父ともに大工という家系に生まれた木村さん。実家の目の前には材木屋があったと言う。
 
「職人が出入りする様子をよく見ていましたよ。
小さい頃から簡単な木工をして遊んでいたのも、そういう環境が影響していたのかもしれません。
家の前でコトコト作ってると、職人のオヤジさんがやってきて『こうやるんだよ』と教えてくれたりもしました」
 
両親の知り合いが営んでいた工務店に、16歳で弟子入りした。
働きはじめて三年経ったころ、仕事で沖縄に来る機会にめぐりあった。
 
「その時初めて沖縄に来たのですが、『良い所だな〜』と」
 
海が好きだったこともあり、木村さんは移住を決意。糸満の内装業者で働き、23歳で独立した。
 
「最初は、建築業者や材木店などから注文を受けていました。
でも徐々に、渡された図面通りに作ることに楽しさを感じられないようになって…。自分でデザインしたいと思うようになってきたんです」
 
中国茶のカフェを手がけたことをかわきりに、徐々に仕事の依頼が入るようになった。
アンティーク家具や味のある素材を使用した内装が、評判となっていった。
 
WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSE
WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSEでは、ワークショップも頻繁に開催している。
 
「作るものはその都度違いますが、約半日かけて乾燥まで行い、その日にお持ち帰りいただけます」
 
参加者は意外にも女性が多いと言う。
 
「『大工女子』って言うらしいですよ!
生活の中で不便を感じたとき、『自分でどうにかしてみよう』と考える方に女性が多いのかもしれません。
たとえば、トイレのちょっとしたデッドスペースが気になって、『ここに棚があればいいのに』と思っても、ピッタリなものってなかなか見つからないんですよね。あったとしても高価だったり」
 
WOODVILLE HOUSE
WOODVILLE HOUSE
 
確かに、シンプルな家具でも値段を見て驚くことは多い。
そこで、「これくらいなら自分でも作れそう」と思っても、実際に材木を買いにいって、道具を揃えて…と行動に移すひとはそれほど多くないのではないだろうか?
 
「そこで、うちのワークショップがとっかかりになったらいいなーって。
DIYのメリットは安くできることだけじゃないんですよ。自作のものって愛着が湧くでしょう? 量販店で入手したものと違って、この世に一つしかないものだし、ずっと大事にしていきたくなるんですよ」
 
WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSE
 
WOODVILLE HOUSE
 
単純に考えると、家具や雑貨も販売しているWOODVILLE HOUSEにとって、DIY上手な人が増えてしまうと売り上げ低下に繋がるのではないかと思ってしまうが、「価値観を広げてほしいから」と木村さんは語る。
 
「似たようなデザインばかりが溢れているよりも、自作のものやアンティークなど、色々あったほうが楽しいと思うんです。
家や店も同じじゃないでしょうか。
作ることに自分から関わっていくと、住まうこと自体に新たな楽しさが生まれるんです。
 
例えば、プロがやったように綺麗にはできなくても、見る度に作った当時を思い出せます。
不便を感じたら、自分で手を加えてみようと思えるようになります。
 
だから店舗の内装を行うときも、可能な限り施主さんに手伝って頂いてるんです。コスト削減だけが目的じゃなく、店に愛着を持っていただくために」
 
自分で作ったものには愛着が湧く。
見る度に当時のことを思い出す。
 
だからこそ、木村さんは自身が内装に携わった店に、いつもふらりと立ち寄るのかもしれないな、と思った。
「個人宅はふらりと立ち寄ることができないから」というのが、個人宅より店舗の仕事を優先的に引き受けている理由の一つだと言う。
木村さんにとっては、内装を行ったすべての店が、愛着のある自宅のような存在なのかもしれない。
 
唯一無二のモノ、店、家。
新たなチョイスのきっかけが、WOODVILLE HOUSEには詰まっている。
 

写真・文 中井 雅代

 
WOODVILLE HOUSE
WOODVILLE HOUSE
宜野湾市大山1-10-6
098-890-0304
open 11:00~20:00
close 火
HP:http://woodville-house.net
ブログ:http://woodvillehouse.ti-da.net

 


 

NAKAI

光の王国
福岡伸一・著 木楽舎 ¥2,310
 
春めいてきたここ数日、巷では隕石の話題がメディアを賑わしている。
あの巨大な光の球なんてのを見てしまうとこの世界は何でもありなんだな、と思う。
世界は不思議や謎に満ちていて、あるときそれはどういうことなんだろう?と疑問が芽生えたとき、それはその人にとってのミステリーとなる。
  
今回はちょっと変わった美術ミステリー『フェルメール 光の王国』をご紹介。
『生物と無生物のあいだ』で生物学者でありながらその静謐な文章の美しさでも定評のある福岡伸一さんによる本書。
 
この本が出た当初、一晩で読み切ってしまうほどのこの本の面白さをどうやって伝えたらいいんだろう、と悩んでいるうちに紹介までに時間が空いてしまった。
その間も評判を呼び、根強く売れ続けているようなので目にしたことのある人もきっと多いはず。
 
内容はANAの機内誌「翼の王国」に連載されたものをまとめた、日本でも愛好家の多いヨハネス・フェルメールの作品をめぐる美術紀行といった趣き。でも単なる美術紀行と片付けてしまうのは惜しい。
 
「真珠の首飾りの少女」であまりにも有名なフェルメール作品を今までにない角度からとらえていて、生物学者である福岡さんの視点、分析、表現が遺憾なく発揮されている。
 
世界中に散っているフェルメールの作品の足跡を丹念に辿り、自ら設定した謎を澄んだ眼差しで対話するように推理していく。美しい贅沢な写真とともにその謎が解き明かされいく過程を、読者も一緒になって堪能できるような構成になっている。
章ごとにフェルメールごとにまつわる印象的な人物たち(スピノザ、アインシュタイン、ガロアなど)もまた等しく魅力的に描かれる。
 
一枚、一枚の絵に浮かび上がる光の粒をそっと掬って顕微鏡のレンズを覗くように観察し、その秘密の奥へ奥へと私たちをも誘う。
 
光の画家と言われるフェルメールをめぐる長い旅の中で、著者が導き出す結論へ至るその様はまるで数式の美しい「証明」のよう。
 
こういうのが読みたかった、と思わせてくれる本にはそうそう出会わない。間違いなくこの本もそのひとつ。
久しぶりに読み返して再確認した一冊。お薦めです。

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp
 

NAKAI

Day1
沖縄 スナップ
トップス:ZARA
スカート、ジャケット:メインプレイス
バッグ:agnès b.
 
沖縄 スナップ
靴:ジャスコ
 
 
Day2
沖縄 スナップ
トップス:PRETTY WOMEN
パンツ:YEVS
バッグ:妹のもの
靴:JELLY BEANS
 
 
Day3
沖縄 スナップ
トップス:YEVS
タートルネック:ユニクロ
パンツ:ZARA
ブーツ:メインプレイス
 
 
Day4
沖縄 スナップ
トップス、パンツ:PRETTY WOMEN 
 
沖縄 スナップ
靴:JELLY BEANS
 
 
Day5
沖縄 スナップ
トップス:PRETTY WOMEN
パンツ:ZARA
バッグ:妹のもの
靴:不明 
 
スナップ 沖縄
ネックレス、ピアス:BEAMS
 
 
Day6
沖縄 スナップ
トップス:不明
カーデ、デニム:PRETTY WOMEN
バッグ:moussy(マウジー)
靴:JELLY BEANS
ピアス:もらいもの
 

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シンプル好きは昔から。
持っているアイテムのほとんどは無地。
 
「以前はボーダーが好きでよく買ってたんだけど…。
『ボーダー着てると結婚できない説』を聞いて以来、買い足すのをやめました(笑)。でも、良いですよね? ボーダー」
 
良いです良いです、お似合いです。
 
 
シンプルなコーデのアクセントになっているのはラメ。
 
「光る素材が編み込まれている服にひかれるんですよね。
DAY1のスカートやDAY3、DAY5のトップスなんかがそう。
DAY3のバッグはエナメルだし、DAY6のバッグもキラキラ素材が使われてる…。
自分で思ってた以上に光り物好きかも(笑)」
 
スレンダーなスタイル。着る服を選ばない体型かと思いきや、ご本人にはお悩みも。
 
「骨盤が張ってるんですよ。だから、ダボっとしたラインのパンツは履かないようにしています」
 
 
雑誌は見ない。だから、流行に流されることもない。
でも最近ちょっと、新たな路線が気になるとのこと。
 
「柄物のアイテムも可愛いなーと思うようになって。
今までは自分には似合わない気がしていたけれど、小花柄あたりから挑戦してみようかな」
 
 
素敵な人は、未知なる世界への探求を忘れず、変わることを恐れない。
 
「自分には似合わない」と、思い込んでいるファッションはないだろうか?
でも、果たして本当に似合わない?
 
これまで身に付けことがないだけで、似合わないという根拠は何もないかもしれない。
以前は確かにあまり似合わなかったけれど、今の雰囲気や体型、気分にはピッタリマッチするかもしれない。
 
人生80年。三十路なら、まだまだ折り返し地点も見えていない。
似合わないものが不確かなように、似合うファッションだって確固たる理由付けは難しい。
トライ、トライ!
未開拓の路線があることはラッキー。だって、新たな自分に出逢える可能性がそのぶん高いから。
 
「そういえば、無地ばっかり着ていた時期がありました」
 
なんて、5年後は話しているかも。

 

写真・文 中井 雅代

 

NAKAI


 
indigo jam unit
REBEL release tour 2013 @ CAFE UNIZON
 
2013年3月15日(金)
開場:19:00/開演:20:00
前売・ご予約:3,300円/当日:3,800円(ともにドリンク別)
 
昨年のカフェユニゾンでも、圧倒的なライブパフォーマンスを繰り広げたindigo jam unitのライブが今年も開催決定!2012年12月にリリースした「REBEL」のリリースツアー、沖縄初日公演です。
繊細で郷愁感あふれるピアノ、豪快なツインドラム、極太ベース・サウンドを、カフェいっぱいに響かせてくれます。
ライブハウスとはまたひと味違った、ミュージシャンの息遣いまで感じられそうな近距離での熱い演奏をお見逃しなく!
 

indigo jam unit(インディゴジャムユニット)
2005年結成。笹井克彦(WB)、樽栄嘉哉(Pf)、和佐野功(Dr & Per)、清水勇博(Dr)からなるインスト・ユニット。
樽栄 – クラシック、清水 – ジャズ、笹井 – ファンク、和佐野 – ラテンと、4人それぞれのルーツが絡み合う独自のサウンドが特徴。
2006年1st album”DEMONSTRATION”をリリース以来、毎年12月にアルバムを発表。レコーディングはすべて一発録音で、修正やダビングを一切行わず、リアルなサウンドを追求。現在、Commonのリミックス・アルバム等を含め10タイトル、合計10万枚以上のセールスを記録している。
Official Web Site  http://www.basisrecords.com/indigo
 
【駐車場のお知らせ】
ライブ当日は駐車場がございません。なるべく公共交通機関をご利用の上、ご来場下さいますようご協力よろしくお願い致します。
お車でお越しのお客さまは普天間市民駐車場をご利用ください(~2:00amまで一律¥200)。送迎車が運行します(無料)ので、駐車場入り口付近でお待ちください。お帰りの送迎も、スタッフがご案内いたします。
 
【会場・ご予約・お問合せ】
CAFE UNIZON
〒901-2201
沖縄県宜野湾市新城2-39-8 MIX life-style 2F
TEL&FAX:098-896-1060
E-mail:info@cafe-unizon.jp
 
 
カフェユニゾンの翌日は那覇でもライブがあります。
【日時・料金】※料金は、各会場共通です。
2013年3月16日(日)
開場:20:00/開演:21:00
前売・ご予約:3,300円/当日:3,800円(ともにドリンク別)
 
【会場・ご予約・お問合せ】
Livehouse Output
沖縄県那覇市久茂地2-5-7 久米ビルB1
TEL:098-943-7031
E-mail:outputop@gmail.com