@西原町
2012.05.15
@西原町
2012.05.14
色まんちゃーコーデが個性的な知名さん。
「そうですか? でも、昔からの友達には
『最近の服装落ち着いてるな〜』
って言われるんですよ(笑)
昔はモノトーンのアイテムを選ぶことはなかったし、
ピンクとか着てましたからね」
大人のカラフルコーデで気をつけたいのは、チープな雰囲気にならないようにすること。
キャップをかぶるならTシャツ、短パン、スニーカーは避けてきれい目シャツやジャケットなどを合わせる。
そして帽子、メガネ、ネクタイ、靴のような小物を効かせ、子供っぽくならないようにバランスをとる。
物心ついた時から服が好き。
親戚のお兄ちゃんにファッション雑誌の存在を教えてもらい、夢中になった。
「とはいえ小学生や中学生の時ってなかなか自分じゃ服は買えませんからね。
雑誌眺めて『いいな〜』って思ってました」
アウトレットモールあしびなーの「B.C STOCK(ベーセーストック)」に勤務する。
「ここで働きたいと希望した所に入れて嬉しいですし、仕事もめちゃくちゃ楽しいですね。
他の仕事に就いていた頃は
『明日仕事行きたくないな〜』
と思う日もありましたが、いまはそれがないんです」
コーデの信条は
『普通ではないこと』
「だから『これどこで買ったの?』ってきかれること結構あります。
VANSの赤いラメのシューズはセールになってて1,500円くらい。
僕からしたらめちゃくちゃ格好良いんですけど、
万人受けのアイテムじゃないのか、安くなってラッキー(笑)。
ありきたりなコーデではない、個性的な感じが好きなんです。
でも、店のトルソーにコーデする時は違いますね。
多くの人に素敵だと思ってもらえるようにベーシックなトーンを大事に、
小物や組み合わせで個性を出すように心がけています。
接客時にもお客様のお好きな雰囲気を大切にします」
今後は、ハイエンドブランドのシックな装いにも挑戦したいと言う。
コーデがなんだかつまらない時、テーマカラーを決めてみると楽しい。
もちろん一色のみでなく、差し色も効かせて。
元気いっぱいで出勤したい日は赤、
雨の日は太陽を想って黄色、
落ち着いて行動したいときはブルー。
似た色を重ねてグラデーションを楽しんでも。
今まで合わせなかったアイテム同士が意外とぴったりだったり、面白い化学反応を起こすかも。
写真・文 中井 雅代
2012.05.14
@西原町
2012.05.13
トム・ハンクス監督作品。
予告がとっても素敵だったので見に行きました。
まあ、いい映画です。しかし、ちょっと間延びしていた。
内容的に、私も感じることが多い作品でした。
アメリカの大学はいつでも入れるっていうところがいいよね。
間口を広くしているけど、出るのは大変。
原題の「Larry Crowne(ラリー・クラウン)」は、トム演じる主人公の名前。
優秀な店員だったのに、大学に通ったことがない、というだけでリストラ。
企業って本当に馬鹿じゃないか、と思う。
しかも、高卒でネイビー(海軍)に入隊して20年も勤め上げたのにね。く~悔しい。
しかし、何もかもが導かれてそうなったんだろうね。
それによって彼は学歴も、友情も、運命のひとも手に入れることができるんだから。
正しいことを信念をもって行っていたら、未来に道は開かれてくるんのだ。うんうん。
それにしても、トム・ハンクスとジュリア・ロバーツのコンビネーションって毎回微妙なんだよね。よく競演するんだけど。
今回、トムの息子も奥さんも映画に出ていて、アットホームな感じ。
好きなテーマのいい映画だけに、若干の間延び具合がもったいない、といった風。
それでも、さわやかで勇気のでる映画です。
人生何歳でも遅すぎることはない。Never too lateです。
KEE
<ストーリー>
地元の大型スーパーで同僚や常連客からも慕われていたベテラン従業員のラリー・クラウンは、ある日突然、大卒ではないという理由で解雇されてしまう。心機一転して地元の大学に入学したラリーは、いつしか教えることの情熱を忘れてしまった美人教師のメルセデスと出会う。
<キャスト>
トム・ハンクス
ジュリア・ロバーツ
ブライアン・クランストン
セドリック・ジ・エンターテイナー
タラジ・P・ヘンソン
ググ・バサ=ロー
ウィルマー・バルデラマ
パム・グリア
シネマQ
098-951-0011
那覇市おもろまち4-4-9 那覇メインプレイス2F
HP:http://www.startheaters.jp/cinemasq
MIHAMA 7 PLEX+ONE
098-936-7600
中頭郡北谷町美浜8-7
HP:http://www.startheaters.jp/mihama7plex
2012.05.13
@西原町
2012.05.12
プチ断食はしたことがあっても、
ちゃんとした断食はしたことがありませんでした。
去年、はじめてちゃんとした断食をしました。
野口法蔵さん指導による座禅断食です。
一度目の断食はなんだかもう辛いばっかりでしたが、
二度目は少し体も慣れたのか、とっても楽に過ごせました。
その二度目の断食の後です。
必要としていた情報や会いたかった人と次々出会えるという
ちょっと面白いコトが起こったんです。
食べないでいると“宇宙エネルギー”が入ってくるとよく言いますが、
これがその現象か~と実感することができました。
定期的に断食したら、宇宙エネルギーがどんどん入って来て、
夢が現実になるかも…!
そこでオススメは甘酒断食です。
私の先生でもある岡部賢二さんの「月のリズムでダイエット」によれば
何も食べない断食よりも、200mlの甘酒を摂る断食の方が、
飢餓感によるリバウンドもなく、血糖値が安定して楽に断食できる。
どれだけ楽に断食できるか、これ大事。
辛いことは続かないですもん。
特に満月と新月に断食するとより効果的にできるそうです。
詳しくは「月のリズムでダイエット」を読んでみて下さい。
大至急断食しよう!と、今すぐヤル気にさせてくれる指南書です。
<甘酒と島豆腐のアイス>
甘酒 100g
島豆腐 150g
菜種油 15g
☆デーツなどドライフルーツ50g
作り方
1 甘酒、島豆腐、菜種油をフードプロセッサーに入れて撹拌する。
2 ドライフルーツやバナナなどフレーバーを入れてもう一度撹拌すれば出来上がり~☆
バナナ、カボチャ、サツマイモ、豆などホクホクしたものを入れると
シャリシャリせず、なめらかなクリーム状になります。
ナッツやスパイスなどお好みで入れて。
Text by 中曽根直子(浮島ガーデン フードデザイン)
浮島ガーデン
那覇市松尾2-12-3
098-943-2100
open:14:00~24:00
close:火
HP:http://ukishima-garden.com
ブログ:http://ukishima.ti-da.net
2012.05.12
@西原町
2012.05.12
「肩が落ちてますね、サイズが一回り大きいようです」
肩の線ぴったりに合わせ、ぐるりと針でとめる。
「腰の部分もしぼるとすっきりしますよ」
後ろ身ごろのラインを整え、全身のバランスをチェック。
「でも、これだと下に着る服を選びますね。
シャツなどと重ね着するなら、少しだけ余裕を持たせたほうがいいでしょう」
詰めた分をほんの少し戻して微調整。
「腕をぐるぐる回してみてください。
前身ごろは苦しくないですか?
引きつる感じはありませんか?」
サイズ感の確認は綿密に行う。
「袖も長いようですね。
本来の手首の位置に合わせましょう」
肩、後ろ身ごろ、袖の3ヶ所を詰め、仮どめする。
調整前は全体的にだぼついたラインだったが、
仮どめの状態でここまでスッキリと。
「これが本来のサイズです。
購入時、店員はサイズについて何か言っていませんでしたか?
お客様のお好みでぶかっと着たいという方もいらっしゃいますが、
販売するまえに必ず大きめであることを伝えるべきです」
店頭での試着時、私は他の誰にも確認せず、自己判断で購入してしまった。
おかげで10年もの間、袖を通したのは数える程度。
新品同様の状態でクローゼットに眠っていた。
しかし、どうしても捨てることができなかった。
全体的に寄っていたしわも消えている
もともと、服をデザインして縫製までする「服屋」だから、ワンランク上の提案ができる。
オーナーの嘉数さんは、一般的なお直しを体験するために自分の服を他店に出したことがあるという。
「依頼した点はもちろんしっかり直してくれるのですが、オーダー以上のことは提案がありません。リフォーム店ですからそれが当たり前のことだとも思います。
でも自分だったら、袖はこうした方がラインがきれいなるとか、裾だけじゃなくてここを直さないとお客様が望んでいるような形にはならないとか、服をデザインして一から作っているのでデザイン面からも提案することができますし、提案通りに直す縫製の技術もあります」
今回も、肩を詰めて欲しいという気持ちで持ち込んだが、
「袖もつめた方がすっきりします」
「後ろ身ごろもつめるとラインが整います」
と、思わぬ点を指摘してくれた。
できるだけもとのデザインに忠実に直す
袖はまずはステッチを外すところから
「糸の色も本来の糸の色にしっかり合わせます」当たり前のことのようで手を抜かれがちな部分でもある
LEQUIO ではお直しの枠を超えた「リフォーム」の注文も受けている。
パンツをスカートに、ワンピースをコートにと、
服のカテゴリーにとらわれず、新しい姿に変身させる。
「生地が気に入っていたり思い出がつまっていたりするとなかなか捨てられないという方も多いんです」
「LEQUIOに何度もお直しをお願いしてるよ」という友人がいる。
センスが素晴らしく、良いものを長く着るタイプで、いつ会っても目をひく着こなしが素敵なひとだ。
「最初にお願いしたのはデニムの股上(またがみ)のお直し。
昔のデニムって股上が深いでしょ?おへその下くらいまであって。
それを浅めに直してもらったの。
あとは革のバッグの持ち手が取れちゃって。それをつけ直してもらった。
革製だから信頼できる所にお願いしたくて。
もちろん仕上がりには大満足。
お気に入りのものだから、捨てて買い直すっていう選択肢はないからさ」
恐らく、
「クローゼットがすかすかで着るものに困る」
というひとはあまりいないだろう。
「クローゼットはぱんぱんだが、なぜだかいつも着るものに困る」
という人の方が多いのではないだろうか。
そういう時、私たちの多くは新しい服を買いに出かける。
ワードローブは際限なく増え続け、
パンク状態に陥って思わず「捨てる」ことを奨励する片づけ理論にすがりつく。
「◯年着ないものは一生着ることはありません。迷わず捨てましょう」
その考え方も、あるときは正しいだろう。
でも身銭を切ったからには、デザインが素敵だったり、細部にこだわりがあったり、色が好みだったりと、その服のどこかしらに強く惹かれているはず。
私の場合、ポケットについたバラの刺繍、
デニムブランドのしっかりしたデニム生地、
縫製の確かさがとても気に入っていたが、
サイズだけがネックでクローゼットに眠っていたのだ。
購入したのは10年前。
同じデザインのサイズ違いを手に入れることはまず無理だろう。
そして購入から10年経った今、デザインも色合いも良い具合に「味」が出ている。
今店頭に並んでいる服には出したくても出せない雰囲気がある。
そんな「控え選手」たちが、あなたのクローゼットにも1着や2着は眠っているのではないだろうか。
洋服屋のアドバイスを得て、新たな即戦力アイテムとして生まれ変わらせてみませんか。
どこにもない、あなただけの一着に。
LEQUIO REFORM WORK(レキオリフォームワーク)
レキオではお客様の大切なお洋服を真心を込めて
お直しする「REFORM WORK」を始めました。
ボタン1つの付け替えから,パンツの丈詰めや
スカートのウエスト等のサイズ直し
修理して着たい服などございましたら
是非お気軽にご相談下さい。
※お直しは、完全予約制となっております。
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パンツ裾上げ¥945 ~
パンツのウエスト直し ¥2100~
ファスナー取り替え¥2000~
ワンピース裾直し ¥1800~
脇詰め¥2000~
ボタン取り替え¥100 ~
袖丈直し¥1500~
⚠ 生地、シルエット、作りによって行程が変わるため
価格が変動いたします。
LEQUIO(レキオ)
宜野湾市喜友名2-28-23
TEL/FAX (098)893-5572
open 12:00〜19:00
年中無休
※アトリエの定休日は、日、月曜日となっております。お直しの方は日、月以外でご予約お願い致します。
駐車場有り
HP:http://www.lequio-r.com
ブログ:http://www.lequio-r.com/blog/
2012.05.11
5月18日(金)~27日(日)
10:00~19:00 / 会期中無休・入場無料
@ 陶・よかりよ
那覇市壺屋1-4-4
098-867-6576
クリックで拡大します
「 成 り 」とは?
例えば、青い色を使う事で認識されたり 特徴のあるフォルムを多用する事で「らしい」と言われるのでは無くて、どんな種類の仕事をしても作品から、その作家の匂いが漂うようなそんな表現を手に入れられたら、どんなに素敵だろうか。絶えず新しい試みを繰返して、観衆に心地良い「裏切り感」と新鮮な「驚き」を与える、そんな存在になって欲しくて、依頼の折りには「新しい試みをして欲しい。小泊『成り』の表現を・・・」とお願い致しました。
数日後に来た返事は「南蛮やってみたいのですが?」というもの。小泊成りの「南蛮」と想像しただけで、思わず笑みがこぼれました。随分面白いところに挑戦したもんです。沖縄の「アラヤチ」に真っ向から勝負を挑むのでは無く、小泊の内的世界にある「南蛮」に小泊成りの表現を落とし込むのでしょう。
今展では、酒器のシリーズのみ「南蛮」を取り組みます。皆さんの知っている小泊 良もいれば初めて見る小泊の姿もあるような、楽しんでいただける内容になると思っています。
陶・よかりよ / 八谷 明彦
2012.05.11
@西原町
2012.05.10
@西原町
2012.05.09
@読谷
2012.05.08
@西原町
2012.05.08
高橋みどり・著 メディアファクトリー ¥1,524 (税別)/OMAR BOOKS
― 食べること、おいしいとは? ―
正直に言ってしまえば食べることに対して無頓着な方だ。
だから食べることに情熱を注いでいる人を目にするとまぶしく見えるときがある。
きっと同じものを食べたとしても、その味わい方には雲泥の差があるんだろうなあとうらやましかったりして。
でも今回紹介する本を読むと「食べること」についてこういう気持ちは見当違いだったかも、と思うようになった。
食べることが大好きなフリースタイリストの著者が5人の料理家に「おいしいとは?」「食べるとは?」という疑問を投げかけた本書。
ただのレシピ本ではない、食べることが好きな人のための本だ。
写真とレシピとエッセイという構成から成るこの本に登場するのは
有元葉子・高山なおみ・たなかれいこ・長尾智子・米沢亜衣
という料理好きには知られた方たちばかり。
料理家というとそれはつまり食べることのプロ。
その彼女たちの「食べる・おいしい」はどんなものだろう?
そんなシンプルな問いかけに興味が沸いた。
五人に共通してあるのは「楽しむ」という気持ち。
食べること、おいしく味わうことに対する愛情が本全体を通して伝わってくる。
またそれぞれの質問への答えや、著者による彼女たちについてのエッセイからも、
その人柄が作られる料理に反映されているところが伺えて面白い。
合わせて紹介される料理はこんなにシンプルでいいの?と驚くようなものが意外と多かった。
茹でたパスタにオリーブオイルとチーズをかけただけのスパゲッティ、
同じくオリーブオイルをかけわさびをのせて塩をふっただけの豆腐、
コーンミールのホットビスケット、
青菜のオイル煮、
のりとレタスのサラダはぜひとも真似したい。
本の中では「素材重視でなるべく手を入れない」というような言葉を繰り返し目にする。
普段「食」対して真摯に向き合っている人が同じことを言っているのだからそれはそうなのだろう。
なるべくそのままで簡単に。
これだったら私も、とどれも作ってみようと思わせてくれる気負わないお料理が並んでいて実際に役立つこと間違いない。
それに加えて彼女たちの作品が生まれる、聖域と言っていい場所・キッチンの様子が垣間見れるので、紹介された料理と同じように比べてみるのも楽しい。
食べることが好きな人、そうじゃない人も楽しめる、そんな一冊。
その人なりに何でも純粋に楽しんで食べればおいしく頂けるのだな、
と好物のシナモンロールを食べながらそんな結論に達しました。
OMAR BOOKS 川端明美
OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp
2012.05.07
「母が衣装持ちでね。
当時は服といえばあつらえる時代だったから、良いものが多くて。
かばんや小物類も素敵で、
幼心に憧れて『いつかもらうぞ』って狙ってた(笑)」
コーデの中心となるものは、
母から譲り受けたアイテムが多い。
キーアイテムを決めたら、
その他の服や小物でバランスをとる。
「時代錯誤にならないように、
『こうしたら今っぽくなるかな』とか考えるのが楽しいの。
例えば、今年は靴下を合わせるコーデが流行ってるでしょう?
だから手持ちのシューズに靴下を合わせたり、
靴を今年風に新調したり」
「いつもどこで服を買ってるの?」
と、きかれることが多いと言う。
今は販売していない服が主役だから、
オリジナリティあふれるコーデになる。
「柄が可愛かったり良い素材だったり、
生地が好きな服だとなかなか捨てられない。
貰い物に限らず、服は長く着るタイプなんです、10年とか。
捨てられずにしまいこんでいた服を引っ張り出して、
今風にアレンジしたり、他のアイテムで自分らしさを出すのが面白いの」
驚くことに、同じコーデを二度着ることはほとんどないという。
「色々工夫することが好きだからかな?
例えば、これは主人がタキシードを着るとき用に買ったシャツ。
5〜6年前に買ってクローゼットに眠ってたから
こんなして着たらどうかな? って試しに着てみたら
『私の方が似合うやし』って(笑)
サイズが大きいから袖はまくって、
裾はこうやって簡単に縫っちゃえばいいの」
裁縫セットを取り出して、ささっと仮縫い。
「このシャツだけじゃなくて、なんでも。
自分がその日着たいようにぱぱっと縫っちゃうこと多いよ」
全然大したことじゃない、みんなやっているでしょう?
という風に彼女は言う。
私が驚かされたのは、彼女の発想力、行動力だけじゃなく、
服を着ることを楽しむ自由で積極的なその姿勢。
思えば若い頃は私も、
シャツスタイルに父のネクタイを合わせてみたり、
Tシャツとシャツの重ね着を楽しんだりしていた。
それがまわりから見ると突拍子のないコーデだったとしても、
楽しかったことは間違いない。
「DAY5のタイは、ヘッドアクセにしようと思って買ったもの。
でも、タイにしても可愛いでしょ」
「エルメスの赤いスカーフは、
『この柄は派手だからつけない』
って母が言ってたからもらっちゃった。
頭に巻く前に好きな形に縫ってしまうこともあるよ」
「ストールは頭に巻いたり服として着たり。
こんなのを考えるのが楽しいんだよね」
「南風原ジャスコにお気に入りのアクセサリーショップがあって。
すごく安くて可愛い! 言うことないよね。
娘と一緒になって選んでる」
雑誌を買うことはほとんどなく、
テレビ番組に夢中になることもない。
ファッションアイコンを定めて
「ああなりたい、こういう格好をしたい」
と目指すのではなく、
彼女が向き合うのは服そのもの。
この服をどうしたら自分流に、そして時代から大きく逸れずに着こなせるか。
潔く捨てることが推奨される風潮に反し、
捨てずに着回しを楽しみ、誰にも似てないその独自のスタイルは
この上なく素敵だ。
写真・文 中井 雅代
2012.05.07
@読谷