『刺繍をしながらお茶とケーキを楽しむ会』
かわいい絵本の登場動物を刺繍するお茶会を開きます。
材料はすべてご用意しますので刺繍に興味のある方、
初めての方でもお気軽にご参加いただけます。
お茶、みぃーむ~ん工房のマクロビ・ケーキ、お喋りを楽しみながら
針と糸で遊びましょう!
講師:原泰子
@浮島ガーデン
7月10日(日)14時~16時
会費:1300円(材料・ケーキセット代込み)
参加申し込みは
dakkom1019@gmail.com
2011.07.05
『刺繍をしながらお茶とケーキを楽しむ会』
かわいい絵本の登場動物を刺繍するお茶会を開きます。
材料はすべてご用意しますので刺繍に興味のある方、
初めての方でもお気軽にご参加いただけます。
お茶、みぃーむ~ん工房のマクロビ・ケーキ、お喋りを楽しみながら
針と糸で遊びましょう!
講師:原泰子
@浮島ガーデン
7月10日(日)14時~16時
会費:1300円(材料・ケーキセット代込み)
参加申し込みは
dakkom1019@gmail.com
2011.07.04
– – – ヨガを始めたきっかけは「満たされたくて」
私がヨガを始めたのは、自分自身に満足してなかったからかも。
特別体調が悪かったわけではなくて、なんとなく満たされていない感じがあって、
それがきっかけでした。
当時は30代前半で子育て真っ最中、健康ではあるんだけど社会からは離れている感じで、社会にもっと関わりたいという気持ちもあったのかも。
健康とは言っても、産後はそれまでなかった腰痛や偏頭痛の症状に悩みました。
今思えば、精神的なダメージが身体に出ていたのかもしれません。
ちまたで丁度ヨガがはやっていたので、習いに行き始めたんです。
通い始めたらすっかりハマったのですが、最初はヨガの目的をきちんと理解していませんでした。
やり始めてから興味を持って、本を読んで勉強するようになりました。
すると、ヨガの本来の目的は体操ではなく心をしずめることだと書いてあって。
私が求めてたのは、やっぱりこれだ〜って実感しました。
当時習っていた先生に、本格的に勉強できる所を紹介していただき、新垣道子先生に習いました。
そこで、ヨーガ療法士の講座も受けたら?と勧めて頂き、勉強しながら教室を開いたんです。
– – – あるがままを受け容れ、朝から家族に優しくできるように。
ヨガの効果はすぐに表れました。
体調面では、辛かった腰痛と眠れないほどひどかった下半身のむくみがなくなりました。
偏頭痛も緩和、生理痛も軽減。
精神面では、心がおちついて優しくなったと思います。
だから、子育てにのイライラも無くなりましたね。
夜のヨガレッスンの後はそのままの状態で眠れるので、朝起きると家族にもすごく優しく接することができるんです。
だから、最近はケンカもまったくしないんです。
ヨガをやってると、あるがままを受け容れる事ができるようになっていくんですよ。
だから、同じことを言われても、以前は怒っていたのに今は怒らない。
現状が変わってなくても怒らなくなってくるというか、そこに意識が向かなくなるんですね。
自分が変わると相手も変わるとよく言いますが、今は主人もヨガをやってますし、本も読んでいます。
– – – レッスン後、涙を流す人も。ヨガで心身解放。
ヨガ教室の雰囲気は、集まった生徒さんが求めていることによっても変わります。
心の浄化を求めている時は、そういう方向にクラスを導きます。
そうるすと心の緊張がぱっと緩むみたいで、涙を流す方もいらっしゃいます。
それは良い機会なので、レッスン後にセッションの場を持ってあえて言葉に出すんですね。
心をゆるせる相手ってなかなかいないでしょう?
でも、ヨガを一緒にやっている人には何でも話せたりするんですよ。初対面でも。
みんなも言ってるから自分も言っちゃおう!っていう気持ちにもなるのかも。
先日は、教室で進化論の話をしたんです。
生きていくには進化が必要。みんな「変わりたい、成長したい」と思っているのに変わりきれない。あなたが執着しているものは何?手放せないものは何なのか考えてみましょう、って。
ペアを組んでそれぞれ話すんですが、みんな話に夢中になっていて。
相手は初対面の知らない人だけど(笑)。
これがヨガでは普通のこと。最初はびっくりするかもしれないけれど。
そして、ヨガに慣れている人は傾聴するのが上手になっているので、相手も話しやすいんですね。
毎日忙しい人もわずかな時間をさいてヨガをやってみると、それだけで全然違いますよ。
「疲れた〜」っていう日こそ、そのままの状態で眠るよりヨガをやってから眠ったほうがぐっすり眠れます。
心身ともに解き放たれるからかもしれません。
比屋根先生のヨガレッスンのパンフレットには、次のような文章が綴られていた。
「幸せのバイブレーションは、波紋のように広がり
共鳴現象を引き起こします。
だから、あなたが幸せでいるということは、立派な社会貢献!
まずは、あなたが幸せになってください。
あなたはもっと幸せになれるはず・・・。
素敵な人とは、その人が何を成し遂げたかではなく、
今その人が幸せな気持ちでいるかどうかではないでしょうか。」
ぼーっとしていても、忙しく飛び回っていても、毎日は過ぎていく。
それこそ無意識のうちに、時間の針は一秒一秒を確実に刻み続けている。
私たちが本当に求めているものの殆どは、大きく括るときっと「幸せ」にカテゴライズされるものだと思うが、そのゴールばかりが輝かしくクローズアップされ、そこに意識が集中し、今この瞬間の幸せはすっかりおろそかにされてはいないだろうか?
からだと心。
どちらが損なわれても、求めている「幸せ」から遠ざかってしまう、人間の基本。
ここは、ヨガと食を通じて「幸せ」について考え、学べる教室。
私たちはもっと、幸せになれるはず。
写真・文 中井 雅代
関連記事:料理教室「 You.me.x(ユーミックス)」
本格イタリアンを、主婦の味方の時短レシピで
「Yogaと食でリセット」
月2回 10:30〜14:00
場所:豊見城市(詳しい住所はお電話にてお尋ねください)
講師:比屋根優子(ヨーガセラピスト)
徳元由美子(イタリアン カジュアル料理教室 主宰)
参加料:¥4,000(食事代込み)
連絡先:090-9783-9659(比屋根)
2011.07.04
7月7日(木)〜18日(月・祝)
10:00〜19:00/会期中無休
陶・よかりよ
沖縄県那覇市壺屋1-4-4 1F
TEL.098-867-6576
HP:http://www1.ocn.ne.jp/~yokariyo/
blog:http://yokariyo.exblog.jp/
2011.07.03
高校では焼き物を先攻していました。
卒業後は読谷の工房に弟子入りしたんですが、続かなくて。
1年くらい通って辞めました。
物づくりからは離れたくなかったので
バイトしながら色々作っていましたね。
24歳の時に上京して、そこで金属の世界に出逢ったんです。
有名な和彫りの職人さんについて、指輪の作り方を勉強しました。
昔からインディアンジュエリーが好きで、
革も使って作品を作っていたんですが、
良いパーツがなかなか無いので、
パーツ作りから自分でやりたいなーと思っていたこともきっかけの一つ。
そこで二年学んだのですが、当時は若かったから
「よし、自分はこれでやっていける!」
と思っちゃったんですね(笑)。
それで沖縄に戻ってきたんですが、現実は甘くなかったですね。
工房に置かれた機具はどれも男前。
キーストーンに勤めていた友達が
「うちの店に置いてみないか?」
と言ってくれ、試しに置き始めました。
当時の作品は全てオリジナル。
抽象的なものが好きで、金属をただ曲げただけのものなど、
シンプルなのをよく作っていました。
でも、キーストーンはお土産品が多く、沖縄風の商品が売れ筋なので、
私の作品は全然売れなくて。
だから他の仕事、Tシャツデザインなんかもしていました。
その頃、初めて又吉健次郎さん(200年以上続く金細工職人の家の7代目。伝統金細工職人。)の存在を知ったんです。
実はそれまで沖縄にそんな伝統工芸があること自体知らなくて、
学校もなかったですし。
又吉さんのところで勉強を始めたんですが、
当時は沖縄風がきらいで。
1年くらい学んだあとフリーになり、
自分の工房を出そうと場所を探しました。
「房指輪を作る流れをお見せしましょう
パーツの原型です。これを板の上に置いて・・・」
「形をなぞり、糸鋸で手動でカットします。
細かい部分は電動ではできません、手動の糸鋸でないと。」
「火を入れて熱しながら『たがね』という工具を当てて、
金槌でトントンとたたき、模様を入れていきます。」
「最後に凹凸を出してガサガサした表面を削り、パーツを繋げれば完成です。」
「東風平に一カ所、工房にできるところがあるよ」と友達に紹介してもらい、
友人たちと「こちんだアトリエ」という名で活動を始めました。
デザイン等色々な仕事をしていると、
自分に足りない事がよくわかるようになり、
ジュエリーの勉強もしました。
そして30歳の時、ずっと行きたかったイタリアに思い切って勉強に行ったのが、
今思えば転機だったんだと思います。
イタリアでは、伝統技法を学べる学校をわざと選びました。
そこでは技術だけでなく、イタリアの文化や想いも学んだ気がします。
イタリア人って、代々受け継いで来た伝統をとても大切にしていて、
外国人にそれを自慢して、みんなすごく嬉しそうにしてるんですよ。
そういう姿を見るにつけ、自分もそうありたいなと思うようになって。
イタリアではよく、
「智子のふるさとはどういう所なの?」
と訊かれました。
質問に答えようと考えることで、改めて沖縄の良さがわかったというか。
そう言えば房指輪とかあったなーと思い出して伝えると、
「すごく素敵だね!」
と言われて。
そうだな、房指輪って良いよなぁと、そのとき初めて思いました。
イタリアに行っていなかったら、房指輪は作っていなかったと思います。
それまでは
「伝統工芸は人の真似だからな・・・
私は自分なりの新しい表現をしたい」
と思っていましたから。
でも、行き詰まった時にどこに戻るかというと、
やっぱり自分の根っこ、沖縄だったり首里だったりなんですよね。
それで改めて調べてみると、そこにはちゃんと意味もこめられているし、素敵だなって。
行き詰まった果てに戻って来た、という感じかもしれません。
思い返してみれば、
私が惹かれるのって全部共通点があるんですよね。
ネイティブアメリカンジュエリーもそうですけど、土着というか、
自分たちの文化や信仰、家族を大切にするという強い想いが反映されたアクセサリー。
結局私はそういうのが好きなんだなって気づいたんです。
イタリアから帰国して最初の個展で、房指輪を作りました。
今秋から沖縄で始まるドラマ「ハルサーエイカー」の登場人物が身につける予定のアクセサリー。
左はヒロイン、右はヒーローが使う予定だという。
沖縄風には作っていない作品が、沖縄風の作品に寄って来たような気がして。お客様からも「なんか似てきたね」といわれます。
房指輪のモチーフは、伝統型をベースに自分でアレンジしています。
中には象や亀など、オリジナルのモチーフも。
金細工の起源は中国で、吉祥や縁起物の指輪ですから、
亀や象があっても良いのでは?と作ってみたところ、
実際、昔は亀のモチーフも使っていたみたいなんですよ、偶然ですが。
房指輪の解釈は、昔は口頭で伝承されていたわけだし、
詳細が記された文献は戦争で無くなっているものが多いので、
モチーフ一つとっても鳩と捉えたり、桃と捉えたり、ざくろじゃないか?と言ったり、解釈が曖昧なんです。
それなら自分風にアレンジして、
新しい形で伝統を刻んでいっても良いんじゃないかな?と思って。
例えば、紅型の柄は元をたどると本土から伝わったものもあります。
伝統って他の土地から伝わってきて、
その土地で形を変えつつ馴染んでいくものじゃないかなと私は思うんです。
だから、伝統が失われていくよりは、現代の人たちが使いやすいように少しアレンジを加えてでも伝えていった方が良いと。
例えば房指輪は、琉球王朝時代のお金持ちでもそうそう買えるものではなく、
貸し出し用として使われていたほど高価で、だからこそ数が残っていないそうです。
そこで、真鍮を使うことでコストを抑え、
誰でも買えるようにリーズナブルな値段設定にしています。
作り方も昔と比べると機械化が進んで変わっていますけど、
それはそれで良いんじゃないかなと、最近は思っています。
今後は、海外でも個展をやれたら良いな、と。
友人がイタリアにいるので、
彼女を沖縄に呼んで私はイタリアで、という感じで。
海外の友人に沖縄を見て欲しいという気持ちも強いですし、
沖縄という小っちゃい島が日本にあって、そこで作っているものだよと、海外の人に見て欲しいという想いもあります。
琉球王朝時代の祖先たちが、船に乗って海外に出て貿易をしていた歴史を思うと、
自分ももっと外に出て行きたいし、
色々できることがあるんじゃないかな?って思えるんですよね。
私の祖父は17歳からハワイに渡り、
40を過ぎるまでハワイで懸命に働き、沖縄に戻って来てからも奮闘していた人。
そういう話を聞いているので、自分にできないことはないんじゃないかなって思えるんですよね。
「房指輪って上等だよね、すごく素敵。」
という声は、少なくない。
若い人たちからも。
しかし実際問題、7つの大きなモチーフが揺れる指輪を普段使いできるだろうか?
無論、古来から普段使いするものとして作られてはいないわけだが、
普段使いできず、保有し使用する人自体が少なければ、
どれだけ輝かしい歴史があろうと、作りが良かろうと、受け継いでいくのは難しい。
喜舎場さんは、沢山の人が実際に身につけてくれるよう、
素材にバリエーションをもたせたり、
房指輪のモチーフを一つ一つバラバラにしてネックレスとして販売したりもしている。
オリジナルを100%完全にトレースし続けて次世代に伝えることも大切だと思うが、
時代に合わせてアレンジを加えたり作家それぞれの味を足したりすることで、
より多くの人が無理なく普段使いできるようにしていくことも、
伝統を守るために有用な「伝え方」の一つではないだろうか。
伝統工芸品を購入・使用する人々は、
伝統がたどっていく道に沿って立つ灯明のような存在であり、
道が閉ざされることのないよう、行く手を明るく照らしてくれるのだから。
「お客様の殆どは観光客。
うちなんちゅの方にも、是非見て、手にとっていただきたいですね。」
自身が、沖縄風が嫌いだったという経緯があるだけに、
知って欲しいという気持ちは、人一倍強い。
ci.cafu
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2011.07.02
渡辺満里奈/著 新潮文庫 629円(税別)/OMAR BOOKS
―旅のおともに。「食」と「茶」の国台湾―
日に日に陽射しが強くなるこの時期、
そろそろ夏休みの予定が気になる頃。
そこで今回は旅本を一冊。
旅は計画を立てているときが一番楽しい、とはよく言われること。
だからこそ巷にはガイドブックが溢れているけれど、
紹介するのはただ情報が載っているだけのガイドブックではなく、
そのサイド本的な
「満里奈の旅ぶくれ―たわわ台湾―」。
だいぶ前に出た、台湾好きなら一度は通る(とは言いすぎかな)この本、
台湾の観光大使を務めたこともある彼女の旅の記録なので
知っている人も多いはず。
台湾の北から南まで現地の人々と交流を重ねながら食べ歩いた様子を
写真とともにまとめた一冊。
この本を読むときは注意事項が一つ。
絶対に空腹時に読むべからず。
とにかく彼女(とその仲間たち)の食べることに対する執着、
よく言えば情熱に驚かされる。
大人気の小龍包のお店では
細切れにされたたっぷりのしょうがと一緒に小龍包をほおばったり、
極上スープや屋台の焼餅、
具だくさんのお粥、ちまき、おこわ、豆花などなど
ほんと呆れるほど食べる食べる。
気持のいいほどの食べっぷりなのだ。
また中国茶に関する記述も豊富で、
楽しみながらお茶の種類や茶うけのお菓子、
茶藝館の知識に詳しくなれる。
老若男女がお湯がこぽこぽ沸く中、
何杯もお茶を飲みながら静かに語り合う光景が見られる茶藝館。
日本でいえば喫茶店のような存在。
本の中で紹介されている志が高い茶藝館、「紫藤廬」は魅力的。
台湾で一番古い茶藝館で、
日本統治時代に建てられたハイカラな日本建築風のこのお店で、
優雅にお茶するのも乙なもの。
また茶うけでは、「茶梅」と呼ばれる
烏龍茶と砂糖や甘草液で梅をつけて干したものが個人的には好き。
お茶に関してだいぶツボを押さえているので、
旅のお供に持って行ったらけっこう役立った。
私自身、最初は単行本で読んだのだけど
後で文庫に買い替えた。
この片手で持てるコンパクトさがいい。
実際この本が出た後、
これを片手に台湾を旅する女子が多かったらしい。
この本を読むと実際にあの台湾の熱気に触れたように不思議と元気になる。
人と話したり、おいしいものを食べたり、親しい人とお茶を飲むことは生きることの基本。それが見えにくくなっている昨今、
まだしっかりとそれが息づいている国「台湾」の魅力が存分につまった一冊。
ああ、また台湾熱がぶり返しそう。
OMAR BOOKS 川端明美
OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
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2011.07.01
面白いアプリを教えてもらったので、
ご紹介〜。
「My Celeb」(マイセレブ)
自分や家族、友人の写真を使って、
世界中のセレブの中から似ている人を見つけ出してくれるアプリ。
これが、意外な結果が結構多く、かなり笑える。
その場で写真を撮るか、
アルバムの中からチョイス。
顔だけでなく、全身写真でも大丈夫。
顔だけきちんとトリミングしてくれるというお利口さんぶり。
右に出てるのは、
「さあ、どのセレブに似てるかな〜」
的な感じで、セレブの顔が三分割されてバラバラと変わる写真。
これを見ながら10秒ほど暇つぶし。
そして、結果発表〜〜!ドドーン。
全部で4名のセレブ?が出てきます。
今回の1位は完全に、顔というより表情で選ばれてる感じですね。
表情だけでなく顔の向きだけで「似てる」と判断される場合も多いです。
でも、良いんです。どんな結果だってセレブですから。
しかも今回、アジア系が揃っただけでも御の字です。
私の主人が似ていたセレブは4名全員外国人、うち2人は黒人・・・
主人の同僚約5名の結果も、すべて外国人・・・どんな職場だ。
恐るべし、うちなーじらー。
63%という一致率(?)は、まあ普通レベルです。
ちなみに、同じ人でも違う写真を使うと、
まず結果は一致しません。
1〜2名かぶってたら良い方です。
ほら、このように・・・
ま〜ずかぶりません。
そして、今回の1位は確かに似ています。
いずれにせよ、なにがしかのセレブをひっぱってきてくれるので、
結構いい気分になります。
うちなんちゅだと、
「え〜、黒人って出よったけど〜」
「見せて・・・わはは、そっくりやし〜!うける!」
的な楽しみかたもできてお得です。
ちなみにこのアプリは無料。
iphoneの方、お試しあれ〜。
「前髪作りたいけど、切って変だったらどうしよ〜!」
「パーマって最近全然かけてないけど、なんかすっごくかけたい気分。
でも、似合うかな?」
そんなとき、
「失敗してもいいや!思い切ってやっちゃえ〜!」
と暴走する前に、是非ためして欲しいのがこちら。
「Make over studio」(メイクオーバースタジオ)
いわゆる、バーチャルサロン。
自分の顔に色んな髪型を合わせて、
似合うかどうか試せるというもの。
類似サイトは多々あれど、
こちらはなかなかよく出来ています。
右の8パターンのモデルから顔を選んでも良いんだけど、
それじゃバーチャルサロンの意味が無くない??
アップロードボタンを押し、
自分の写真を選ぶ。
「顔がはっきり写ってて、
ピントがちゃんと合ってる写真にしてね」
など、注意事項も書いてあります。
アップロードしたら、輪郭をトレースするの。
このトレースの段階が、他のバーチャルサロンではあまり無い。
あっても、こんなに細かくない。
これをやることで、顔にしっかりと髪型を合わせることができるようになるのね。
このトレースが終わると、
メイクのバーチャル体験をしたい人の為に
眉、目、唇のトレースもするんだけど、
髪型だけ試したい人は、ここは飛ばしちゃってOK。
この画面まできたら、遂にバーチャルサロンがスタート、いぇーい!
左の髪型をクリックすると、自分の顔に髪がすぽっとはめ込まれる。
細かい位置は自分で調整してね。
バーチャルサロンの経験が無い人からしたら
「は〜?完全にカツラでしょ!」
って感じかもしれないけれど、
他のサイトに比べるとかなり優秀。
そしてバーチャルの活用例として・・・
例えば前髪だと、
上下にドラッグするだけで長さを変えられる。
もちろん、カラーリングも自由自在。
あり得ない色も試して楽しめる。
カラーバリエーションも豊富で、微調整もきく。
さらに優秀なのが、
下にある2つの調整ボタンで、
髪型を横方向と縦方向に伸縮させることができるの!
私はあたまの「はち」がはってるので、これは便利!
「この髪型、可愛いけど、ちょっとボリュームありすぎじゃない?」
なんて時は、横方向に縮めればシュッと好みのボリュームに収められる。
(左が伸縮前、右が横方向に縮めた後。)
で、色々試して私が一番気に入った髪型はこれ〜〜。
まさかの金髪だけど。
最近、ヘアスタイルに関してすっかり相談に乗ってくれなくなり、
ヘアスタイルに関するメールはほぼ無視するカレンドスタッフ吉田(今まで私から相談されすぎて聞き飽きたらしい。それも納得。)に、
「この髪型、良くない?」
と画像添付してメールしたら
「は?!どこがよ?
全然良くない!おかしい!!
つか、どうみてもヅラだろ、コレ!!」
との返事。。
無念。
いっつも無難な感じでまとめてるので、
パーマかけたりショートにしたりしたいな〜
とちょっと思ってたんだけど、
バーチャル体験したことで、
パーマをかけるとより老けて見え、前髪も似合わないという、
以前からわかっていた事実を再確認。
・・・似合わないってわかってても、
2〜3年経つと
「今なら似合うかも?」
って思い込んじゃうんだよね。で、切って後悔するんだよね・・・
そういうこと、ありますよね??
バーチャルサロンがあれば、
そんな勇み足にブレーキをかけられます。
そしてなにより面白いです。
似合わないと思っていたスタイルが、
意外と悪くなかったり、
新たな発見もあります。
暑くて眠れない熱帯夜、
こんなサイトで遊んでみては??
文 中井雅代
2011.06.30
好きなタイプな映画。
過大な期待はしていなかっただけ良かったのかも知れない。
マット・デイモンは間違いなくかっこいいんだけど、
ここのところのエミリー・ブラントの伸びが半端ない。
美しさも増大しているような気が。
お話もなかなか面白いが、「運命」の設定も面白い。
運命ってどこかで操られているのか、調整(ADJUSTMENT)されているのか?
もともとそんな筋書きはないのか?自分で切り開くのか?
って、そういうことはいつも考える。
マット・デイモンが議員なんだけど、
こんな人いたら投票するよね~。
かっこいい!!
そして、側近の彼もなかなかいいんだよね、誠実で。
運命のアジャストメントをする側のなかにいるのが私の好きな アンソニー・マッキー。
相変わらずかっこいいな。
いつもいい人の役。
エミリー・ブラントは、マット・デイモン演じるデヴィッド・ノリスが一目ぼれするダンサー、エリスを演じている。
運命の出会いなんだよね。
この二人の台詞のキレがいい。
若干、陳腐な台詞もあるけど、私は好き。
どうしようもなく惹かれあう二人は、
運命の度重なる調整にも、また軌道を外れていく。
デヴィッドの執念ともいえるエリスを探す行動のなんと素晴らしいことか。
何年間も諦めないところが素敵。
でも、ちょっとストーカーぽい??(笑)
しかし、そんな出会いはどこにあるのか?エミリー・ブラント綺麗だからねえ。
ダンスも踊れるとは知らなかった。
やっぱり運命ってどうしようもない部分もあるけど、
ぼ~っとしてたらダメなんだ、と思った。
スリリングな展開で全く飽きません。
そしてマット・デイモンがずっと全力疾走です。スゴイ。
エミリー・ブラントも走りますが、やっぱりダンサーという設定で全然走り続けられます。
私だったら息切れしてあんなに走れません。
私はカソリックなので、運命がアジャストされてるかどうかについては微妙だけど、
誰かが決めた運命を自分でアジャストすることは可能な気もするが、
なかなか逆らわない方が良いことが多い気がする。
これは観るのであれば映画館で観たほうがいいです、テンポも良いし。
マットファンは是非。
KEE
<キャスト>
マット・デイモン
エミリー・ブラント
アンソニー・マッキー
ジョン・スラッテリー
マイケル・ケリー
テレンス・スタンプ
<沖縄での上映劇場>
シネマQ
098-951-0011
那覇市おもろまち4-4-9 那覇メインプレイス2F
MIHAMA 7 PLEX+ONE
098-936-7600
中頭郡北谷町美浜8-7
2011.06.29
2011.06.27
7月1日〜7月15日
絵本刺繍 第2弾
刺繍ならではの独特な質感や色合いで
海外の絵本を再現
「赤ずきん」や「3びきのくま」など
絵本刺繍家
原 泰子
沖縄ファッションアート学院卒
「絵本を額に入れて眺める」ことを目的に
2008年より制作スタート
制作日記:http://dakkocom.blog37.fc2.com
浮島ガーデン
那覇市松尾2−12−3
098−943−2100
http://ukishima.ti-da.net
2011.06.26
エリザベス・スパイアーズ/著 クレア・A・ニヴォラ・絵 長田弘・訳
みすず書房 1575円/OMAR BOOKS
― 白いスモックとジンジャーブレッド ―
早くも梅雨が明けて暑い日が続く毎日。
そんなときに活字の多い本なんて読みたくない!
という人におすすめの本書。
深緑と白を基調にした落ち着いた素敵な表紙の、
みすず書房から出ている詩人が贈る絵本シリーズの中の一冊で、
「大人の女性に似合う絵本」
と私が勝手に分類している本。
ストーリーは、実在した19世紀アメリカの自然を愛した、
女性詩人エミリ・ディキンスンの部屋に
白ネズミのエマラインが引っ越ししてきて
二人の間に密かな交流が生まれる、というお話。
エミリという暑苦しさとは無縁の、
白いスモックが似合うこの女性、
アメリカでは教科書で習うほどの有名な詩人で
私生活が変わっていたことで知られる。
一生を家からほとんど離れず、
「伝説を生きるひと」と呼ばれ
その姿を見かけた街の人は運がいいと言われたらしい。
彼女を主人公に著者エリザベス(彼女自身も詩人)が
この絵本の姿を借りてことばや詩について語っている。
なのでこの本は、絵本と詩集の間に位置すると言っていい。
また、収められている詩12篇も全て長田弘(著作に「世界は一冊の本」など)の新訳というのがツボ。
静謐さをたたえた、
どこか洗練された雰囲気も納得できる。
「ハチミツとクローバー」の詩でも知られる(某マンガのタイトルはここからきてる?)エミリは
あのターシャ・テューダーの存在に近いものを感じさせる。
ストイックに美しい孤独を好んでひたすら詩を書き綴って一生を終えた彼女のこういう生き方は、
なかなか出来ないと分かっていても憧れてしまうところがある。
また彼女の魅力は次のこういう部分。
「白を愛し、キッチンでジンジャーブレッドを焼き、
庭で空想にふける詩人。
エミリのジンジャーブレッドを
街の子どもたちは楽しみにしていた」
このジンジャーブレッドは彼女のオリジナルで
ジンジャー好きとしてはたまらない。
この絵本にはちゃんと、
後ろのページにそのレシピが載っている!
そして絵本で大事なのはもちろん「絵」。
中の挿画は鉛筆で描いたような優しい線。
そのシンプルさが、この本のイメージにぴったり合う。
アメリカでは子どもの本として賞もとったこの本自体は、
感受性の強い子どものような本として例えられるけれど、
子どもよりむしろ大人に読んでもらいたい。
孤独なエミリとエマラインのやりとりが胸に沁みます。
涼しい木陰に腰を下ろして、
一人心静かにページを開きたい一冊。
OMAR BOOKS 川端明美
OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp
2011.06.26
@プラザハウス
2011.06.26
The Photographic Exhibition of NEPAL
vegi cafe SHANTI & ONE LOVE
7/2(土)~ 7/31 (土)
open 11:00 〜 last order 19:30
@Vegi cafe SHANTI
那覇市首里当蔵町2-11-8
(駐車場は当店右隣のギャラリー横の駐車場1〜3まで)
TEL:050-1310-3463
6月30日でvegicafe SHANTIは、
おかげさまで1周年を迎えることが出来ました。
本当に本当に、皆さんに感謝です。
私たちはネパールのスパイスを使用した
cocoroとkaradaの健康にこだわった
野菜中心の料理を提供していきましたが、
ネパールの事をもっと知って頂きたいという想いから、
NGO「ONE LOVE」さんの力をお借りして
『ネパール写真展』を開催致します。
普段馴染みのないネパールという国を、
目と舌と心で身近に感じてください。
※7月2日~7月10日までプレート注文のお客様に
無添加のシークヮーサーシャーベットをサービス致します。
*7月2日から営業時間が変更になります。
月~金 OPEN11:00 last order 19:30
日曜日 OPEN11:00 lastorder 16:30 CLOSE 17:00
火曜日 OPEN11:00~17:00 (日替わりプレート)
※毎週火曜日休みでしたが、
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2011.06.25
手づくりの「とぅんぐゎ」(炊事場、台所)で、昼食のハヤシライスを作る
– – – 他人がいなければ自分は見えない。「他者性」が大事
バレエをずっと習っていたある高校生が
「バレリーナになりたい」
って言ってたんです。
その子が3年生の時、当時のソビエトのバレエ学校に行くと既に決めていて。
物理の先生に、
「物理はいらない」
って言ったんですね。
そうしたらその先生、
「赤点はとらないように、欠席数もオーバーしないように、うまいことやれよ」
って言ったんです。
その辺が間違ってるんだよね。
物理を学ぶことが、いかにバレリーナとしての才能を磨く事に繋がるかっていうのを、彼は一生懸命説くべきなんだよね。
大きなコテージには寝袋も完備、宿泊もできる。佐敷の森のようだった丘陵地を開墾して一から自分たちで作り上げた学習施設、「山がんまり」
役に立たない勉強ならやらなければいい?
そういうわけじゃない。
僕は理科系行くから漢文しませんとか、
受験に美術は関係ないからやりませんとか、
そういうプラグマティックな価値で学びをとらえてるでしょ、日本はまだ。
そうじゃないんだよね。
学びは体験であって、その体験が人を豊かにしていくわけで。
義務教育の段階は、特にそうなんです。
「ふーる」(トイレ)の横には貯水タンク。雨水を利用して水を流す。タンクも自分たちで積み上げ、セメントで繋いだ。
「夜、ここでキャンプファイアーのように火をいれると、この辺一帯が炎に照らされてまた違う顔になるんです、素敵ですよ。」
ろ過剤を入れた装置。雨樋から集められた雨水をろ過する仕組み。
その場に行かないと体験できない学び。
テレビ観たり本開いたらオッケーじゃなくて、
教室に来ないと体験できないような学びを、学校はやらないといけない。
例えば、
「参考書買って家でやってれば十分だから
学校行きません」
って言って、
試験やったら良い点取る人いるでしょ?
それに対して文句言えないですよ。
でも、学校ってそうじゃない。
その場に集まった人たちと反発とか共感しながら交流している中に
自分を見出す時間がある。
他人がいなければ、自分は見えないでしょ。
他者性てすごく大事なんだよね。
現代の都市型消費文明、情報社会って
他者性を忘れてる時代だから。
大人も子どももモノローグのなかにどっぷり浸かってて、
対話がないんだよね。
フクギについた微量の雨水も、ロープを伝わせて集める仕組み。
学校では沖縄講座の講師を務めている宮城竹茂先生。
琉球古典音楽野村流松村統絃会の師範でありながら、
「竹茂先生はできない事がない、建造もプロ並み」と言われるほど、オールマイティー
対話とは、他者との交流です。
自分と趣味や考えが同じだったりする人間との交流はできて当たり前。
異質である他者と、いかにして交流するか、対話するか。
その知恵、面白さ。
義務教育段階の学校には
他者性が沢山存在するんです。
教室を離れたら決して遊ばないような子とも
一緒になって学ぶんですから。
そういう子の発言も聞くのが授業。それが大事。
それがないがしろにされてる気がするんです。
「速くできること」がすべてになってる。
そういうのは長続きしないと、僕は思ってますけどね。
「腹減った〜!」。生徒も教師も自分の分は自分でよそう
– – – 学校は自由で良いと思う。学びたい時に学べる場であるべき。
うちで学んでいる生徒は本当に様々。
高等部だと、公立の学校やめてきた子、不登校の子、
いじめられちゃった子など。
県立高校に行こうと思えば行けるのに、
ここが好きでここに来る子もいるし。
東京から来てる子は都立高校やめて来てる子が多い。
ちょっと知的障害がある子もいます。
基本的に、誰でも良いんです。
入りたいとやって来た子を断ることは、基本的にはないです。
入ってから、途中で断った子はいます。
他の生徒に危害を加える子はおいておけませんから。
でも、そういう子は稀ですね。
これまで一人しかいないんじゃないかな。
大体、自分で辞めるんだね。
で、また入ってきたりする。
昼食をとった広々としたデッキも生徒達による手づくり
「辞めたい」と言ってきたら、話は聞きます。
でも、辞めてからまた自分で入ってきたりね。
学校ってそういうので良いと思うんですよ、自由で。
学びたい時に学べるんだって。
夜間中学なんてまさにそうですよね。
事務局長の遠藤知子先生。生徒達からは「えんとも」と呼ばれ、慕われている
– – -戸を立てない沖縄の文化に生徒が救われています。
沖縄に学校を作った大きな理由は
沖縄の力を借りようと思ったから。
沖縄は、一つの国として機能していた所ですから、
地方じゃなくて中央なんですよ。
全部そろってるわけです、
国として機能する為に必要なものが。
そして、独特の価値が残っている。
そういう意味でも、沖縄という場所は世界の宝物なんです。
日本の中でも良い意味で特殊な所。
そういう沖縄という独特な文化圏に作りたかったというのが理由の一つ。
もう一つの理由は、
僕は東京のど真ん中、下町じゃなく山の手の、
いわゆる都会で育ってるんです。
ああいうところって、他者に対して戸を立ててしまうんです。
電車に乗ってても隣の人に声なんかかけないですよね。
みんなそれぞれに見えない戸を立てていて、隣近所にも。
それが都会の文化ですよね。
一方、沖縄は戸を立てない文化。
それはすごく良い事だと思うんです。
都会の人間からみると特に。
少し世話を焼きすぎて、
他人の中に入りすぎだと批判する人もいると思うけれど
子どもには良く作用する気がするんです。
ヤマトから来てる生徒なんかは、とても救われてる。
沖縄が持つ「場の力」のようなものに。
がんまりはウチナー口で「我が生まれる」から転じて、「悪戯」「ごっこ」「遊び」の意。よって、山がんまりは「山遊び」
城を見ると両者の違いがよくわかります。
ヤマトの城は人を排除する形。
一方、沖縄の城(ぐすく)は、布をまわしたような曲線で囲まれていて非常に美しいですよね。
そういうところに差を感じます。
人に対する距離感みたいなものに。
夜間部の授業も活発
– – – いくつになっても人は新しい自分を求める。今日の自分よりも明日はもっと素敵になりたいから。
また、ここにいらしてくれている講師の方々は、
それぞれの道でとても活躍なさっている方々です。
もし東京でこういう学校をやろうとしたら
生徒はもっと沢山来るかもしれないけれど
どれだけの講師が集められるかは疑問です。
沖縄はそういう方々がすぐ近くにいらっしゃる。
そういうことも含めて、
沖縄の持っている力を使わせてもらっているんです。
日本の学校教育は閉塞状況。
何の為に学ぶのか、まず先生がわかってない。
その答えは、夜間中学を見ているとよくわかります。
だって、今勉強する必要がないんですから、
「そんな歳取ってから勉強して、一体何の役に立つんだ?」
っていう見方もありますよね。
でも、関係ないんですよね。
いくつになろうが人は新しい自分を求めるし、
今日の自分よりも明日はもっと素敵になりたいって願いが基本的にある生き物だから。
特に若い人はそう願う気持ちが強いんです。
歳取っちゃうと忘れがちなんだけど。
だから自分に納得できなかったり、
ものすごいコンプレックス感じてみたり、
嫉妬してみたり。
そういう人が自分を高く高く支えて生きる力を、
自分のものにしていくための学びが必要なんです。
僕らがやろうとしているのは、そういうことで、
それを、沖縄の場の力を借りてやっているんです。
– – – 夜間中学をつくるきっかけになったのは「こんばんは」という記録映画でした。
ヤマトは基本的には400年間沖縄を抑圧してきて、
今もそうしてるわけで
沖縄という島の上に座布団敷いて、
その上に座ってるようなものです。
そんな中で僕なんかは育ってきているわけだから、
僕のキャリア・・・と言えるほどのものは無いけれど、
それを使ってくれるのであれば使ってもらおうと思って、
それで押しかけたんだよね。
1995年に起きた少女暴行事件をきっかけに、
それまで以上に多くの沖縄の方々が
「いい加減にしてくれ」
と、声を上げ始めた。
当時、ヤマトの高校で校長してたんだけど、
その時に行こうと思ったんだよね、
沖縄で使ってもらおうと思って。
それで校長を辞めて1年間、沖縄の学校のことを調べて。
それで、来たわけです。
でも、こういう形にするまではそれから4年かかったんですけどね。
沖縄には知り合いも誰もいなくて、
来たことも1~2度あるくらいだったし。
壺屋にある育陶園の「やちむん道場」でやちむん作りの授業も
最初から寮もつくりました。
景気が悪くなった2006年くらいから寮生は少なくなったけど、
それまではヤマトンチュとウチナンチュと半々くらいいたんですよ。
夜間部を設けたのは2004年。
まず高等部をつくり、それから中等部、専門部と。
最初は昼間しかやってなくて、
こんなに早く夜間部をつくることになるとは思っていなかった。
2003年に「こんばんは」という夜間中学の記録映画が公開されて、
沖縄全土でも上映会があったんです。
その時に、ビラを持った主催者が「貼ってください」とやって来て。
その方と話をして、
「珊瑚舎スコーレは夜間中学作らないとダメだと思ってる」
って言ったんです。
「沖縄には必要だと思う、いつか作ろうと思ってる」って。
その話を、映画に出ていた見城慶和(けんじょうよしかず)先生という方に主催者の方が話たようで、
すぐに見城先生がいらしたんですよ、ここに。
「星野さん、のんびりしたこと言ってないですぐ作ってくれ、
みなさん高齢だからそんなに時間はないと思う。
私たちも沖縄には夜間中学を作ろうと思っていたけど
達成できていないから。
民間のでいいから早く作った方が良い」
って。
「じゃあ、わかりました」
って言って、
年が明けて2004年からつくったんですよ。
沖縄戦であれだけのことがあったわけですから、
学校に行っていない方が多い。
行きたくても行けなかったんですね、混乱と貧困の為に。
そういう方はヤマトと比べても断然多いです。
今通っている生徒達はみな行ってないそうです。
1950年だか55年に行われた沖縄民政府の調査によると、
当時学校に通うべきだった子ども約25万人のうち、
通っていない子が5万人にも達していました。
5人に1人というのは大変な数ですが、
実態はもっと多くて、
半数近くが行っていないのではと思います。
離島に至っては殆どの子どもが通っていない。
人はスーパーマンじゃないから
何でもできるわけじゃないけれど、
自分が気づいて「しなきゃいけない」って思ったら
できることをするってことが重要、
できないことまでする必要はないけど・・・っていうのが僕の考えだから。
だから、珊瑚舎スコーレが僕のできることなんです。
– – -人にとって大事なのは、「創造者」である時間
子どもは本来「創造者」であるのに、
「消費者」にしちゃってるんですよ、大人が。
生まれた時から消費の対象。
大人が寄ってたかって消費するように煽るから、
創造する時間より、消費する時間が多くなってる。
車の両輪で例えれば、
論理的に思考する学びもあるし、対照を感性で捉えるような学びもある。
2つとも必要。
だから陶芸なんてとても大事。粘土細工ですね。
自分の手の中である形を作って行くこと、触覚、視覚、ハーモニー。それが大事。
役に立たないような遊びのような時間。
自分が創造者である時間というのは、
人にとってとても大事なんです。
将来どんな仕事に就こうが関係ないですね。
人はみんな創造者なんですよ。
珊瑚舎スコーレ代表の星野人史さんは、
お会いするとなかなかの強面だったが、
低い声でゆっくりと語られる一言一言には、
熱く、深い想いがこめられていた。
「生徒さん達とはよくお話なさるんですか?」
と尋ねてみると、
「全然。面倒くさいから。」
と、何気ない様子で答えたが、
それが全くの事実ではないことは、
私にもわかる。
生徒達の会話の中には、
よく、星野先生のことが話題にのぼる。
そして、昼間の生徒達からは
「ホッシー」
と呼ばれ、慕われている。
それは、珊瑚舎スコーレの生徒につけられたニックネームなんですか?
「いや・・・
ヤマトの学校にいた時から呼ばれてましたね。
なんなんでしょうね、本当に。」
生徒達にはわかっている。
自分たちのことを考えてくれている先生なのか、
信頼して良い人なのか、
嘘をついていないか。
私たちが受けてきた教育は、どうだっただろう?
受ける側として、教育をどう捉えていただろう?
そこには本来、自然発生的な学びに対する欲求があったはずだが、
気がついて見ると他の何か、
大学受験の合格や就職などにすり替わっていなかったか。
学びが、何か別のものを獲得するための「手段」になっていなかったか。
夜間中学の生徒の中でも高齢な生徒達は、
これから他の学校に進学する可能性はあっても、
就職する可能性はまずない。
しかし、彼らは学ぶ。
新しい知識を吸収したいから。
昨日よりも素敵な自分になりたいから。
珊瑚舎スコーレは、民間の学校です。
夜間部に関しては義務教育段階であるのに、
学校法人でないことを理由に
県からも国からも支援を受けられず、
苦しい状況での経営が続いています。
年金生活の老人達に高い授業料をつきつけることは
学ぶ機会そのものを奪ってしまうことになるため、
先生方も方々で尽力なさっています。
一般からの寄付金も募っています。
詳しくはコチラへ。
写真・文 中井 雅代
NPO法人 珊瑚舎スコーレ
那覇市樋川1-28-1 知念ビル3F
(与儀十字路・那覇警察署向)
事務局 9:00~21:00
(土日祝日及び春期・夏期・冬期閉校日休業)
098-836-9011
HP:http://www.sangosya.com
mail:sango@nirai.ne.jp
2011.06.24
私はお買い物が大好きです。
20代前半からお給料というものを得るようになって以後、
いろいろな買い物をしてきたと思います。
その中には流行を追うものもあれば、背伸びするアイテムも。
それから歳を重ね30代も板についてきた現在、
なんとなく路線が見えてきたものも。
今回はそんな私のこれは買ってよかったもの夏編。
・あけびのかご
通年活躍のアイテムです。
品のあるスタイルもカジュアルもこれ一つでしまる気がする。
・日傘
以前お店に卸したリネンの日傘です。
珍しいグレーとパープルのような生地がとても気にいっています。
(地味ともいわれますがね)
・ストールとアームカバー
暑いからと我が身を開放すればすぐ日焼け。
特に首の後ろのとこは油断しがちなのでストールは必須です。
アームカバーは運転する時に。
かつて色白と言われた(と言ってくれる人もいた)肌も
最近は黄身がかってきましたので。
いずれも油断は禁物ですね。
・ラフィアのハット
ヘレンカミンスキーの帽子に憧れて、数年前に購入。
コーディネートの脇役、主役どちらにも力を発揮してくれます。
とまあ、こんな感じです。
今回紹介したのは沖縄の長―い、暑―い季節を乗り切るための必須アイテム達であり、
少しでも楽しくこの季節を過ごすために大切な私の戦力アイテムであります。
変わらず好きなもの。
その時々の感情や気分で、気になるものや欲しいもの。
これからも、このどちらも遭遇するたびに、
改めるきっかけになったり、
レパートリーが広がったりすると思うのです。
ようやく好みのものや欲しいものが定まってきた今は、
これからも結果よかった~!と手ごたえを感じるお買い物を楽しみたいです。
一方、このスタメンアイテム達と日々戯れていると、後ろ髪を引くのが、
「とても気に入って購入したけれどいまいち使いこなせてないもの」
という、悶々アイテム。
・サングラス
去年とても気に入って購入したのに、
レンズにまつ毛がバシバシあたりしっくりこず。
お顔事情(鼻の付け根事情)ゆえの問題なのです・・・。
何度も試したはずなのにね。
背に腹はかえられないので、
車の運転のときには無理やりかけています。(ただの戒め)
おかげでせっかく上げたまつ毛もさかまつ毛。
気がつけば楽~なオット用のサングラスを奪っていたりします。
(これがかなりでかい)
明らかに“そのお買い物早まったかも!”アイテムであれば、
その後どうするか選択肢が浮かぶのですが、、、。
こういう悶々とするアイテムほど、
なんとか道はないか思案しては迷宮入りです。
そういうのってありますよね?
tous les jours(トレジュール)
那覇市首里儀保町2-19
098-882-3850
open:水~土
10時~13時 16時〜19時
(変更あり。毎月の営業日をブログでお知らせしております。)
blog:http://touslesjours.ti-da.net
2011.06.24
KOZA GATE APARTMENT PRODUCE
クリックで拡大します
「21のプレゼント展」
6/30(木)~7/12(火)
アパートメントギャラリー(コザゲートアパートメント2F)
入場無料!
「21のプレゼント展」と題し、県内の人気アパレル、雑貨ショップが集いギフト展を開催致します。
日頃接している方や、特別な方へ、素敵なプレゼントを送る提案が出来たらと考えております。
ご家族、お友達連れで遊びに来てください。
期間中「コサージュづくりワークショップ」もあります!
HP:http://koza-ga.net
ブログ:http://kozagateaprtment.ti-da.net
facebook:http://www.facebook.com/KozaGateApartment
2011.06.23
ダーレン・アロノフスキーはもともと苦手なんだけど、
これはお見事。
レスラーも素晴らしかったけど。
この監督、最近ちょっと好きかも(笑)
この人は、人の心の隙間というか、
恐怖心を見事に描き出す。
そして、
オスカー受賞のナタリー・ポートマン、圧巻の演技。
彼女が黒鳥を踊りきるのはクライマックスだけなんだけど、
もうちょっと観たかったなあ。
ヴァンサン・カッセルも良かった。
なんかハマり役。
この映画キャストがみんなハマってた。
しかし、痛そうなの。
痛そうなシーンがいっぱいあって、
腰痛の私としては、痛みが増した(涙)
直視できないシーンがいっぱいある。
ナタリー・ポートマン、頑張って踊ってますよ。
やっぱりあの身体づくりはすごいね。
13歳まで8年間バレエを習っていたらしいけど、
ブランクありすぎ!!
でも、ちゃんと踊ってたよ。
ミラ・クニスも踊れる。
ハリウッドはやっぱり
俳優がいろいろできてスゴイ。
日本のバレエ映画も
あれくらい踊れるひとを出してほしいよね。
抑圧されたものが多いと
プレッシャーがかかった時に、精神を蝕んでいく。
このあたりはダーレン・アロノフスキーの真骨頂。
なんとも恐ろしい映画ですが、
エンディングもお見事でした。
謎がいろいろ残っていて、
はっきりしないところもいいね。
しかし、この映画の振付師ベンジャミン・ミルピエと
ナタリー・ポートマンは見事婚約、出産となり、
めでたいことです。
いちばん怖いのは、ウィノナ・ライダーです。
ネタバレになるから言えないけれど
めっちゃ怖いです。
KEE
<ストーリー>
ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、元ダンサーの母親の寵愛のもと、人生のすべてをバレエに捧げていた。そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れる。しかし純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならないこの難役は、優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦だった。さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、リリー(ミラ・クニス)の出現も、ニナを精神的に追いつめていく。やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった……。
<キャスト>
ナタリー・ポートマン
ヴァンサン・カッセル
ミラ・クニス
バーバラ・ハーシー
ウィノナ・ライダー
<沖縄での上映劇場>
シネマQ
098-951-0011
那覇市おもろまち4-4-9 那覇メインプレイス2F
MIHAMA 7 PLEX+ONE
098-936-7600
中頭郡北谷町美浜8-7