2012 10月

tuitree
 
「天然染料の場合は植物をどれだけ使っても色が強く出なかったり、思っていたのとは違う色が出たりする。でもそれは失敗ではなくて、『この時期だからこんな色になるんだー、面白いなー』と、受け入れられるんです。
同じ植物でも春と秋では出る色が変わるし、幹と葉でも違います。
そうやって、色々な要素が関連して違う色になること自体が面白いんです。
 
tuitree
マングローブで、3色に染めたリネンとヘンプ
 
植物から染料を作るその工程や作業がとても楽しいんですよ。ぐつぐつと煮出してる様子はまるで魔女みたいですし(笑)。 作る度に『へ~、この植物からはこんな色が出るんだ~』なんて知っていくのが面白くて」
 
tuitree
 
染織家の近岡恵子さんは、tuitree(トゥイトゥリー)の名で製作活動をおこなう傍ら、雑貨店 TUKTUK(トゥトゥク)を経営している。
自宅に工房を構え、沖縄の植物を用いた天然染料で染織りを行う。
 
「自分で藍も育てるようになりました。
藍は豆科の植物で様々な種類があるのですが、庭に植えているのは南蛮駒繋(なんばんこまつなぎ)と呼ばれるもの。台風でだいぶやられてしまいましたが…。葉を取って水につけると緑色の液体が出てくるんですそれに消石灰を入れて混ぜ、沈殿させます」
 
 
近岡さんが庭で育てた藍を用いて作った染料は、顔を近づけると、ツンと鼻をつく独特な香りがする。 
 
「天然染料の匂いって面白いんです。煮出したサガリバナや発酵させた藍は変わった匂いがするけれど、月桃やベニノキはすごく良い香り。月桃には鎮静作用がありますから、 染料を作っているときは家中にその匂いが充満して、まるでアロマをたいているような感じになって心地いいんです。それに、染めをしているときは外から虫が入ってこないんですよ。防虫作用のある植物を使うことも多いので、虫除け効果が発揮されるんですね。
 
ウッチンには抗菌作用があってアトピーの症状を抑制する効果もあるようなのですが、植物で染めたものはその植物の持つ力が入っていくように思います。
素材にもこだわっていて、麻のように肌触りが気持ちよく、からだに優しいものを選んでいます。リトアニア産リネンやタイのヘンプなど、麻全般が好きですね。
 
私にとっては染めってすごく難しいんですよ、どうしても染めムラができてしまう。ムラ自体が悪いわけではないのですが、糸を染めてそれを織って、染めムラが模様になった方が私は好き。
 
ストールのような既製品を染めることもありますが、基本的には糸を染めて織っていきます。
やっぱり織りまでやりたいんですね。
織りがなかったら、私はきっともう本土に帰っていると思います」
 
tuitree
 
tuitree
オーシッタイの琉球泥藍を購入し自宅で醗酵作業する
 
近岡さんが沖縄に移住したのは約15年ほど前。染織りを習うことが目的だった。
 
それまではアパレルの仕事についていた。1~2年ほどのつもりで就職したのが20歳。がむしゃらに働き、気づいたら26歳になっていた。
 
「今思えば、ちょっと頑張りすぎていたかも(笑)。
でも、ブランドのデザイナーも好きだったし、仕事も楽しかった。若さから一生懸命だったのかもしれません」
 
やがて部下ができ、スタッフを査定する仕事を任されるほどになった。
 
「その仕事がすごく辛かったんです。人にAとかBとかつけるのがイヤで…。『自分はそれほどの人間でもないのに』という思いがいつもありました。もちろん誰かがやらなければならない仕事ですし、それをちゃんとこなしている人もいて偉いなぁと思うのですが、私にはできませんでした」
 
6年間続けた仕事を辞め、すぐに旅行に出た。
 
「それまでは海外というとヨーロッパとかこぎれいなところに行っていたので、他の所にも行ってみようと。
仕事も辞めたし、帰国しないといけない期限が決まっているわけでもなく、結局3ヶ月ほど滞在しました。タイやインドネシアでやさしい地元の村の人たちの生活様式や工芸に出逢ったんです」
 
tuitree
 
tuitree
糸の小売りも。「用途は自由なのですが、プレゼント用とか使い勝手がいいみたいで、人気です」
 
「シルバーや籠を作っている職人さんや絵描き、音楽家…様々な分野の活動を目にしましたが、特に腰機(こしばた:布送具を腰に当てて固定する織機)や地機(じばた)などを使って人々が織物をする様子を見て、『面白い!』と感じ、興味をひかれたんです」
 
帰国後は雑貨屋などで働こうかと出発前は考えていたが、東南アジアの織りの文化に触れたことがきっかけとなり、近岡さんは帰国後、日本で染織を学ぶ道を模索。一念発起して沖縄へ移住したところ、偶然の出逢いがあった。
 
「住む部屋を探そうと入った不動産屋でたまたま出会った方が首里花倉織の伊藤峯子先生で。先生に首里織りを教えていただけないかとお願いしたところ、お引き受けくださったのです。とても感謝しています」
 
tuitree
「よもぎと藍で染めたそれぞれの糸を編んで作った紐です。様々な組み合わせで展示会の度に作るのですが毎回多くの人に喜んでいただいています。四つ組みと言って、四本の紐をミサンガのように編むんです。お洋服の上から腰に巻いてもいいし、めがねのストラップにしたり、首に巻いてネックレスにしてくださったお客様も。
 
tuitree
「これはミニ風呂敷。五穀豊穣をテーマに織りました。雨絣を入れて雨を表現し、こちらはマングローブ。見せたい方を表にすれば、一枚で様々な見え方になるので面白いですよ」
 
tuitree
 
先生のもとで学びながら、生活費をまかなうためにアルバイトも掛け持ちする日々で、忙しかったがとても充実していたと言う。
しかし移住から3年経った頃、近岡さんは交通事故に遭ってしまった。
 
「車にひかれて脚を骨折してしまったんです。
脚を骨折したということは、しばらく織物ができないということ。それでは先生に迷惑をかけてしまというわけで、工房を辞めることにしました」
 
tuitree

tuitree
 
tuitree
「月桃、ガジュマル、福木、紫根で染めた縦糸に、月桃の茎を煮込んで裂いて入れました。普通、籠って劣化するじゃないですか、虫がついたりしてぼろぼろに。でも、これは何年経っても全然ぼろぼろにならないし、色も変わらない。やっぱり月桃の持つ防虫パワーが作用しているのだと思います」
 
tuitree
毎年参加している染織グループ展示会「うちくい展」(http://nunupana.com)に今年出品したもの。「ストライプを4本、5本、4本、5本と、ミンサー織りのように織ったのですが『わかりづらい』と言われちゃって(笑)そうですよね。使用した糸は琉球藍とマングローブで染めたもの。いつも縦縞ばっかりだったので横縞は初めてだったんです」
 
しばらくの入院生活を余儀なくされたにも関わらず、近岡さんはまったくめげなかった。
 
「入院生活も楽しかったんです。沖縄の病院食って沖縄そばやウムクジなんかが出てくるんですよ(笑)。びっくりしちゃって。美味しいし(笑)。
整形外科に入院していたので同室の患者さんはみんなおばあ。明るくて楽しいひとばかりで、まったく暗い気持ちにはなりませんでした」
 
近岡さんは退院するとまたもタイへ飛んだ。
二週間の滞在期間中に、山岳民族をたずねたり、雑貨を買い集めたりした。

帰国後、購入した雑貨を販売すべく雑貨業を始めた。
 
「でも、いつかはまた織りをやりたいと思っていたので、脚のリハビリも行いながら少しずつ準備をしていました。
 
雑貨販売については、海外で買ったものを販売するということをそれまでもやったことがあったので、今でも楽しくやらせてもらってます。
また、沖縄で生活していくうちに知り合いや友人も増えて来ていたので、(張り子アーティストの)豊永盛人さんや喜舎場智子さん(関連記事:伝統を守りたいからこそ、独自のアレンジを加えた房指輪を)、香月礼さん(「ものを創ることには何の境界もない」っていう言葉が、今も私の指針に」)、MIMURIさん(「目で見たものを大切に描きたい。他の人とは違う、自分だけの絵を」)といったアーティストの作品や民芸品、工芸品も置かせていただいていて、たくさんの作家さん方からいつも刺激を受けています。
現在は生活雑貨や食品、海外で買い付けた雑貨なども置いています」
 
tuitree
 
tuitree
 
脚の骨を折り、雑貨屋を営むようになっても、近岡さんは染め織りをやめなかった。
 
「本当に、どうしてこんなに織りをやっているんだろう? って自分でも思いますね。カルマかなにかじゃないかな?って(笑)。
きっとね、前世かなにかで布をふみつけたり引きちぎったり燃やしたりして、布の大切さを実感するために今こうして染織りをやってるんじゃないかと考えることがあります。
だって、染め織りって本当に大変なんですよ。実際に織り機で織る前にも相当の手間ひまがかかります。織る前までで8割と言っても過言じゃないくらい」
 
tuitree
織りに必要な様々な機具が並ぶ。
 
tuitree
 
tuitree
 
「織り機に糸を通すまでに、色々な作業やそれを行うための機械が必要なんです。
ひとつひとつ工程を紹介していたら、沢山ありすぎて話が長くなっちゃう(笑)。
糸を巻く機械、よりをかける機械…。手作業なので時間もかかります。作業自体は楽しいのですが、ときどき糸が絡まっちゃう。そうするとイライラしてきちゃって、一旦一休みして、また作業を再開して…。
それが終わったらこっちの棒を『ギッギッ』って巻いて…糸をほどいてまずこれに入れて、次にこれに巻いたらこっちに一回通す。そのあとこれに巻いて〜、一旦外してあれにセットしたらこれを通して、次にこっちを通して……あー、もうやだー!って(笑)。
 
織る前の染めにも手間ひまかかりますから。
一回染めて終わりではなく、染めた糸を洗うんです。そうするとけっこう色が落ちてしまうので重ね染めします。
しっかり染まった糸もすぐにセットできるわけではなく、『のりづけ』という作業があります。一本一本にのりをつけていく。そうしないとぼそぼそと細かい繊維が出て来てしまって、織り機が動かなくなってしまうんですよ。
 
この工程が面倒で、一度のりづけを省いて織ってみたんです。『きれいな糸だし、手触りものりづけしたものとそう変わらないし、ひっかからないんじゃないかな〜』と思って。そうしたらやっぱり織り機が開かなくなってしまって…。糸を全部外して、やり直して…。もう、泣きたかったですね、すごく大変でした。
それでわかったんです、本当に一つの工程も省けないんだなって。
 
織ってるときは楽しいですよ、調子がいいときは。調子が悪いと糸が切れちゃうんです。
糸が切れたら、まず一回ため息をつく(笑)。だって、また面倒な工程をいくつも経て、糸を繋げないといけませんから。
 
空気が乾燥しているときは特に糸が切れやすいので、下から蒸気を当てながら織るんです。湿気を与えてあげて。もしくはスプレーで水をかけたりとか。
 
本当に大変だけど、やめられない。
だからやっぱり、カルマかな〜って思うんですよね(笑)」
 
tuitree
 
tuitree
 
tuitree
 
自然の力が糸に与える色あいは、強い生命力を感じさせるように静かに輝いている。沖縄に自生する植物で染めた糸やそれによって織られた生地は、沖縄の風景にしっくりと馴染む。
色合いだけでなく、肌触りも独特だ。例えばショールは綿菓子のようにふわりと軽く、この上なく繊細。
もちろん、ずしりと重みを感じさせる作品もあるが、いずれにしてもそこには植物の息吹が宿っている。
近岡さんが染織りに込めた、植物の持つ強い力を感じる。
 
tuitree
青と白の、いずれも竹から採取した糸で織ったストール。「すごく染まりつけがよくて、綺麗な色が出ました」
 
近岡恵子
瓶や窓ガラスなどに繊細な装飾を施すエッチングガラスも製作している近岡さん。『NAHA ART WALK2012』にも出品した。
 
気の遠くなるような工程の数や製作の苦労を聞くと、その商品につく値段にも納得がいくと私が言うと、近岡さんは「そう言っていただけるのはありがたいのですが、でも、そこを変えていきたいんです」と話してくれた。
 
「工程が多くて時間かかるから値段が高いというのは、言い訳のような気がするんです。真剣に取り組んで本当に上手なひとはすごく仕事が速いんですよ。私に染織りを教えてくださった先生もそうでした。
そういう方々と比べて私は時間がかかっちゃうからお金が高くなっちゃうっていうのは、ちょっと違うし、いけないことなんじゃないかなーって」
 

tuitree
 
伝統工芸である首里織りを学んだ近岡さんが作るものは、ショールや風呂敷など身近なものが多い。
 
「普段から使えるものを作る方が自分が楽しいから。
今後は、マットやタペストリーのようなインテリア関連のものも作りたいと思っています。柄は、空、葉っぱ、鳥といった自然のものを下絵して…考えただけでも楽しそう!
今まで作ったことがないから、ぜひやってみたいんです。
 
また、オランダのティルブルグ市にあるテキスタイルミュージアムや、アムステルダム在住のファイバーアーティスト、マリアン・バイレンガさんの工房を訪ねたことをきっかけに、新たな分野にも挑戦したいと思うようになりました。バンブーファイバーのように、ちょっと面白い素材を使い、今までとは違った作品を作ってみたいなぁと考えています」
 
近岡さんが、藍染めのことを「レディのよう」と形容してくれたのがとても印象的だった。
 
「藍って、洗濯には強いけれど日焼けには弱いんですよ。
沖縄の日光が強いからかもしれないけれど、
『私、紫外線には弱いのよ』
っていう、まるでレディみたいでしょう?」
 
出逢った瞬間に近岡さんを強く引き寄せた染織りの世界。
本人をして「カルマとしか思えない」と言わしめるほど強い引力が、近岡さんを今もなお引き寄せ続け、私たちに沖縄の染織りの新たな可能性を見せてくれる。
 

写真・文 中井 雅代

 
tuitree
tuitree(トゥイトゥリー)
HP http://www.tuitree.com

 

2012 10月


 
目を閉じて、呼吸に集中する。
集まって、輪になって座り、手をつないでマントラを唱えます。
そんなシンプルな瞑想会ですが、おかげさまで11回目を迎えます。
アーユルヴェーダの呼吸法(プラナヤーマ)も練習します。
  
 
【日 時】
2012年10月29日(月曜日) 参加費無料(要予約)
午後7時30分 ~ 開場
7時45分 ~ 瞑想スタート(9時前に終了)
※ 瞑想開始後の入室はご遠慮いただきます。
 
【場 所】 奥武山総合運動場 武道館 2階 修養室
【お申込】 paul@sheshayoga.com
 
詳しくはこちらのHP(http://sheshayoga.com/)をご覧ください。
 

2012 10月

沖縄 結婚式
 
スタッフダイアリーというか…ただの親ばかダイアリーですみません。。
主人の従兄弟の結婚式。
しか〜も!新郎の両親から花束贈呈のお役目をおおせつかり、
「え?それってつまりウチの子の晴れ舞台?」(違う)
とばかりに、準備に奔走した中井です。
 
ドレスをオリーブ色のに決めて(ネットで3,000円くらい)、あとは髪の毛か〜。
カチューシャ以外に上等ないかな〜と考えていたところ、思い出したのが懐かしのこちらの記事。
 
沖縄 結婚式
 
まちの教会で、てづくりの小さな挙式 』 の、かわいい花嫁さん!
この花冠がすごく印象的だったので、私の頭の中にある「素敵なお店アドレス帳」をパラパラパラ〜〜〜…チン!
 
detail full さん (関連記事:できるだけ花の邪魔をしない。等身大で楽しむ「花暮らし」)で作っていただけるか訊いてみよう〜☆
 
で、早速メールしてみたところ次のようなお返事が。
 
「こちらの花冠を作ったときとちょうど同じ季節なので、まったく同じように作れますよ☆」
 
…え?? …ええっ?! 
ど…どえ〜〜〜!!
 
それってつまり、彼女の花冠を作ったのもdetail full さんってこと〜!?
なんと幸運なる偶然!
 
といわけで、4歳児用に作っていただきました☆
 
沖縄 結婚式
 
う〜ん、やっぱり素敵☆
 
…しかし、結婚式当日。
痛恨のミスが発覚…。
 
沖縄 結婚式
 
(挙式での)フラワーガールと(披露宴での)花束贈呈を取り違えていた私。
てっきり教会で花嫁さんの前に立ち、花びら入りの籠を持って入場するのかと思いきや、それは他の女の子のお役目!(笑)
娘はもちろん参列席。
 
でも、いいよねぇ〜〜。
勘違いしてなかったらここまではりきらなかったかもしれないし、成長いちじるしいこの時期、ギリまだ小ちゃいうちにぶりぶりの格好させることができて、母満足。
 
沖縄 結婚式
 
挙式終了後、フラワーシャワーのかわりに子どもたちはシャボン玉。
これ、いいアイディアじゃない?
花嫁さんとシャボン玉の図は可愛いし、子どもたちも大喜び☆
 
沖縄 結婚式
  
仲良しのはとこと疑似挙式〜〜☆
 
沖縄 結婚式
 
4歳って微妙に照れる年齢なのね〜。
2〜3歳のころは「わけわから〜ん」って感じだったけど。
 
沖縄 結婚式
 
グランドキャッスル。
風格ある建物でなかなか趣きがあります。
壁のデザインとかシャンデリアとかいちいち素敵☆
 
できたてぴかぴかのホテルや今時オシャレな式場ももちろんカッコイイんだけど、こういう味のある空間が最近好きです。
 
沖縄 結婚式
 
披露宴はにぎやかに進み、メニューのラストを飾るデザート。
調理師である新郎が自ら仕上げを。
説明がよく聞こえなかったけど、火で焦げ目をつけていたよ〜。
中はアイスクリーム。おいしかったし見た目もかわいい☆ 
  
沖縄 結婚式
 
帰りにはお花をお持ち帰り〜〜。
 
頭のピンが邪魔だねぇ〜。
黒いピンにしておけばよかった。。
これからお子さんに花冠を検討する方は、ピンは控えめに。(当たり前か〜)
 
後ろにアジャスターがついてるので好きなサイズに微調整も可能、花冠はピン類つけなくても問題なく固定されてました。
 
ちなみに花冠、まわりの方からも好評でしたよ☆
ちょい派手?(=主役じゃないんだからって感じ?)、気合い入れ過ぎ?と若干不安でしたが。
何歳までかぶってくれるかわかりませんが、かな〜りおすすめ☆
 
 
そうそう、披露宴の花束贈呈のお役目もどうにか果たせましたよ〜。
 
沖縄 結婚式
 
撮影側にまわりたかったのに、
 
「恥ずかしい!ママと一緒に!」
 
まだまだ甘えん坊だけど、こうして一緒に写真に写ることも(いつもカメラ担当だと)なかなか無いので、まあ良かった!
 
 
ちなみに、終始号泣の新婦のお父さんを見て、主人は感情移入。うるうるしてました(笑)。
そうだよ〜、いつかはうちの子もお嫁に。
そんな未来の話をしていたら、娘までなぜか、
 
「いやだぁ〜! おばあちゃんになってもママと一緒におうちに住みたい〜〜!」
 
と、なぜか号泣…。
パラサイト宣言?
え、パパは?
 
「パパは◯◯(=職場)に住んだらいいさ☆」
 
父親の心、子知らず。
お父さん、ドンマイ〜
 

写真・文 中井 雅代

 

 

2012 10月


 
「あなたにとって 一番大切なものは?」・・・・数々の映画祭で称賛を浴びた話題作、映画【台北カフェ・ストーリー】沖縄初上映。

週末にはイベントも織り交ぜながら、1ヶ月間毎晩上映いたします。
このイベントを通して台湾やアジアのエンタメに興味を持っていただけたらと思います。 

期間:2012年11月1日(木)~30日(金)の1ヶ月間 
時間:20:00~21:30毎晩上映(定休日以外)
場所:流求茶館
住所:那覇市牧志1-3-17
ブログ:http://ryukyuchakan.ti-da.net/e4187957.html
 

 

2012 10月


 
「いとへん」にまつわる産地は全国各地にあります。
糸を紡ぎ、染め上げて、 身に纏う布を織り上げます。羊毛、綿、絹など素材の違いはもちろん、それぞれの織機の特徴によっても風合いが変わります。
 
今回は岩手から熊本まで、8 県の作り手さんから 20 種類以上のまきものを集めました。
光が透けて見えるほど薄いストールや、ルールや見本・手本もなく、自由奔放に織り上けウールのマフラーなど、それぞれの手ざわりを 楽しみにご来店ください。
 
 
 
2012年10月18日(木) ー 11月13日(火) 水曜定休
 
参加メーカー
[ 岩手 ] 中村工房  [ 茨城 ] 奥順 [ 東京 ]COOVA  [ 新潟 ]ao   [ 静岡 ] 福田織物
[ 大阪 ] 樽井繊維  [ 愛媛 ] 宮崎タオル  [ 熊本 ]nonocima
 

http://www.mixlifestyle.com

 

2012 10月

好評につき日程を拡大して、3日間開催
することになりました。
 

 
+*+* はんまよー糸満!隠れた魅力、あります。 +*+*
手作り商品の販売(食品は除く)

開催日:11月23日(祝)~11月25日(日) 
時間:11時~18時(一部16時まで)
場所:道の駅いとまん
ブログ:http://yurariitoman.ti-da.net
 
☆おトクな通信販売!
http://shop.yukura.jp
 
★ブログ更新しています!
「はんまよー糸満!道の駅へめんそーれ♪」
http://yurariitoman.ti-da.net
 

2012 10月


 
HAAPY Xmas!!
ローストチキン♪ローズマリーポテト入り
きのこクリームショートパスタ
クリスマスの簡単デザート・スノーマンプリン
 
丸鶏を使って簡単にできるローストチキンを作ります★
 
簡単ですぐに実践できるお料理。だけどちょっと幸せのえセンスを加えたおもてなし料理のお教室です。
テーマに合ったテーブルコーディネートもお楽しみくださいませ 。
調理師、食育指導士、ジュニア野菜ソムリエお新崎亜子がとっておきのおもてなしを提案いたします。
 
開催日
11月6日(火)
11月8日(木)
11月9日(金)
11月10日(土)
11月28日(水)
11月29日(木)

時間:10時~12時半 
参加費 4500円
 
エプロン・筆記具・ハンドタオルご持参下さい
1週間前より50%のキャンセル料金かかります。当日は100%になります。
円滑なお教室運営のためにご理解、ご協力願いいたします。

場所:コザの創作キッチンIPPEI  レストラン内
住所:沖縄市越来2-24-41
ブログ:http://heartyparty.ti-da.net
 

2012 10月


 
 
マークの店舗にはまだ届いておりませんので、あと数日お待ちください。
※ご協力店舗は、決まり次第追記していきます。 
 

南城市
■さちばるまやー
 南城市玉城字玉城31-1
 http://www.sachibarumaya.com/sachibarumaya
 記事:上質ならくちん服で、自分らしく

 

与那原町
■Yuna(ユナ)
 与那原町字与那原548
 http://www.yuna-kuru.com

 

豊見城市
■AUBE(オーブ)
 豊見城市豊崎1-444
 記事:「美容室の鏡に写った自分」が自宅で再現できる
 
■yogaclass ひやね
 http://www.seitai-hiyane.jp/yoga.html
 記事:あなたが幸せでいることは社会貢献

 

那覇市
■mitonne(ミトネ)
 那覇市古波蔵4-3-8-1F
 http://mitonne.ti-da.net
 記事:くらしをランクアップさせる、生活密着型ハイセンス雑貨店。
 
■yonner food(よんなーフード)嘉陽かずみ料理教室303
 http://www.yonnerfood.jp
 記事:市場から始まる琉球料理レッスン・重箱編
 
■Hair Salon Boyfriend
 那覇市久茂地1-3-6
 記事:「青山にあっても下町の親密さがいいじゃない」
 http://boyfriend.ti-da.net
 
■tituti(ティトゥティ)OKINAWAN CRAFT
 那覇市牧志1-2-6
 記事:今日からすぐに使いたくなる工芸品を。作家本人に会える店
 http://tituti.ti-da.net
 
■陶・よかりよ
 那覇市壺屋1-4-4 1F
 記事:うつわは人間と同じ、面白そうなヤツだけ連れて来る
 http://yokariyo.exblog.jp
 
■GARB DOMINGO
 那覇市壷屋1−6−3
 記事:今まで無かった上質の沖縄土産が見つかる店
 http://slowfish.seesaa.net
 
■FUJISAN(フジサン)
 那覇市牧志3-2-33
 記事:お気に入りの一着が二着に。 山登りのように誠実なものづくり。
 http://fujisanfs.ti-da.net
 
■BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)
 那覇市牧志2-1-1 プランタビル1F
 記事:猫背、腰痛、肩こり…身体の不調も靴で改善
 
■MIMURI(ミムリ)
 那覇市松尾2-7-8 MIMURI
 記事:目で見たものを大切に描きたい
 http://ameblo.jp/mimuri
 
■tous les jours(トレジュール)
 那覇市首里儀保町2-19
 記事:ひとつ先のくらしを提案するtous les jours
 http://touslesjours.ti-da.net
 
■快(こころ)hair & make
 那覇市金城2-3-9
 記事:「おまかせします」の一言で、新しい自分の魅力を引き出してくれる
 
■TESTA那覇店
 沖縄県那覇市牧志1-9-4
 http://testa.ti-da.net
 
■analogue(アナログ)
 那覇市松尾1-9-50 山田ビル1F
 記事:「帽子が似合わない人はいない」
 
■流求茶館
 那覇市牧志1-3-17
 http://ryukyuchakan.ti-da.net
 記事:自分で台湾茶を淹れられる本格茶館
 
■ピパーチキッチン
 那覇市西2-6-16
 http://piparchikitchen.ti-da.net
 記事:ピパーチキッチン 県産のハーブや野菜をふんだんに。毎日食べたい定食ずらり。
 
■chahat(チャハット)
 那覇市松尾2
 http://www.chahat27.com
 記事:インドの刺し子、ネパール製水牛革バッグ・・・『旅』を感じる雑貨店
 
■桜坂劇場
 那覇市牧志3-6-10(旧桜坂シネコン琉映)
 http://www.sakura-zaka.com
 
■カフェ実身美(さんみ)
 那覇市牧志2-17-44
 記事:おうちご飯よりヘルシーな外食をおいしく・お安く・ほっこりと
 http://sangmi.ti-da.net
 
■LEBOWSKI(リボウスキ)
 那覇市泊3-5-1
 http://www.lebowski.jp/index.html
 記事:街でも着られるアウトドアスタイル
 
 
■ci.cafu(チ・カフー)
 那覇市首里儀保町3-9 1- A
 記事:伝統を守りたいからこそ、独自のアレンジを加えた房指輪を
 http://www.cicafu.com
 
■イタリア食堂 ha-na
 那覇市松尾2-6-12
 http://hanaitaly.exblog.jp
 
■言事堂(ことことどう)
 那覇市若狭3-7-25
 http://www.books-cotocoto.com
 記事:展覧会も開く本屋。「美術」がもっと身近に。
 
■Lunasunchi(ルナサンチ)
 那覇市天久2-2-7 102号
 記事:タイでも継承者の少ないマッサージ法「ナーブタッチ」でからだの声を聞く
 http://www.lunasunchi.com
 
■miyagiya – bluespot
 那覇市松尾2-12-22
 記事:普段使いのやちむんにワクワクするTシャツ、カトラリーにインテリアも。日々変化するライフスタイル提案型エディトリアルショップ。
 http://magasin-miyagiya.com
 
■市場の古本屋 ウララ
 那覇市牧志3-3-1 
 記事:本は読まなくてもいい。それぞれの関わり方で。
 http://urarabooks.ti-da.net
 
■module(モジュール)
 那覇市旭町116-37沖縄県南部合同庁舎1F
 記事:「何でもいい」ではなく、自分の基準で選んでほしいから。
 http://www.module-okinawa.com
 
■GIBO CAFE
 那覇市首里儀保町1-37
 http://gibocafe.ti-da.net
 記事:なかゆくいに来る会社員、総菜を持ち帰る主婦、孫を率いておばあが通うデリカフェ

 
 

■浦添市

■[oHacorté]
浦添市港川2-17-1 ♯18
 http://chewichoak.ti-da.net
 記事:フルーツが主役、季節を感じるタルト

■ippe coppe(イッペコッペ)
 浦添市港川2-16-1
 http://ippecoppe.ti-da.net
 記事:okinawa bakery ippe coppe(イッペコッペ)シンプルだから飽きない。毎日食べたいリッチな食パン。
 
■Quatre(カトル)
 浦添市牧港1-53-8
 記事:飽きのこない、長く着られる服づくり
 http://quatre.ti-da.net
 http://www.quatre-okinawa.com
 
■沖縄セラードコーヒー
 浦添市港川2-15-5 27号
 記事:思わずがぶ飲み、コーヒーの旨味引き立つカフェラテ
 http://okinawaserado.ti-da.net
 
■rat & sheep(ラット&シープ)
 浦添市港川2丁目13-9
 記事:ソースに頼らないこだわりの洋食アレンジで、沖縄食材のおいしさを再確認。
 http://ratandsheep.ti-da.net
 

 
 

宜野湾市

■メキシコ (MEXICO)
沖縄県宜野湾市伊佐3-1-3 1F
 
■MIX life-style
 沖縄県宜野湾市新城2-39-8 
 http://www.mixlifestyle.com 
 記事:シンプルかつカジュアルな等身大マンション『a.suo』の住まい方 with MIX life-style
 
■cafe UNIZON
 宜野湾市新城2-39-8 MIX life-style 2F
 http://www.cafe-unizon.jp
 
■Coqu(コキュ)
 宜野湾市新城2-36-12
 http://coqu.ti-da.net
 記事:ロンドン、ポルトガル、イタリア 世界のあちこちから
 
■LEQUIO(レキオ)
 宜野湾市喜友名2-28-23
 http://lequiojapan.ti-da.net
 記事:LEQUIO(レキオ)どこか崩れてて未完成。シンプルだけど遊びもある、大人モードな沖縄ブランド
 
■TESTA宜野湾店
 沖縄県宜野湾市喜友名1-30-32-1階
 http://testa.ti-da.net
 
■HONOR’S STORE(オーナーズストア)
 http://honor.ti-da.net
 記事:定番だけどスペシャル。世代を超えて愛される「良いモノ」がそろう店。
 

北中城村

■ten
 北中城村島袋1497
 http://ten-o.net
 記事:日々のくらしを彩る、美しく楽しいシンプルなモノを
 
■Ploughmans Lunch Bakery(プラウマンズランチベーカリー)
 北中城村安谷屋927-2
 http://ploughmans.net
 記事:売り切れ必至のパンのこだわりは「こだわり過ぎないこと」
 
■KARMA ORGANICS
 沖縄県中頭郡北中城村安谷屋1468-4 2F
 http://www.livinglifemarketplace.com/karma/index.html 
 
■OMAR BOOKS(オマーブックス)
 北中城村島袋309 1F
 http://omar.exblog.jp
 記事:本で人生は生きやすくなる あなたにぴったりの1冊を処方します
 
■カフェスバコ.
 北中城村仲順 264-4 No.69
 http://subaco.ti-da.net
 記事:本格派、まちの洋食屋。目と舌と心に、美味しい料理を。

 
 

 
 

北谷町
■TELEFORGE(テレフォージ)
 北谷町字北前283
 http://heavytees.jp/blog
 記事:「おもろいもの」満載。質にもこだわった大人の遊び心が詰まったTシャツ屋
 
■FABRIC(ファブリック)
 北谷町港7−10
 記事:FABRIC(ファブリック)安心・安全、ヘンプ素材の心地よい服

■The Shanbio Yoga (シャンビオヨガ)
 北谷町宮城2-208-5F
 http://shanbioyoga.ti-da.net
 記事:すぐそばで波打つ海の音を聞きながら
 
■サン・スーシー
 北谷町北前1-17-9 2F
 記事:美容室ジプシーを卒業したいあなたに
 
■e.co room(エコルーム)
 北谷町字砂辺524-2 
 http://eco.room.sc
 記事:我慢じゃなく、楽しむローコスト

 
 

読谷村
■FROMO(フローモ)
 嘉手納町水釜476
 http://fromo.ti-da.net
 記事:沖縄の自然由来の石けんでエネルギーを
 
■bio cafe 清流舍
 読谷村古堅851
 http://seiryusha.com
 記事:心と身体に豊かな恵みをもたらす 沖縄マクロビオティック界の先駆者

 
 

 

2012 10月

in the wilds
 
NIGEL PEAKE・著 PRINCETON ARCHITECTUAL PLESS ¥1,904(参考価格)/OMAR BOOKS
 
― いつも見ているはずなのに ―
 
日に日に夜が長くなるのはうれしい。自然と本を手にする時間も増える。
夜更かしのお供に、今回は目に楽しいART BOOKをご紹介します。
 
最近「野生」という言葉に反応してしまう(ワイルドだぜぇ、が無意識に刷り込まれてたりして・・・)。この『IN THE WILDS』もまずはタイトルに惹かれて。
 
人気アーティストである彼のごく最近のドローイングをまとめた作品集。
本を開くと彼が田舎で滞在中に目にした風景(ランドスケープ)が広がっている。画家の目で切り取られた、点と線を多様に組み合わせた色とりどりの身近な自然(人工物も含めて)。
この地は家(建物)、山、地面、湖、といった要素から成り立っている、という言葉から
最初のページが始まる。
 
トラクターで均された畑の線。
積み上げられたがらくたの山。
網が破れ、壊れかけたたフェンス。
崩れた農家の建物と積み重なるレンガ
湖の水面のライン。
鳥の羽の集積。
 
in the wilds
 
in the wilds
 
in the wilds
 
全てが画家の材料(モチーフ)になっているのが面白い。
物の見え方がきっと違うのだろう。
庭の隅の廃材や積まれた丸太、鳥の巣まで構造から機能を分解して見せてくれたり、
空から見下ろしたような耕している途中の畑のランドスケープの美しさにはっとさせられる。
 
ミクロとマクロの世界が自由自在に展開されていて、とにかく飽きない。
見ているうちに少しずつその場所の風景が立ち上がってきて、それが面白くて
何度もページを捲った。また水彩の色がカラフルなのに自然を描いているからか目に優しい。
描いている本人が自然と戯れているようで、その楽しさが伝わってくる。
 
in the wilds

in the wilds
 
何を美しいと思うかは人それぞれ。
足元に落ちている松ぼっくり(この本でも出てきます)を上、下、横からよく見てみれば
その造形美に驚かされる。こんなにも形がきれいだなんて!
 
いつも見ているはずなのに見過ごしている何か。
それを改めて発見するきっかけを与えてくれるような一冊です。
 
(著者のブログも素敵です→http://nigel-peake.blogspot.jp
 

OMAR BOOKS 川端明美




OMAR BOOKS(オマーブックス)
北中城村島袋309 1F tel.098-933-2585
open:14:00~20:00/close:月
駐車場有り
blog:http://omar.exblog.jp
 

2012 10月


 
秋の訪れに晴れた空は高く澄み渡り、すがすがしい新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込むと体の中から元気になる気がします。
夏の暑さをしのいだ植物達もこころなしかほっとしているようにも見えます。
 
宜野湾市のMIX life-styleにてご好評いただいている『HADANAの秋の植木市』を開催いたします。
散歩がてらにかわいい植物たちに会いにきませんか。
 
オリーブ、ウエストリンギア、果樹などいろんなお庭の植物がならびます。
 
開催中はHADANAも店頭にてお待ちしております。
お庭のこと、植物のこと、お気軽にご相談くださいませ。
 

変更後開催日:11月10日(土)・11日(日)
時間:11:00~20:00
場所:MIX life-style 宜野湾市新城2-39-8
電話:098-896-1993
HP:http://hadana-g.com
ブログ:http://hadana.ti-da.net
 
 

 

2012 10月

原マスミ クリスマスのあくま
 
11月10日(土) 14:00~16:00
@市場の古本屋 ウララ 那覇市牧志3-3-1
open 11:00-19:00 
close 火
 
ミュージシャンとして活躍しながら、イラストレーターとしても人気の高い原マスミさん。
この秋発売された『クリスマスのあくま』は、文も絵も原さんによるものです。
 
市場の古本屋ウララで『クリスマスのあくま』をご購入のお客様に、サイン会の参加券をお渡しいたします。
皆様のお越しをお待ちしております。
 
『クリスマスのあくま』
文・絵 原マスミ 白泉社 10月2日発売 1365円(税込)
「悪いことをする」宿題を命じられた悪魔の子どもが、一生懸命やったこととは?
ユーモアあふれるお話と濃密な絵は、まさに原マスミワールド!
 
http://urarabooks.ti-da.net/e4082454.html
 

2012 10月


 
【趣旨】
沖縄県名護市辺野古(へのこ)の砂浜には米軍基地、キャンプ・シュワブと民間地域を隔てる境界線
のフェンスが建っている。この海に米軍の飛行場を建設すると日本政府が発表して15年になるが県民
の強い反対で建設には至っていない。そのフェンスが頑丈なものに建て替えられるという。2010年
12月、建て替え前のフェンスを見に行った。突然、パッ!とひらめいた。
「こんなきれいな海に飛行場を造るなんて、ばかじゃない。フェンスにFuck You !! 反対運動には参
加できないけど、自分で表現することはできるよ、という人にフェンスの前で表現してもらおう。年
齢も人種も関係なく、堂々と顔を出していいという人に出てもらおう!」
思い立ったが吉日。直ちに友人、知人に声を掛け、出てくれる人を募った。フェンスの建て替え工事
と重なってその過程も見れる撮影になった。「これはブラックジョークです。ハデにぶちかましてく
ださいね」と頼んだので、みなさん、本当にハデにぶちかましてくれました。(石川真生)
 

 
日程:2012年11月9日(金)~18日(日)
時間:11:00 – 21:00(入場無料)
場所:沖縄県中頭郡北谷町美浜9-20 アカラギャラリー
*なお、石川は11月27日~翌年1月6日まで 、沖縄県立博物館・美術館「アジアをつなぐー境界を生きる女たち1984-2012」展に「フィリピン人ダンサー」を出展致します。
 
 
【トークイベント&ミニライブ】
日時:11月11日(日)15:00~
入場料 500円
本シリーズ出演者が参加し、各自の表現について1分間のスピーチを述べます。また、作品に登場し
ているミュージシャンのマルチーズロックと越路姉妹(越路よう子)によるスペシャルミニライブを
開催致します。
 
【作品について】
2011年に発表した「日の丸を視る目」シリーズと同様、被写体として参加した出演者らと石川真生
によるコラボレーションともいえる待望の新シリーズ、34点を展示致します。ミュージシャンや
アーティストなど、海外からの参加者も含めた個性豊かな20代~50代の参加者が、それぞれの表
現を披露しています。地元沖縄での初公開を記念して、本展示会と同時に写真集の出版も予定してお
ります。
 
【石川真生プロフィール】
石川真生は1953年に沖縄県国頭郡大宜味村生まれ、現在は豊見城市を拠点に活動。1974年
に、ワークショップ写真学校「東松照明教室」で学び、その後、一貫して、沖縄と沖縄人に関わる
人々に焦点をあて写真を撮り続けている。また、写真家としてだけでなく、映像作品への出演や、執
筆、講演なども行っている。
 
これまで、東京、大阪、奈良、名古屋など、国内の主要都市で展示会を開催。2010年にスイスで
グループ展、ロンドンで個展を開催。2006年、ニューヨークのコーネル大学で個展、2009年
沖縄県立美術館でグループ展「アトミック・サンシャイン」、2008年東京国立現代美術館企画展
「沖縄・プリズム 1872-2008」、2005年アメリカ、ブラウン大学「沖縄ソウル」展、
2004年ニューヨークのP.S.1コンテンポラリーアートセンター(MoMA̶アメリカ近代美術館)
「永続する瞬間・沖縄と韓国、内なる光景」、横浜美術館「ノンセクト・ラディカル」、2003年
オーストリアのグラーツ市美術館のカメラ・オーストリア特別企画展などに参加。
2010年の英国ロンドンでの個展を皮切りに、テートモダンをはじめ大英博物館などヨーロッパや
アメリカの美術関係者に衝撃を与え、高い評価を受ける。その長年の実績により、日本を代表する写
真家として海外でも注目を集め、2011年に『FENCES, OKINAWA』でさがみはら賞を受賞。今
年2月には、東京・横浜において『港町エレジー』(1980年代撮影)や『日の丸視る目』(20
11年未来社出版)など、新旧作品による4展示会を同時に開催するなど、近年、さらに精力的な活
動を続けている。
今秋には、オーストリアのウィーン大学日本学科で開催される「復帰40年 沖縄国際学会」にゲス
トスピーカーとして招待が決定。沖縄からの視点を「写真」で表現し、海外へ向けダイレクトに発信
し続けており、今後のさらなる活躍に期待がかかる。
 
【主な著書】
「熱き日々 in キャンプハンセン!!」(あーまん企画、1982年)
「港町エレジー」(自費出版、1990年)
「仲田幸子一行物語」(自費出版、1991年)
「沖縄ソウル」(太田出版、2002年)
「ノンセクト・ラディカル 現代の写真 III」展示会カタログ(横浜美術館、2004年)
「LIFE IN PHILLY」(Gallery OUT of PLACE、ZEN FOTO Gallery、2010年)
「FENCES, OKINAWA」(未来社、2010年)
「日の丸を視る目」(未来社、2011年)
 
【作品収蔵先】
横浜美術館、沖縄県立美術館、名護市博物館、Zen Foto Gallery、Gallery OUT of PLACE
 
 

〒904-0115 沖縄県中頭郡北谷町美浜9-20(アカラ内)
TEL: 098 926 2764 / FAX: 098 989 4764
アカラギャラリー/石川真生写真事務所  担当 内間直子   
携帯: 080 3957 1656  Email: naoko.uchima@gmail.com 
アカラギャラリー http://www.bokunen.com/gallery.html
石川真生ウェブサイト(英語のみ) http://maoishikawa.com
 

2012 10月


 
新月の音入れセレモニー 予約定員30名(ご予約先、所在地は下記↓)
始まりの日、新月エネルギーの中での倍音浴で幻想的な一時を・・・
電話090-8357-7736(仲間)浦添市宮城3-6-1(宮城小学校向かい)
駐車場のスペースが限られています。乗り合わせてご来場ください。
 
会場:14日&18日オアシス喫茶.15日マファリカフェ.16日ペーニャあまんかい.
 
11月14日(水)
オアシス喫茶
19:00オープン 20:00スタート
料金:1500(ワンドリンク付き)
 
11月15日(木)
マファリカフェ
20:30オープン 21:00スタート 後半22:00スタート(入換え無し)
料金:2000(ワンドリンク付き)
電話098-894-4031 那覇市安里1-1-3 2F (牧志駅近く)
 
11月16日(金)
ペーニャあまんかい
19:00オープン 19:30スタート 後半20:00スタート(入換え無し)
料金:2000(ワンドリンク付き)
電話098-862-6055 那覇市前島1-5-7
 
11月18日(日)
オアシス喫茶
13:00オープン 14:00スタート
料金:2000(軽食&ワンドリンク付き)
オープニングコンサート 予約定員30名
電話090-8357-7736(仲間)浦添市宮城3-6-1(宮城小学校向かい)
駐車場のスペースが限られています。乗り合わせてご来場ください。
 
 
音旋響のご案内
 
叶さとみ
屋久島在住シンギングリン奏者、言霊アーティスト
屋久島の神々から数々の言霊を授かり表現を重ねる。「人は音、音は光、光は愛、」
シンギングリンは倍音豊富で暖かな金属音が特徴的。
通常の大小2つのセットを3セット、合計6つを用いて倍音がさらなる共鳴を呼ぶ演奏は圧倒。
 
コウサカワタル
指板と25本の弦に金属を用い、抜きん出た共鳴と倍音を誇るサロッド。
沖縄を拠点に世界各地のフェスティバルやイベントでの演奏を重ねる。
エレフェスト(ロンドン)。サンマルコ教会音楽堂(ミラノ)。
カーサ デ ルッチョ(フィレンツェ)。ミスヘッカー(ベルリン)
カメラジャパン(オランダ)。ディトゥアー(香港)。春天吶喊(台湾)等
 
シンギングリンの倍音豊かな通奏音!
サロッドの滑るような旋律!
共鳴が共鳴を呼び
ドローンの上昇気流に龍が舞う
 
*演奏会後は、希少な楽器を間近に観て、音楽家と交流できます